2019年06月06日公開
2019年06月06日更新
徒歩の時間を自転車に換算する方法!徒歩1時間は自転車で何分?
徒歩1時間を自転車に換算したら、何分になるでしょう。1時間以上かかる場所は徒歩よりも自転車を使う人が多いと思います。こういった時に換算する方法を知っていたら便利です。さらに徒歩や自転車は健康維持やダイエットに最適な事についても触れていきます。
目次
徒歩の所要時間を自転車に換算する方法が知りたい!
自転車を普段よく使う人にとって、徒歩の時間を自転車では何分になるのかを換算できると便利です。通常、行きたい場所があると事前にルートや所要時間を検索します。最近では、地図アプリでルートや所要時間を簡単に検索できますが、途中で充電がなくなり慌てる事がある為、事前のリサーチは欠かせません。
徒歩の所要時間は分かるのに自転車の所要時間が分からない時や人に聞かれた時に自分で換算できたら困る事がありません。そんな普段悩まなそうな事でも知っていたら意外と便利な換算方法をご紹介します。
速度はどうやって求めるの?
速度は一般的に、一定時間における物体の変化量(移動量)と方向を示します。通常使うものは、方向は無視をして物体の変化量(移動量)だけに着目したスピードを意味しています。つまり、スピードは動いている物体が一定時間移動した距離を指します。移動した距離を移動に使った時間で割る事でスピードが求められます(速度=移動距離÷所要時間)。また、小学校の時に習った「はじきの式」に当てはめると、簡単に求める事ができます。
徒歩・自転車の平均スピード(速度)は?
徒歩の平均スピード(速度)とは
徒歩のスピードは体力や年齢、歩幅などにより異なります。よく不動産会社の広告で、徒歩30分などと記載してありますが、これは女性がハイヒールを履いて歩く事を前提に、1分間に80m進む事を基準としてます。これは1963年に不動産業界団体で決められた事案です。もし違反が発覚した場合、罰金が発生したり広告が出せなくなったりと処罰の対象となります。
自転車の平均スピード(速度)とは
自転車のスピードは徒歩と同じように体力や年齢、漕ぎ方で異なります。また自転車の種類によってもスピードが異なります。自転車の種類ではシティサイクル(ママチャリ)、クロスバイク、ロードバイクの順に速度が上がります。
•ママチャリの場合…時速15kmで分速250m(15km÷60分=250)
•クロスバイクの場合…時速21kmで分速350m(21km÷60分=350)
•ロードバイクの場合…時速25kmで分速410m(25km÷60分=410)
【種類別】自転車のスピード(速度)はどのくらい?
シティサイクル(ママチャリ)
ママチャリは安く買えて、前にかごが付いているタイプの自転車です。ママチャリは平面の道路を走る為に作られたもので、でこぼこ道を走るのは不向きです。ママチャリの平均速度は時速12〜18kmです。
クロスバイク
クロスバイクは前傾姿勢で一直線のハンドルです。おしゃれな人が乗っているイメージが強いです。ママチャリより少し速度が速めで時速18〜25kmです。
マウンテンバイク
山などのでこぼこ道に適した自転車で、クロスバイクより太めのタイヤが特徴です。さらに軽量化や衝撃吸収能力に優れています。時速はクロスバイクと同じで時速18〜25kmです。
ロードバイク
ロードバイクはツーリングやレースなどに使われるスポーツに適した自転車で、速度に優れています。タイヤが細くホイールが大きい事が特徴です。時速は20〜30kmです。
徒歩の時間を自転車に換算する方法!
徒歩20分は自転車に換算すると何分?
徒歩20分は1時間の1/3です。徒歩で1時間歩くと、分速80mなので時速4.8kmの距離が進めます。つまり、徒歩20分間で移動できる距離は時速1.6kmです。分速で表すと分速1,600mです。
スピードがあまり出ないママチャリは分速250mなので、自転車の所要時間は約6分(1600÷250)が求められます。また、ママチャリの速度は徒歩の約3倍の速さなので簡単に20分÷3でも求める事ができます。同様にクロスバイクとマウンテンバイクは分速350mで徒歩の約4倍の速さなので自転車の所要時間は約5分です。一番スピードの速いロードバイクは分速410mで徒歩の約5倍の速さなので自転車の所要時間は約4分です。
徒歩30分は自転車に換算すると何分?
徒歩30分は1時間の1/2です。つまり、徒歩30分間で移動できる距離は時速2.4kmです。分速で表すと分速2,400mです。
徒歩20分の時と同様の計算式で、徒歩30分を自転車に換算してみましょう。ママチャリでは2400÷250=約8分と求められます。同様にクロスバイクとマウンテンバイクは約6分、ロードバイクは約5分です。
徒歩40分は自転車に換算すると何分?
徒歩40分は1時間の2/3です。つまり、徒歩40分間で移動できる距離は時速3.2kmです。分速で表すと分速3,200mです。
徒歩40分を自転車に換算すると、ママチャリでは3200÷250=約13分、クロスバイクでは約9分、ロードバイクでは約8分と求められます。
徒歩50分は自転車に換算すると何分?
徒歩50分は1時間の5/6です。つまり、徒歩50分間で移動できる距離は時速4kmです。分速で表すと分速4,000mです。
徒歩50分を自転車に換算すると、ママチャリでは4000÷250=約16分、クロスバイクでは約11分、ロードバイクでは約9分と求められます。
徒歩1時間は自転車に換算すると何分?
徒歩1時間で移動できる距離は時速4.8kmです。分速で表すと分速4,800mです。
徒歩1時間を自転車に換算すると、ママチャリでは4800÷250=約19分、クロスバイクでは約13分、ロードバイクでは約11分と求められます。
徒歩2時間は自転車に換算すると何分?
徒歩2時間は1時間の2倍です。つまり、徒歩2時間で移動できる距離は時速9.6kmです。分速で表すと分速9,600mです。
徒歩2時間を自転車に換算すると、ママチャリでは9600÷250=約38分、クロスバイクでは約27分、ロードバイクでは約23分と求められます。
徒歩3時間は自転車に換算すると何分?
徒歩3時間は1時間の3倍です。普段運動していない人がこの距離を歩くとなると、足腰に影響が出ます。自転車や自動車、電車が望ましいですね。こういった長距離の換算する時、今までと同様に距離を調べて、所要時間で割るのは少し面倒です。また大きい数ほど間違いも生じます。そこで、徒歩時間を徒歩と自転車の比で割ると簡単に求められます。
1時間は60分なので3時間は180分です。ママチャリの場合、徒歩の3倍なので180÷3=60分、つまり約1時間かかります。同様にクロスバイクとロードバイクを計算します。クロスバイクは180÷4=45分、ロードバイクは180÷5=36分と求められます。
徒歩と自転車の消費カロリーの違いは?
徒歩の消費カロリー
徒歩の消費カロリーは体重や速度、時間によって異なりますが、大体1時間あたり消費カロリーは150~350kcalです。例えば、体重50kgの人が30分間、普通の速さで歩くとしたら消費カロリーは約80kcalです。速度を早めると同じ30分間でも消費カロリーが増え、約110kcalも消費します。さらに体重が重いほど消費カロリーは増えます。
自転車の消費カロリー
自転車も徒歩と同様に、体重や速度、時間によって消費カロリーは異なりますが、運動嫌いでも手軽にできるダイエット法として注目を浴びています。自転車の消費カロリーは、例えば体重50kgの人が30分自転車を漕ぐとします。時速10kmで120kcal、時速20kmで210kcal消費します。
自転車も徒歩も比較的力を使わず継続的に筋力を使う有酸素運動なので、20分以上は続けないと脂肪燃焼などダイエットの意味がありません。
徒歩(ウォーキング)と自転車はどっちがダイエット効果があるの?
ダイエットには徒歩(ウォーキング)がおすすめ!
ウォーキングはもともと健康促進や維持を目的としていましたが、年齢問わず無理なく続けられる事から、ダイエットにも効果があり日々の運動に取り入れる人も増えています。ウォーキングは有酸素運動になる為、20分以上歩く必要があります。しかし、ウォーキングは長距離を歩いて短期間でダイエットを成功させるものではなく、時間を決めて毎日歩き続けて初めてダイエット効果が出ます。
ウォーキングダイエットのメリットは、無理なく続けられる事と道具を必要としない為手軽に始められる事です。しかし、デメリットもあります。まず1つ目のデメリットは消費カロリーが自転車に比べて少ない事です。その為、ダイエット効果を実感するのに長い目で見る必要があります。短期間でダイエットをしようとしてる人にはデメリットになります。もう1つのデメリットは、朝は体がまだ起きていないので日中よりも筋肉が固まっています。こうした中で無理をしすぎると、筋肉が炎症を起こしかねません。必ず無理のない程度に行いましょう。夜型の人にとっては朝のウォーキング自体がデメリットに感じます。ストレスなく行う事がダイエットの成功のカギなので、自分に合った方法でウォーキングを続けましょう。
徒歩(ウォーキング)のダイエット効果とは?
ウォーキングのダイエット効果は、主に脂肪燃焼や血行促進、病気予防です。ダイエットのカギとなる血液の流れを良くする事で循環が良くなり、代謝が上がり脂肪が燃えて痩せやすい体質になります。さらに、むくみ改善や美肌効果なども期待できます。また、ウォーキングにはメンタルヘルスケアの効果があります。ウォーキングは全身の筋肉を使う運動法により、全身の血液の流れが良くなり、自律神経を整える事ができます。その為ストレス解消や集中力向上も期待できます。
自転車のダイエット効果とは?
自転車は脚全体を使って漕ぐ為下半身が鍛えられます。下半身には全身の70%の筋肉が集まっているため、脚を中心に鍛える事で全身の脂肪が燃焼しやすくなります。自転車のダイエットでは下半身を鍛える事で自然と筋肉量が増えて基礎代謝量が上がり、痩せやすい体質になるため全身を引き締めることができるのです。
また、自転車はウォーキングに比べて消費カロリーが高いです。例えば、体重50kgの人が30分間自転車を漕ぐと約150kcal消費します。ウォーキングと同様、自転車も有酸素運動なので20分以上漕ぐ事で脂肪が燃焼し始めます。少し息が切れるくらいの速さで漕ぐ事がおすすめです。
自転車ダイエットの注意点とは?
自転車ダイエットのメリットは手軽に始められ、全体的に引き締める事ができるので、脂肪が燃えにくい人にとっておすすめのダイエット法です。しかし、デメリットが2つ存在します。1つ目のデメリットは少しの負荷なら消費カロリーをアップする事ができるので短期集中の人にはおすすめできます。しかし、負荷をかけすぎると、無酸素運動になりカロリーが消費できずダイエット効果が薄れてしまいます。負荷をかけすぎないように注意してください。
もう1つのデメリットは、負荷をかけすぎて太ももに筋肉が付きすぎてしまう事です。女性ならスラリとした脚を目指したい人が多いので、自転車を漕ぎすぎた結果、かえってデメリットになる事もあります。自転車ダイエットは毎日無理なく続ける事が大事です。長い目で楽しく続けましょう。
徒歩の時間を自転車に換算する方法は簡単!
徒歩の所要時間を自転車に換算する方法を知っていたら、出発する時間も悩まなくて済みます。ちょうどいい時間に目的地に到着できます。さらに自転車の人に時間を聞かれても正確な時間を伝える事ができます。何より換算する方法がとても簡単なので、今後ぜひ日常に取り入れてみてください。