胸囲の正しい測り方!男女別の平均サイズ・大きくするトレーニングも!
あなたは自分の胸囲、正しい測り方をご存知ですか?ここでは胸囲の測り方、胸囲の平均を男性・女性それぞれご紹介します。一体胸囲の平均はどれくらいでしょうか。胸囲の平均については、男性は鍛えたり、スーツを買う際に、女性はバストアップなどの参考にしてください。
目次
自分の胸囲のサイズを正確に答えられますか?
あなたは自分の胸囲のサイズをすぐに答えられますか?また、胸囲の平均値はご存知でしょうか。男性も女性も多くの人が分からないと答えるのではないでしょうか。女性もブラジャーのカップ数はわかっていても、胸囲までわかっている人は少ないのではないかと思います。
しかし、男性でも女性でも胸囲を知っていると通販で服を買う時だけではなく、ダイエットや筋トレの目標値を設置する場合にも役立ちます。ぜひ自分の正しい胸囲や胸囲の平均値を知っておきましょう。
そもそも胸囲とは?
胸囲とは胸の周囲のことです。胸囲には「バスト」や「チェスト」という同じような意味の言葉が存在します。一体何が違うのでしょうか。
バストとは違うの?
「胸囲」は胸の周囲の長さを表す言葉で、男女共に違和感なく使うことができます。しかしながら、実は「バスト」は女性のみ、「チェスト」は男性の身にしか使えないという違いがあります。2つの違いをしっかり把握しておくと、通算サイトのサイズも見やすくなりますね。
胸囲の平均サイズを男女別に紹介!
胸囲のサイズを気にするのは女性だけだという固定観念を持っている人もいるでしょう。しかしながら、実は男性も筋トレをする上で胸囲のサイズを気にする人は意外と多いと言われています。
では、男女の胸囲の平均サイズはどれくらいなのでしょうか。男女別・年代別に紹介していきます。まずは男性の年代別の平均サイズをご覧ください。
年齢(歳) | 平均サイズ(cm) |
20~24 | 86.8 |
25~29 | 90.6 |
30~34 | 93.5 |
35~39 | 94.1 |
40~44 | 95.1 |
45~49 | 95.2 |
50~54 | 94.8 |
55~59 | 93.6 |
続いて女性の平均サイズについてです。女性の平均はどれくらいでしょうか。女性は下着を購入する際にお店で測る機会も多いですが、なかなか平均的なサイズは分かりませんよね。ここでの胸囲とはバストトップのサイズのことを言います。下着のサイズはトップとアンダーの差で決まるので一概に平均値を確認すれば良いというものではありませんが、一つの目安として参考にしてください。
年齢(歳) | 平均サイズ(cm) |
20~24 | 81.5 |
25~29 | 81.7 |
30~34 | 81.4 |
35~39 | 83.2 |
40~44 | 84.5 |
45~49 | 84.1 |
50~54 | 85.9 |
55~59 | 86.2 |
男性の胸囲の測り方を4ステップで紹介!
自分の年齢の平均サイズが分かったところで、実際の自分のサイズがどれぐらいなのか測ってみましょう。男性、女性とそれぞれ詳しく書いております。それではまずは男性の胸囲の測り方から見ていきましょう。
STEP1. 上半身裸になる
まずは、上半身裸になりましょう。薄い素材のものならインナーシャツを着ていても問題ありませんが、正確なサイズが知りたい場合は裸になるのがおすすめです。
STEP2. 姿勢を正す
次の背筋をしっかり伸ばします。猫背になっていたり反り腰になっていると胸囲のサイズも変わってしまいますので、正しい姿勢を意識しましょう。
STEP3. 脇の付け根あたりにメジャーを回す
胸囲を測る際には、脇の付け根あたりにメジャーを回します。自分のバストトップの上をメジャーが通るようなイメージでしっかり場所を固定しましょう。
STEP4. 腕を下す
最後に腕を下ろしてサイズを計測します。この際、メジャーがたるんでいたりすると当然ながら正しい数値は分からないので、特に背中側に注意しながら測ってみてください。
女性の胸囲の測り方を4ステップで紹介!
女性の胸囲の測り方は男性とは少し違います。女性の場合の測り方も紹介していきますので、お店で測らずに自分で測りたいという人はしっかりチェックしておきましょう。
STEP1. 鏡の前に横向きに立つ
まずは鏡の前で横向きに立ちます。女性も男性同様に、服は着ないで測ることが望ましいと言われています。どうしても着衣の状態で測りたい場合は、スポーツブラやパッドの入っていないノンワイヤーのブラジャーなどサイズに影響がないものを着用しましょう。
STEP2. 90度腰を曲げる
次に腰を90度曲げます。立ったまま胸囲を測ると重力で胸が下がってしまって実際のサイズよりも小さいカップになってしまうからです。
STEP3. バストトップに水平にメジャーを回す
測るときは背中からメジャーを回します。そして、バストトップまでメジャーを回して測ります。この時、男性同様にメジャーが綺麗に巻けているか、水平になっているか、ねじれていないかなどを鏡を使いながらチェックしましょう。
STEP4. 体を起こしてアンダーバストを測る
アンダーバストは立ったまま測ります。背筋を伸ばして足を閉じて立ちます。バストのふくらみが終わる部分に背中からメジャーを回して測ります。この時も鏡の前で横向きになり、メジャーが水平になっていることを確認してください。
胸囲を測るメジャーがない場合は?
胸囲を測るメジャーが家にない場合もあるでしょう。その場合、わざわざお店に行ったりメジャーを買わなくても代用品を使って胸囲を測れますので、その方法を紹介します。
まずは定規と麻ひもやリボンなど体に巻けるものを用意しましょう。その麻ひもやリボンを先ほど紹介したメジャーを使った方法と同じように体に巻き、印をつけます。その印が付いている部分までを定規で測ることで、簡単に自分の胸囲を計測することができます。いつでも試せるので、ぜひ試してみてくださいね。
胸囲など体のサイズを測る際の注意点は4つ!
ここでは男性・女性ともに、胸囲だけではなく、体のサイズを測る際の基本的な注意点をご紹介します。
食後は避ける
食べ物を食べると胃が膨らむことから、胸囲のサイズにも誤差が出る場合があります。サイズに誤差が生じやすいですので、なるべく食後は避けるようにしましょう。
また、女性の場合は生理によっても変化します。特に生理前や生理中は胸が張る人も多いので実際の胸囲よりも大きく出てしまうことがあるでしょう。1カップ単位で変わる人もいるので、普段のサイズの下着を買いたい場合は生理期間中は避けるようにした方が無難です。
自然に立つ
計測の際には、少しでも良い数値を出そうと大きく見えるように立ってしまいがちですが、当然ながらそれでは正しい数値は分かりません。自然に立ち、しっかり背筋を伸ばしましょう。
息を吐いた時の数値を見る
胸と肺は近いため呼吸次第で数値が変わります。息を止めたりなどの行為は誤差が出てしまいます。できるだけ「普通」の自然な呼吸で胸囲を測るようにしましょう。
メジャーを締めすぎない
メジャーを使う際には、ギュッと締めすぎないようにしましょう。胸囲が実際よりも数cm小さくなってしまいます。下着屋さんなどで人に測ってもらうと、その人によってメジャーの測り方や締め付け方が違います。自分で正しく測ることができれば、いつも同じ条件で胸囲を測ることができますね。誤差もほとんどなくなるでしょう。
胸囲を大きくするトレーニング方法を4つ紹介!
この記事を読んでくださっている方の中には、「胸囲を鍛えたい!」という男性や「バストアップしたい!」という女性もいらっしゃると思います。そういった方たちが実践できるトレーニングを4つ紹介していきます。できそうなものから試してみてください。
1. プッシュアップ
プッシュアップとは、いわゆる「腕立て伏せ」です。腕立て伏せというと腕のトレーニング方法だと勘違いしている人も多いですが、実は胸囲に影響がある大胸筋を鍛えることができるトレーニングです。
大胸筋・上腕二頭筋・腹筋群を鍛えたい方は、プッシュアップを試してみましょう。バストアップや二の腕の引き締めといった効果が期待できます。
手を肩幅よりも少し広めについて手を伸ばし、足も伸ばしてつま先と腕だけで身体を支えましょう。肘を曲げて胸を床に近づけ、肘を伸ばして体を持ち上げる動作で1回です。これを1日10回×3セットを目安に行ってみてください。ただし、息を止めたり背中を反らす(おしりを上げる)、下を向く動作は効果が薄くなるので注意が必要です。
2. ダンベルプレス
家にダンベルがある人はダンベルを使ったトレーニングもおすすめです。大胸筋が鍛えられるので、胸板が厚くなったりバストアップが期待できるだけではなく、基礎代謝もアップします。
両手にダンベルを持って仰向けに寝っ転がり、肩甲骨を寄せて胸を張り、肩幅に両手を開いて胸の上に腕を伸ばしましょう。息を吸いながら肘をゆっくり曲げ、ダンベルを下ろします。その後、息を吐きながら再び最初の位置までダンベルを持ち上げて1回です。こちらも1日10回×3セットを目安に行いましょう。ただし重すぎるダンベルを使うと体を痛める恐れがあるので注意してください。
3. 合掌のポーズ
プッシュアップやダンベルは負荷が高すぎるという方には合掌のポーズがおすすめです。大胸筋を鍛えることで、バストアップ効果や胸の形の維持が期待できます。どこでも気軽にできるので、女性だけではなく男性にもおすすめのトレーニング方法ですよ。
姿勢を正して、胸の前で手を合わせましょう。息を吐きながら10~15秒ほど手のひらを押し合うだけで1回です。1日10回×3セットやることで効果が出ると言われています。ちょっとした待ち時間などにもできるので、日常的に行えるのも嬉しいですね。
4. 膝立ちプッシュアップ
一般的な腕立て伏せは普段から運動していない人には辛い場合もあるでしょう。その場合は膝立ちプッシュアップがおすすめです。効果は少し薄くなりますが、プッシュアップと同様に大胸筋・上腕二頭筋・腹筋群が鍛えられて、バストアップや二の腕の引き締め効果が期待できます。
やり方はプッシュアップと同じ姿勢ですが、膝をついて行うことで負荷が軽減されます。プッシュアップが負担になってしまうという人は、まず膝立ちプッシュアップで体を慣らしてから徐々にプッシュアップに挑戦するのも良いのではないでしょうか。
胸囲を大きくするのに役立つ食べ物は?
効率良く胸囲を大きくするためには、トレーニングだけではなく食生活にも気を配ることが重要です。最後に胸囲を大きくしたい人におすすめの食べ物を紹介しますので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてくださいね。
良質なタンパク質
タンパク質は筋肉や血、骨を作ります。女性ホルモンの分泌を促す作用があるので男性だけではなく、女性にもオススメです。特に、植物性のタンパク質が効果的だと言われていますが、動物性・植物性のどちらもバランス良く摂ることが大切です。
ささみ・豚ひれ肉・ささみ・豚ひれ肉、マグロ刺身・さんま・紅鮭などを食べると良いでしょう。また、胸囲などの筋トレだけではなくアンチエイジング効果もあると言われているので積極的に食べたい食材ですね。
大豆製品
大豆製品には大豆イソフラボンが含まれています。この大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをし、バストの形成を促す成分です。
豆乳・納豆・豆腐・きなこ・もやしなどに多く含まれているので、積極的に食べていきましょう。また、髪の毛を豊かにしたり肌の調子を良くする効果も期待できます。男性もたくさん食べたいところですが、食べ過ぎないように1日50~60mgの摂取量を目安にするようにしましょう。
胸囲を正しく測ってスタイルアップに役立てよう!
男性も女性も胸囲の正しい測り方を覚えていつでも同じ条件で測れるようにしましょう。そうすることで、平均サイズとの比較も簡単になりますよ。また、トレーニング方法を覚えて、食べ物も意識しながら鍛え上げられた胸囲の男性、バストのきれいな女性など自分の理想のボディを手に入れてくださいね。