知らない番号から電話がかかってきた時の対処法！調べ方や拒否する方法も！

昼間・夜中関係なく、とにかくかけてくるような電話を一般に迷惑電話と言います。普通の人であれば遠慮しそうな場面で躊躇なくかけてくるような電話です。そのような迷惑電話の発信相手が真夜中の発信を避けるなどの一般常識を踏まえることは極めて稀です。

知らない電話の番号にも種類があります。あらかじめ知らない番号からかけてきた電話の種類がわかっていれば対処もしやすいというものです。かかってきた知らない番号からの電話の種類について紹介します。

日本の固定電話から発信された電話の先頭は市外局番です。そのため、知らない番号の先頭が市外局番ならば固定電話からの電話と言えます。

かかってきた知らない番号の先頭3桁が090の場合には発信元は携帯電話あるいはPHSです。ちなみに、090は最も初めに携帯電話に割り当てられた先頭3桁です。

080は090の次に割り当てられた携帯電話あるいはPHSの電話番号です。故に、知らない番号の先頭3桁が080の場合は090と同じで携帯電話あるいはPHSからの着信です。

070は090や080の電話番号の空きが少なくなり、追加された電話番号です。070は元はPHSの先頭番号として用いられていました。経過に伴い、2013年からは携帯電話の先頭3桁としても用いられるようになりました。それ故に、現在においては090や080同様、携帯電話あるいはPHSの電話番号として流通しています。

かかってきた知らない番号が050であるとき、発信相手はIP電話を使用しています。IP電話とはインターネット回線を介する種類の電話です。

前述の通り、電話の番号には種類があります。固定電話、090、080、070、050ごとに対応の仕方は異なってきます。けれども、全ての種類に共通する対処法が存在することも事実です。知らない番号からの電話の対処方法について紹介します。

時間帯を考慮せずに迷惑電話と決め付けて無視することは危険です。また、昼間と夜中とでは対応の仕方が異なります。昼間ならば購入した商品のアフターフォローなど単に登録していない番号からの問い合わせということも考えられます。夜中ならば誰かが倒れたなどの急を要する連絡の可能性があります。例えば、昼間にかかってきた電話も夜中にかかってきた電話もまずは発信主をイメージしてみるようにしましょう。

インターネットの普及した現代においては検索は非常に身近な対処法です。定番の検索ツールなどを用いて電話番号を検索してみればデータが登録されていれば出てきます。更には、被害報告などを確認できることもあります。インターネットでの検索が面倒な場合はアプリを活用するなど電話番号を調べる習慣を癖付けましょう。

夜中の迷惑電話などどうしても一人で対処しなくてはならないことはあるでしょう。それでも、日中のまだ明るい時間帯にかかってきた迷惑電話などに対処が可能な方法です。友人ではなくても、一人では判断の難しい折り返しの電話には相談が効果的です。

対処を先送りにするくらいならば思い切って出てみるのも手です。頻繁にかけ直してくる場合には重要な要件があると考えられなくもないからです。ただ、080から始まる有名な迷惑電話の可能性もあります。十分に考えてから行動しましょう。

インターネットを用い、電話番号を調べる調べ方を紹介します。アナログ派の方も知っておくと役立つ手軽な調べ方です。

インターネットの検索窓に電話番号を入力するシンプルな方法です。とにかく試してみて欲しい調べ方です。

電話番号検索は電話番号に特化した検索サイトです。そのため、知らない番号からの着信の発信相手を調べるときに有効です。電話番号で知らない番号の発信相手を調べる方法は基本的に検索窓に電話番号を入力します。調べるときは誤った電話番号を入力しないように気を付けると良いでしょう。

アプリのダウンロードが可能でバージョンが対応している方におすすめの調べ方です。電話番号を調べるためのアプリは言うまでもなく電話番号の検索に特化しています。そのため、サクッと調べることができて大変に便利です。

例えば、夜中に頻繁にかかってくる迷惑な電話を拒否しておきたいとします。そのようなときに役立つ方法が着信拒否です。着信拒否とは着信を拒否する方法です。真夜中など絶対にかけてきてほしくない時間にかかってくる電話番号などを拒否することができ、便利です。

ドコモのサービス・機能の1つに『迷惑電話ストップサービス』があります。申し込みは不要で料金のかからないサービスです。設定の方法はガイドブックを閲覧しながら行うとスムーズです。ガイドブックは公式ホームページの『迷惑電話ストップサービス』の操作・設定方法から一括ダウンロードが可能です。また、着信拒否の設定はドコモのマイページ、「My docomo」からも行えます。

『au one net』利用者はクイックアクセスパネルから着信拒否の設定が行えます。ちなみに、着信の拒否だけではなくてブラックリストを作成して編集することも可能です。

ソフトバンクの機種別の着信拒否の設定はケータイ製品別サポート一覧から確認できます。ただし、着信拒否の設定の備わっていない機種も存在することは念頭に置いておきましょう。

iPhoneの着信拒否の方法は通信業者ごとに異なります。そのため、通信業者の公式ページのよくある質問などを閲覧してみることをおすすめします。

アプリを使って着信を拒否する方法もあります。設定の方法はアプリによって異なります。自分に合わないアプリがないとも言い切れません。ぜひ使い方の分かりやすいアプリを探してみましょう。

知らない番号からの電話の発信相手を調べることのできるアプリを紹介します。携帯電話を活用している方ならばぜひ入れておきたいアプリです。

『電話帳ナビ』は迷惑電話の検出やブロックの行えるアプリです。人工知能を搭載した着信拒否機能にも定評のあるアプリです。着信時にはアプリ内の電話番号データベースが危険度を判断します。また、知らない番号だけではなくて過去に履歴のある電話番号の判別も行います。知らない番号からの着信時にも通常の着信時にも使う人に安心感を与えてくれるアプリです。

『『Whoscall（だれ電）』は識別に優れています。知らない番号からかかってきた電話の発信相手を突き止めます。そのため、知らない番号からの電話を調べたいときにとても重宝します。知らない番号からの電話に出なくても発信相手のわかる非常に便利なアプリです。

かかってきた知らない番号の先頭3桁が080の場合は少しばかり独特です。090や070あるいは固定電話とは異なるいくつかの特徴が見受けられます。そこで、番外編としてかかってきた番号の先頭3桁が080の場合についてさらに詳しく紹介します。

先頭3桁が080の通信業者はNTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、沖縄セルラー電話などです。ただ、現代ではMNPも一般的です。MNPとは電話番号を残したままで他の通信業者へと乗り換える携帯電話番号ポータビリティを意味します。先頭3桁の080を残したままでMNPを利用されてしまうとキャリアを特定することが難しくなります。

080から始まる迷惑電話の例としては架空請求の詐欺、出会系の勧誘、「Apple ID」のSNS認証、自動音声による振り込め詐欺、ケーキ屋を対象とした振り込め詐欺などが挙げられます。注意しましょう。

知らない番号からの電話にはケース・バイ・ケースが効果的です。状況にふさわしい対応で乗り切りましょう。