男性不信の原因と克服方法は？好きな人が男性不信の場合の対処法も！

なんとなく男性が怖くて、男性のいる場所を避けているという自覚を持っている人はいないでしょうか。誰でも好き嫌いや得意不得意があるので男性を避けていても問題はありませんが、もし男性が怖すぎて日常生活に支障をきたしていたり恋愛ができない場合は心理的に過去のトラウマなどが原因の場合もあります。

心当たりがある人は、自分が男性不信かどうかチェックしてみましょう。もしかしたら、しっかり治療して克服する必要がある男性不信なのかもしれません。

自分自身が男性不信かどうか気になっている人は、病院を受診するのも良いですが、まずは自分でチェックしてみることで自分の心理を客観的に見ることができます。チェック項目を5つ紹介しますので、ぜひチェックしてみましょう。

女性の目を見て話すのは平気なのに、男性だけ目を見て話せないという心当たりはないでしょうか。もし男性と目を合わせることに心理的な抵抗があるのであれば、あなたは男性不信の可能性が高いです。目を合わせられないというのは、診断するうえで大きな特徴の一つです。

男性と話している時、謙遜したいわけでもないのに自分のことを不必要に卑下してしまうことはないでしょうか。本当は自信を持って話したいのに、男性に対しては「私が譲る」というスタンスが身についているのも男性不信の人の特徴の一つです。女性との会話と男性の会話、大きな違いがないか自分でチェックしてみましょう。

日常会話はもちろん、業務上でも男性との会話が苦手な場合は男性不信の可能性が高いです。男性不信の人は、直接の会話も電話での会話もプレッシャーに感じてしまうことがあります。営業など、どうしても接する必要がある場合でも男性と話すことが心理的に辛い場合は、男性不信の可能性が高いことを覚えておきましょう。

あなたは無意識にでも男性を避けていることはないでしょうか。電車などの公共の場で男性からできるだけ遠くの場所に座ろうとするなどの行動は、男性不信の人によく見られる特徴です。普段から自分がどのように行動しているのか、特徴的な行動がないか思い出してみましょう。

男性不信の人は、男性が嫌いなわけではありません。ですが、男性不信だからこそ恋愛をしたくても恋愛ができないという人も多くいます。彼氏が欲しいと思っていても合コンや街コンなど、不特定多数の男性と話す場所に行くことがどうしても嫌な場合、男性不信の可能性が高いと分析できます。

男性不信の女性は、どのような心理状態なのでしょうか。人によって多少の差はありますが、共通している心理もあります。男性不信の女性の心理を分析してみましょう。

男性不信の女性は過去のトラウマが克服できていないことがほとんどです。過去のトラウマをしっかり認識していてもそれを克服することを避けてしまったり、あるいは過去のトラウマ自体を自覚していない場合もあります。どうしても過去のトラウマが克服できなくて、それでもトラウマを克服したい場合は、専門家の力を借りることも視野に入れましょう。

男性不信の人は、読んで字のごとく男性を信じることができないのが特徴です。恋愛面で男性を信用できないのはもちろん、業務上でも契約書があったとしても男性を信用できると考える人が少なくなってしまいます。そのため、男性不信の人はそもそも仕事を選ぶ際に男性が少ない職場を選ぶこともあります。

男性不信の人は男性に対して深層心理で恐怖を抱いている人もいます。そのためプライベートでも職場でも男性に近付かないように過ごすことを望む人も少なくはありません。ご近所付き合いなどでも男性がいると息苦しさを覚えるため、あまり積極的に地域の行事に参加しないという人もいます。

男性不信の人も、生まれた時から男性不信なわけではありません。多くの場合、過去にトラウマになるような原因があって男性不信になってしまいます。

男性不信になってしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的な男性不信になる原因を5つ紹介します。

過去の恋愛で男性に浮気された経験から男性不信になる人もいます。特に同棲をしていたり婚約しているという状態から男性の浮気が原因で破局した場合は、恋愛面で強く男性不信になるでしょう。また、男性不信になるだけではなく自分自身の自信も喪失してしまいます。自分に自信がないので、恋愛に限らず男性の前でだけ自分のことを卑下することもあります。

多くの場合、女性は男性より力が弱い存在です。そのため、男性に暴力を受けたことが原因で男性全体に対して恐怖を覚えて男性不信になることもあります。男性からの過去の暴力が原因で男性不信になった場合、仕事でもプライベートでも男性を極端に避けて行動するようになります。

特定の男性の浮気や暴力だけではなく、犯人が分からない原因で男性不信になることもあります。代表的な出来事としては、痴漢にあうなどの被害が挙げられます。一度痴漢にあって男性不信になった人は、通勤時に女性専用車両などの使用にこだわったり、タクシーでも女性運転手を指名するなどの対処法を考えながら生活しなければならなくなる場合もあります。

男性不信の人の中でも、「信じたいのに男性を信じられない」という人はいます。そういった人たちは頭では「男性も女性と同じで信じられる人と信じられない人がいる」と分かっているのに心理的にどうしても信じられないため、男性を信じられない自分自身に自信が持てなくなってしまいます。浮気をされた経験がある人同様、男性の前で自分のことを不必要に卑下してしまいます。

ずっと女子校生活で男性と接する機会がなかったり、共学でも異性の友達がいない場合は大人になってからどのように男性と接すれば良いか分からないままのこともあります。そのため、恋愛面でも自分に自信が持てずに男性不信の人と同じような態度をとってしまうこともあります。ただしこの原因の人たちは過去に男性関連でトラウマがあるわけではないので、時間の経過で男性不信が治り、普通に接することができるようにもなります。

男性不信は治らないわけではありません。しっかりした対処法を実施することで、徐々に男性不信を治すことができるでしょう。

男性不信の対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。効果的な対処法を4つ紹介していきます。好きな人が男性不信で困っている人も、この対処法を試してみてください。

対処法の一つ目は、自分が男性不信になった過去を直視して向き合うことです。時には自分のトラウマに直面するので辛いこともありますが、この対処法によってトラウマを克服すれば男性不信が治る可能性があります。ただしトラウマの克服はとても困難なので、必要に応じて専門家の助けを借りるようにしましょう。

男性不信の人は、男性に対する興味がない人もいます。男性に興味を持つための対処法として、恋愛ドラマを見たり恋愛をテーマにした本を読むようにしましょう。男性との恋愛が素敵なものだと思えれば、自然に男性に興味を持って男性不信を克服できることもあります。

男性不信な人は、自分に自信がないため男性に対して堂々とした態度を取れない人もいます。そのため、自分に自信を持つことで男性不信を治すという対処法もあります。自信を持つ方法は、男性や恋愛に無関係のものでも構いません。仕事でも資格でも、自分に自信が持てるものを探してみましょう。

どの対処法であっても、男性不信の克服は焦ってはいけません。決して焦らず、長い時間がかかるのが当然だと思って少しずつ行動しましょう。無理に男性不信を治そうとしても上手くいかず、さらに自信を喪失してしまうことに繋がりかねません。自分自身の心に無理をさせずに治していくようにしましょう。

男性不信の克服は一朝一夕ではできません。男性不信を克服したいと思ったら、焦らないことを念頭に置いて少しずつ治していくようにしましょう。男性不信を治す時に大切なことは、自分自身が「治したい」と思う強い気持ちです。無理をせず、しっかり目標に向かって前進していきましょう。