脇の黒ずみを解消する方法10選！ツルツルになるおすすめグッズは？

女性にとってデリケートな部位である脇の下。夏の日のおしゃれにサンドレスやキャミを着たいけれど、脇の黒ずみが気になってしまって、羽織物が手放せない、彼とデート中にいいムードになっても、脇の黒ずみが気になってそれどころじゃなくなってしまう、なんて経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

どうにかして脇の黒ずみの悩みから解放されたい！と思っている女性のために、脇の黒ずみの対策と予防法などをご紹介します。

デリケートな部位の脇は、皮膚が薄いから黒ずみやすいかと思っていませんか？実は、脇の皮膚はそれほど薄いわけではありません。脇と同じく黒ずみが気になる部位である肘や膝などの関節部分の方が脂肪がついていないので皮膚が薄い部分なんです。では、なぜ黒ずみやすいのでしょうか。原因を探ってみましょう。

人間の皮膚は、刺激を受けてしまうと体細胞の損傷を防ごうとメラニン色素が生成されます。日焼けをすると、紫外線の刺激によって、メラニン色素が増えて肌が黒くなりますよね。日焼けは、メラニン色素が覆うことでいわばサンシェードのように肌を守ろうとしているのです。

脇は腕と体が重なる部分のため太陽には当たりませんが、摩擦がおこりやすいですし、カミソリや毛抜きなどを使った脱毛・除毛処理の刺激がおこりやすいため、メラニン色素が生成されて、色素沈着を起こしてしまうのです。

また、脇は体の中でも汗をかきやすい部位なため、皮脂や古い角質で毛穴がつまりやすくなっています。また、脇汗や脇の臭いが気になるからと言ってデオドラントや制汗剤を過度に使ってしまうと毛穴をふさいでしまうのです。

乾燥はお肌の敵なのは、脇も同じで、乾燥して水分を失うと保護力が低下するため、さらに油脂を分泌させて皮膚を守ろうとします。そのため、より毛穴がつまりやすくなってしまうのです。

また、乾燥すると皮膚が過敏状態になり、かゆみが生じてしまいます。かいてしまうと、皮膚を刺激してしまうので、黒ずみができやすくなってしまうのです。

さきほど、摩擦による刺激がメラニン色素の色素定着をおこす原因のひとつだとあげましたが、具体的にいうと、衣服などによる摩擦や、ムダ毛処理時のカミソリなどによる摩擦、入浴中に脇の下を洗う摩擦など、どれも日常で避けられないものが原因になっているようです。

カミソリで脇のムダ毛処理をして脇の皮膚を傷つけて、かさぶたを作ってしまった経験はありませんか？かさぶたで塞がってしまった毛が正常に成長できず、皮膚の中に埋まって埋没毛になってしまう場合もあります。同じように、毛抜きで脱毛処理をしている際に、途中でちぎれた毛が、皮膚の下で成長して埋没毛になってしまうこともあります。

また、カミソリや電気シェーバーでムダ毛を処理していると、毛根に近いちょうど太く成長している位置で付近で毛を剃ることになるため、毛根部分が目立ってしまい、毛穴がポツポツと黒ずんで見えてしまうのです。

妊娠すると、脇や乳首、乳輪、外陰部、足の付け根部分が黒ずみやすくなります。妊娠すると、ホルモンバランスの変化により、女性ホルモンが大量に分泌されますが、女性ホルモンのエストロゲンはメラニン色素の生成を促すため、色素沈着が起こりやすくなってしまうのです。また、ホルモンのバランスが変わるため、皮膚のターンオーバーが正常に行われなくなるのも原因ですが、出産後にホルモンバランスが戻れば、徐々に薄くなるのがほとんどです。

日頃から気をつけていても、黒ずみができる場合は、不規則な生活によるホルモンバランスの乱れが考えられます。生活習慣の乱れや、ストレス、無理なダイエットなどをすると、妊娠中と同じく、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が過剰になり、脇が黒ずむ原因になるのです。

脇の黒ずみの原因がわかったところで、どのようにして予防すればよいのでしょうか。脇の黒ずみは、薄着の季節に気になるものですが、脇の黒ずみを予防するには、一年を通してのケアが大切です。脇の黒ずみを予防するおすすめのセルフケアをご紹介します。

脇の皮脂や制汗剤などの汚れは脇の黒ずみの原因のひとつ。毎日の入浴で、しっかりと汚れを落とすことが大切です。けれども、ゴシゴシと洗ってしまうと、摩擦によって皮膚を傷つけてメラニン色素が増える原因となってしまうので、正しいケアでやさしく洗うことで黒ずみを予防できます。

洗う前の準備
実は、石けんで表面を洗うだけでは汚れは落ちきりません。小さい毛穴の奥までは届かないので汚れがまだ残ってしまいます。お風呂にゆっくりとつかると、体が温まり毛穴も開いてくるので、汚れが落ちやすくなります。脇の黒ずみケアには、シャワーではなく、お風呂に10分程度つかるのがおすすめです。

洗い方
洗顔するのと同じように、泡のクッションで摩擦を防ぐため、しっかりと泡立てることが大切です。石けんをモコモコと泡立てて、手で円を描くように洗います。その後は、石けんカスが残らないように丁寧に洗い流しましょう。

脇の黒ずみケアでNGなのは、次のとおり。
・タオルでこする(摩擦）
・40度以上の高温の湯を使う（刺激と乾燥）
・お風呂上りに保湿ケアをしない（乾燥）

しっかり脇をケアすれば、黒ずみだけではなく、ワキガ・あせも・ニキビの予防になるのでおすすめです。

週に一度程度は、クレンジングして脇をしっかりとケアしましょう。脂汚れをしっかりと落としてくれるクレンジングは脇の黒ずみの原因となる毛穴の汚れをキレイにしてくれます。市販のクレンジング剤を使って、乾いた皮膚になじませながら優しくクレンジングします。クレンジング後は、クレンジング剤をしっかりとふきとるか、ぬるま湯で洗い流します。

クレンジングの他にも市販のピーリングケアやスクラブケアも効果がありますが、刺激が強いので毎日の使用は避けましょう。また、肌に合わない場合は黒ずみの原因になりかねないので使用をやめましょう。

市販のクレンジング剤ではなく、自分でもクレンジング剤を作ることができますよ。ナチュラルな素材として人気のある重曹は料理やお掃除にも使うだけでなく、美容にも高い効果を発揮します。重曹は安価で手に入れられますし、ピーリング効果・スクラブ効果による角質除去や皮脂汚れに効果があり、特に、毛穴が汚れている黒ずみタイプの型には効果があるのでおすすめです。

1. 重曹と水を1:1で混ぜて重曹パックを作る。重曹はクリーム状になるまでしっかりと混ぜる。（垂れない程度の固さ）
2.  脇の黒ずみ部分に重曹パックをやさしく塗る。すりこむのではなく、そっとつける程度。
3.  5～10分程度放置して待つ。触らないように注意。
4. 肌をこすらないように、ぬるま湯で重曹パックをしっかりと洗い流す。
5. 重曹パックをした後は乾燥しやすいので、脇の保湿ケアをしっかりする。

食用の重曹を使う
使用する重曹は、食用のものを選びましょう。掃除用の重曹は粒子も粗く、洗浄効果のある成分も含まれている場合もあるので、脇の黒ずみケアには不向きです。

こすらない
重曹の細かい粒子は研磨剤の役割も果たしてくれるため、こすってしまうと肌の刺激によって脇の黒ずみを悪化させかねません。重曹パックを塗るときや洗い流すときはなじませるだけにして、ゴシゴシすりこまないようにしましょう。

週に1回以上はやらない
脇の黒ずみが皮脂汚れからくるからといって、過剰に重曹パックをしてしまうと皮膚に必要な皮脂や皮膚まで取り過ぎたり、刺激によって正常な皮膚を保てなくなり、かえって悪化する場合もあります。

脱毛や除毛の刺激が脇の黒ずみの原因とはいえ、ムダ毛の処理は女性としては欠かせないものです。正しい脱毛・除毛の方法を知って、脇の黒ずみを予防しましょう。

ムダ毛の自己処理でついついやってしまいがちな方法は、毛抜きでの脱毛。一本一本抜く毛抜きでの脱毛は痛いだけではなく、デリケートな肌にダメージを与えてしまいます。細菌が毛穴に入り込み、炎症を起こす「毛嚢炎(もうのうえん)」になる可能性があります。毛嚢炎は、ニキビのような赤いブツブツができて治るまで時間がかかりますし、見た目もよくありません。清潔な状態で脱毛しないとこの毛嚢炎が起こりやすくなります。

次に、途中で切れてしまった毛が皮膚の中で成長して埋没毛となり、黒いボツボツとなって脇の黒ずみの原因になる場合もありますし、埋没毛が毛嚢炎を引き起こす場合もあります。

また、毛抜きによる脱毛で皮膚や毛穴にダメージを与え続けると、皮膚が色素沈着を起こす可能性もあります。

カミソリでのムダ毛処理は皮膚を傷つけやすいため、乾燥したままカミソリや電気シェーバーを使うと、肌に負担がかかってバリア機能が働き、角質化して皮膚を覆い、埋没毛を増やす原因になります。カミソリ処理は毛先を斜めに切って鋭くしてしまうため、毛穴以外の皮膚の組織に毛が貫通して埋没毛になったり、傷ついた皮膚がかさぶたを作って埋没毛になってしまうのです。

カミソリや電気シェーバーで毛が剃りきれないからといって、ついつい入念に同じところばかり剃っていませんか？同じ所を剃っていると、その部分の皮膚が薄くなり、肌のバリア機能が低下して外部刺激に弱い肌になり脇の黒ずみの原因になってしまうのです。

カミソリや電気シェーバーの使い方
毛抜きでの脱毛や除毛クリームに比べて肌への負担が少ないのが特徴です。シェービングクリームやジェルを使うことで肌への負担を減らすことができるので、必ず使用しましょう。毛の流れに沿って一回だけ剃りましょう。カミソリの切れ味がよければ、一回だけでも無理なくキレイに仕上がります。切れ味を保つためには、10回使ったら刃を取り替えましょう。

入浴後や蒸しタオルを使う
入浴後は、皮膚が清潔な上、体が温まって毛穴も開いているので脱毛・除毛に適しています。また、蒸しタオルで脇の皮膚を温めて、毛穴を開かせても同じ効果があるのでおすすめです。方法は簡単。蒸しタオルを脇に1分ほど挟みます。どうしても毛抜きで脱毛をしたい場合にもおすすめです。

脇の黒ずみを防ぐには、乾燥は大敵です。ムダ毛を処理した後の皮膚はとても乾燥しやすい状態なので、市販のクリームやローションをしっかり保湿ケアをしましょう。黒ずみを解消・予防したい場合は、メラニンの生成を軽減する美白・保湿・抗炎症成分の入った市販クリームや市販ローションがおすすめです。しっかりと保湿ケアをして黒ずみを予防しましょう。

脇の黒ずみに市販のクリームやクレンジングでケアをして黒ずみを薄くするには、どうしても時間がかかります。開放感のある海やプールに行くのに、脇の黒ずみが気になって「今すぐに脇の黒ずみを目立たせたくない！」という方には、ファンデーションで隠す応急処置で対処しましょう。

1.  ファンデーションを塗る前に、脇の汚れをしっかりと洗って落とします。そして、ファンデーションが長持ちするように制汗スプレーをつかって汗を抑えます。
2. ファンデーションを塗ったあとは、脇を開いたまま定着させます。

自然できれいな脇の下に見えるように工夫して作られた、脇やビキニライン専用のファンデーションもおすすめです。専用のファンデーションならば、消臭効果・制汗効果・発毛の抑制効果があるので安心して使えますよ。

脇の黒ずみをファンデーションで隠しても、しっかりと落とさなければ、新たな黒ずみの原因になってしまう可能性があるので、最後にはクレンジング剤でやさしくしっかり落としましょう。保湿ケアも忘れずに行うことで、黒ずみを軽減させましょう。

自宅でのケアだけでは、どうしても効果が確かめられない方は、クリニックや皮膚科で脇の黒ずみを治療する方法もあります。皮膚科では、薬剤のみの治療の場合もあるので、自分が受けたい治療があるかどうかを事前に確認してから病院を選びましょう。

脇の黒ずみの美容医療には、次のような治療法があるのでご紹介します。

ピーリング（ケミカルピーリング）は、肌にピーリング剤を塗ることで黒ずみを除去する治療方法です。市販のピーリング剤とは違い、医療用の薬剤を使用するため、より強力なピーリング効果が得られます。使用する薬剤によって色素沈着・毛穴汚れによる黒ずみに効果があります。

治療期間：5〜10回程度
個人差はあるもののの、5回ほどで効果を実感する方が多いようです。満足するまでには10回ほどかかるようです。

費用：1回4000円〜7,000円程度
コスト的に手が届きやすいですが、ピーリング剤の種類によって価格はまちまちなので、カウンセリングの時に見積もりを出してもらいましょう。

一概にレーザー治療といっても、脇の黒ずみの治療には、二種類の治療法がありますので、それぞれの治療法をご紹介します。

レーザーでメラニン色素を少しずつ破壊して黒ずみをとっていきます。治療時の痛みも少なく、肌細胞にも刺激が少ないので肌が弱い方でも受けられる治療法です。

治療期間：5〜10回程度
弱いレーザーを何度も当ててメラニンを破壊していくため、2週間に1回の通院を5～10回ほど続けることが多いです。

費用：1回8,000円〜12,000円程度
1回の費用は少なくても回数が必要なので、費用はかなりかかります。

薬剤とレーザーを併用した治療法で、医療用のカーボンを含んだクリームを塗ってレーザーを照射し、熱エネルギーにより毛穴の角栓や汚れを除去します。

治療期間：４～6回程度
色素沈着による脇の黒ずみだけでなく、毛穴に詰まった皮脂汚れなどもきれいにすることができ、開ききった毛穴も小さくなるこの治療法は、大体4～6回という短期間で効果が見られます。

費用：1回10,000円～20,000円程度
レーザーと薬剤の併用のため、治療にかかる値段も高額になります。

微弱な電流を使い、ビタミンCや保湿成分を肌に浸透させ、透明感を与える治療法です。この治療法だけでは、黒ずみを解消できないため、他の治療方法と併せて用いられています。

費用：1回6000円程度
直接美容液を塗るのと比べ、30倍以上もの浸透効果があります。痛みもありませんが、脇の黒ずみにはケミカルピーリングや塗り薬との併用が必須です。

皮膚科での黒ずみ治療は、塗り薬がメインで行われます。黒ずみを軽減させる塗り薬には主にハイドロキノンとトレチノインの二種類の塗り薬があります。

ハイドロキノンは、イチゴやブルーベリー、コーヒーなどにも含まれる物質で、皮膚ふを紫外線などによる損傷から守る作用を持ち、黒ずみの原因であるメラニン色素の生成をおさえる漂白剤です。含有量2%までならば市販の化粧品にも使用されていますが、医療用のハイドロキノンは4％と倍以上含まれているため、美白効果が期待できます。

治療期間：3ヶ月～1年程度
5gで2週間分のケアができます。

費用：<皮膚科の場合>1500円～3000円程度
　　　<美容皮膚科の場合>3000円～6000円程度

トレチノインは美白効果というよりも、肌のターンーオーバーを活性化して古い角質を剥がすピーリング効果によって脇の黒ずみを治療します。

治療期間：3ヶ月～1年程度
ハイドロキノンと同じく、地道に続けることで黒ずみを解消していきます。他の治療法と併用する場合もあります。

費用：<皮膚科の場合>2000円～3000円程度
　　　<美容皮膚科の場合>2000円～8000円程度

脇の黒ずみで悩む女性のために黒ずみ対策用の市販のクリームやクレンジング剤も多数ありますが、中でもおすすめのグッズをご紹介します。

脇の黒ずみケアに特化した薬用のジェルクリーム・ウィズコスメピューレパールは、プラセンタエキスとグリチルリチン酸ジカリウムが配合されており、メラニンを含む古い角質による黒ずみをケアします。

脇の黒ずみの他、ひじや膝、顔など全身に使える美白保湿ジェルの薬用アットベリーは、低刺激処方で着色料・オイル・パラベン無添加だから肌が弱い人でも安心して使用できます。

もっとコスパを求めるのなら、メンソレータムでおなじみのワキレホワイトがおすすめです。高浸透ビタミンC誘導体配合のジェルクリームが、古い角質をとり、メラニンの生成を抑制し、メラニンの排泄を促進します。

デルミサは、アメリカを含め世界中で販売されているブランドです。美白効果のあるハイドロキノンを2.0%配合した市販クリーム・スキンフェイドクリームは、美白効果が期待されますよ。

グリコール酸は、ケミカルピーリングで最も一般的に使われている製剤です。そのAHA（グリコール酸）が0.6%配合されているスキンピールバーAHAマイルドは、洗うだけでピーリング効果が期待できます。肌タイプに合わせて4種類ありますが、中でもマイルドな青は、脇の黒ずみ対策・予防にぴったりなグッズです。毛穴の汚れや古い角質を取り去って脇の黒ずみをなくしていきましょう。

イビサクリームは、脇の黒ずみやデリケートな部分の黒ずみにも効果のあるクリームです。黒ずみの原因になるメラニンの生成(メラノサイトに送られる信号)をブロックして、メラニンが過剰に生成されるのを防ぐ効果がある薬用成分トラネキサム酸と、グリチルリチン酸２Kが配合されているので、美白効果が期待されます。

脇の黒ずみ対策のために開発されたクレアフォートは、さまざまなダメージによって黒ずんだ肌を明るくし、ふっくらハリのある肌に整えるクリームです。無添加、天然成分で低刺激だから、黒ずみが気になるビキニラインにも使用できますし、敏感肌の方にもおすすめです。

脇の黒ずみ用の市販のピーリング剤の中でも人気の白ワキ姫は、ヒアルロン酸配合だから保湿もしっかりしてくれるのがうれしいですね。メーキャップ効果もあるので、ピーリングしただけで肌のトーンが上がって黒ずみが解消されるのが実感できます。

マッサージしながらフルーツ酸が古い角質を穏やかに落としてくれるので、肌にダメージを与えることなく黒ずみの原因となる角質や汚れを落とします。

脇の黒ずみの原因は、自宅での脱毛・除毛ケアによることが多々あります。黒ずみを残さないためにも、脱毛専門店で処理してもらうのがおすすめです。脱毛専門店といってもサロンとクリニックの二種類あり、それぞれ脱毛方法が違います。

脱毛サロン
医師がいないため、やけどなどの問題を防ぐため弱いパワーの光でフラッシュ脱毛(光脱毛)を行ってムダ毛の再生力をどんどん弱めていく方法で脱毛します。

医療クリニック
医療用レーザー脱毛で強いパワーの光で毛根を破壊して生えないように治療していきます。

脱毛効果が多少下がるものの、炎症がおこりにくいサロンの方が、脇の黒ずみになるリスクが低いのでおすすめです。

一見すると脇の黒ずみとは関係のないような市販商品の中でも、脇の黒ずみ対策・予防に効果があると注目されているものがあります。その中でもお手軽に手に入る商品を集めてその効果のほどを検証してみました。

スキンケアとして有名なニベアが脇の黒ずみに効果があるとネットで出回っていますが、事実でしょうか？まず、ニベアの成分をみて黒ずみの対策・予防になるかを検証してみましょう。

主な成分：ワセリン、スクワラン、ホホバオイルなど

このようにニベアには美白成分は含まれておらず、主な効果はワセリンなどによる保湿であると分かります。肌にバリアをはって水分を逃しませんが、黒ずみには、肌自体の保湿機能を保つことです。

ニベアの検証結果
表面だけ保湿するニベアでは黒ずみの改善は望めない。

豆乳ローションには、女性ホルモンと似た働きがあるイソフラボンという成分が含まれているため、抑毛効果があると考えられていますが、女性ホルモンに比べるとかなり少ないため、皮膚に塗ったくらいでは吸収できません。そのため、保湿効果としては使えますが、脇の黒ずみ対策としては期待できません。

パイナップル豆乳ローションの検証結果
保湿効果は望めるが、黒ずみの対策にはならない。

オロナインは、鼻の毛穴の黒ずみがとれる「オロナインパック」が一時有名になりましたが、オロナインが脇の黒ずみにも効果があるという口コミも多く目にします。オロナインは実際に効果があるのでしょうか。そもそもオロナインは、ニキビや軽いやけど、傷などに効果効能があって家庭の万能薬としても有名です。そんなオロナイン軟膏が脇の黒ずみに効けばうれしいですよね。

まずは、オロナインの成分から見ていきましょう。オロナインH軟膏には、殺菌作用を有するクロルヘキシジングルコン酸塩を含んでいますが、その他の成分は、ワセリンなどの湿潤剤であったり、殺菌成分を補助している医療添加物だけです。このようにオロナインには、皮膚の疾患や外傷治療薬として効果はありますが、美白効果はまったく含んでいません。では、なぜオロナインが脇の黒ずみに効果があるといわれているのでしょうか。

脇の黒ずみの原因のひとつは、ムダ毛処理によるダメージによる炎症ですが、その炎症に外用薬であるオロナインが効くためだと思われます。オロナインが肌の小さな傷を修復して、正常な肌にすることで黒ずみが軽減する可能性がありますが、あくまでもムダ毛処理によって肌が傷ついた場合にオロナインの効果があるだけなので、皮脂汚れなどが原因の黒ずみの場合はオロナインを塗ることで余計に悪化してしまう可能性もあります。

オロナインの検証結果
オロナインは、カミソリ負けなどの傷には効果あるが、黒ずみ対策としての効果は期待できない。

肌の保湿として支持の高いワセリンは、脇の黒ずみに効果があるのでしょうか。乾燥肌やアトピーにも効果があるといわれるワセリン。その効果のほどは期待できますよね。

脇の黒ずみの原因のひとつは、乾燥です。ワセリンで脇の乾燥を防げば、柔らかい肌をキープできそうですが、実際のところ脇はそんなには乾燥しないため、ワセリンで保湿する必要なあまりないようです。

次にワセリンの成分から検証してみましょう。ワセリンの原料は、元をたどると石油。石油製品を作る際の副産物ペトロラタムゼリーから不純物を取り除き、高純度に精製したものがワセリンです。石油は元はといえば植物が地層に堆積した天然物質ですから、広い視点でワセリンは植物由来といえるでしょう。油分であるワセリンは、オイルで皮膜を作って水分を閉じ込めて乾燥を防ぎますが、それ以上の効果は期待できません。

ワセリンの検証結果
ワセリンには保湿効果はあるが、肌のターンオーバーを活性化したり、美白効果がないため、ワセリンだけでは黒ずみ対策としての効果はあまり期待できない。

デリケートな脇には、黒ずみ以外にも、においやムダ毛などの悩みがある方も多いのではないでしょうか。脇に関する豆知識をご紹介します！

脇の黒ずみと同じく、気になるのが脇のにおい。においが気になってデオドラントをつけてばかりだけでは、なかなか解消できません。脇のにおいの原因は、汗だけではなく、皮脂汚れやデオドラント剤がたまって炎症を起こしてしまっている可能性もあります。黒ずみの原因にもなるので、夏にはクレンジング剤を使って清潔な状態を保ちましょう。

脱毛による刺激や埋没毛が脇が黒ずんでしまう原因のひとつです。脱毛には、毛抜きを使わない・カミソリを使うときはシェービングクリームを使う・プロであるサロンで脱毛するなどで脇の黒ずみを予防しましょう。

脇の黒ずみの原因や対策・予防法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。夏だけではなく、通年を通してケアするのが、黒ずみを軽減し、予防に効果的だということがわかりました。石けんやクレンジングで清潔に保ち、クリームで保湿して、美しい黒ずみのないツルツルの脇を手にいれましょう！