同棲を解消したい！解消前に確認すべき事とスムーズな解消方法とは？

お付き合いしている相手とスムーズに同棲を解消するためには、トラブルを避けるためにもまず下準備が必要です。 今回は、より円滑に同棲を解消して出て行くために、事前に確認しておくべき方法とポイントをご紹介いたします。

今までは家賃や光熱費など、相手と分担して支払いしていたものなどが、同棲を解消して家を出て行くとともに、その後は一人で全て支払わなくてはなりません。 同棲期間が長ければ長いほど、同棲開始時より物も増えているので引越しにもお金がかかります。 どのくらいお金が必要か、今どのくらい貯金があるのかは確認しておきましょう。

引越し先を見つけるのにも意外と時間がかかったり、条件が合う物件がなかなか見つからなかったりすることがあります。どの辺りに住むか、家賃や間取りなど、ある程度の引越し先の目途をつけて置きましょう。なかなか不動産屋さんに行く時間がない方は、スマホで検索して目星をつけておくのもいい方法ですね。

ある程度の貯金や引越し先の目途がついたら、同棲を解消したいという意思を相手に伝えましょう。部屋で二人きりで話すよりも、喫茶店やレストランなど、周りの目が気になる場所のほうが、お互い感情的になりにくく、スムーズに話をしやすいのでいい方法です。同棲解消に向けて相手にも準備期間が必要なので、同棲解消の意思が固まったらなるべく早く相手に伝えましょう。

同棲していた期間に、購入した家具や電化製品などの財産を、どちらが引き取るかを話し合いましょう。なるべく自分のお金で買ったものは、自分で引き取る形にする方法のほうがスムーズに決まっていくでしょう。家賃や光熱費などの手続きや分担の話し合いもしておきましょう。

お互いが同棲解消に向けて意思が固まったら、引越しする時期を話し合いましょう。そのほうがお互いその後に向けてスムーズに行動しやすいです。ある程度出て行く時期を決めておかないと、手続きなどを後回しにして、そのままずるずると同棲を続けているなんて事もあるので、何月何日頃など、ある程度具体的に出て行く日にちを決めておきましょう。出て行く時期が決まったら、リビングのカレンダーに記載しておくとお互い行動しやすいです。

同棲を解消するには、時間もお金もかかります。少しでも迷いがあるなら、何に迷っているのか、寂しいと思っているからだけではないのか、冷静に考えてみましょう。相手の性格や生活習慣など、嫌な部分があるのであれば、改善する方法はないのか、もう一度話し合ってみましょう。感情的になって同棲を解消してしまっては、後から後悔しても時間もお金も取り戻せません。同棲解消する前に、一度距離を置いて考えてみるのもいい方法です。もしそれでスッキリした気分になるのであれば、迷いなく同棲解消していいでしょう。

引越し先も決まり、出て行く日にちも決まったら、まず転居届を提出しましょう。相手がそのまま住み続けるようなら光熱費などの名義変更もしておきましょう。引越しするに当たって携帯や書類などの手続きはたくさんあります。転居先が決まったらなるべく早くに済ませておきましょう。

同棲解消の意思を決意を固めるまでは、ゆっくり時間をかけてじっくり考えましょう。ただ、決意が固まったらなるべく早く行動する方がいいです。時間が経つと寂しい想いが出てきてまた迷いが生じます。決意が固いうちに行動したほうが、迷いがなく良い結果をもたらします。その後の流れがスムーズにいくためにもおさえておくポイントをご紹介いたします。

同棲を解消すると、手続きなど時間がかかるものもあるので、同棲解消の意思をなるべく早く相手に伝えましょう。お互いの準備期間が必要なので、早めに切り出したほうが、その後の流れがスムーズにいきます。

ただ漠然と「同棲を解消したい」とだけ伝えても相手も納得しません。なぜ解消したいのか理由をしっかり伝え、解消するに当たって今どのように行動しているのか、解消に向けてどのように行動していきたいのかをじっくりと話し合いましょう。言い争いなどになりそうであれば、なるべく外で喫茶店など人目に付くところで話し合うと冷静に話がしやすいです。

出て行く際に荷物が多いと引越し準備も、引っ越してからも大変です。どうしても必要なもの以外は荷物を増やさないようにしましょう。同棲解消を機に断捨離するのもいいですね。必要最低限以外は引っ越してから買うようにし、今は家を出ていく準備に専念しましょう。

同棲解消は精神的にも体力的にもエネルギーを使います。お互い仕事が多忙な時期などは、話し合いも揉めやすく、冷静な判断がしにくくなるため、仕事が落ち着いた時期にするのがいいです。特に手続きなどは、多忙な時だど変更し忘れなどのミスが出やすいので、お互いが時間のある時期を相談して決めておきましょう。

同棲解消にあたっての慰謝料は、二人の関係を恋人、婚約者、内縁関係などどう思っているか意識の差がポイントになってきます。同棲解消を切り出すことによって、その後慰謝料を請求される場合もあるので、どのような対処をすれば良いのかもあらかじめ知っておきましょう。

同棲自体は、例え恋人関係であっても、ただの共同生活の一つにすぎません。二人の関係もお互い同居人という立ち位置でしかないため、同棲を解消しても法律的に何の問題もありません。恋人関係というだけなら慰謝料は払う必要はないでしょう。

恋人関係というだけなら慰謝料は基本的には発生しないですが、同棲するに当たってお互い結婚に対して同意しているとなると婚約関係にあてはまるため、相手から損害賠償や慰謝料の請求をされる場合があります。基本的に婚約解消の理由は、離婚の理由と同じなので、正当な理由があれば、慰謝料を避けることができます。

同棲解消に向けて決意が固まったら、まず引越し先の目星をつけましょう。引越し代や同棲していた家の家賃精算などにもお金がかかるので、同棲解消準備中に貯金が難しい人は、一度実家に帰って貯金するのもいいです。焦って物件を探すと後から後悔するので、物件もじっくり探しましょう。

引越し先には、なるべく相手の生活圏内は避けたほうがいいです。コンビニやスーパーでばったり会ってしまうなんて事もあるので、次の出会いに進むためにも、できるだけ相手の生活圏内からは離れた場所を選びましょう。

同棲期間中は二人で住んでいるので「寂しい」と思う機会も少なかったかもしれません。いざ出て行くとなると「寂しい」と思う機会が増えます。一人が寂しいと思うのを避けたいのであれば、行きつけの店の近くに住むのもおすすめです。
恋人とよく行きつけの店に行ってしまっていたのであれば、これを機に新規開拓するのもいいですね。

同棲解消後に、やはり相手の存在が大きかったことに気付き、復縁したいと思うこともあります。どんなに愛し合っていても同じ空間で生活をしていると、違う人間なので価値観の違いが生まれます。価値観の違いですれ違いが生まれて同棲解消になるケースがほとんどです。

同棲解消は、お互いに精神的にも体力的にもダメージを受けます。一緒に生活する中で何が同棲解消になる原因だったのか、今一度理由を考えてみましょう。それを乗り越えて復縁するためには、自分の価値観を変えるしかありません。価値観を変えずに復縁しても、またすれ違いが生じて同じことの繰り返しになります。なぜ同棲解消してしまったのか、寂しいと思っているだけではないのか、じっくりとその理由を考えましょう。

復縁していきなり同棲を再開するのではなく、まずは半同棲という形からスタートするのがおすすめです。いきなり価値観を変えるのも無理です。半同棲で相手と適度な距離を置いて生活してみると、今までとは違う角度で相手のことを見ることができるので、今まで気づかなかった相手の思いやりなどに気付くことのできます。

価値観は変えられないけど、相手のことは好きなので復縁はしたい場合、同棲するとまたすれ違いが生じるので同じ過ちになりかねません。お互いに価値観が変えられず、復縁の意思もお互いあるのであれば、別居婚という選択肢も考えておきましょう。実際に、仲は良いけど生活スタイルが違うという理由で別居婚をされている方もたくさんいます。その際のお金の分担の話もしておくと後から揉める原因にもならないでしょう。

同棲解消には、お金もエネルギーも使います。まず勢いで出ていくことがないように、しっかりと準備をしておくことがポイントです。新しい出会いのためにも、よりスムーズに同棲解消をしていきましょう。一人になるのは寂しいですが、最初だけです。

「自分がいないとこの人はいきていけないんじゃないか」なんて事も考える必要はありません。あなたに出会うまで生きてこれたのだから、あなたがいなくなっても生きていけます。相手のその後のことは考えなくていいです。自分のその後の幸せのことだけを考えて、新しい出会いのためにしっかりと準備していきましょう。