目が泳ぐ人の心理や改善方法を解説!相手にどう思われるの?
目が泳ぐのはその人の性格が原因なのでしょうか、それとも病気が原因でしょうか。目が泳ぐ人の心理や目が泳ぐことにより挙動不審に見られてしまうことの改善方法について徹底調査しました。あわせて目が泳ぐの類語や英語での表現もご紹介します。
目次
目が泳ぐ人について徹底調査!
目が泳ぐと言われましたか?それともあなたの周りに目が泳ぐ人がいるのでしょうか。今、「目が泳ぐ人」が気になるあなたのために目が泳ぐ人について徹底調査しました。目が泳ぐ人は一体どんな心理状態なのでしょうか。人が苦手だという性格が原因なのでしょうか?それとも病気が原因なのでしょうか。挙動不審の改善方法はあるのでしょうか。
そもそも「目が泳ぐ」の意味は?
そもそも「目が泳ぐ」ということは、瞳がいろいろな方向に揺れ動くことです。あっちを向いたと思ったら今度はそっちを向いて、視点が定まらずにうろうろとさまよわせているような状態です。物事に集中している人は視線も定まっているものですが、目が泳ぐ人というものは動揺が表情に現れてしまって落ち着いているとはほど遠くなっています。
目が泳ぐ人の心理6選!
見るからにあやしい目が泳ぐ人はどんなことを考えているのでしょうか。目が泳ぐ人の心理状態を探ってみましょう。
①嘘をついている
目が泳ぐ人は何か嘘をついている可能性が高いでしょう。話をしている相手に対してやましいことがあって視線を合わせることができません。嘘をついているという内心の動揺が表に出やすいタイプといえるでしょう。
②人と話すのが苦手
異性同性に関わらず人と話すことが苦手だという性格の人は目が泳ぐようなことをよくしてしまうでしょう。話をしている相手のことが苦手だということもあります。普通に会話をしようと頑張っても性格的に苦手意識が視線にあらわれてしまっているのです。
③隠し事をしている
話をしている相手に対してどうしても言えないあるいは言いたくない隠し事がある時、それを悟られないようにしているつもりで目が泳ぐこともあります。会話が上の空になり、視線がうろうろとさまよってしまい挙動不審となってしまうでしょう。
④考え事をしている
視線が合わないからといって嘘をついていたり隠し事があったりするとは限りません。考え事をしている時、その思考に集中するあまり目が泳ぐこともあります。やましいことやあやしいことを考えているとは限らないのでしばらくそっとしておきましょう。
⑤緊張している
人見知りをよくする性格の人が初めて会う人と話す時や、大勢の人の前で話さなければいけない時などに緊張を強いられ目が泳ぐこともあります。相手のどこを見たらいいのかわからないのです。
⑥相手が嫌い
話をしている相手が嫌いだったり苦手意識を持っていたりすると目が泳ぐことになるでしょう。相手が苦手で直視したくないという心理のあらわれです。相手が嫌いだからといって話をしないわけにもいかずコミュニケーションを試みるものの無理な気持ちを抑えきれず視線をそらしてしまうこともあるでしょう。その気持ちは相手に気取られているかもしれません。
目が泳ぐ人に相手はどう思う?4つ紹介!
目が泳ぐ人に対して、相手はどのように思っているのでしょうか。相手の心理をご紹介します。
①自分に心を開いてくれていない
話をしている相手の目が泳ぐのを目の当たりにすると、自分に心を開いてくれていないと感じます。見えない壁のようなものがあると思い少し残念な気持ちになるでしょう。そんなつもりはなくともそこまで汲み取ってはもらえません。
②挙動不審に見える
面と向かっているのに左右に目が泳ぐ人は心にやましいことがあるかのようで挙動不審に見えます。嘘をつかれているのか、信用されていないのかと不信感が高まり、あげく関わり合いにならないようにしようと避けられる恐れまであります。
③余裕がなさそう
落ち着きがなく目が泳ぐ人は自分のことでいっぱいいっぱいになって余裕がなさそうだという印象を与えます。もし何か頼みたいことがある人には「今はやめておこう」とためらう理由になり、せっかくのチャンスがふいになってしまうこともあるかもしれません。
④「大丈夫かな」と心配になる
選択を迫られることや強めの言葉で言われることなどの些細なことに動揺して右へ左へと目が泳ぐ人は、見ている方を「大丈夫かな」と心配な気持ちにさせます。ちゃんと話を聞いていないのではないかと疑われたり、不安定な状態にある人には大事な仕事は任せられないと判断されたりするなど不利になることもあるでしょう。
目が泳ぐのを改善する方法4つ!
目が泳ぐことによって不利益を被ることがあるのなら何としてでも改善したいところです。目が泳ぐのを改善する方法をご紹介します。
①自分に自信を持つ
目が泳ぐことを改善するためはにまず自分に自信を持つようにしましょう。相手と比べると自分がつまらない性格の人間であると思い込んでしまい目が泳ぐことがあります。けれど本当のところは自分も相手もそう変わるものではありません。自分を卑下することなく、自信を持って相手と向き合いましょう。
②リラックスする
例えば好きな相手を前にするとどうしても緊張して目が泳ぐことになってしまうかもしれません。そんな時は一旦心を落ち着けるためにも深呼吸をしてみましょう。変に意識しすぎることなく自然体を心がけると目が泳ぐこともなく普通に話せるようになります。
普段リラックスしている時に手にしているグッズがあれば、緊張しそうな時にそれを持っていると普段の状態を思い出しリラックスできることもあります。
③隠し事はしない
相手に対して隠し事があるとどうしても目が泳ぐことになってしまいがちです。何か失敗してしまって非常に言いにくいことがあったとしたら早めに言ってしまった方がいいでしょう。目が泳ぐことによってどうせすぐわかってしまうのですから。いっそのこと開き直って全てをさらけ出してしまいましょう。
④嘘はつかない
嘘をつくとてきめんに目が泳ぐ事態になってしまうので、嘘はつかないようにしましょう。「目は口ほどに物を言う」とのことわざにもあるとおり、目が泳ぐことによりあなたが嘘をついていることは言わずとも相手に伝わってしまうものです。
話す相手に対して誠実であるようにすれば挙動不審になって目が泳ぐことはないはずです。嘘をつくのはやめて正直を心がけましょう。
目が泳ぐ人は病気の可能性もある?
「目が泳ぐ」ということには極度の緊張状態から起こる生理的なものと違い、病気が引き起こす眼球振盪(眼振)もあります。一般的には先天性のものが多いですが後天性の場合もあります。
耳の病気や脳の病気、神経系の病気が原因となって眼振が起こる場合はそれらの原因となる病気を治療することにより治ります。緊張状態がなくなることにより目の揺れも収まる場合は病気ではありません。
目が泳ぐの類語2つ!
「目が泳ぐ」の類語にはどんなものがあるのでしょうか。「目が泳ぐ」の類語・よく似た言い回しをご紹介します。
①おどおどしている
「目が泳ぐ」の類語には「おどおどしている」というものがあります。動揺したり焦ったりという内心の心の動きが表情やしぐさにあらわれています。「おずおず」という言葉が変化したもので漢字で書くと「怖ず怖ず」となることからも怖がっていることがよくわかる類語です。「おろおろしている」「キョロキョロしている」という言葉も同じような意味合いです。
②焦りの色が見える
「焦りの色が見える」というのも「目が泳ぐ」の類語です。焦ったりいらいらしたりしているのが表情からも伺い知ることができます。その他の類語には「当惑の色を見せる」「視線がさまよう」などがあります。
目が泳ぐを英語で言うと?
「目が泳ぐ」を英語で言うと"Shifty eyes"になります。"His eyes were shifting."のように使います。緊張したり動揺したりする時の表現です。"To look about in worry"といった表現方法もあります。心配で周囲を見回すといった意味合いになります。
目が泳ぐ人は、時間をかけて直していこう!
人と話をすることが苦手な人は挙動不審になってしまう性格が目が泳ぐことの原因と思い落ち込んでしまうかもしれません。しかし改善方法を踏まえ自分と向き合い、性格が原因と諦めてしまわずに時間をかけてゆっくり直していきましょう。