物怖じしない人の特徴11選！長所＆短所・物怖じしない人になる方法も！

何かを始める際、不安や心配が先にきてしまってなかなか行動に移すことができない人と、すぐに行動に移して進んでいく物怖じしない人が存在します。どうしてそんなにいつも堂々としていられるのかと不思議に思う人や憧れる人は少なくないと思います。

今回は、そんな物怖じしない人の特徴や長所・短所をご紹介していきます。物怖じしない人のマインドを知って仕事や就活、新生活に活かす方法を考えてみましょう。

まずは辞書上の物怖じの意味から確認しましょう。

この通り、物怖じとは何かを怖がることを言います。転じて、物怖じしない人というのは失敗やリスクを恐れることなくどんどん挑戦していく人ということですので、その分回ってくるチャンスが多いとも言えます。

仕事や就活などでより多くのチャンスが回ってくるよう、物怖じしない人の特徴を見ながら自分にもできることがあれば取り入れていきましょう。

物怖じしない人は、失敗を恐れずにどんなことにも挑戦していくことができます。大半の人は「失敗したらどうしよう」「失敗して人に迷惑をかけたらどうしよう」という考えが先立ってしまいがちですが、物怖じしない人は心配や不安よりも「これをやったらどうなるんだろう」という好奇心や期待が先にきます。

また、「失敗から学ぶこともある、失敗は成功の元だ」と考えている人も多く、失敗すること自体にそこまでネガティブな印象を抱いていないため、挑戦していくことにあまり躊躇いがないようです。「失敗してもどうにかなるだろう」という楽観的でポジティブな性格の人が多いのでしょう。

物怖じしない人は、圧倒的に行動力があるのも特徴です。気になったことや思いついたことは、やってみないと気が済まない性格な人が多く、すぐに行動に移そうとします。また、周りに自分のやりたいことや目標をどんどん発信していき、自らにプレッシャーをかけて奮い立たせるようなバイタリティ溢れる人も多いようです。

仕事やプライベートに関係なく、何事にもストイックに有言実行を体現していく姿には、やはり憧れる人も多いでしょう。

物怖じしない人は基本的に人見知りしません。むしろ、初対面の人がたくさんいる状況にも戸惑うことなく飛び込んでいけます。自ら話しかけることや距離を縮めることに対しても抵抗感がなく、すんなり打ち解けることができるコミュニケーション力を持った人が多いです。

交友関係を広めることが得意な上に、有言実行で信頼を得られるとなったら、物怖じしない人にチャンスが多く回ってくることも納得できます。人見知りをせずにコミュニケーションをとっていくことは、仕事においてもプライベートにおいても大事な要素であることはまちがいないでしょう。

物怖じしない人は、肝が据わっているため多少のことには動じずに、臨機応変に対応することができます。自分にとって優先しないといけないものは何か、やりたいことが何かが明確に自分の中に確立されている為、ちょっと問題が起きたくらいではひるみません。

物怖じしない人は、過去の失敗をいつまでも引きずるようなことはありません。前述したように、失敗を失敗と思わないのが物怖じしない人の特徴です。「前回はこの失敗でこんなことを学んだから、今回は絶対に成功するんだ」と自分のことを信じることができます。「同じ失敗をしたらどうしよう」ではなく、「以前の失敗で私はこれができるようになったんだから大丈夫」と自分を認めてあげることは、物怖じしない人に一歩近づく方法かもしれません。

物怖じしない人は、１回失敗したぐらいでは諦めません。成功するまで手を変え品を変え何度も挑戦し続ける強いメンタルを持っています。今までの失敗で身につけた知恵や、たくさん築き上げてきた信頼・交友関係を使い、大きな壁でも乗り越えていこうとします。物怖じしない人は、１回の失敗で諦められる程諦めがいい性格ではありません。少しでも可能性があるなら何度でも挑戦し続けるバイタリティの強さは目を見張るものがあります。

物怖じしない人は好奇心がとても旺盛です。楽しそうだと思ったことは全てやってみたくなるし、知らない世界の話を聞きたくなる・新しいものを見たくなるのです。いろいろなものに興味を示すのは、何事にも挑戦していくチャレンジ精神の延長とも言えるでしょう。文化や芸術、人などあらゆることに興味を示し追求することは、仕事やプライベートで交友関係を広める方法としても重要な部分です。

物怖じしない人は、人からどう思われるか・どう見られるかをあまり気にしない人が多いため、人に無理して合わせることなく自分のペースで物事に取り組むことができます。余計な心配やお節介をされて、自分のペースが崩れてしまうことを嫌がることもあります。

物怖じしない人は、失敗は引きずらずに次に活かそうと気持ちをしっかり切り替えるし、他に興味が出てくるとすぐにそちらにベクトルが向きます。とにかく切り替えが早い人が多いのが特徴です。興味も、やりたいことも急に変わったりしますが、本人の核の部分は何も変わってないことがほとんどです。「楽しいことをしたい」「こんな風に働きたい」「こんな人になりたい」という自分の信念を持って、こちらの方が自分に向いているんじゃないかと色々試して挑戦していける人なのです。

物怖じしない人は、前述のように自分の信念に基づいて行動する芯の強い性格の人が多いです。夢や目標を実現させるための努力は惜しみませんし、自分のこだわりを曲げることもありません。ただし、組織の中で行う仕事の際は、その強いこだわりが長所にも短所にもなり得るので気をつけなければいけません。

物怖じしない人は、自分と人とを比べることをあまりしません。様々な人と出会い、様々な経験をすることで人それぞれの価値観があるということをよく知っているからです。自分のことは自分が１番よくわかっています。人と自分を比べる時間があるなら自分を成長させる為に時間を使う方が、よっぽど自分の為になると考えています。

ここまで、物怖じしない人の特徴を見てきました。続いてはそんな物怖じしない性格の長所を探っていきます。

物怖じしない人は、たくさんのことに挑戦してきたため人より経験が豊富です。今までの経験は仕事や就職活動に役立てることができます。自己PRできることが多いのです。「今までこんなプロジェクトに参加した」「学生時代に様々なコンペに参加した」という実績や経験談は、会社の上司や企業にとっては「次はこんなことを任せてみよう」「積極的に動いて即戦力になってくれる人材なのでは」という評価に繋がることがあります。様々なことに挑戦してきた経験は自己PRとして大いに使える財産になります。

物怖じしない人は、持ち前の人見知りしない性格で人脈を広げていけます。これはチャンスが巡ってくる確率が人より多くあるという長所になります。初対面の時からしっかり信頼を築けていれば、新しい仕事が舞い込んできたり、困った時に助けてもらえる機会が、圧倒的に増えていきます。

物怖じしない人は失敗を恐れずに様々な方法を次々と試していく為、コツを掴むのが早く、すぐに上達してしまうという長所があります。決して器用な人が多いわけではありませんが、今までの経験に基づいて自分に合った方法をいち早く見つけることができるという点がこの長所に繋がってきているはずです。

物怖じしない人のいいところをたくさんご紹介してきましたが、もちろん物怖じしない性格故の短所もあります。

物怖じしない人は、常に自分のペースを崩さなかったり、こだわりを曲げられない頑固な一面がある為、周りからは空気が読めない人だと思われてしまうことがあります。自分の強い意志やこだわりがあることは良いことですが、その反面頑固な人に見られてしまうという短所もあることを忘れないしょうにしましょう。人の意見に耳を傾けることも大切です。

物怖じしない人は、どんな状況でも堂々としていることが多く、目上の人にも自分の意見を素直に伝えてしまう面がある為上司や先輩から生意気だなと思われてしまう短所があります。自分の意見をちゃんと伝えることができるのはとても大切なことですが、状況を見て伝え方をよく考えないと周りから反感を買ってしまい、自分が思うように動けなくなってしまうので注意した方が良さそうです。

物怖じしない人は、好奇心や気持ちが勝って後先考えずに強引に物事を進めてしまう一面もあります。大胆な行動力や実行力は素晴らしいですが、時には人に迷惑をかけてしまったりする短所にもなりかねません。自分の意志と同じくらい、周りを大切にできる余裕を持つように心がけましょう。

ここまで、物怖じしない人の特徴、長所や短所についてご紹介してきましたが、物怖じする人の特徴をご紹介していきます。

物怖じしてしまう人は、物怖じしない人に比べて慎重な性格なため、一歩を踏み出せずに機会を逃してしまったことが少なくないのではないでしょうか。「あの時、人前に出る勇気があれば」「あの時自分から手を上げていれば」と、あなたの後悔した「あの時」に人前に出ることを拒まなかったのも、自ら手を上げプロジェクトに参加したのも、きっと物怖じしなかった人です。物怖じしてしまう人は、動き出す前に頭で考えてしまうがゆえに、経験できる機会を逃してしまいがちです。

物怖じする人は、動くより先に考えてしまうから物怖じしない人に比べて経験不足な人が多いとご紹介しました。では、物怖じする人はいったい何を考えてしまうのか？それは、失敗やリスクなど物事がマイナスな方向に進んだ時のことです。

物怖じしない人は失敗した時のことより成功した時のことを考えてワクワクする人が多いのに比べ、物怖じする人は失敗したらどうしようと不安でいっぱいになってしまうのです。物怖じしない人のように「失敗したらその時はその時。」と腹を括り、ハプニングが起きても冷静に問題を解決する方法を見つけ出す気持ちでいる方が、経験のチャンスを逃さないかもしれません。

「これからは物怖じせずにどんな事にも挑戦していける人になりたい！」「チャンスを逃したくない！」と思ったあなたへ、物怖じしない人になる方法をご紹介していきます。

物怖じしない人になるために、自分の意見をしっかり持つ事はとても重要です。自分の核になるものや意志を常に意識しておく事で、初対面の人や目上の人にも自分の意見を自分の言葉ではっきりと伝えられるようになります。また、就活などの際には自己PRがスラスラと言えるようになり、テキパキと堂々とした返しができるようになる為、好印象を持ってもらえる事も増えるはずです。

物怖じしない人は、変化を全くと言っていいほど恐れません。それどころか少し楽しむ余裕すらあったりします。多少のハプニングや変化ならどうにかなる・どうにかする・どうにかできると思う事から始めてみましょう。今までやってきた自分の経験や知識を信じる事が大切かもしれません。

自分を何も出来ない人だと思わないでください。初めてのことや慣れないことが一発で上手くいく人なんてほとんどいません。色々な経験を積んで自分で自分のやりかたを見つけていけばいいんです。自分を卑下するより、褒めてあげる・認めてあげることが自信に繋がり、行動を起こす一歩になったりします。

これはなんのためにやってるのか？なぜやっているのか？1つ1つの行動の意味や理由を考えてみましょう。無駄なことが見えてくるかもしれません。物怖じしない人は、様々なことに挑戦しようとする為、効率よく物事を進めていきます。無駄を極力省き、自分にとって必要だと思うことや楽しいと思うことに積極的に動いてみましょう。

物怖じしてしまう人は、物怖じしない人に比べてどうしても人の目を気にしてしまう傾向があります。「こう思われたらどうしよう、陰口をたたかれたらどうしよう」という気持ちは捨ててしまいましょう。周りの目を気にして自分の成長する機会を逃すくらいなら、陰口たたいて笑ってる人なんて無視して頑張ってみる方がよっぽど自分の為になりますし、絶対にそんな人たちよりあなたの将来は明るくなるはずです。

物怖じしない人は絶対と言っていいほど、ネガティブな考え方はしません。まずは、失敗したことより、成功したことを考えてみましょう。また、成功の先には何があるのか考えてみたら、ちょっとワクワクしてきませんか？そのワクワクや期待感が物怖じしない人の原動力です。もちろん、物事は思い通りにいかないことの方が多いですが、それでもやってみたことによる自分自身の成長は大きいです。失敗からも学んでしまえば、自分にとってマイナスなことなんてないのかもしれません。

同じミスを繰り返すことは信用を失うことに繋がってしまいます。失敗は、成功に繋げないと意味がないのです。積極的に自ら動いていたとしても、同じミスを繰り返してばかりでは、何も考えてない仕事が出来ない人認定されてしまいます。それでは全く意味がないですよね。失敗した分は次の機会に絶対に取り戻すように、失敗の原因を突き止め同じことを繰り返さない様に注意しましょう。

1度失敗しても、また挑戦するのが物怖じしない人です。失敗で学んだことは次に活かさなければ意味がありません。「前回失敗したから今回も出来ないだろう」ではなく、「今回こそ成功させるんだ」と奮い立たせることが重要です。

失敗しても誰かが助けてくれるだろう、という考え方は物怖じしない人とは全く異なります。物怖じしない人は、自分の力でどうにかしようと奮闘するのです。もちろん頼った方がいい時もあります。ただ、自分がどうにかしなければいけないという責任感がない人が、他人を巻き込んでまでする挑戦は自分の成長にも繋がらない意味のないものになりかねません。それではただの迷惑な人です。

物怖じしてしまう人が一歩を踏み出す勇気が出ないのは、過去の失敗を引きずってしまいがちな点も関わってきます。失敗を忘れろとは言いません、むしろ全て忘れてしまっては同じミスを繰り返すことに繋がってしまいます。忘れるのではなく、一旦置いておくのです。起きてしまったことは仕方のないことで、過去に戻ることは出来ないんですから、いつまでも落ち込んでいても時間の無駄、と考えましょう。

物怖じしない人は、なぜいつも堂々としていられるのでしょう？それは、引き出しをたくさん持っているからです。こんなハプニングが起きたらあの手段を使えば解決する、こんな状況の時先輩はこうしていた、と今までの経験や見聞を自分のものにして冷静に対処することが出来るのです。今からでも遅くないです、自分の引き出しをたくさん作ってどんな状況にも対応できる柔軟さを持つことで、焦りは軽減されていくはずです。

人と自分を比べて羨ましく思ったり、嫉ましく思ったりしてしまう事も時にはあるでしょう。ですが、やはり人の事を考えるより自分の事をもっと振り返って反省したり、褒めたりしてあげるほうがよっぽど自分の成長に繋がりますし、何より楽しくなります。人のアラを探すより、自分の良いところをたくさん見つけていつでも自己PR出来るようにしておくほうが、物怖じしない人になる為にはずっと意味があるはずです。

休日や仕事の後の１人の時間を振り返ってみましょう。１日中寝て終わる事なんてよくある話だ、という人はその習慣を変えるべきかもしれません。家で１日中寝て終わるくらいなら、新しい見聞を広げに外に出てみる方が、色々な事に挑戦していくきっかけになったりします。外で他の刺激を受ける事はとっても意味のある事です。自分からコンタクトをとって初対面の人に会いに行ってみたり、そんなのハードルが高すぎるという方はまず何か興味のある資格や分野に関して勉強するところから初めて、自信をつけるというのも１つの手です。

物怖じしない人に近づくための心構えを3つの視点からご紹介していきます。

仕事の上で物怖じしない性格になるのに１番大事なのは、やはり１度の失敗で諦めてしまわない事です。どんな失敗にも理由があるし、成功するためのヒントがあるということを忘れないでください。失敗したからあなたはデキない人ではないのです。初めてのことは出来なくてもしょうがない。ただ、その時の自分の精一杯をぶつけてみることが大切です。失敗しないと見えないことも、きっとあるでしょう。失敗を恐れないでください。

初対面の人に会うとき、物怖じしてしまう人に多いのは「いきなり嫌われたらどうしよう」とか「変な風に思われたらどうしよう」ということではないでしょうか。ですが、初対面の人はあなたが心配するほど深い関係になるかどうかなんて分からないんです。それなら初対面の時から自分らしさを出してみる方が気が合うかもしれませんし、自分らしさを出してみたけど合わなかったなって思った人は、きっとそこまでの関係です。

その後会うかどうかなんか分からないのなら、そんなに怖がる必要も緊張する必要もない気がしませんか？いきなりは無理でも、こんな風に少しずつ視点を変えていってみましょう。

自分のことに関して発信しないといけない自己PRが、気恥ずかしくて苦手という人も多いかもしれません。自分の意志や考え・作品を発信するという意味では、就活や上司へのアピールだけではなく仕事のプレゼンやコンペにも自己PRは重要と言えるでしょう。

自己PRで物怖じしないようにするには、何よりも自分に自信を持つことです。自分に自信を持つには、自分の今までの経験や行動・努力を認めてあげることが大切です。いきなりは難しいかもしれませんが、日々の生活で自分を褒めることに慣れてくると段々自信がついてきます。自信がついた頃には、言葉の重みがある堂々とした自己PRができるようになっているはずです。

ここまで物怖じしない人とそうでない人の特徴や、物怖じしない人に近づくための心構えをご紹介してきましたがいかがでしたか？何度も出てきた「失敗を恐れない」ということが、物怖じしない人になる為には1番大事なことです。何事にも恐れず挑戦し続けていける素敵な人になりたいですね！