厄払いの服装を男女別に紹介!普段着でもいいの?マナーを知ろう!
厄払いに行きたいけどどんな服装をしたらいいのか迷っていませんか?厄払いに出かける時には、普段着で行ってもいいのでしょうか?厄払いの付き添いにはどんなマナーがありますか?この記事では、厄払いに行く時の男性と女性の服装やマナーについてご紹介します。
目次
厄払いに行くときにはどんな服装を選べばいい?
厄払いに行って今年も良い年にしたいと思っていますか?でもいざ厄払いに出かける段階になると、どんな服装をしていけばいいのか迷うことってありますよね。厄払いに行く時って、男性と女性ではどんな服装を心がけると良いのでしょうか?そこで今回は、厄払いに出かける時の服装やマナーを男性と女性に分けてご紹介したいと思います。
厄払いとは?
厄年の数え方
厄払いとは、災厄が降りかかると言われる厄年に災厄をお祓いする風習です。厄年の数え方は、生まれてから何年目かを基準として数えます。厄年の数え方で注意したいのは、誕生日で年齢が増えるのではなく、1月1日のお正月を迎えると1歳増えるという点です。厄年の回数は男女で異なっていて、男性は3回、女性は4回あると言われています。
男性の42歳と女性の33歳は大厄
厄年の中でも特に災厄が降りかかりやすいと言われる年は大厄と呼ばれています。男性の大厄は42歳、女性の大厄は33歳です。お正月を基準にして1歳増えますから、現在使っている年齢とは多少ずれる点に注意して数えてみましょう。42歳の男性や33歳の女性だけでなく、前後3年間は特に厄払いの服装やマナーに注意する必要があります。
厄払いの基本的なマナー・注意点
前日にはしっかりと体を洗う
厄払いの基本的なマナーや注意点は、前日にはしっかりと体を洗うことです。神社仏閣の神様は体や服装の不浄を嫌うと言われています。神社仏閣に出かけて厄払いする前には、しっかりと体を洗い清潔な服装で出かけるようにしましょう。服装にアイロンをあて髪型を整えていくと、自分の気持ちを整えることができます。
節分までに受けるのが一般的
厄払いで注意したい基本的なマナーは、節分までに受けるのが一般的という点です。厄払いの時期は地域や宗派によって異なりますが、一般的には元旦から節分までがふさわしいと言われています。とはいえ、ほとんどの神社仏閣では一年中厄払いを受け付けてくれるので時期にこだわり過ぎる必要はありません。
日柄は気にしなくてOK
厄払いで注意したい基本的なマナーは、日柄は気にしなくてOKという点です。カレンダーにある大安などの日柄を選ぶ人もいますが、基本的には厄払いはいつ受けても良いと言われています。仕事の休みや家族全員が揃ったタイミングで厄払いを受けることができます。
お祓いの時は神様に失礼のない服装を選ぶ
厄払いで注意したい基本的なマナーは、お祓いの時は神様に失礼のない服装を選ぶという点です。厄払いの服装は、男性でも女性でも露出の少ない派手すぎないデザインを選ぶのが適切です。普段着でもカジュアル過ぎなければ問題ありませんが、可能であれば女性は礼服やワンピースを着るが望ましいでしょう。男性であれば、スーツを着ていくと間違いない服装になります。
お祓い中はしゃべらず静かにしている
厄払いで注意したい基本的なマナーは、お祓い中はしゃべらず静かにしているという点です。厄払いを受ける時には、神社仏閣でなされる事前の指示にしっかり耳を傾けましょう。厄払いを受けている時には、頭を軽く下げしゃべらずに静かにしていましょう。何より大切なのは、敬意のこもった態度で厄払いを受けることです。
厄払いの服装面のマナー・注意点
アクセサリーは小ぶりのものがおすすめ
厄払いで注意すべき服装面のマナーは、アクセサリーは小ぶりのものがおすすめという点です。厄払いに行く時には、アクセサリーの大きさや色が派手すぎないようにしましょう。派手なアクセサリーをしていると悪い意味で目立ってしまう可能性がありますから、男性も女性も小ぶりで上品なアクセサリーを身に付けましょう。
帽子・キャップは必ず脱ぐ
厄払いで注意すべき服装面のマナーは、帽子・キャップは必ず脱ぐという点です。帽子やキャップを脱ぐという行為は、神様や仏様に対する敬意を表す意味が含まれています。厄払いは災厄がかからないように守ってくださいとお祈りする行事ですから、脱帽して最大限の敬意やマナーを表すように心がけましょう。
マフラーや手袋も外す
厄払いで注意すべき服装面のマナーは、マフラーや手袋も外すという点です。マフラーや手袋を外すことで、神社仏閣への敬意を表すことができます。お正月から節分にかけての時期は一年でも最も寒い時期になります。とはいえ厄払いの祈祷所はたいてい屋内なので寒さの心配はいりませんし、中に着こんでおけば寒さは我慢できます。
靴下や毛玉のチェックをする
厄払いで注意すべき服装面のマナーは、靴下や毛玉のチェックをするという点です。厄払いをする際には室内で靴を脱ぐ可能性があります。靴下やタイツに穴が開いていたり毛玉だらけだと、厄払いに気持ちが集中できませんので事前にチェックしておきましょう。夏の暑い時期でもサンダルに素足はマナー違反なので、靴下やストッキングを着用するようにしましょう。
ネクタイの色にきまりは特になし
厄払いで注意すべき服装面のマナーは、ネクタイの色にきまりは特になしという点です。ネクタイの色に決まりはありませんが、浄化の意味で白色のネクタイを選ぶ人が多くいます。派手で目立ちすぎる色のネクタイは避けるべきですが、特に指定がない時には白色か黒色のネクタイを着用すれば間違いありません。
タイツはカジュアル過ぎなければOK
厄払いで注意すべき服装面のマナーは、タイツはカジュアル過ぎなければOKという点です。寒い冬の時期に厄払いに出かける方が多いので、タイツを履いていくことができます。ただし寒すぎなければ、タイツより色付きストッキングの方がおすすめです。タイツを履く場合には、派手すぎない色やデザインのタイツを選ぶようにしましょう。
厄払いのおすすめ服装【男性編】3選!
紺やグレーのスーツ
厄払いで男性におすすめの服装は、紺やグレーのスーツです。紺やグレーのスーツは落ち着いた色なので、厄払いだけでなく冠婚葬祭や仕事など様々な場面で着こなすことができます。紺やグレーのスーツはネクタイとも合わせやすいので、何を着ていくか迷った時におすすめのアイテムです。
テーラードジャケットでエレガントに
厄払いで男性におすすめの服装は、エレガントさが感じられるテーラードジャケットです。スーツを着ていくのはちょっと堅苦しいと感じるなら、テーラードジャケットでおしゃれ感を演出できます。シャツの上から気軽に羽織ったり、スラックスやネクタイとも合わせやすい便利なアイテムです。ベロア調、ピケ調、スウェード調のジャケットもおすすめです。
スッキリとしたシルエットのチノパン
厄払いで男性におすすめの服装は、スッキリとしたシルエットのチノパンです。普段着を着ていきたいけどカジュアル過ぎる服装は避けたい時におすすめです。チノパンならジャケットやシャツとも合わせやすいですし、ネクタイを締めても違和感はありません。すっきりしたシルエットを選ぶことで、全体にオシャレで清潔感のある服装になります。
厄払いのおすすめ服装【女性編】4選!
ジャケットとブラウスで上品に
厄払いで女性におすすめの服装は、ジャケットとブラウスの上品なコーディネートです。ジャケットとブラウスならスカートとも合わせやすく、厄払いだけでなく学校行事やフォーマルな場面で着こなすことができます。フォーマルな服装に比べて着回しがきくアイテムですから、ブラウスを変えるだけで印象も違って見えます。女性を上品に見せてくれる魔法のコーディネートです。
大人しめなワンピース
厄払いで女性におすすめの服装は、大人しめなワンピースです。大人しめなワンピースは、厄払いに行く服装で外すことのない選択と言えます。ワンピースは女性を可愛らしく魅力的に見せてくれるアイテムなので、厄払いのシーンにもおすすめです。黒色、紺色、茶色、グレーなどのワンピースがあれば、大人しい印象で清潔感のある服装になります。
シンプルデザインのツーピース
厄払いで女性におすすめの服装は、シンプルデザインのツーピースです。シンプルなデザインのツーピースでおすすめなのが、白色、黒色、アイボリー、ピンク、ベージュなどのカラーです。冬の寒い日の厄払いならニット素材のツーピースもエレガントで着回しもできて便利です。フォーマルな服装は避けながらも正装をしたい方におすすめのコーディネートです。
着物を選ぶ女性も多い
厄払いで女性におすすめの服装は、着物です。厄払いに出かける日に着物を選ぶ女性は多くいます。お正月から節分にかけての時期なら、着物が特に雰囲気に馴染みやすいので着やすい季節です。成人式用の晴れ着や色無地の訪問着などを選ぶことで、気持ちを引き締めて出かけることができます。冬の寒い時期でも、中にタイツなどを着こめるのでおすすめです。
付き添いで厄払いに行く場合の服装は?
付き添いの人もカジュアルすぎない服装で
付き添いで厄払いに行く場合は、カジュアルすぎない服装がおすすめです。付き添いだからどんな服装でも構わないと考えるのはマナー違反です。厄払いに付き添いで行くと災いが移ると考える人もいるため、自分も厄払いをする気持ちで服装を選びましょう。付き添いならスーツや着物を着なくても、ジャケットやツーピースなど清潔感のある温かい服装を選ぶとよいでしょう。
子供の場合は手持ちの服できっちりとしたものを
子供さんが付き添いで厄払いに行く場合は、手持ちの服できっちりとしたものを選ぶようにしましょう。子供さんが厄払いに付き添う時には、新しくスーツや着物を買う必要はありません。すでに持っている服の中からカジュアル過ぎない服装を選ぶことができます。もちろん、七五三や入学・卒業などで着用する服を選べば理想的な服装になります。
厄払いへ行くときは服装にも気を遣おう!
今回は、厄払いに行く時の服装や付き添いのマナーについてご紹介しました。厄払いに行く時には、服装はもちろん気持ちや態度も整えて出かける必要があると分かりましたね。今回ご紹介した厄払いに行く時の服装を参考にして、しっかりと災厄をお祓いしてくださいね。