無言電話に効果的な対処法と対策！無言電話をする心理や目的とは？

携帯電話や固定電話にかかってくる無言電話や迷惑電話に困った経験はありませんか？何が目的なのかわからない無言電話や迷惑電話ですが、ちゃんと対策をすれば怖くはありません。無言電話への対処法や撃退法をしっかり覚えておきましょう。

なぜ無言電話をするのでしょうか。心理や目的を詳しく見ていきましょう。

いたずらが目的の無言電話の場合、ほとんどが暇つぶしや、いたずら心でかけてくる人です。適当な番号に電話をかけ、相手の反応を楽しむのが目的です。

非通知からの無言電話や、同じ番号からの無言電話は嫌がらせが目的の場合が多いです。実はあなたのことを知っていて、あなたに嫌がらせをするのが目的でかけてきている場合が多いです。

固定電話へ無言電話をかけ、その家の情報を知るのが目的の場合もあります。固定電話に出るのが女性だけなら、女性の一人暮らしだとわかってしまい、女性を狙った犯罪の危険性が出ます。また、老人の一人暮らしや、老夫婦だけの家庭には振り込み詐欺などの犯罪の危険性が出ます。

電話番号の持ち主の家の状況を把握するのが目的で、無言電話をかけてくる場合もあります。無言電話をかけ、固定電話にでなければ留守の時間帯だとわかりますね。その時間帯を狙って空き巣に入る事もできてしまいます。また、固定電話に子供が出る時間帯を知れば、子供しかいない時間帯を把握され、子供を狙った犯罪の心配がでてきます。

ストーカーからの嫌がらせの無言電話の場合もあります。ストーカーの無言電話の目的は、あなたを怯えさせることが目的です。無視することによって、ストーカー行為がエスカレートしてしまう場合があります。放置せずに対策することが必要となります。

無言電話は気味が悪いものです。かといって、放置しておくのもあまりよくありません。正しく対処する事が大事です。

非通知の無言電話には出ないようにしましょう。固定電話でも携帯電話でも、非通知での無言電話はいたずらが目的の場合が多いです。いたずら目的の無言電話には、何度か無視すれば諦める場合がほとんどです。

電話に出ても名前は言わないようにしましょう。今は名前と電話番号だけで、住所などの個人情報がすぐにわかってしまう時代です。犯罪や詐欺に巻き込まれないよう、電話に出るときは名乗らないように気をつけましょう。

常に留守番電話にしておき、聞き覚えのある声からかかってくる電話だけとるようにするのもいいでしょう。そうすることで、振込み詐欺などの被害も防ぐことができますね。

携帯電話にかかってくる無言電話には、アプリで対策をとりましょう。携帯電話なら無言電話や迷惑電話を対策するアプリがたくさんありますので、自分にあったアプリを使ってみてください。

固定電話にかかってくる無言電話や迷惑電話には、NTTに相談して対策をしましょう。NTTでは様々な無言電話や迷惑電話への対策方法を教えてくれます。ぜひ活用しましょう。

固定電話の場合、『136』というNTTのサービスを利用してみましょう。無言電話がかかってきたら、一度電話を切ります。そして受話器をとり、『136』をダイヤルし、続けて「1」をダイヤルしてください。そうすると音声で先ほどの相手の電話番号を教えてくれます。公衆電話や非通知設定の電話は教えてもらえませんが、通常の電話であれば、無言電話の相手の番号を知ることができます。

探偵事務所に相談するのもいいでしょう。無言電話や迷惑電話の相手を突き止めるのをお願いしてもいいですし、自分の状況にあったアドバイスをもらうこともできます。

無言電話がストーカーからだとわかっている場合は、警察に相談しましょう。警察に相談に行く際は、証拠を集めておくことが大事です。着信記録や、無言であっても通話の録音を証拠として残しておきます。無言電話だけでは警察は、ストーカーを逮捕できるわけではありません。しかし、今後何が起きるかわからない状況なので、早い段階から警察にストーカーの存在を相談しておくといいでしょう。

無言電話がかかってくると悩まされるものですが、犯罪にはなるのでしょうか。個人に対して何度も無言電話をかけ続けられ、精神的な問題が生じた場合に傷害罪が適用される事があります。また、さきほど述べたようにストーカーからの無言電話は、エスカレートして大きな犯罪に巻き込まれることもあります。たかが無言電話だと思わず、警察に相談に行きましょう。早めに警察に相談することで、解決する場合もあります。

無言電話が来なくなる方法を詳しくみていきましょう。しっかり対策して、無言電話を撃退したいですね。

固定電話の場合NTTのサービスで、ナンバー・リクエストという非通知拒否機能を利用しましょう。工事費や月額利用料が必要ですが、非通知の電話に対し番号を通知してかけなおしてくださいとアナウンスされるサービスです。

無言電話や迷惑電話がかかってくる相手の電話番号がわかっている場合には、迷惑電話おことわりサービスというNTTのサービスを利用しましょう。こちらも固定電話でのサービスとなります。迷惑電話の番号を登録すると、次回より同じ番号からの電話は着信拒否になるサービスです。こちらも工事費と月額料金が必要です。

非通知でかかってくる無言電話には固定電話も携帯電話も、電話機の非通知拒否機能を利用しましょう。また、相手の番号がわかっている場合には、その番号を着信拒否にするといいですね。

思い切って電話番号を変更するのもいい方法です。着信拒否をしても、相手が自分の番号を知っているのは少し気味が悪いですね。嫌な思いをするぐらいなら、電話番号を変更しましょう。この時、電話番号を変更したことを、親しい人だけに知らせるようにし、また無言電話がかかってこないように対策しておきます。

着信拒否などで無言電話がこないようにするのも一つの対策ですが、せっかくなので相手が二度とかけたくなくなるような対処をしましょう。いたずらにはいたずらで返すような撃退方法をご紹介します。

無言電話やをかけてくる相手を思い切りからかいましょう。「無言電話をかけてくるなんて、よっぽど暇なんですね」と言ってみたり突然大きな声で歌いだしたり相手を馬鹿にするような態度をとりましょう。ただし、この方法は相手が自分の個人情報を知らない場合にのみ有効です。自分のことを知っている相手だと逆恨みをかうリスクがあるので気をつけましょう。

無言電話の相手に、普段人に言えない愚痴や悪口をぶちまけてしまいましょう。相手は無言ですから、思い切りぐちぐち言って気持ちをスッキリさせてください。相手はこりごりして二度と無言電話をかけてこないでしょうから、無言電話の撃退とストレス発散で一石二鳥です。

無言電話に対し「どうされましたか？声が遠いようです。お名前をお聞かせください」などと敢えて事務的に対応してからかってみましょう。いたずら目的で無言電話をかけたのに、そんな対応をされたら二度とかけてはこないはずです。

相手が無言電話なら、こちらも無言で保留にして放置するのもいい方法です。無言電話は相手からかけてきた電話です。放置することで通話料金を少しでも多く払わせて撃退しましょう。

無言電話がかかってくると、少なからず不安を覚えますね。非通知だとなおさら不安を感じます。いたずら目的での無言電話には、先ほど紹介したような撃退法で対応してもいいですが、悪質なものには怯えずに冷静に対処しましょう。携帯電話や固定電話の番号自体を変えてしまうのが一番ですが、ストーカーの場合だと大きな犯罪に巻き込まれる可能性があります。警察に相談したり、しかるべき機関で対応してもらい、自分の身を守りましょう。