「あ、はい」が口癖の人の心理や特徴8選!返事を改善する方法も!

返事をするときに、「あ、はい」が口癖の人っていますよね。振り返ってみれば自分も「あ、はい」って言うときがあるかもしれません。でも実は、返事の前に「あ」が入るのには意外な心理や理由があるんです。今回はその特徴と改善する方法を紹介します。

「あ、はい」が口癖の人の心理や特徴8選!返事を改善する方法も!のイメージ

目次

  1. 1「あ、はい」が口癖の人ってどんなイメージ?
  2. 2「あ、はい」が口癖の人はどんな人たち?
  3. 3「あ、はい」が口癖の人の心理や特徴8選!
  4. 4「あ、はい」の口癖のデメリット3選!
  5. 5「あ、はい」が口癖の人が与えるイメージ5選!
  6. 6「あ、はい」の口癖を改善するには?
  7. 7「あ、はい」と返事してしまう癖を改善する方法5選!
  8. 8職場に「あ、はい」と返事をする人がいる時の対処法3選!
  9. 9「あ、はい」は実は話を聞いてる証拠!

「あ、はい」が口癖の人ってどんなイメージ?

クエスチョン

主に職場などで聞くイメージがとても強い「あ、はい」の返事ですが、「あ、はい」が口癖だとどんなイメージでしょうか。どちらかというと自分に自信がなく、言われたことが理解できずに戸惑っているのでは?という悪いイメージを強く持ちます。また、話すことやコミュニケーションが苦手でどの返事にも「あ」がつき、自分と相手の間に壁を作る人、という印象です。

「あ、はい」が口癖の人はどんな人たち?

だらけた犬

「あ、はい」が口癖の人はどのような人が多いのでしょうか。消極的で会話が苦手で、あまり人と人の交流に関わらない印象が非常に強いのですが、そんな人たちとはどのような人になるのかご紹介します。

ゆとり世代の人たち

眠そうな猫

ゆとり世代とは厳密な定義はありません。が、世間では「ゆとり教育」(2002年度~2010年度まで実施)を受けた世代全般の人たちを差します。あまり積極的でなく、基本は受け身、個人主義であるという印象が定着しているのがゆとり世代ですが、「あ、はい」「あ、わかりました」など会話の頭に「あ」が口癖のようにつくことが多いという特徴もあります。

コミュ障の人たち

壁を作る

コミュ障とは、コミュニケーション障害の略称です。実際に定義される障害ではなく、ちょっとした他人との会話や、コミュニケーションを人と取ることを苦痛と感じる人のことを指します。コミュ障の人の特徴として「あ、はい」「そうですね」「すみません」などが口癖と言うことがあげられ、やはり会話をしていると随所に「あ」が付く印象が強いです。

「あ、はい」が口癖の人の心理や特徴8選!

木のハート

「あ、はい」が口癖の人の「あ」には、いろいろな心理や感情が混ざり合っています。ではどんな心理であり、性格を表しているのでしょうか。その良い部分と悪い部分などの特徴を紹介します。

「はい」に限らず「あ」を付けてしまう

狛犬

まず一つ目の特徴として、「あ、はい」のみならずどの言葉にも「あ」が付く、ということがあげられます。「あ、そうです。」「あ、それはですね」など、コミュニケーションの合間にほとんど「あ」が入る印象がとても強く、返事に必ず「あ」が付くという口癖が定着しています。

小心者で臆病な性格

孤独

では「あ、はい」という返事が口癖になっている人の心理とはどのようなものでしょうか。一つ目の心理としてあげられるのが、とても小心者で臆病ということです。なぜかというと「あ」をつけることにより、自分に注目を集め、自分が発言しやすくなるようにタイミングを作っているからです。一言話すだけなのに心の準備をしてから相手と関わりたいという小心者で臆病な性格と言えるでしょう。

繊細で傷つきやすい

落込み

「あ、はい」が返事の人がストレートに「はい」と返事をせず、「あ」と一拍入れるのは相手が自分の返答をどう思うか、自分の考えがきちんと伝わるかなどを考えているという心理が働いているからです。相手の喜怒哀楽にとても敏感で、気持ちを考えて受け止めることができるとても繊細で傷つきやすい性格と言えるでしょう。

ネガティブ思考で会話が苦手

ネガティブ

「あ、はい」の「あ」には、たくさんの心理が詰め込まれています。「何か言わないと」「どう言えば伝わる?」「相手に悪い意味に取られない?」「変なことを言って相手に悪い思いをさせたらどうしよう」など、たくさんの感情が渦巻いています。ネガティブ思考が働き、会話がだんだん苦手になってしまうという特徴があると言えるでしょう。

コミュニケーションも苦手

マーラ

「あ、はい」が口癖で繊細で傷付きやすい人は、他人とのコミュニケーションも苦手とし、なるべく距離を取ろうとする心理が働いている、という特徴があります。最低限のやりとりで物事を進めたいと考えているので、急に話しかけられるとつい「あ、はい」と言ってしまいます。

緊張して言葉に詰まりやすい

緊張

緊張している人は言葉もすっと出ず、頭が真っ白になりますが、「あ、はい」が口癖の人はさらにもっと緊張し、言葉に詰まりやすくなるという特徴があります。「あ」だけでなく、会話の中で「えっと」「その」「えー」などがかなりの頻度で出てしまうこともあり、すでに癖になってすんなり言葉が出なかったり、しどろもどろになってしまうことが日常になっているため、「あ」がますます増えてしまう傾向があります。

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自分の発言で相手に嫌われるのが怖い

怖い

「あ、はい」と言ってしまう人の心理として、相手を傷つけたり怒らせ、そして嫌われてしまうのでは、という相手を恐れている、と言うことがあげられます。けして後ろ向きな性格ではないのですが、相手に悪い思いをさせて自分のことを嫌いになってほしくないという保守的で消極的な気持ちが働き、「あ、はい」と返事してしまうことがあります。

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実は頭の回転が速い

頭の回転

「あ、はい」の「あ」という短い言葉の間に様々な事を思考し、次の言葉を整理している、非常に頭の回転が速い人と言うことがあげられます。「あ」が付くことで悪い印象を相手に与えてしまう場合もありますが、黙って返答までの時間が長く、会話が止まり相手を困惑させるのではなく、「あ」と言っている間に言葉をまとめることができるスゴイ人と言えるでしょう。

「あ、はい」の口癖のデメリット3選!

紫の花

「あ、はい」と返事することによって相手にどんな悪い印象を与えるのでしょうか。「あ、はい」と言うことによって発生するデメリットについて紹介します。

相手を苛立たせてしまう

イライラ

相手が真剣に話せば話すほど、「あ、はい」と返答されると、話している人はイラッとしてしまいます。「あ、はい」と言っている方に悪気はないとしても、返事をされた側は「本当に聞いているの?」「聞き流してない?」など、気分の悪い状況になってしまいます。「あ、はい」だけでなく、「あ、できます。」「あ、わかりました。」など何度も連続で使われるとさらにイライラが増してしまいます。

面接で不利になる

面接

面接は、会社側と応募者が初めて顔を合わせ、お互いのことを知る場面です。そして人となりや態度、話し方など全てが応募者側を判断する基準となります。そんな重要な場面で、「あ、はい。」と返事をしてしまうと面接官の印象は非常に悪いものとなってしまいます。

自分に迷いがあったり自信がない性格と思われ、またあまりにも連発すれば面接官も不安で仕事を任せられるのかどうか迷ってしまうでしょう。友達同士ならともあれ、ビジネスの場では特に気をつけた方が良いでしょう。

なんとなく耳障りに思われることも

うるさい

返事をすることは良いことですが、「あ、はい。」「あ、その」「あ、そうですね。」など「あ」が何度も会話に登場すると会話の相手も耳障りだな、と感じるようになります。自分では言っていないと思っていても、つい出てしまうこともありますので、言葉の癖になっている人は何度も「あ」を連発しないように意識すると会話がスムーズに進むでしょう。

「あ、はい」が口癖の人が与えるイメージ5選!

イメージ

「あ、はい。」が口癖になっている人は周囲にどんなイメージを与えるのでしょう。大きく5つに分けてご紹介します。

積極性や自主性がなさそう

孤高

「あ、はい」と言えばいつでもそんな印象を与えてしまうというわけではありませんが、ビジネスや面接などの大切な場面で「あ、はい」を連発してしまうと、積極性や自主性を相手が感じられず、自分に不利になってしまいます。自分をアピールする場面では控えてもいいかもしれません。

自信がなく意見もなさそう

閉じこもる

言葉の前に「あ」をつけて話してしまうと、相手には自信がなく、自分の意見もなく周りに合わせるだけなのでは、という性格だと思われてしまいます。友達同士ならばいずれ本当の性格に気づいてくれ、お互いに尊重し合うこともできますが、仕事での会議や、発表などの公の場では自信がない様子を見せてしまうと、取引先などの心証が悪く、うまくいかないことも出てくるでしょう。

何も考えていないかやる気がなさそう

やる気がない

「あ、はい」と返事をしてしまうと、会話をしているのにも関わらず何も考えていない、違うことを考えていそう、もしくは聞いていなかった?などの印象を与えてしまいます。返事だけでなく、毎回言葉の最初に「あ」をつけて話すと会話に興味がなくやる気がないのかも、と気を悪くする相手もいるかも知れません。

あがり症だとわかってもらえることもある

水滴

「あ、はい」が口癖になっている人、と周囲に認識されている人は、あがり症で緊張しやすい人なんだ、と分かってもらえる場合もあります。焦ってあがっているんだな、というのは周りにも伝わるものです。周りに分かってもらえるだけでも少し気が楽になりますね。

基本的にマイナスイメージが多い!

一本の木

「あ、はい」が口癖の人が周りに与える印象は基本的に良いものではなく、どちらかというとマイナスイメージが定着しやすいものばかりです。「あ、はい」という口癖も改善しつつ、周りに与える印象も改善して行く方法を知りたいですよね。自分の「あ、はい」に気づき直す方法はどんなものがあるのでしょうか?

「あ、はい」の口癖を改善するには?

たんぽぽ綿毛

「あ、はい」の口癖を改善したいと考えている方は意外と多く、その方法とはどういうものになるのでしょうか。改善するにはまず、自分自身のことを知ることから始まります。それはどういうことなのかを解説していきます。

「あ、はい」と言ってしまうタイミングを把握する

2本の花

まずはいつ、どんなとき、どんな場面で「あ、はい」という口癖を発しているかを把握しましょう。自分が「あ、はい」と言っているのは緊張しているときなのか、他人と会話するときなのか、ビジネスで大切な場面なのか、常になのか、などのタイミングを把握し、状況を知ることで自己分析ができます。自分を把握すると自分がどういうテンポで会話をしたいのかが分かり、いつ「あ、はい」と返事するのか気づくことができます。

自分で分からない時は友人や知人に教えてもらう

教えてもらう

自分では「あ、はい」をいつ言っているのか分からず、無意識に使ってしまっている場合は、周りの人を頼りましょう。学校や普段の生活であれば友人に、会社や職場であれば同僚に、いつどんなときに「あ、はい」と言ってしまっているのか、言ったらすぐでもいいですし、後でこんな時に言っていたよ、など教えてもらうと良いでしょう。

「あ、はい」と返事してしまう癖を改善する方法5選!

あくび猫

「あ、はい」と言ってしまうタイミングが分かったら、次は口癖を改善していく方法を紹介します。自分でできそうなものから改善方法を実践してみましょう。

まずは気楽に考える

明るい

まずは気楽に物事を考えてみましょう。緊張したり相手がどう思うかなどを考えてしまい、会話に詰まる場合が多いので、こう答えても大丈夫、なんとかなると気楽に構えてみましょう。気持ちを楽に持つことで「あ、はい」と言葉の最初に「あ」が現れることが減るでしょう。

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自分の心を見つめて認める

ハートのシュガー

繊細で臆病で小心者でネガティブであがり症な自分を認めて受け入れ、それを悪いと思わずに自分の性格を全て受け止めましょう。コミュニケーションが苦手なことが悪いことではありません。「あ、はい」という返事がいけないわけでもありません。短所、と言われるものでも自分では長所と受け入れ、認めてあげれば、心も楽になり、他人にはない自分の良さを伸ばしていくことができるでしょう。

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他人にどう思われるかを考えない

飛び跳ねる

「あ、はい」の口癖を改善するには、他人が自分をどう思おうと、「あ」が付いたからどうこう思われようと気にしない、ということが大切です。「あ、はい」と言ってしまった、悪く思われる!などという考えもまたストレスをため、どんどん会話が出来なくなってしまう可能性があります。そうではなく、「あ、はい」と言っても大丈夫、受け入れてくれる人もたくさんいると気楽に構えることで口癖の改善にもつながります。

何事も深く考えないようにする

植木鉢

繊細で小心者の方は、何事もネガティブに悪い方に深く深く考えがちです。性格なので仕方ないことなのですが、ほどほどにしてあまり深く考えないようにしてみましょう。どんなに悪い方に深く考えても相手の考えが分かるわけでもないですし、何かが変化するわけではありません。自分を追い込むような考えはほどほどにして、楽に考えるようにしましょう。

失敗は誰にでもあると考える

OK

一度失敗してしまうと不安になったり、臆病になったりする癖が付いてしまうとそれが「あ、はい」という口癖に反映されてしまいます。失敗することを恐れず、仮に失敗しても完璧でなくても大丈夫、自分を成長させ、実力アップへとつながる一つのステップと思いましょう。

完璧な人間などいません。みんな失敗して成長してきているから今があるのです。そう思うことで、自信をつけ、臆病な自分を変化させ、口癖への改善につなげましょう。

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職場に「あ、はい」と返事をする人がいる時の対処法3選!

空に風船

自分への改善法は分かりましたが、では職場や身の回りなど自分の身の回りで「あ、はい」と返事をするのが口癖の人に出会ったら、どのような対処が必要でしょうか。気をつけた方がいいことや、相手に伝えると良いことなどを紹介します。

やる気がないのではなく繊細なだけかもしれないと考える

繊細

「あ、はい」と返事をされ、いらつくのではなく、もしかしたら相手はやる気がなくてそんな返事をしたのではなく、繊細で臆病な人だからかもしれない、と考えてましょう。すぐに相手を責めずに、小心者で考え深い故にそのような会話になってしまうことに気づき、相手を気遣うこともできます。

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「あ、はい」が口癖であることを教える

木陰

職場の後輩であれば、「あ、はい」という返答が口癖になっており、ビジネスの場では控えるようにした方が良いことを伝えましょう。悪いことだからすぐに改善して、と言うことではなく、あくまでもアドバイスとしてやんわり伝えると、相手もストレスに感じることなく気づくことが出来ます。

傷つけたり追い詰めるような発言はしないようにする

囲む

「あ、はい」という口癖の人は繊細さなど傷つきやすい性格を持っているので、毎回「あ」と入っていることを責めたり傷つけたり追い詰めるようなことは避けましょう。気長にゆっくりと改善していけるように周りが支えて受け止めてあげることも大切です。強く否定してしまうとますます悪化してしまう可能性もあります。

「あ、はい」は実は話を聞いてる証拠!

届いてるよ

「あ、はい」という言葉を分析すると、「あ」の部分に「否定」する気持ちと、「はい」の部分に「肯定」する両方の気持ちが込められています。それは、自分はこう思っているけれど相手に従う方が良い、と考えているということ。相手の話をしっかり聞いて理解し、受け入れているからこその返事でもあります。話を聞いていないと捉えられがちですが、実は全く逆で聞いているからこその返答なのです。

そのことを受け止めれば「あ、はい」と返事する人がいても聞いてくれてるんだな、と安心できるでしょう。もしも身近にいたら、その人は話をしっかり聞いてくれている、きちんと考えてくれています。良い解決法を一緒にじっくりと考えることが出来るので、ぜひたくさん話をしましょう!

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この記事のライター
neko8
猫好きの新米ライターの主婦です。

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