色鬼の遊び方とは?ルールやアレンジ法・鬼ごっことの違いも!
色鬼の遊び方をご紹介します。色鬼のゲームに適した人数や、リーダーを作る遊び方、鬼を交代したり、服や地面にルールを作る方法もご紹介していきます。色鬼のゲームにルールを作る事で、より楽しく遊べる事が出来ますので、試してみてくださいね。
目次
幼稚園や小学生に人気の色鬼で遊んでみよう!
幼稚園や小学校では、いろいろな遊びが流行っていますよね。中でも昔から人気なのが鬼ごっこですが、鬼ごっこにもいろいろな種類があるのをご存知ですか?普通の鬼ごっこの他に、凍り鬼、ぶどう鬼やこちょこちょ鬼、そして色鬼などがあります。
今回は鬼ごっこの中でも、小さい子供でも出来てとっても盛り上がる「色鬼」についてご紹介していきます。色鬼の遊び方やルール、アレンジ法などもご紹介していきますので、遊び方を覚えて色鬼を楽しみましょう。
色鬼の対象年齢やおすすめの人数は?
色鬼は、ただの鬼ごっこではなく、色を指定し、色を触るという鬼ごっこです。鬼ごっこの場合は、どうしても足の速さが重要になってきてしまいますが、色鬼の場合は足が速い、遅いだけではなく、運も関係してきます。ただの追いかけっことは違うので、色鬼は小さい子供でもできる遊びです。
はっきりとした対象年齢はありませんが、色を覚え始めた幼稚園児から遊べるでしょう。色鬼は、小学生も楽しく遊べる遊びですし、年の違う子供が混ざって遊ぶこともできます。また、少人数で色鬼をするよりも、5人~8人くらいの人数で遊ぶ方が楽しめます。人数は目安ですので、少ない人数でも多い人数でも大丈夫です。
色鬼には、はっきりとしたルールが決まっているわけではないので、色鬼を始める際に、大体のルールを決めておくとより楽しく遊べるでしょう。色鬼の遊び方を詳しくご紹介していきますので、色鬼をする時の参考にしてみてくださいね。
色鬼の遊び方を紹介!鬼ごっことの違いは?
それでは色鬼の遊び方を詳しくご紹介していきます。色鬼とは、鬼ごっこの遊びの一種ですが、鬼ごっこの要素に「色」が加わります。色が加わることで、普通の鬼ごっこよりもより楽しめる遊びになりますので、色鬼の遊び方を覚えてみてくださいね。
~色鬼の遊び方~
1.じゃんけんをして、鬼の人を1人決めます。
2.鬼以外の人が、鬼に「なんの色~?」と聞きます。
3.鬼は、自分の好きな色を1つ言います。(何色でも良いです)
4.鬼以外の人は、鬼が指定した色を探して触ります。
5.鬼は大きな声で10秒数えて捕まえに行きます。
(この時、鬼が指定した色を触っていれば、鬼には捕まりません)
6.鬼は、色を見つけていない人を捕まえることができます。
7.鬼にタッチされた人は、次の鬼になります。
※鬼が捕まえに行くまえに、鬼以外の人が全員、指定した色を触っている場合は、鬼は誰も捕まえることができません。なのでもう一度色を指定し、次の色で色鬼が始まります。
鬼ごっことの一番の違いは、鬼以外の人は色を見つけることができれば鬼に捕まらないという点です。普通の鬼ごっこだと、鬼が追いかけてきたらずっと逃げ続けなくてはいけないですよね。その点、色鬼は色さえ見つければ鬼には捕まらないので、足の速さは関係なく、いかに早く色を見つけられるかが重要になるでしょう。
また、鬼役の人もどんな色を言うかで、捕まえられるかどうかが変わってきますよね。身近によくある色を言ってしまうと、鬼以外の人はすぐにその色を見つけてしまうでしょう。誰もが知っている色だけれど、意外と身近にない色を指定することで、捕まえられる確率が高くなりますよ。鬼になった場合には、この「色選び」がポイントですね。
色鬼の前に決めるルール3選!
色鬼には、はっきりとしたルールがないので、色鬼をする前には仲間内で事前にルールを決めておく必要があります。色鬼をするときに決めておいた方が良いルールを3つご紹介しますので、色鬼をして遊ぶ時の参考にしてみましょう。
わかりやすい色を指定する
まず、はじめにおすすめしたいルールは「わかりやすい色を指定する」というルールです、幼稚園児などの小さい子供だとあまり見かけないですが、小学生くらい大きくなると、鬼は難しい色を指定するようになるでしょう。
例えば、「ぐんじょう色」や「べに色」など、少し考えないとわからないような名前の色ですね。さらに、あまり使われていない色を指定すると、分かる人が少なく色鬼が難しくなってしまいます。また、外や中でも存在している色は違ってきますよね。
例えば、外で色鬼をしている時に、パステルカラーの色を指定されてはみんなが困ってしまうでしょう。遊ぶ場所のことも少し頭に入れながら「わかりやすい色」にするというルールを設けることで、みんなで楽しく遊ぶことが出来るでしょう。
色を判断するリーダーを作る
次に、おすすめしたい色鬼のルールは「色を判断するリーダーを作る」ことです。色鬼はとても盛り上がる遊びですが、色の判断基準は人によって違いますよね。そのため色の違いで子供達がもめてしまうこともあります。同じ赤色でも、濃い赤や薄い赤、ピンクに近い赤や、朱色など、赤だけでも様々な色があります。
もめることがないように色鬼をするためには、リーダーを決め「これは赤だよ」「これはピンクだよ」などと、リーダーに色を判断してもらいましょう。また、あまりに厳しすぎると色鬼が難しくなりすぎてしまいますので、リーダーの人ははじめにみんなと相談して色の判断基準を確認しておいた方が良いですね。(同色系ならOKという基準や、パステルカラーもOKなど)
リーダーを決めることで、もめたり迷ったりすることが少なくなり、楽しく色鬼で遊ぶことができますよ。また、子供の中に大人が混ざって色鬼をする場合には、大人がリーダーをしてあげましょう。
中々鬼が交代しない場合は順番に回す
次に、おすすめしたい色鬼のルールは「鬼を順番にまわすこと」です。鬼ごっこでもそうですが、1人の人がずっと鬼になってしまうということがありますよね。足の遅い子だったり、色がたくさんある場所で色鬼をする時などは特に、1人の人がずっと鬼になってしまうことがあります。
そこで、3回以上続けて鬼になった場合には、鬼を交代するというルールや、まだ一度も鬼になっていない人が鬼になるというルールを作ることで、上手く鬼を交代しながら色鬼を楽しむことができます。
鬼ごっこをする時には、どうしても足の遅い子が鬼になってしまいがちですよね。色鬼は鬼ごっこほど足の速さは関係ないですが、色々な年齢の子が混ざって色鬼をしている場合には、年齢の小さい子供が鬼になってしまうとなかなか交代出来ないという場面をよく見かけます。上手く交代しながら色鬼を楽しむためにも、交代のタイミングを決めるルールを作ってみましょう。
色鬼をもっと楽しめるアレンジ法3選!
次に、色鬼をもっと楽しむためのアレンジ方法をご紹介していきます。アレンジ法を使うことで、より色鬼が楽しくなりますので、色鬼に慣れてきた時には、アレンジ法を使った色鬼で遊んでみてくださいね。また、10秒ルールや3秒ルールなどの少し難しいアレンジルールもあります。小学生や少し大きい子供と色鬼をして遊ぶ時には、盛り上がるルールなので、大きい子供と遊ぶ時には難しいアレンジ法も取り入れて見てくださいね。
服の色は禁止
1つ目のアレンジ法は、服の色を禁止した色鬼です。服には、様々な色が入っていますよね。特に最近の子供の服はとってもカラフルなものが多いですよね。色鬼をする時に、服の色もOKにしてしまうと、なかなか鬼が交代できない場合があります。自分の服に色がある場合には、走って探さなくてもすぐに色を見つけることができてしまいますので、色鬼に慣れてきたら、服の色は禁止にしてみましょう。
10秒ルールと3秒ルール
次のアレンジ法は、10秒ルールや3秒ルールという方法です。色鬼は、鬼が指定した色を見つけて、色に触っている間は捕まらないというルールですよね。全員の子がすぐに色を見つけてしまえば鬼は誰も捕まえることができなくなってしまいます。
そこで、10秒ルールや3秒ルールという方法を用いてみましょう。色に触っていられる間を10秒や3秒と決めます。色を見つけても、ずっと触ってはいられないということですね。
10秒ルールや3秒ルールを設けることで、一つの場所にみんなが固まってしまうのも防げますし、鬼役の人もより捕まえやすくなります。10秒ルールや3秒ルールは、色鬼に慣れてきた大きい子供にはピッタリのアレンジ法ですよ。
地面に落ちている物は持ち上げない
次のアレンジ法は、地面に落ちているものは持ち上げないというアレンジ法です。色鬼をしていると、地面から物を持ってきてしまう子供をよく見かけます。地面から物を持ってくるのは良くないですし、地面の物を持ち上げるのも危ないですよね。地面を触るのは良いとして、地面におちている物は持ち上げないという方法を取ることで、安全に色鬼をして遊ぶことができますよ。
色鬼に似た鬼ごっこは?
鬼ごっこには色々な種類がありますが、色鬼に似た鬼ごっこもあります。いくつかの島を作り、島まで行くとタッチされない島鬼や、安全地帯を作り、行ったり来たりする鬼さんこちらというゲームなどは色鬼に近い遊びだと言えるでしょう。鬼ごっこには、数え切れないくらいの種類がありますよね。色鬼に慣れてきたら、ほかの鬼ごっこのゲームで遊んでみるのも良いですね。
道具不要で遊べる色鬼をやってみよう!
色鬼などの鬼ごっこには、道具が必要ないですよね。人数が集まればいつでもどこでも出来るのがこの遊びの楽しさです。最近はテレビゲームが好きな子供が多いですが、身体を動かしたゲームも楽しいので取り入れてみてくださいね。
また、色鬼は鬼ごっこというゲームをしながら色の勉強も出来ます。外を歩いていると「こんな色があったんだ〜」と感じたり、「これは何色だろう?」と感じる事もありますよね。小さいうちから色に興味を持ってもらう事で、感性が磨かれますよ。
道具不要で、人数が集まれば出来る色鬼のゲームで楽しんでみましょう。アレンジを取り入れる事で、飽きずに遊ぶ事が出来ますので試してみてくださいね。