3月の挨拶文の書き方!季語を取り入れた書き出しや結び例134選も!
心躍るとき、素敵な手紙を書きたいといつも思うものですね。ここでは3月の季語を取り入れたビジネスでもプライベートでも使える「3月の挨拶文」を豊富にご紹介いたします。手紙の書き方も紹介しておりますので、ご参考になり素敵な挨拶文を書きあげてください。
目次
3月の挨拶文はどう書けばどうすればいいの?
3月といえば、冬の寒さが和らぎ、ほっと気持ちが軽くなるような柔らかな日差しと陽気をが思い起こされます。卒業を控え、新しい門出に胸を膨らませている人も多いでしょう。そんな気持ちをどのような挨拶文としてお送りすればいいのか、季語を含めてみていきましょう。
【3月の挨拶文の前に】手紙の基本的な書き方を紹介!
この記事では3月の挨拶文と3月の季語を取り入れた挨拶文の書き出しや結びの例文をご紹介していきます。その前に、皆さまは手紙の基本的な書き方をご存知ですか?手紙には基本となる形式があります。ここではまずその形式をお伝えいたします。
手紙の基本構成とは
手紙は「1.前文 2.主文 3.末文 4.後付け」の四つの構成から出来ています。それぞれに役割があり、それを理解することで簡単に素敵な手紙を書くことが出来ます。
前文で書く内容
手紙の書き出しの挨拶文の部分がこの「前文」です。拝啓などの「頭語」、季節を感じる書き出しの「時候の挨拶」、お礼やお詫びなどの「相手を気遣う言葉」などの挨拶文で書き出します。
お詫びの手紙やお見舞いなどでは、申し訳ないと心から思う気持ちや相手の体調を気遣うことが一番大切なため、相手の気持ちや容態に応じて「時候の挨拶」は書かないほうが良いでしょう。ビジネスでもプライベートでも同様です。
主文で書く内容
主文に入るときは、改行して新しい段落にし1文字下げてから「さて」「ところで」「実は」などの「起語」を用いて書き始めます。これは挨拶文が終わり、新しい話題に入ることを伝えるためです。主文では手紙の目的や用件を簡潔に述べます。「目的や用件は1通の手紙にひとつかふたつ」が望ましいでしょう。多くすると相手に伝わりにくくなってしまいます。
末文で書く内容
末文は主文での用件が終わった後で、相手の健康を気遣う「結びの言葉・挨拶」や頭語に合わせる「結語」を書きます。これは、会話が終わった後ですぐに「さようなら」と言わないのと同じです。素敵な結びの言葉で手紙を締めくくる挨拶をしましょう。
後付けで書く内容
「書いた日付」「差出人」「宛先」の三つを書きます。これは手紙ならではの形ですので、順序通りに書きましょう。その時、差出人の名前は下に、宛先は行頭から下記、最後に「様」をつけます。
【3月の挨拶文の書き方①】3月の季語や慣用句一覧!
ここからは、3月の挨拶文の書き方を見ていきましょう。まずは、挨拶文で使える3月の季語を使った時候の挨拶や3月の慣用句をまとめました。手紙を書きなれない方はこれらの季語を使った慣用句を挨拶文の書き出しに使って書いてみましょう。
【3月の季語】
早春/春寒/軽暖/浅春/春暖/仲春/春分/陽春/春色/弥生/萌芽/迎梅/解氷/孟春/啓蟄/春和/麗日/春陽/薫風
上記3月の季語の後に「~の候」をつけ3月の慣用句として挨拶文に使うことができます。「~の候」のかわりに「~の折」「~のみぎり」を使うことも可能です。意味は同じです。
3月上旬で使える季語は「啓蟄/浅春/早春/春和/弥生」などがあります。
3月中旬で使える季語は「軽暖/萌芽/春暖/麗日」などがあります。
3月下旬で使える季語は「春分/春陽/仲春/薫風」などがあります。
【3月の季語を使った慣用句の例】
●春まだ浅いこのごろ
●春光うららかな候
●春浅くいまだ風が冷たく感じられます
●春とはいえまだ寒い日が続く折から
●春寒次第に緩む折から
●日増しに暖かさを感じる今日この頃
●雪解けの水が日ごとに輝きを増していく頃
●桜前線北上中の今日この頃
●泡雪も春の訪れを告げているようです
●日中は大分春めいてまいりました
●一雨ごとにすっかり春めいてきました
●日増しに暖かくなってまいりました
●庭の木々も新芽の準備をしています
●梅の香がどこからともなく漂ってきます
●春一番が吹き、急に暖かくなってきました
●日差しもすっかりやわらかくなりました
●吹きくる風も心地より季節となりました
●さわやかな風が頬を撫でていきます
などがあります。
【3月の挨拶文の書き方②】季語を使った書き出しの例文50選!
次に、3月の挨拶文で使える書き出しを「天候や季節感」を感じるものと「自然や風物」を感じるものに分け、それぞれ25の例文を載せました。3月ならではの気持ちにあった挨拶文があれば、ぜひペンをとってみましょう。普段はメールやSNSだとしても、手紙や葉書は受け取ると嬉しいものです。
天候や季節感を主体とした書き出し25選!
ここでは、3月の天候や季節感を主体とした挨拶文の書き出しを25つ集めました。
1)春まだ浅いこのごろではございますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
2)花便りの嬉しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
3)日ごとに春めいてまいりましたが、ご家族の皆様にはお変わりございませんでしょうか。
4)梅の香がどこからともなく漂っています。皆さまお元気にお過ごしでしょうか。
5)春光うららかな良い季節を迎えましたが、皆さまにはご健勝にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
6)桃の節句も過ぎ、寒さもやっとゆるんできたようですね。
7)ひと雨ごとに春が近づいてくるような気がいたします。
8)花のつぼみも、ようやくほころび始めたようです。
9)このところ空は気まぐれで、落ち着かない天候が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
10)春寒もようやく温み、本格的な春の到来を迎えましたね。
11)やわらかな日差しが心地よく感じられる季節になりました。
12)暑さ寒さも彼岸までと申しますが、彼岸に入ってめっきり暖かくなり過ごしやすくなりましたね。
13)春霞のただよう季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
14)庭の木々も新芽を準備しております。
15)寒暖定まらぬ日々ですが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
16)春なお浅く、朝夕の冷え込みもまだ厳しい昨今ですが、お元気でいらっしゃいますか。
17)春というのに寒い日が続いておりますが、お元気でしょうか。
18)空は青く澄み、毎日穏やかな日が続いております。
19)春眠暁を覚えずの季節になりましたが、穏やかにお過ごしでいらっしゃいますか。
20)うららかな春の日差しに揚げひばりの声も聞かれる頃となりました。
21)南のほうからは花の便りも聞かれるようになりました。
22)寒気もしだいにゆるんでまいりました。
23)春三月、庭の桃のつぼみも開きましたが、お変わりありませんか。
24)木々の芽吹きに春を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
25)春近しとはいえ先日は大雪と空は荒れ模様、まだまだ油断は禁物のようですね。
3月の自然や風物を感じさせる書き出し25選!
ここからは、3月の自然や風物を感じさせる挨拶文の書き出しを25文紹介します。
1)桜もようやくほころびはじめました。
2)吹きくる風も心地よい季節となりました。
3)川の水もようやくゆるんできました。
4)山の雪も解けはじめ、春の訪れを実感するころ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
5)春風に乗ってほのかな花の香りが漂うころとなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
6)虫たちが土の中から這い出る啓蟄の季節になりましたが、お元気でいらっしゃいますか。
7)桃の花咲く季節となりました。
8)外を眺めると梅の花びらがひらひらと散っています。
9)お嬢さまの雛祭りをご家族でお祝いなさったことと存じます。
10)ひな人形を出しながら、一緒に雛あられをほおばったことを思い出しました。
11)街を歩くと花柄や春色の服に目が引き付けられる季節となりました。
12)ショーウインドーに並ぶ春色の服に、つい目がとまります。
13)確定申告の時期となり、連日領収証と格闘する日々を送っております。
14)ご子息様(ご令嬢様)の合格(ご卒表、ご卒園)、おめでとうございます。
15)新しい門出の季節となり、皆さま新鮮な気持ちでこの存をお迎えのことでしょう。
16)先日、無事に卒業式を終えました。在学中は一方ならぬお世話になり、本当にありがとうございました。
17)散歩の途中の川に冬眠から覚めた亀が日向ぼっこしていました。春の到来を感じました。
18)春になると何か新しいことを始めたくなる気分になります。
19)選抜野球に母校が出場しているため、連日テレビの前に釘付けです。
20)娘が東京の大学へし苦くすることになりました。春からは夫婦二人だけの暮らしとなりますので、二人で楽しめる趣味を見つけなくてはと思っています。
21)息子もようやく大学卒業。これでようやく肩の荷が下りました。
22)子どもが就職して独立することになりました。ほっとするほうな、寂しいような気持ちを味わっております。
23)このたびは、ご栄転とのこと、〇〇さんより伺いました。おめでとうございます。
24)春の移動でご転勤とのこと、準備にお忙しい日々をお過ごしのことでしょう。新天地でもどうかお力を発抑してくださいね。
25)本社へご栄転とのこと、まことにおめでとうございます。でも、今までのようにはお目にかかれなくなってしまうと思うと、やはり一抹の寂しさがあります。
【3月の挨拶文の書き方③】ビジネス向きの書き出しの例文7選!
さて、3月は人事異動が発表されますので、ビジネスでも挨拶文が必要になることがあると思います。ここでは3月のビジネス向き挨拶文の例文を選んでみました。ビジネスではしっかりとした挨拶文の形を取りがちですが、口語調のものが優しく相手に受け入れられる場合もあります。特に女性が送る場合には、堅すぎる挨拶文よりも少し柔らかい口語調の挨拶文のほうが好まれます。送る相手のことを考え選ぶとより良い挨拶文になるのではないでしょうか。
<お礼など、一般のビジネスレターとしての3月の挨拶文例>
1)拝啓 春風の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、熱くお礼申し上げます。
<返事の手紙のときの3月の挨拶文例>
2)拝復 春暖の候、貴社いよいよご清栄のこととお喜び申し上げます。
<口語調の3月の挨拶文例>
3)三寒四温の言葉通り、冬が行きつ戻りつしている昨今ですが、〇〇様にはお元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。いつも身に余るお力添えをいただきまして、まことにありがとうございます。
4)春なお浅く、朝夕はまだまだ冷え込みが厳しい今日この頃ですが、〇〇様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。平素は多大なご指導を賜り、心から感謝いたしております。
5)花の便りが聞かれる頃となりましたが、○○様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。いつも身に余るお力添えをいただきまして、厚くお礼申し上げます。
6)ようやく春めいてきて木々の芽も膨らみ始めましたが、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。
<異なる地方へ向ける場合の3月の挨拶文例>
7)春光うららかな季節となりましたが、〇〇地方ではいかがでしょうか。
【3月の挨拶文の書き方④】結びの言葉の例文17選!
ここからは3月の挨拶文の、結びの言葉の例文を17本紹介します。結びの言葉は伝えたかった内容の締めくくりです。相手の健康を想う気持ちを添えて素敵な挨拶文を完了させてください。
1)お彼岸とはいえ、まだ寒い日がございます。どうかお体を大切に。
2)桜の便りもすぐそこまで届いています。ご自愛の上ご活躍のほど、お祈り申し上げます。
3)まだまだ朝晩は冷え込みます。どうぞくれぐれもご自愛ください。
4)季節の変わり目でございますので、体調を崩したりなさいませんよう、お気を付けください。
5)花冷えのする時期でございます。暖かくしてお休みくださいますように。
6)まもなくお花見のシーズンですね。今年もご一緒出来ますように。
7)暖かくなりましたら、温泉旅行などご一緒にいかがですか。
8)来月あたり、食べ歩きの小旅行にお誘いいたします。
9)子どもが入学して落ち着きましたら、ぜひランチをご一緒したいと思っています。
10)久しぶりにご夫婦二人の生活になりますね。新婚時代に戻った気分で、仲睦まじく楽しくお過ごしください。
11)四月からは一人暮らしですね。健康に気を付けて、充実した学生生活をおくられることをお祈りしております。
12)新しい生活への期待と不安に揺れていることと拝察しますが、あなたならきっと大丈夫ですよ。
13)新生活が実り多いものになりますことを心よりお祈りいたしております。
14)いままで培ってきたご経験を活かし、新天地でも益々ご活躍ください。
15)仕事を覚えるまでは大変だと思いますが、焦らず、じっくり行きましょう。
16)単身赴任は健康管理が肝心です。どうかくれぐれもご自愛のほどを。
17)春寒のみぎり、どうかご自愛ください。
【上級者向けの3月の挨拶文①】上旬・中旬・下旬の時候の挨拶60選!
ここからは手紙を書きなれている方も、書きなれていない方も参考にしていただけるように3月の挨拶文を上旬、中旬、下旬の時候の挨拶としてそれぞれ20ずつ紹介します。上旬から中旬、下旬へと移り変わる季節を感じられる挨拶文が並びますので、お気に入りの挨拶文を見つけてください。ビジネスにも使える表現も含まれています。
①3月上旬の時候の挨拶20選!
3月上旬はまだ肌寒い日が続きますが少しずつ春めく様子の挨拶文が多くあります。
1)春寒の候
2)早春の候
3)仲春のみぎり
4)孟春のみぎり
5)解氷の折
6)冬の名残のまだ去りやらぬ時候
7)春色和やかな季節、皆様にはご清祥のことと存じます。
8)春一番が吹き、急に暖かくなってまいりましたが、つつがなくお過ごしでしょうか。
9)寒緋桜が目に鮮やかなこのごろ
10)早春の息吹身に染む今日この頃
11)弥生の空が美しく晴れ渡り、空気も暖かくなってまいりました。
12)梅も散り、桃のつぼみがふくらんでまいりました
13)ほのかに漂う沈丁花の香りに早くも春の到来を感じております
14)3月に入ったとはいえ寒かったり暖かかったりの毎日ですが
15)春眠暁を覚えずの快い季節になってまいりました。
16)ひと雨ごとに春の色が濃さを増すこのごろ、つつがなくお暮しですか。
17)今年も雛祭り、いくつになっても心が華やぎますね。
18)雪解けの季節、窓から見える山々の色も変わってまいりました。
19)春まだ浅く風に冷たさが感じられる今日この頃、ご家族の皆様もお元気でお過ごしのことと拝察いたします。
20)淡雪も春の訪れを告げているようです。
②3月中旬の時候の挨拶20選!
3月中旬には少しずつ寒さが和らぎ穏やかな暖かさを感じる挨拶文が多くなってきます。
1)軽暖の候
2)春暖のみぎり
3)春分の候
4)啓蟄の候
5)桃花のみぎり
6)春寒ゆるむ折
7)余寒も和らぎ、外出がうれしい季節となりました。
8)寒さが次第に和らいできましたが、いかがお過ごしですか。
9)寒さの中にも春の訪れを感じる今日この頃、いかがお過ごしですか。
10)桜の花が待ち遠しい毎日です。
11)春一番が吹き、ようやく春も本番ですね。
12)野山の雪も解け、ようやくこちらでも春の到来です。
13)暑さ寒さも彼岸までとはいいますが、まだまだ肌寒い季節です。
14)花便りの聞かれる季節となり、何とはなしに気持ちのはずむこの頃です。
15)空には雲雀のさえずりが聞かれるようになりました。
16)庭の椿も満開となり、いよいよ春到来が楽しみとなってまいりました。
17)木々の緑が日増しに色づく季節となりました。
18)卒業式のシーズンを迎えられ、何かと忙しい毎日をお過ごしのことと思います。
19)今年もまた近所の神舎が苗木市でにぎわうころとなりました。
20)春色なごやかな季節、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
③3月下旬の時候の挨拶20選!
3月下旬といえば卒業式を思い出しますが、さまざまなことでの移り変わりを感じられる挨拶文が多くなっています。
1)春分の候
2)花時の候
3)春暁の折
4)日永のみぎり
5)萌芽の候
6)花笑みの季節を迎え、心穏やかに日々を過ごしております。
7)麗かな春の気配に花時を迎え、心地よい季節ですね。
8)春色にわかに色づき、心躍る季節となってまいりました。
9)やわらかな春風に心誘われる季節となりました。
10)旅立ちの春、我が家の息子も新天地へと旅だっていきました。
11)桜のつぼみも膨らんで開花を待ち遠しく感じておりますが、そちらはいかがでしょうか。
12)心浮き立つ季節となりました。
13)桜前線も次第に北上してまいりました。開花を待ち遠しく過ごしております。
14)新緑が風に薫る季節となりました。
15)水温み、野に陽炎の燃え立つ季節がやってまいりました。
16)万物が躍動し、心身ともに蘇る春となりました。
17)やわらかな春雨に草木がいっそう背伸びをするようです。
18)さわやかな風がそっと頬をなでていく、気持ちの良い季節となりました。
19)散歩の途中で土筆を見つけました。もうすっかり春ですね。
20)初蝶の姿を見かけ、本格的な春到来をうれしく感じております。
【上級者向けの3月の挨拶文②】『3月』の呼び名・別名一覧!
3月の呼び名と別名をお伝えします。
桜月 さくらづき |
花見月 はなみづき |
雛月 ひいなづき |
夢見月 ゆめみづき |
嘉月 かげつ |
晩春 くれのはる ばんしゅん |
暮春 ぼしゅん |
春惜月 はるおしみづき |
蚕月 さんげつ |
建辰月 けんしんつき |
桃月 とうげつ |
緑秀 りょくしゅう |
花月 かげつ |
花津月 はなつつき |
華節 かせつ |
宿月 しゅくげつ |
季春 きしゅん |
早花咲月 さはなさづき さはなさきつき |
残景 ざんけい |
春抄 しゅんしょう |
同じ方に出すときなど、いつもと違う「3月」を使って挨拶文を書き出してみましょう。一般的には「弥生(やよい)」が多く使われていますが、他にも多くの「3月」の別名があります。これらの別名は上旬、中旬、下旬のいずれにも使うことが出来ます。
3月の挨拶文を実際に書いてみよう!お礼はがきの例文を紹介!
いろいろと手紙の形を説明してまいりましたが、なかなか自分で考えて書くのは大変だと思われた方も多いのではないでしょうか。ここではお礼のはがきとしての例文を記載しました。時候の挨拶は3月上旬、中旬、下旬のものからもご参考いただき、気持ちを込めて挨拶文を書いてみてください。
ビジネスの3月のお礼はがき/顧客にあてたお礼状例文
拝啓 梅の蕾も綻び、日ごとに春めいてまいりました。 先日は弊社製品をお買い求めいただいてありがとうございました。 その後、〇〇〇の使い心地はいかがでしょうか。もし何かお気づきの点がござい ましたらいつでもご一報ください。 略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます。まことにありがとうございました。 敬具 |
プライベートの3月のお礼はがき/結婚のお祝いをいただいたお礼状文例
桜の便りが聞かれる季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。 このたびは素敵なペアグラスをありがとうございました。デザインがシンプル なので私も肇さんも一目で気に入りました。早速使わせていただきますね。 新居もようやく片付きましたので千里さんもぜひ遊びにいらしてください。 まずはお礼まで。 |
季語を使って春を感じる素敵な手紙を書いてみよう!
プライベートでもビジネスでも3月はいろいろな行事も多く、お祝いやお返しをいただいたり送る機会も多いと思います。そんなとき挨拶文や形式に臆せず、すっと手紙やはがきを送れる人に憧れませんか?この記事に出てきた季語や例文を参考に自分の感じた「3月」を言葉にして手紙を書いてみましょう。きっと受け取った相手の方はその3月の季語から季節とあなたの気持ちを感じ取ってくれるに違いありません。上手下手よりもまず気持ちを届けるのだと思って、早速挨拶文を考え始めてみましょう。