はらドーナッツのカロリー＆糖質！ヘルシーだけどダイエットには不向き？

『はらドーナッツ』は「おいしく、安心して食べていただける」をコンセプトに防腐剤や保存料を一切使用せず作り続ける、懐かしい素朴な味わいのドーナッツです。『はらドーナッツ』の材料には栄養価の高い豆乳とおからが使用されていて豆乳には良質のタンパク質を含んでいるほか、イソフラボン・レシチン・サポニン・リノール酸などの有効成分が豊富に含まれています。また、おからにはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。つまり『はらドーナッツ』は安心な材料と低カロリー・低脂質・低糖質な豆乳やおからを使ったヘルシーなドーナッツなのです。

豆乳やおからがたっぷりと使われているメインメニューの『はらドーナッツ』は健康志向の方にもおすすめと言われていますが、カロリーはどのくらいなのでしょうか。『はらドーナッツ』のカロリーは公式には発表されていませんが、メインメニューの『はらドーナッツ』のカロリーは1個あたり184キロカロリーと言われています。一般的なドーナッツのカロリーは200キロカロリーを超えるとされているので、『はらドーナッツ』のカロリーは一般的なドーナッツのカロリーと比較するとやや低めのカロリーではないでしょうか。

『はらドーナッツ』のカロリーが普通のドーナッツとあまり変わらないのではと思う方のために補足すると、そもそもおからパウダーと小麦粉のカロリーはあまり変わらないということもあり、おからパウダーの方が少しだけ低カロリーです。100gあたりのカロリーはおからパウダーは350キロカロリーで、小麦粉のカロリーは367キロカロリーとなっています。

一般のドーナッツのカロリーと比較して低カロリーだということは分かりましたが、糖質や脂質にはどのような違いがあるのか紹介します。

おからが使用されているので一般的なドーナッツと比較すると低糖質ともいえるでしょう。小麦粉は100gあたりに対して70g前後の糖質を含みますが、おからパウダーは100gあたりに対して5.9g程度の糖質しかありません。一般的なドーナッツ1個分で糖質は20g～30gのようです。『はらドーナッツ』ではおからをたくさん使用していますが、おからと小麦粉の配分は正確には分かりませんので、糖質は一般的なドーナッツよりやや低めと考えておいた方が安心でしょう。

『はらドーナッツ』も他のドーナッツ同様に油で揚げる工程があるので、おから・小麦粉のどちらの材料だとしても脂質は高めとなるでしょう。少なくとも1個当たり10g前後となるようです。

低カロリーでヘルシーなドーナッツとして人気の『はらドーナッツ』ですが、低糖質の豆乳やおからを使用しているので、『はらドーナッツ』はカロリーが低くダイエットに向くと単純に考えるのはよくないようです。

『はらドーナッツ』は低脂質なため腹持ちがよくありません。食感がふわふわとしていて食べやすく、腹持ちがよくないためすぐに空腹を感じてしまうのでダイエット中でも間食が増えてしまいがちです。カロリーも他のドーナッツよりも低いので、ダイエットしていても安心だと思ってつい食べ過ぎてしまうことになるので注意しましょう。ダイエットとしてドーナッツを食べたいときはカロリーが高くても腹持ちのよいドーナッツを食べた方がよいでしょう。ダイエット中は腹持ちがよいか、悪いかもダイエット成功のカギとなります。

低カロリーなドーナッツだと思えば、他のドーナッツより多く食べても大丈夫だという意識が働いてしまいます。そのため罪悪感なく食べてしまうのでダイエットには向いていません。低カロリーといっても、これは他のドーナッツのカロリーと比較してのカロリーなので、腹持ちが悪いことも含めてダイエット中は摂取カロリーオーバーにもなりかねません。ただし、正確に食べる量や摂取カロリーを決めているなどダイエット中のカロリー管理ができる人は大丈夫でしょう。

低カロリーで栄養価が高いという理由で、安心してしまい『はらドーナッツ』を食べ過ぎるのは危険なので注意が必要です。『はらドーナッツ』には食物繊維が豊富に含まれていますが食物繊維は過剰摂取してしまうと便が固くなってしまう作用があり、便秘になる可能性があります。食物繊維は適度に摂取すると健康によいのですが、取り過ぎは逆効果になるので一般的なドーナッツよりも低カロリーでヘルシーだから安心だと思い込み『はらドーナッツ』を食べ過ぎないように気を付けましょう。

『はらドーナッツ』の値段はメニューにもよりますが1個120円～200円前後で販売されています。店舗限定で季節限定メニューや、はらドーナッツボールの量り売りもあります。

『はらドーナッツ』のメインメニューは、はらドーナッツ・サトウキビ・丹波黒豆きなこの3種類があります。はらドーナッツの値段は120円で、おからと豆乳をたっぷり使用したヘルシーなドーナッツで素朴な味わいを楽しめます。サトウキビの値段は130円で沖縄のサトウキビからとれた赤砂糖を使用し、ドーナッツに甘味がほしい方におすすめです。丹波黒豆きなこの値段は150円で大豆の王様、丹波産黒豆のきなこは味も絶品です。

『はらドーナッツ』のレギュラーメニューはチョコ・ホワイトチョコ・カカオホワイト・コウチャ・レモンティー・カフェモカ・ケシの実・特別栽培シナモンなどがあり、値段は各130円です。店舗や時間帯、日程により取り扱いがない場合があります。

『はらドーナッツ』のお野菜メニューは、ほうれん草・サツマイモ・にんじんなど旬の野菜を使っていて季節により変わり、値段は各150円です。お野菜メニューとは別に季節限定メニューも店舗により販売しています。季節限定メニューの値段は150円～200円前後で販売されているようです。

『はらドーナッツ』の店舗をエリア別にピックアップして紹介します。どの店舗もドーナッツが売り切れ次第終了となっています。

関西エリアのはらドーナッツ店は6店舗あります。三井アウトレットパーク内の三井アウトレットパーク大阪鶴見店はショッピングモール内にあるカフェ併設の店舗です。ショッピングモールにあるので、お買い物の合間に立ち寄りやすくカフェも47席揃っています。また、本店は神戸にあります。カフェスペースはありませんが、はらドーナッツファンは訪れてみるとよいでしょう。
 

関東エリアのはらドーナッツ店は11店舗あります。吉祥寺店は東京のお店の中でも人気のあるお店のひとつで日替わり商品も多数販売されており、豆乳ベースのドリンクメニューも揃っています。はらドーナッツ+ジューススタンド フレンテ明大前店はフルーツと野菜のカラフルなのれんが可愛い店舗です。
 

中部・東海エリアのはらドーナッツ店は2店舗あり、栄店の店内にはこだわりのアンティーク家具も置かれ、ドーナッツを選びながら落ち着いた雰囲気も楽しめます。お店の近くには公園がありますので、公園でのんびり頂くのもおすすめです。もう1店舗は刈谷ハイウェイオアシス店です。
 

中国エリアのはらドーナッツ店はカフェ併設の広島店と広島LECTの1階にある広島LECT店です。広島店は季節のフルーツを使用したドーナッツや日替わりドーナッツなど種類も豊富に取り揃えております。
 

九州・沖縄エリアのはらドーナッツ店は熊本店のみとなります。熊本店はカフェ併設のお店です。
 

ホットケーキミックスを使ったドーナッツレシピを紹介します。ホットケーキミックスには小麦粉やベーキングパウダーなどが既に配合されていますので用意する材料や手間がかからず、簡単にチャレンジできます。

• ホットケーキミックス　　200g
• 牛乳　　60cc
• 卵　　1個
• 砂糖　　大さじ1
• 溶かしバター　　20g
• 小麦粉・揚げ油　　適量を準備します。

1. 小麦粉・揚げ油以外の材料をボウルに入れて混ぜ合わせます。
2. 混ぜた生地をまな板の広げた小麦粉の上におき、更に小麦粉をまぶして綿棒で1cmほどの厚さにのばし、ドーナッツの型抜きで抜きます。
3. 180℃に熱した油でキツネ色になるまで揚げ、完成です。

カロリーを抑えるために揚げずに豆腐を使ってもっちり食感で腹持ちがよいドーナッツレシピです。こちらのレシピもホットケーキミックスを使用するため、簡単に作れます。

• ホットケーキミックス　　200g
• 豆腐　　150g
• 豆乳　　50㏄
• はちみつ　　大さじ1

1. 材料を全てボールに入れてよく混ぜます。
2. オーブンを180℃に予熱しておきます。
3. ドーナッツ型、もしくは絞り袋に入れてドーナッツ型に絞り、180℃のオーブンで焼きます。
4. お好みでチョコレートコーティングなどトッピングします。

豆乳を使って30分程度で『はらドーナッツ』に似たドーナッツを作れるレシピを紹介します。型も使わず工程も簡単です。

• 薄力粉　　300g
• 豆乳　　170cc
• べーキングパウダー　　小さじ2
• きび砂糖　　80g
• 溶かしバター　　大さじ2
• 揚げ油　　適量

1. 常温の豆乳・きび砂糖・溶かしバターをボウルに入れ砂糖が溶けるまでよく混ぜます。
2. 薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら1に加えてゴムベラよく混ぜていきます。
3. 生地に軽く打ち粉をし16等分し、丸めた生地の真ん中に穴を開けてドーナツ状に形を作ります。
4. 170℃の揚げ油でキツネ色になるまで揚げて完成です。

無添加で安心な材料で作っているはらドーナッツは低カロリーで体に優しいドーナッツですが、健康によいとされる栄養素も食べすぎると逆効果でもあるので、はらドーナッツに限らず同じものばかり食べすぎることには注意が必要です。