前髪で迷ったらダブルバング！前髪あり・なしどっちも可愛い！

ヘアスタイルのダブルバングをご存知ですか。ダブルバングとは一つの前髪の中に長さの違う2つの前髪があり、日によって前髪ありの髪型にしたり、前髪なしの髪型にしたりと、ヘアスタイルをその日の気分によってがらりと変えることができる、お得感のあるヘアスタイルのことです。

ダブルバングは異なる長さの前髪があるので、ダブルバングにした短い前髪を利用して、ちょっと幼い印象に見えるヘアスタイルにしたり、ダブルバングの長い前髪を利用して横に流し、大人っぽい魅力を引き出すヘアスタイルにしたりと、一つのヘアスタイルで2通り楽しめるのがダブルバングの魅力です。

ダブルバングの前髪のうち、長い部分の前髪を横に流し、前髪ありのダブルバングのヘアスタイルにすることで、ショートでもロングでも、若くてかわいらしいイメージのヘアスタイルになります。さらにダブルバングの短い前髪の部分を、眉の上の短めの前髪や、アシメバング等にするのも個性的であり魅力的です。

ダブルバングの前髪のうち、短い部分の前髪を隠すように長い部分の前髪を前へ出してきて流すことで、ダブルバングの前髪なしのヘアスタイルにすることができます。ちょっと大人っぽい魅力を出したいときに良いヘアスタイルですね。

前髪をダブルバングにすることで、様々な印象のヘアスタイルが楽しめます。まずは前髪ありの場合のダブルバングのヘアスタイルを、ボブ、ミディアム、ショート、ロング、ウェーブとご紹介します。

黒髪のショートカットに緩くウェーブをかけることで、くせ毛のような自然な動きをプラスしたヘアスタイルです。黒髪でも緩くウェーブをかけることで重くならず、さらにダブルバングの前髪で個性的な魅力を引き出すこともできます。

かわいらしいイメージのマッシュショートのヘアスタイルですが、黒髪で少し重い感じになるよりも、茶髪にすることでさらに明るく活発なイメージになりますね。ダブルバングにしているので、ちょっと大人っぽくしたいときには分け目を変えるだけで、雰囲気を変えられます。

金髪にするのはちょっと勇気が必要かもしれませんが、ダブルバングで金髪のショートボブは、がらりとイメージを変えるのに最適なヘアスタイルです。これまで黒髪のロングヘアだった人がダブルバングのブロンドショートボブにすれば、街で出会っても気づかれないかもしれませんね。

ボーイッシュ、クールなイメージのベリーショートに、長さの違うランダムなダブルバングをあわせることで、動きのあるヘアスタイルになります。アレンジしにくいベリーショートでも、ワックスをもみ込んでセットすることで、アレンジもできます。

黒髪でも前髪に丸みを出したガーリーミディアムなら、かわいらしいヘアスタイルになります。普段は前髪を下してかわいらしく、時には前髪を横に流してクールなイメージに変えることもできます。

外はねのミディアムヘアも、ダブルバングの前髪があればかわいらしくフェミニンな雰囲気にすることもできます。ちょっとウェーブをかけたり、無造作にしてアンニュイな雰囲気を出すのも魅力的かもしれません。

重めのミディアムヘアに、あえてダブルバングの重めの前髪を合わせることで、秋冬に合いそうなヘアスタイルになります。ダブルバングなので、前髪を流しても知的でフェミニンな雰囲気になりそうです。

ミディアムヘアの毛先に、外向きにゆるくカールをすることでナチュラルな外はねを作るのがコツ。ワンカールするだけなので、巻き髪スタイルを作るよりも簡単です。ストレートのままよりも、ちょっとスキができて、かわいらしい雰囲気になります。

クルンと強めのカールが個性的なミディアムヘア。これまで緩めのカールが流行っていましたが、90年代に流行った強めのカールも最近また人気が出てきています。強めのカールはちょっとウエットな感じでカールをはっきり出すのがおしゃれです。

ゆるめのワンカールスタイルは、ロングヘアでも柔らかい雰囲気と、程よい空気感でエアリーな仕上がりになります。きれいなAラインが作れるので、ダブルバングの前髪ありと併せて小顔効果もありますよ。

同じロングのヘアスタイルでも、茶髪でふんわりとしたウェーブを作ることで大人ロングになります。面長の人はふんわりとカールを作ることで、ロングでも面長をカバーできるメリットがあります。さらに重くなりがちなロングは茶髪でさらに軽くすることができます。

ちょっとエレガントな雰囲気が魅力の黒髪ロングウェーブ。キレイな黒髪はウェーブをかけてもとても素敵です。ダブルバングの前髪にも少しカールをして、ロングウェーブに合わせて流すのがこなれ感を出すコツです。

毛先をちょっと巻くだけでストレートのロングよりもあか抜けた雰囲気になります。「毎朝コテで巻いてる時間なんてない！」という人は、パーマで内巻きを作ってしまいましょう。朝はスタイリングするだけでOKです。

ダブルバングの前髪ありのヘアスタイルも素敵なものがたくさんありますが、前髪なしのヘアスタイルもいろいろあります。おでこを出すのは苦手という人も、ダブルバングならその日だけお試しでデコ出しスタイルも楽しめます。

切りっぱなしの外はねボブのヘアスタイルは、他のボブよりもラフな感じですが、ダブルバングの前髪がないスタイルにすることでクールな印象も加わり、ちょっとかっこいい大人な感じのヘアスタイルですね。

茶髪でダブルバングの前髪ありのマッシュショートも、キノコのようなヘアスタイルがかわいいですが、ダブルバングの前髪なしのマッシュショートはちょっと知的な感じがするヘアスタイルです。パーマでウェーブ感のあるマッシュショートも良いですが、知的な印象を狙うなら、黒髪でストレートのマッシュショートボブにするのがコツです。

耳かけのヘアスタイルはなんとなく女性らしさが感じられます。耳かけはショートでもできるヘアスタイルなので、ショートヘアの人はぜひ試してみてくださいね。ダブルバングでウエーブをかけたショートだとレトロな感じになりますし、おフェロな感じを出したければ、前髪なしで、前下がりのショートヘアスタイルにするのがコツです。

ダブルバングの長く残した方の前髪をサイドに流した斜めスタイルは、大人っぽい印象になります。ある日は前髪ありで幼い印象に、またある日はダブルバングの前髪をサイドに流して大人っぽいヘアスタイルと、その日の気分で正反対の印象のヘアスタイルが楽しめますね。

一見無造作に見えるヘアスタイルもパーマでウエーブを作ってしまうのがコツです。もちろんワックス等をもみ込んで無造作ヘアを作るのも良いですが、パーマをかけておくことでセットがしやすくなります。ダブルバングの前髪を上げておでこを少し出すことで、アンニュイな雰囲気になりますね。

ウェット感のあるミディアムヘアは、そのツヤ感が人気です。同じミディアムのヘアスタイルでもちょっとアンニュイな雰囲気を醸し出すことができます。ウェットミディアムのヘアスタイルは、まずはオイル系のスタイリング剤で始めるのがコツです。

重くなりがちな黒髪のロングヘアも、内巻きのカールにすることで空気感がプラスされ、軽いイメージに仕上がります。黒髪でロングのヘアスタイルはツヤ感も重要になってきます。内巻きカールに加え、適度なツヤ感を出すことが黒髪内巻きカールロングのコツです。

茶髪でゆるウエーブのロングヘアはフェミニンな魅力が抜群です。きついウェーブだとがっつりした感じがしてしまうので、あくまでゆるく巻くのがコツです。ふんわりゆるく巻いた軽い感じの髪の毛は、意中の男性も思わず触りたくなるかもしれません。

ダブルバングのヘアスタイルは、前髪のアレンジだけでもずいぶん印象を変えられます。ダブルバングは前髪ありの髪型、前髪なしの髪型を使い分けられますが、さらにちょっとしたアレンジを加えることで、一つの髪型から何通りものダブルバングの髪型が楽しめます。

以前はキュッと結われたポニーテールが定番でしたが、近年はおくれ毛をわざと作ったポニーテールがトレンドです。しっかりと結うより抜け感があり、おしゃれに仕上がります。ダブルバングの前髪とゆるふわな雰囲気がより女性らしさを引き立たせてくれますよ。

ダブルバングでハーフアップも、ただそのままハーフアップするだけではいつもと変化がなく、面白みがないですね。そんなときはハーフアップをくるりんぱしてアレンジしましょう。意外と簡単にできるんですよ。くるりんぱは一つ結びした束の頭側に間を作り、そこに結んだ先の髪の毛を上から下にくるっとくぐらせることでできます。ゴムをきつめに縛って、間を作る際に穴を大きく開けすぎないことがコツです。

サイドポニーテールは頭の上の方で結うと元気な印象に、下の方で結うとダブルバングの前髪とあわせてフェミニンな印象になります。そのまま結んでも良いですが、ウェーブありのサイドポニーテールや、くるりんぱも加えたサイドポニーテールもアレンジが利いていて良いですね。

ちょっとルーズな感じのおくれ毛たっぷりのお団子ヘアは、フェミニンな魅力がたっぷりです。おくれ毛を残して一つ結びにしてからお団子にするのがコツです。夏祭りで浴衣を着る際等に活躍しそうな髪型ですね。ダブルバングの前髪とおくれ毛たっぷりのお団子ヘアは、かわいらしい印象になるでしょう。

前髪ありでツインテールは幼い印象になりがちですが、ダブルバングを利用して前髪なしのツインテールであれば、ゆるい三つ編みや編み込みや、帽子を使うことで大人っぽいアレンジにすることも可能です。

前髪をねじってサイドで止めるだけの前髪サイドねじりのヘアスタイルは、前髪の短い部分も長い部分も一緒にねじるので、ダブルバングの前髪でもいつもと違う雰囲気のヘアスタイルが完成します。前髪サイドねじりは、好きなところから前髪を二つに分けて、それぞれ前髪をすくいながらサイドに向かってねじっていき、こめかみのあたりまできたらピンでとめるというものです。簡単でありながらオシャレ感があるヘアスタイルですよ。

前髪だけのために美容室に行くということはあまりないかもしれません。ダブルバングは実はコツさえつかめば、セルフカットでもできるんです。道具を揃えることも、ダブルバングを上手にセルフカットするコツのうちです。

前髪を切るときに必要なもの

・よく切れるハサミ（カットばさみとできればすきバサミ）
・コーム（バランスを見るために必要）
・ダッカールピン、ヘアゴム（髪の毛をブロッキングするために必要）

切り方のコツ

・髪の毛を濡らさず、乾いた状態で切る
・切る予定をしていない部分の髪の毛をブロッキングする
・髪の毛の流れのクセを見て、流れやすい方の前髪が長く残るようにする

同じ髪型でも、前髪ありと前髪なしでは全く雰囲気の違う印象になります。前髪をダブルバングにすることで、仕事とプライベートでヘアスタイルを変えたり、簡単にイメージチェンジできたりします。ダブルバングはセルフカットでも意外と簡単にできるので、どんな前髪にしようか迷ったら、この機会にダブルバングを試してみてはいかがですか。