ハンドルネーム・ペンネームの決め方！コツ・注意点・迷った時の対処法

TwitterなどのSNSを始めるときに、まず悩むのがハンドルネームの決め方ではないでしょうか。一度付けたらずっと使うことを考えると適当に付けるわけにはいかないでしょう。

また、せっかく決めたハンドルネームがたくさんの人と同じハンドルネームだと紛らわしくなってしまいます。何から考え始めたら良いかわからないと、ハンドルネームを決めるのはどんどん難しくなっていくでしょう。

ハンドルネームと同じように、ペンネームという言葉もよく聞くと思います。ハンドルネームは、インターネット上で活動するときの名前に対し、ペンネームは文芸作品を発表するときに使われる名前です。

ハンドルネームの「ハンドル」には「肩書き」という意味があります。ペンネームの「ペン」は筆という意味なので、どちらも本名以外の名前の事ではありますが意味が違うことがわかります。

ハンドルネームの決め方もわからないし、そもそも本名ではどうしてダメなのかと思う方もいるでしょう。しかし、ハンドルネームを使う場合も本名を使う場合も、どちらも安易に決めると後で後悔することになります。ハンドルネームの決め方や、本名を使う場合はどんな場合なのかを確認してみましょう。

まず、ハンドルネームを何に使うのか、使う目的から考えてみましょう。ネットやTwitterなどのSNSで使う場合には、自分であることが知人や友人にバレても良いのか考えてみると良いかもしれません。特にTwitterなどでは電話番号を登録するので、友人や会社の同僚などに自分であることがバレる可能性があります。

インターネットビジネスのように、実際に何かを売ったりお客様とやり取りをする場合は本名の方が信用性があるでしょう。名前がわからない人とビジネスの話をするのは最初は警戒するかもしれません。

TwitterなどのSNSを利用する場合でも、あまり多くの人とつながらない場合は良いですが、たくさんの人と交流を持ちたいと考えている場合は本名にしないほうが良いでしょう。顔の見えない相手とのやり取りですので、慎重を期してハンドルネームを使った方が安全でしょう。

ネット全般で使うハンドルネームの場合にはあまりこだわらずに好きなハンドルネームをつけると良いでしょう。ただし、あまり長いものや読みにくいもの、覚えづらいものなどは避けたほうが良いでしょう。

自分でホームページを作る場合のハンドルネームの決め方は、ホームページの方向性やテーマに添ったハンドルネームにすると良いでしょう。ホームページのテーマとハンドルネームの意味がまったく違うと覚えにくくなってしまいます。

また、ハンドルネームが何度も変わってしまうとわかりづらくなりますので、一度決めたハンドルネームはずっと使うことを考えましょう。しっかりと考えて決めることが大切です。

Twitterのように多くの人と繋がる場合は、本名が連想されるようなハンドルネームは避けたほうが良いでしょう。また、Twitterは多くの人が利用しているので、似たようなハンドルネームがたくさんいると紛らわしくなってしまいます。人と違うハンドルネームをつける必要があるでしょう。

しかし、Twitterの場合はすぐにハンドルネームを変えられます。あまりこだわらずに気軽に決めても良いでしょう。

動画主としてのハンドルネームの決め方は、しっかりと目的をもって決める必要があります。動画主とはYouTubeなどで動画を配信している人のことです。動画を見てもらうことが目的ですので、一度決めたらあまり変えないほうが良いでしょう。また、覚えやすくあまり長くないハンドルネームの方が良さそうです。

歌い手とは、YouTubeなどの動画サイトで歌をアップしている人のことです。顔を出すか出さないかでハンドルネームの決め方も変わってくるでしょう。顔を出さない場合には、本名をもじったような本名に近いハンドルネームでも良いかもしれません。

また、自分がどのような歌を歌うか、どんなコンセプトで行うかなど、自分のイメージでハンドルネームをつけると良いでしょう。

まずは、ハンドルネームの方向性を考えましょう。どんなハンドルネームにしたいのか、可愛い名前にしたいのかかっこいい名前にしたいのかを考えましょう。どんな場面で使うのかを考えたり、自分のイメージと合うものも良いでしょう。思い切って自分のイメージとは逆のものを考えても良いかもしれません。

次に、ハンドルネームに使えそうなキーワードを集めてみましょう。好きな漢字や自分の好きな格言や名言などが良いかもしれません。また、子どもの頃好きだったものでも良いかもしれません。キーワードについては、のちほどさらに詳しく決め方のコツの中でご紹介します。

キーワードが決まったら、それをもとに実際にハンドルネームを考えてみましょう。キーワードを組み合わせたり、そこに一文字自分の名前の漢字と足してみたりして、いくつかハンドルネームを考えてみましょう。ここでは、候補をいくつか考えておくと良いでしょう。

いくつかハンドルネームの候補を考えたら、あとはしっかりと確認して最終的にどれにするかを決めましょう。使用目的別にいくつかのハンドルネームを使い分けることも良いかもしれません。ずっと使うことになるハンドルネームですので、最終確認はしっかりとしたほうが良いでしょう。

ハンドルネームの決め方の手順がわかったら、次に決め方のコツを考えましょう。コツをつかめばハンドルネームを決めるのもあまり難しくないかもしれません。ハンドルネームの決め方のコツをいくつかご紹介します。

自分の好きなアイドルや俳優さんの名前から一文字もらってハンドルネームを決めるのも良いでしょう。自分の好きなアイドルや俳優さんの名前をもらうと、愛着が湧いてくるのではないでしょうか。あまり迷うことなくハンドルネームを決められるかもしれません。

好きなスポーツやお店から名前をもらうのもハンドルネームを決めるコツの一つです。しかし、お店の名前をそのまま使うと紛らわしいので注意しましょう。また、スポーツの名前だけでなく、それにプラスして名前をつけると良いでしょう。

好きな地名や行きたい場所、または思い出に残っている土地の名前などをハンドルネームにいれるのも良いでしょう。実際に住んでいる地元だと身元がばれるかもしれませんので避けたほうがいいかもしれません。好きな地名や行きたい場所などを名前にいれると、Twitterなどでその土地が好きな人と繋がれるかもしれません。

好きな漫画やアニメを参考にするのもハンドルネームを決めるコツの一つです。好きな漫画やアニメの名前を入れることで、同じ趣味をもつ仲間とも繋がりやすくなるでしょう。好きな漫画やアニメをどれにするか迷うかもしれませんが、どこで使用するか目的を決めると決めやすいでしょう。

神話に出てくる神様の名前には、かっこいい名前が多くあります。神話の中から名前をもらうのもハンドルネームを決めるコツになります。実際に神話を読んでみて、印象に残る話の登場人物などから名前をもらうのも良いかもしれません。

自分の干支にちなんだ名前なら、自分の干支はひとつしかありませんので迷うことなく決められるかもしれません。慣れ親しんだ干支なので、使い始めてすぐにしっくりくるでしょう。

誕生日に関連した名前にするのも迷うことなく決められるかもしれません。誕生日の数字を名前のように読んだり、誕生日の星座から名前を作ったりと、いろいろなパターンが考えられます。誕生月を和名にしたり、英語のするのも良いかもしれません。

好きな俳優さんや歌手が外国の人の場合には、そこから名前をもらって外国人風の名前にするのもハンドルネームを決めるコツになります。外国人風の名前をカタカナで表記したりそのまま英語で表しても良いでしょう。TwitterやInstagramなどで英語表記の名前にすると、外国の人と繋がることも出来るかもしれません。

小さい頃から呼ばれているニックネームがあれば、それを少しもじって使うのも良いでしょう。そのままニックネームを使うと自分だとバレてしまう可能性があります。少しもじることでバレることが少なくなるでしょう。

可愛がっているペットの名前にするのもハンドルネームを決めるコツの一つです。アイコンの写真もペットの写真にするとハンドルネームに愛着がわくかもしれません。いつも呼び慣れているペットの名前なら、使うのもすぐに馴染むでしょう。

好きな食べ物などの名前を使うのも良いかもしれません。食材の名前でも良いですし、料理の名前でも良いでしょう。外国の料理の名前を英語で書いたりすると、誰ともかぶることがないかもしれません。しかし、読みにくくなったり、難しい名前にならないように注意しましょう。

ハンドルネームを決めようと思った季節や、自分の誕生月の季節を基にして決めるのも良いかもしれません。季節でも四季だけではなく、俳句などに使う季語なども含めるとたくさんの種類があるので、ハンドルネームの候補をたくさん考えられるかもしれません。

本名を違った読み方にするのも、ハンドルネームを決めるときのコツの一つです。音読みを訓読みに変えたり、音訓を混ぜて読むことで自分の名前でも新しい発見があるかもしれません。

ハンドルネームを決めるときには、避けるべき注意点がいくつかあります。ハンドルネームを変えられる場合は良いですが、一度決めたら簡単に変えられない場合は後悔することもあるかもしれません。後悔しないように、ハンドルネームの決め方の注意点を確認してみましょう。

本名が連想されるようなハンドルネームは避けたほうが無難です。インターネットはいろんな人が見るものですので、どこでどんな風に身元がバレるかわかりません。本名から実際の居場所まで特定されることがあるかもしれませんので、なるべく本名と違う名前を付けるようにしましょう。

覚えられない名前を付けるのは避けたほうが良いでしょう。ものすごく長い名前や、初めて聞く言葉を使った名前などは一度聞いても覚えられません。人に覚えてもらいたいという目的のあるハンドルネームの場合は絶対に避けたい注意点です。また、あまりに簡単すぎる名前も逆に覚えにくくなってしまいます。

あまりに複雑な漢字を使う名前や、難しい英語の名前など、一度見ただけでは読めないような名前は避けたほうが良いでしょう。ネット上で初めて会う人にいちいち読み方を説明したり、ハンドルネームにフリガナをふらなくてはならないという手間が増えてしまいます。

文字でみるのと声に出して読むのとでは、まったく印象が違う場合があるのも注意点のひとつです。文字にすると普通でも、読んでみると早口言葉のように言いにくい場合は避けたほうが良さそうです。特に、動画や歌の配信を中心とした活動をした場合、声に出して読みやすいことも大切です。

乱暴な言葉や文字がはいった言葉を名前につけるのは良くないでしょう。名前を読んだだけで不愉快になったり嫌悪感を抱くような名前だと、それだけで拒絶されてしまいます。

また、悪口などを名前に入れるとそれだけで傷つく人もいるでしょう。ハンドルネームといえども自分の名前ですので、良い言葉を使った方が気持ちが良いのではないでしょうか。

インターネットで名前生成サービスを検索すると、たくさんのサイトが見つけられます。名前生成器、名前生成メーカーなどで検索してみると良いでしょう。日本語の名前だけではなく、外国語で作ることが出来るサイトもあります。

たくさんのサイトがあるので迷うかもしれませんが、名前は何度も作ることが出来るので、しっくりくる名前が出来るまで何度も挑戦しても良いでしょう。

ハンドルネームの決め方に迷った時は、名前辞典を参考にして選ぶのも良いかもしれません。五十音の中で使いたい文字を選んだり、使いたい漢字を選んだりして探すと良いでしょう。名前辞典はインターネット上にもあるので、すぐに選ぶことが出来ます。

ハンドルネームをどうしても決められなくて迷う場合は、友人に付けてもらうのも良いかもしれません。自分とは違う決め方や発想で、新鮮な名前をつけてくれるかもしれません。しかし、インターネット上で使う名前なので、友人にバレたくない場合などは注意が必要です。

動物の名前を参考にする決め方も良いでしょう。好きな動物はもちろん良いですが、あまり聞いたことのない珍しい動物の名前なども良いかもしれません。また、動物はたくさんいますので迷いやすいですが、あらかじめ文字数や使いたい文字などを選んでおくと絞りやすいのではないでしょうか。

ハンドルネームに使えそうな動物の名前一覧は、下記のとおりです。
・リス
・バク
・オカピ
・ラッコ
・アリクイ
・シマリス
・アナウサギ
・キツネザル

金属や鉱物の名前も、かっこいい名前のものが多いのでハンドルネームの参考になりそうです。カタカナが多いので、読み方が難しくなったり長くなることに注意しましょう。宝石の名前などは美しいイメージがあるので参考になるでしょう。

ハンドルネームに使えそうな金属・鉱物の名前の一部を一覧にしてみました。
・コバルト
・スカンジウム
・シルバー
・レアメタル
・ミッシュメタル
・アベンチュリン
・サンストーン

元素の名前もたくさんあるので決め方の参考になるでしょう。元素の名前もカタカナが多いので、あまり長い名前だと読みにくくなるので注意が必要です。目的にあった元素の名前を選びましょう。

ハンドルネームに使えそうな元素名を一覧にしてみました。
・チタン
・テルル
・タンタル
・ボーリウム
・テネシン
・オガネソン

色の名前もたくさんあるので参考にしても良いかもしれません。普段使う色の名前だけではなく、和名の色の名前だと少し珍しい名前を決められるでしょう。目的に応じて、カタカナの色や和名の漢字の色などを選び分けてみましょう。

和名の色でハンドルネームに使えそうなものを一覧にしてみました。
・梅染（うめぞめ）
・江戸茶（えどちゃ）
・伽羅（きゃら）
・亜麻色（あまいろ）
・青丹（あおに）
・千草色（ちぐさいろ）
・紫苑（しおん）

ギリシャ神話に出てくる神様の名前を参考にするのも、良い決め方かもしれません。たくさんあって迷うかもしれませんが、ここでもカタカナが多いので読みやすさや呼びやすさなど、目的に応じて文字数などを決めると良いでしょう。

ギリシャ神話の神様の名前を一覧にしてみました。
・ガイア
・クロノス
・アルテミス
・フローラ
・ルキナ
・プルートス

ハンドルネームの決め方には考えることや注意点などがいくつかあり、意外と難しいと感じた方も多いのではないでしょうか。インターネット上の名前とはいえ、「名づけ」には変わりませんので悩むのも当然だと思います。一度決めたらなかなか変えられない場合だと余計に迷うでしょう。

安易に考えて後悔することなく、さまざまなサイトを参考にしたりして目的にあった良いハンドルネームをつけましょう！