大人が寝返りしない原因や改善方法!腰痛や肩こりを引き起こすの?

大人になると寝返りしない人が多くなる傾向があります。寝返りしないと腰痛や肩こりの原因になったり、様々な身体の不調にもつながってしまいます。今回は寝返りしない原因や改善方法について詳しくまとめました。簡単に寝返りの回数を増やす方法もご紹介しましょう!

大人が寝返りしない原因や改善方法!腰痛や肩こりを引き起こすの?のイメージ

目次

  1. 1寝返りはした方がいいの?寝返りの持つ役割を紹介!
  2. 2寝返りしないことで生じるデメリット6選!
  3. 3寝返りしないのはなぜ?考えられる5つの原因!
  4. 4寝返りしない原因の改善方法を紹介!寝返りしやすい寝具の選び方は?
  5. 5TVで紹介された寝返りしない原因の改善方法!簡単に寝返りの回数が増やせる?
  6. 6【番外編】赤ちゃんが寝返りしない原因や理由、改善方法は?
  7. 7寝返りが快眠の秘訣!マットレスや枕を変えて寝返りしやすい環境を作ろう!

寝返りはした方がいいの?寝返りの持つ役割を紹介!

朝起きたら肩や首が痛い。腰痛に悩まされている。そんな人は寝返りしないことが原因かもしれません。特に大人になってからは寝返りしない人が増える傾向があります。この記事では寝返りしない原因や改善方法などについて詳しく解説していきます。

そもそも人はなぜ寝返りをするのでしょうか?寝返りには必要なものと、不要なものがあります。まずはこのあたりからお話ししていきましょう。

子供

寝返りの役割

寝姿勢になると、人の身体には部分的な圧が加わります。同じ姿勢で寝つづけると、圧のかかりやすい肩や腰への負担となります。寝返りにはこの圧力による身体への負担をやわらげる役割があるのです。快眠のためには必要不可欠と言えるでしょう。

女性

必要な寝返りと不要な寝返りの違い

寝返りは良質な睡眠に欠かせないものですが、中にはかえって眠りの妨げになる不要な寝返りというのもあります。たとえば旅先で枕やマットレスが合わず、肩や腰に負担を感じて何度も寝返りをしてしまったことはありませんか?これは身体が部分的な痛みから逃れるために反応しているためで、不要な寝返りと言えるでしょう。

ベッド

寝返りしないことで生じるデメリット6選!

不要な寝返りは睡眠の妨げになりますが、寝返りしないことにもデメリットはあります。寝返りには睡眠中に必要な役割があるためです。どのようなデメリットが生じるのか、具体的に見ていきましょう。

ベッド

腰痛の原因になる

寝返りをしないデメリットには、まず腰痛の原因になることが挙げられます。朝の起床時に腰痛を感じることはありませんか?実際、腰痛に悩まされる人は、特に朝の時間帯が多いという統計も出されているくらいです。これは十分に寝返りをしないことによって、寝ている間に腰に負担がかかりつづけたことが原因と考えられます。また、身体に部分的にかかる圧力は血行不良の原因にもなり、筋肉が酸欠状態になった結果、腰痛につながる場合もあるのです。

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身体や肩がこりやすくなる

身体や肩がこりやすくなるのも、寝返りしないことのデメリットです。これも腰痛と同じで、寝返りしないことで筋肉が圧迫されて血流が悪くなり、身体や肩がこってしまうのです。また、寝返りは起きている時に生じた筋肉のこりをほぐす役割もあります。これがスムーズに行われないと、身体や肩のこりがなかなか解消されないという悪循環になるでしょう。

男性

起きた時に疲れが残りやすい

寝返りしないことで体液の流れが停滞すると、身体や肩がこるだけでなく、十分な疲労回復もできないというデメリットがあります。血液には身体のすみずみまで栄養や酸素を運ぶという役割があります。また、リンパ液にも老廃物を回収するという役割があるのですが、寝返りをしないとこうした体液の流れが滞ってしまいます。結果、起きた時に疲れが残りやすくなるのです。

特に大人は起きている時でさえ、デスクワークなどで同じ姿勢を保ちつづける人もいます。寝返りをしないようなら、寝ている時にも同じ体勢のままでいるということになり、身体が休まることがないでしょう。

女性
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蒸れが生じやすい

寝返りをしないで同じ寝姿勢でいるということは、身体の同じ部分が寝具と接触しつづけているということです。つまり、蒸れが生じやすいというデメリットにもなります。熟睡するためには体温を低下させる必要がありますが、寝返りしないと熱を逃すことができません。なかなか快眠とはいかなくなるでしょう。寝返りには布団の間に適度な空気を入れ込む役割もあるのです。

ベッド

身体が歪んでしまう

うつ伏せでないと眠れない、横向きでないと眠れないという人がいます。そういう寝姿勢のパターンが決まっている人には、寝返りしない傾向が見られます。一定の向きで骨に圧力が加わりつづけると、身体の歪みにもつながるというデメリットがあります。身体の歪みは肩こりや腰痛の原因になったり、疲労感を蓄積させることにもなりかねません。また、冷え性や便秘など様々な身体の不調につながります。大人に見られがちなこれらの身体の不調は、寝返りしないことが原因かもしれません。寝返りしないことのデメリットのひとつと言えるでしょう。

女性

睡眠の質が悪くなる

大人になってからぐっすり眠れなくなったと感じる人は、もしかしたら寝返りしないことが原因かもしれません。寝返りしないと睡眠の質が悪くなるというデメリットもあるのです。

寝返りにはタイミングがあります。何度か身体の向きを変えたかと思うと、しばらくジッとして、そしてまた身体を動かしてということを繰り返します。寝返りには浅い眠りと深い眠りを切り替え、睡眠サイクルを整えるという役割もあるのです。寝返りをしないと、この睡眠サイクルを整えるスイッチが入らず、眠りの質が悪くなってしまうでしょう。

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寝返りしないのはなぜ?考えられる5つの原因!

子供はコロコロと寝返りをして熟睡します。しかし、大人になると寝返りをしない人が増えます。寝返りをしないことには様々なデメリットがありますが、ではなぜ大人はあまり寝返りしないのでしょうか?具体的な理由を見ていきましょう。

女性

枕が合っていない

まず原因として考えられるのが、枕が合っていないということです。頭の大きさに対して枕のサイズが小さすぎると、寝ている時に頭が枕から落ちてしまい、役割を果たしてくれません。または枕が低すぎたり高すぎたりしても、寝返りしないことにつながります。枕によって肩に負担がかかると、寝起きに身体のこりや疲れを感じる原因になります。枕を変えることで驚くほど熟睡できるようになる場合もあるため、枕の役割は大きいと言えるでしょう。

枕

マットレスが合っていない

マットレスにも良質な睡眠のために大切な役割があります。マットレスのサイズは身体の大きさに合っていますか?マットレスが小さすぎるようなら、マットレスから落ちることを避けるために、無意識のうちに寝返りをしないのかもしれません。

また、マットレスが柔らかすぎたりくたびれていると身体が沈み込んでしまい、これも寝返りをしない原因となってしまいます。特に腰が沈むことで腰痛も起こしやすくなります。

ベッド

隣で寝ている家族やパートナーを気遣っている

同じひとつのマットレスで家族やパートナーと一緒に寝ている場合、気遣いから寝返りをしない原因にもなります。通常の身長・体重の大人が1人で寝るなら、マットレスはシングルかセミダブルのサイズで良いでしょう。大人2人で寝るなら、クィーンサイズ以上のマットレスがおすすめです。

カップル

寝る時にリラックスできていない

大人ならではの寝返りしない原因には、ストレスが関係する場合があります。通常、寝る時には副交感神経が優位になります。副交感神経には心身ともにリラックスさせる役割があるのです。しかし、ストレスが溜まっていると神経がたかぶり、交感神経が優位な状態になってしまいます。緊張感からリラックスできず、寝返りしない原因になりかねません。

女性

寝る体勢に癖がついている

寝返りしない人は寝る時の体勢に癖がついている可能性があります。たとえば、猫背ぎみの人は抱き枕を抱かないと眠れないだとか、腰が反りぎみだと仰向けで眠りづらくなったりします。仰向けで眠れないと、横向きなどで寝ることが習慣化してしまうでしょう。その体勢が楽なため、寝返りしなくなってしまうのです。

女性

寝返りしない原因の改善方法を紹介!寝返りしやすい寝具の選び方は?

大人になると寝返りをしない人が多くなるというお話をしました。様々なデメリットを考えると、やはり自然に寝返りができるようになりたいものです。寝返りしない原因を改善するために、まずは寝具を見直してみませんか?改善法を詳しく解説しましょう。

ベッド

枕はマットレスとの相性を考えて選ぶのが改善法のポイントです。たとえば、柔らかめのマットレスに高めの枕を合わせると、肩が曲がってしまいます。理想的な枕として、仰向けに寝た時に首にシワが寄らないことを基準に選んでみてください。大人なら、あごの傾斜が5度程度下がる高さの枕がベストです。寝返りしないという原因を改善するためには、枕選びにこだわってみましょう。

女性

マットレスや敷布団

寝返りしない原因の改善法として、ベッドで寝るならマットレス、布団で寝るなら敷布団にもこだわりが必要です。硬めか柔らかめかは、好みによるところもありますが、基本的に寝心地が良いと思うものを選びましょう。ただ、硬すぎるものは身体の出っ張っている部分で支える形になるため、肩や腰に負担がかかります。柔らかすぎると体が沈みすぎて、寝返りしないことの改善にはなりません。

ポイントとして、仰向けに寝た時に立ち姿勢と同じカーブをキープできるマットレスや敷布団が理想です。通常、仰向けに寝ると肩・腰・お尻に体重がかかります。マットレスや敷布団が腰のS字ラインにも沿うものなら隙間ができません。腰を包み込むように支えるため、腰痛を改善することができるでしょう。

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ベッド

掛け布団

掛け布団にもこだわれば、さらに寝返りしない原因を改善することができます。汗の吸湿性や発散性にすぐれた天然素材のものがおすすめです。身体に柔らかく沿うフィット感も大切で、羽毛の掛け布団が理想的と言えるでしょう。軽いため寝返りもしやすく、睡眠の質を改善できます。季節の変わり目も、温度・湿度の調節ができる羽毛の肌掛け布団なら快適に過ごせます。

寝具

布団の中の温度や湿度

寝苦しく感じる原因に、布団の中の温度や湿度があります。寝返りしないのも問題ですが、不必要な寝返りの繰り返しを改善するためには、温度や湿度にも気を付けましょう。快適な睡眠を目指すなら、布団の中の温度は33度程度、湿度は50%程度が理想的と言われています。

子供

TVで紹介された寝返りしない原因の改善方法!簡単に寝返りの回数が増やせる?

寝返りしない原因の改善法として、TVでも紹介された情報をご紹介しましょう。実は、寝返りしない人も簡単に寝返りの回数を増やせる方法があるのです。

寝具が自分に合っているか確かめる方法

先ほど寝具にこだわることで、寝返りしない原因を改善できるとお話ししました。そもそも寝具が自分に合っているかどうか、簡単に確かめる方法があります。

まず、仰向けに寝ます。両手を胸の上でクロスさせて、指を鎖骨のあたりに置きます。そして膝を立てた姿勢で、左右に2回くらい寝返りを打ってみてください。力を入れなくても肩と腰が同時に転がるように、楽に寝返りができるようであれば、その寝具はあなたに合っています。寝返りをしないのは寝具が原因か、この方法で確認してみてください。

女性

簡単にできる寝返りの回数を増やす方法

もし寝具が合っていないと確認できたとしても、寝具一式を買いなおすとなれば、それなりにお金もかかります。寝返りしないことによるデメリットは大きいものの、大きな買い物は悩みどころでしょう。

そんな人には簡単に寝返りの回数を増やす方法があります。用意するのはバスタオルとガムテープだけです。身近にある物だけで寝返りが増えるなら、それに越したことはありません。

まず、バスタオルの端をきちんとそろえた状態で、縦に2つに折ります。それをまたさらに2つに折ります。その折ったバスタオルをお腹に腹巻きのように巻き、仰向けに寝た状態でゆるみがないことを確認できたら、ガムテープで固定してください。その状態で先ほどの「寝具が合っているか確かめる方法」で寝返りを打ってみます。楽に寝返りができるようなら、そのバスタオルを巻いた状態で何日か寝てみましょう。寝返りしない人も回数が増えるはずです。腰痛の改善にもなるでしょう。

タオル

【番外編】赤ちゃんが寝返りしない原因や理由、改善方法は?

赤ちゃんは首が座ってきたあと、生後7~8か月くらいから寝返りをするようになります。それまでは寝返りしないため、親として心配な気持ちになる人もいるでしょう。ただ、赤ちゃんが寝返りしない場合、いくつかの原因も考えられます。

たとえば、寝具が柔らかすぎるということがあります。身体の重みで沈んでしまうため、赤ちゃんは一人で寝返りができなくなるのです。改善するためには一度寝具を見直すのも良いかもしれません。あるいは、赤ちゃんは単に一番心地よい姿勢で寝ているため、あえて寝返りしないということもあります。その場合は心配しすぎず、赤ちゃんがほかの寝姿勢を見つけるまで気長に様子を見てみましょう。

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寝返りが快眠の秘訣!マットレスや枕を変えて寝返りしやすい環境を作ろう!

寝返りの大切さについて様々な観点からお話してきました。不必要に多すぎる寝返りは熟睡の妨げになりますが、寝返りしないと様々なデメリットも生まれます。睡眠は健康に欠かせないもので、健康は意外にも寝返りと密接に関係するところもあるのです。朝起きた時に身体の不調を感じるようなら、寝返りしないことが原因かもしれません。マットレスや枕を変えるなど、ご紹介したような改善法をぜひ試してみてください。

子供

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この記事のライター
chawa

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