スティッチのモデルはゴキブリって本当？スティッチの日についても！

ディズニーキャラクターの中でも愛らしい見た目で人気のあるスティッチですが、そのモデルがゴキブリであるという噂があります。実際にスティッチのモデルはゴキブリ説を信じている人も多いようですが、本当にスティッチのモデルはゴキブリなのでしょうか？ここではスティッチの正体から日本との関わり、またスティッチと仲良しのピンクのキャラクターまで詳しくご紹介します。

『リロアンドスティッチ』は2003年に日本で公開されたディズニー映画です。ハワイを舞台にした、両親を亡くした少女リロとエイリアンのスティッチの出会いと成長の物語です。

可愛い外見をしたスティッチですが、その正体をあなたはご存じですか？実際に何の生物なのか、見た目だけでは実際の正体まではわかりませんよね。こちらではスティッチの正体や、特徴や性格を改めてチェックしていきましょう。

スティッチの正体は、悪の天才科学者であるジャンバ博士が作った「試作品626号」というエイリアンです。違法な遺伝子実験で生み出されたスティッチは、ジャンバ博士からは「試作品626号」と呼ばれていました。しかしリロから名前を付けてもらい、「スティッチ」と呼ばれるようになったのです。

スティッチは青い身体に大きな目と耳があり、ぬいぐるみのようなとても可愛らしい外見をしています。しかし遺伝子実験の影響で自分の体重の3000倍の重さの物を持ち上げることができ、コンピューター並みの知力があるのです。しかし地球語は片言でしか喋ることができないという、可愛いギャップもあります。

スティッチの性格は好奇心旺盛でイタズラ好きという、まるで子供のような性格です。地球に来てすぐの頃は破壊本能から誰も手が付けられないほどの暴れん坊でしたが、リロと過ごす内に穏やかな性格になっていきます。

ゴキブリといえば多くの人が苦手としている害虫ですが、そんなゴキブリが可愛いスティッチのモデルだという噂があります。実際にスティッチのモデルがゴキブリだという説を聞いたことがある人も多いかと思いますが、どうしてそんな噂が生まれたのでしょうか。

その噂が生まれたのはスティッチが実は6本足で、触覚も持っていることがゴキブリに似ていると思われたからだと言われています。普段は2本の足と触覚は隠し、4本足の犬のような姿をしているのです。このことから「スティッチのモデルはゴキブリ」という噂が流れています。

それではスティッチの本当のモデルは何なのでしょうか。ディズニーの公式番組の中で取り上げられていた情報によると、スティッチのモデルはコウモリだということです。その他にも犬やコアラからもインスピレーションを受け、スティッチのデザインができあがったということです。

スティッチのモデルがゴキブリではなくて本当に良かったですね。これからスティッチのモデルがゴキブリだと聞いたら、本当はゴキブリではなくコウモリであるとスティッチのためにも訂正してあげて下さい。

皆さんはスティッチの日があるのをご存じですか？実は6月26日を「スティッチの日」としてウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が制定し、日本記念日協会にも認定されています。なぜ6月26日かというと、スティッチが「試作品626号」として生まれたことが由来のようです。

毎年6月26日にはディズニーチャンネルでスティッチの映画やアニメが放送されたり、限定グッズが販売されたりしてスティッチの日がお祝いされています。

スティッチの初めての家族になるリロですが、当初の映画の脚本では映画の後半か、または映画には登場しない予定になっていたそうです。というのも、元々は森で一人で暮らしていたエイリアンが自分探しのために冒険に出るというストーリーの映画で、メインは「家族の絆」といよりも「スティッチの冒険」だったということです。

独特な片言の言葉を話すスティッチですが、どんな声優さんが演じているのでしょうか？日本語の吹き替えでスティッチを演じるのは、ドナルド役でもお馴染みの山寺宏一さんです。

そして英語版のスティッチの声を演じているのは映画『リロアンドスティッチ』の監督を務めるクリス・サンダース氏です。テストの際に監督が声を当てたところ周囲に好評で、そのままスティッチの声を演じることになったそうです。

日本では、ディズニーランドでスティッチが主役のアトラクションやイベントも開催され、アニメも作られたほどの人気がありますが、残念なことに海外ではあまり人気がないようです。海外ではスティッチの外見が可愛くないと評価されているようで、正体がエイリアンであるということや暴れん坊な性格も人気をつかめなかった一つの原因のようです。

映画『リロアンドスティッチ』の日本での大ヒットを受けて、2008年から2009年にかけてテレビアニメ『スティッチ！』が日本オリジナル作品として放送されました。そしてそのアニメの舞台はなんと沖縄です。ディズニー作品の舞台が日本になるのは珍しいことですが、アニメ『スティッチ！』の舞台はなぜ沖縄になったのでしょうか？

それはウォルト・ディズニー・ジャパンの元代表取締役ポール・キャンドランド氏が、沖縄に4年ほど居住していたことがきっかけだといわれています。沖縄に愛着があったポール・キャンドランド氏の、沖縄が舞台のディズニーアニメを作りたいという思いから、アニメ『スティッチ！』の舞台に沖縄が選ばれたようです。

元の映画の舞台も南国のハワイだったので、沖縄はアニメ『スティッチ！』にピッタリの舞台になったのですね。

人気者のスティッチに実際に会える場所といえばディズニーリゾートですね。スティッチがメインになっているアトラクションやショーをチェックして、スティッチに会いに行きましょう。

まずはディズニーランドでスティッチに会える場所を4カ所ご紹介します。可愛いスティッチに癒やされに行きましょう！

スティッチ・エンカウンターはシアタータイプのアトラクションで、宇宙交通管制センターにいるスティッチとゲストがお喋りを楽しめます。ユーモアたっぷりでイタズラ好きのスティッチと楽しい時間を過ごすことができますよ。

こちらもシアタータイプのアトラクションで、南国の鳥たちがミュージックショーを楽しむことができます。途中からスティッチがショーに乱入し、楽しいウクレレ演奏を披露してくれますよ。

トゥモローランドのスペース・マウンテンの近くを歩いていると、運が良ければスティッチがグリーディングをしているかもしれません。人気者のスティッチと直接触れあえる可能性がある貴重なチャンスです。

南国の雰囲気が楽しめるポリネシアンテラス・レストランでは、ランチタイムに「リロのルアウ&ファン」というショーを楽しむことができます。こちらのショーではリロがディズニーの仲間達を招いてルアウ(ハワイの言葉で”パーティー”)を開きます。途中でスティッチも乱入しテーブルにご挨拶に行ったり、フラダンス教室が始まったりと楽しいルアウが楽しめるようです。なお、こちらのショーを楽しむには事前に予約が必要なのでご注意下さい。

ディズニーシーではアラビアンコースト付近を歩いていると、運が良ければスティッチに出会えるようです。時間帯は13時~16時だと出会える確率が高くなります。アラビアンな衣装のスティッチに出会えるチャンスです。

スティッチのグッズの近くに、スティッチによく似たピンクのキャラクターがいることが多いと思います。このピンクのキャラクターは何だろう？と思う人もいるかと思いますので、こちらでご紹介したいと思います。

こちらのピンクのキャラクターの正体は「エンジェル」という名前のエイリアンです。スティッチと同じくジャンバ博士に作られており、試作品ナンバーは624号です。スティッチよりもエンジェルの方がお姉さんになりますね。スティッチはピンクの可愛いエンジェルに一目惚れしています。最初はスティッチに見向きもしないエンジェルでしたが、徐々に心を開いて今ではラブラブな様子を見ることができます。

可愛らしいスティッチのモデルがゴキブリだという噂で、スティッチのことが嫌いになってしまった人もいるかもしれませんがゴキブリ説は完全なデマです。イタズラ好きでお茶目なスティッチとピンクの可愛いエンジェルをこれからも応援してあげましょう！