同棲したのに別れる原因10選！結婚するカップルの秘訣とは？

「同棲しよう！」と決めて、一緒に暮らしはじめるカップル。めでたく結婚するケースもあれば、別れてしまう場合もあります。

二人で明るい未来を願ってはじめる同棲なのに、なぜ別れるという結果になってしまうのでしょうか？

その原因を探っていくまえに、まずはなぜ恋人同士が同棲をはじめるのか？きっかけには大きく分けて2つのパターンがあります。詳しく見ていきましょう。

カップルが同棲をはじめるきっかけには、「結婚を前提」とする場合があります。いきなり結婚という大きな決断をするまえに、お試し期間として一緒に暮らしてみるというパターンです。

昨今、結婚してもすぐに別れる夫婦が増えています。結婚前に相手のことをよく知ることで、「こんなはずじゃなかった」という離婚のリスクを回避したいという理由から同棲を始めるのです。

結婚前提のため、互いの両親から同棲の了承も得やすいというメリットがあります。

恋人同士でいつも一緒にいたい。そんな気持ちが盛り上がってスタートする同棲もあります。

彼氏・彼女とも一人暮らしだと、互いの家でのお泊まりデートも増えるもの。「このまま一緒に住んじゃおうか？」という流れにもなりやすいのです。

家賃も二人で一部屋分ですむ、という経済的な理由もある場合があります。

同棲を経たカップルでも、結婚というゴールインには至らず別れるケースもあります。

互いに一緒に暮らしたいと思うほど好きだったはずなのに、なぜ同棲を解消して別れることになるのでしょうか？

まずは女性目線から「同棲していた彼氏と別れる理由」を具体的にご紹介します。

一緒に暮らし始めるとよくわかるのが、相手の「金銭感覚」です。恋人同士でデートするだけなら、互いのお金の使い方はそれほど気にならないものです。しかし、同棲すれば何にどれくらいのお金を消費しているのかが見えてきます。

「またバッグ買ったの！？」と彼女が彼氏から責められたり、彼氏も彼女から「光熱費分を飲み代に使わないで！」といわれることもあるかもしれません。そのうち彼氏のドケチぶりが嫌になってきたとか、逆に彼氏の金遣いの荒さに驚いたなどの理由で、同棲を解消して別れることになります。

金銭感覚は互いの価値観にも通じるところがあります。結婚前提の同棲ならなおさら、はずせない問題といえます。

同棲を解消する理由として、彼氏の浮気が原因というケースもあります。彼女が彼氏との将来を真剣に考えていればいるほど、浮気は別れる原因になります。

彼氏のほうにまだ浮気心が残っているなら、ふたりで安定した関係を築くには時間がかかるでしょう。「結婚すれば落ち着いてくれるかも」と女性は期待しがちですが、男性の浮気ぐせはなかなか治らないこともあります。

結婚後も浮気を続けられるよりは、同棲中に別れる決断のほうが、まだ傷が浅くてすみます。

同棲していた彼氏と別れる理由として、家事の分担に偏りができたことも原因として挙げられます。

一緒に暮らしはじめたばかりの頃は、彼氏も積極的に家事を引き受けてくれるかもしれません。でも、時間が経つと徐々に「家事は女の仕事」とばかりに女性任せになることがあります。

彼氏と同じくらい仕事が忙しい彼女であれば、家事に協力的でない彼を見て「なぜいつも私ばかり！？」と嫌気がさして別れるにことになります。

別れるという悲しい結末にならないためにも、役割分担については同棲の初期段階でルールを作っておくほうがベターです。時間が経つほどルール変更は難しくなるためです。

ラブラブの恋愛感情があるうちは許せた彼氏の欠点。それが同棲を始めてからやたら気になり、別れる原因になることがあります。

日常生活を共にすることで相手のアラが見えてくるのはお互い様です。ただ、「こういうところが嫌。治していほしい」と彼女が彼氏に伝えても一向に改善が見られない。または彼女が潔癖すぎて、一度気になり始めると、彼氏の欠点があふれかえるように目につくようになってしまった。

このように嫌だと思う気持ちが大きくなりすぎると、日常生活を常に不愉快な気持ちで過ごさなくてはいけません。「もう無理！別れる！」と同棲の解消から別れるに至ってしまうのです。

同棲を始めても、彼氏の夜遊びがとまらないことがあります。

一緒に暮らす彼女としては、いつも夕食はひとりぼっち。浮気の心配もあったり、遊びで散財する彼の金銭感覚にも疑問を感じはじめるでしょう。

結婚前提で同棲しているならなおさら、彼女にとって彼氏の遊びぐせは許せないものです。彼女から別れるといわれても彼が夜遊びをやめられないのなら、彼氏は結婚への覚悟ができていないともいえます。結果、同棲解消という結論になるのです。

同棲を解消する原因が男性側にのみあるとは限りません。女性に原因があって、男性が我慢しきれなくなって別れることもあります。

同棲していた彼女と別れる理由を具体例で見ていきましょう。

女性が家賃を払わないために、同棲を解消するケースもあります。特に部屋の借主が彼氏名義だと、女性は家賃を負担しようという意識が薄れる場合があります。

しかし、どういう形から同棲を始めるにしても、「だれが家賃などの生活費を支払うのか」。こういうお金の問題については、同棲を始める前から話し合うほうがベターです。

同棲を始めるまえはウキウキで、お金の話など野暮に思えるかもしれません。同棲後であっても遠慮して相手にいえないような関係であれば、のちのち別れる原因になるでしょう。
 

同棲を始めると、小さなことでも互いの考え方の違いが明らかになります。たとえ両親や兄弟であっても、一緒に暮らしていれば価値観の違いは生じるもの。

考え方の違いから彼女へのイライラがたまりすぎて、同棲を解消しようと決める男性もいます。たとえば、彼女の洋服が多すぎる。なぜ毎月、新しい化粧品を買わなければいけないのか。一方、彼女も彼氏に対しての不満をぶつけてくる。もっと家事に協力しろといわれる。

ストレスから逃げ場がなくなった彼氏は、「もう別れる！」と嫌な気持ちが爆発しまうのです。

同棲していたカップルが別れる理由には、恋愛感情の変化が原因のこともあります。

もともとラブラブな気持ちから始める同棲も、一緒に暮らしはじめると、良くも悪くも互いの気持ちに変化が生まれます。絆が強まるカップルもいるでしょう。一方で、様々な理由から恋愛感情が冷めてしまい、別れるという結果になるカップルもいます。

恋愛感情の変化が原因で、同棲カップルが別れる具体的な理由をご紹介します。

同棲することで、二人の関係がマンネリ化する場合があります。出会った頃はドキドキが止まらなかったのに、同棲を始めてからはただ毎日変化のない日常生活を共に過ごすだけ。

嫌いになったわけではないけれども、本当にこの相手で良いのかと疑問が生じます。強い恋愛感情がなくなることイコール、「これは本物の愛ではない？」と感じてしまうのです。

恋愛のワクワク感は「相手のことをもっと知りたい！」という気持ちから生まれます。同棲を始めれば、相手の裏も表もすべて知ることになります。ただ恋愛を楽しみたいだけなら、同棲は始めるべきではありません。同棲でワクワク感が冷めれば、浮気などの刺激を外に求めはじめ、別れるという結論に至ってしまいます。

同棲の長所であり短所でもあるのは、素の自分を相手に見せることです。寝起きの顔はもちろん、リラックスタイムのだらしない姿も見られてしまいます。

恋愛感情は相手に自分の理想を投影していることが多いものです。相手への幻想がなくなって良きパートナーになる場合もありますが、愛情と思っていたものがウソのように冷めてしまうこともあります。

同棲後、素の相手を見続け、相手の変わりようが嫌になって別れるカップルもいるのです。

同棲カップルの中には、ほかに好きな人ができて別れるケースもあります。結婚を前提とした同棲であっても、正式な夫婦でない限り、相手との縁は切れやすいものです。

一方、だれかを好きになる気持ちはとめられません。同棲相手以外にときめきを感じて、それがささいな浮気ですまない場合、家での生活は罪悪感に満ちたものになるでしょう。ただの浮気であっても、同棲相手が知ることになれば別れるという結果もありえます。

同棲で別れるカップルもいれば、結婚できるカップルもいます。

つまり、結婚に至らないカップルは、たとえ同棲したとしても、すべて破局を迎えるということです。

結婚を前提とした同棲なら、ぜひともゴールインを決めたいところ。別れるという結論に至らないためにも、同棲から結婚したカップルの特徴と秘訣を詳しく見ていきましょう。

同棲からスムーズに結婚するためには、いい意味でお互いに期待しすぎていないことが大切です。今の相手をそのまま受け入れられる。これが別れることのない同棲カップルの秘訣です。

多くの場合、相手を変えようとすることがケンカの種になります。特に自分の価値観の押し付けで相手を変えようとしても、大人は簡単には変われません。少なくとも「～するべき」という考え方は、なるべく互いに持たないようにしましょう。

たとえば家事。「女がするべき」と彼氏が考えていれば、彼女が家事をしてくれることを期待します。もし彼女が「家事は協力してするべき」という考えなら、彼氏が家事を手伝ってくれることを期待するでしょう。相手への期待が価値観のズレとなり、積み重なれば別れることになってしまうのです。

相手に大きな理想を抱ていなければ、別れる可能性も低くなります。同棲で現実に直面し、理想が崩れて別れることになるケースもあるからです。

たとえば、同棲すれば「仕事のあと疲れて帰宅しても、いつもおいしいご飯が食べられる」と彼氏が夢を描いていた場合。同棲後、家に帰ったらテーブルにコンビニ弁当が置いてあったら、ガッカリ感が半端ではないでしょう。

同棲は現実に向き合うことと覚悟して始めなければ、別れることになってしまいます。

同棲が成功して結婚するに至れるかは、「きちんと現実を見すえられるか」がポイントとなります。

まず、相手に精神的にも金銭的にも依存しない。互いに自立していることが大切です。そして、同棲するにあたってのルールづくりも、現実的に話し合うことが望ましいでしょう。

ただ気持ちが盛り上がっただけで同棲を始めると、別れる可能性が高くなってしまいます。

多くの場合、一緒に暮らしはじめれば、ラブラブな気持ちは薄れていきます。それが原因で別れるカップルもいます。一方、恋愛感情が薄れても、共に歩めるパートナーとして考えられれば、別れることなく結婚へ進めるでしょう。

相手を人として尊敬できるなど、恋愛感情だけでなく、強い絆で互いが結ばれていることが必要となります。

結婚を前提で同棲をはじめれば、ゴールインへと進みやすくなります。事前に互いに結婚を見すえているため、同じ目標に向かって一緒に試行錯誤することができるのです。

カップルのいずれかが結婚に対してあやふやな気持ちだと、ゴールポイントが異なる方向に進む可能性があります。片方が強く結婚を望んでいれば、長々と同棲を続けることに疑問を感じはじめるでしょう。結果、別れるという選択になってしまうのです。

同棲したのに別れる原因や、結婚するカップルの秘訣などについてお話してきました。同棲で現実に直面することが別れる原因になりかねないと、おわかりいただけたでしょうか？

同棲は結婚ほどの決断は必要ありませんが、それでもやはり異性と一緒に暮らすには覚悟が必要です。別れるという結論になっても、金銭的な理由ですぐに一人暮らしができないなど、あっさり同棲を解消できない場合もあります。別れるといいながら、情が移ってなかなか別れることができないカップルもいます。

同棲後、別れるのもつらい結末ですが、別れることも難しくなるのも考えものです。そうならないためには、どうすれば良いのでしょうか？

同棲を始めるまえに、同棲する期間を決めるのも良い方法です。時期がきたら、同棲を続けるのか否かをふたりで話し合うのです。

ただズルズルと一緒に暮らしつづけるだけでは、ただのルームメイトのようになってしまう恐れがあります。ルームメイトになると「いまさら結婚なんて気恥ずかしくて言いだせない」という雰囲気になることがあります。あるいは、結婚前提がいつのまにか忘れ去られてしまう場合もあります。

同棲で自分の将来をうやむやにしてはいけません。同棲を始めるなら、結婚を見すえてください。大好きな彼氏・彼女と末永く結ばれるために、感謝と思いやり、そしてユーモアを忘れないようにしましょう！