同棲する意味5選！結婚する前には必須なの？

恋人とずっと一緒に居たくて同棲を考えたり、結婚を視野に入れた時に相手と本当に一緒に生活していけそうか確かめるため同棲を考えるカップルは多いですが皆さん同棲の意味や同居との違いは知っていますか？

同じ家で一緒に生活するのですから同居とも言うのでしょうか？いいえ、同棲と同居とでは意味が違います。それでは半同棲とはどのような意味になるのか？同棲、同居、半同棲の意味をそれぞれご説明していきます！

まずは同棲の意味からご説明しますと、恋愛関係にある戸籍上他人の男女のカップルが、一緒に同じ家で生活することを言います。一緒に住み費用や家事の管理を共同で行い、そのカップルのほとんどが結婚を前提にしています。「恋人と同居している」とは言いませんよね。

同棲と同居との違い、それでは同居の意味はというと戸籍上の血縁関係がある家族や親戚と一緒に同じ家で生活する事を同居と言います。遠い遠い親戚であってもその人と血縁関係にある場合、一緒に同じ家で住む事を同居すると言うのです。

例えば賃貸住宅を探している時に不動産会社や大家さんに同居ではなく同棲と伝えると、他人同士の入居だなと思われ、他人同士の入居がお断りの物件だった場合断られるケースも時々あります。結婚している男女ならば「夫婦で同居します」と伝えることでお互い安心して契約ができます。

そして半同棲の意味はと言うと、例えば1週間のうち3～4日だけどちらかの家で泊まったり、週末だけお泊りしているなどを半同棲と言い、半同棲をしているカップルの多くは特に結婚を意識している事もありません。

相手の家に自分のパジャマや歯ブラシなどお泊まりグッズを持参しなくてもいいように置いているような状態も半同棲と言ったり、半同棲という言葉の明確な意味は決まっていません。

同居や半同棲との違いや同棲の意味を改めて理解できたところで、それでは恋人と同棲をする意味はあるのか？同棲をする意味を５つご説明しますので、恋人と同棲をするか悩んでいる人は後にご紹介するメリットやデメリットも合わせて参考にしてみてください。

同棲をする意味1つ目は、お互いの私生活を知ることができるという事です。2人で一緒にいる時間が長くなる分、相手の事がよく見えるようになります。普段のデートでは優しくリードしてくれる彼が家でリラックスしていような場合でもデートの時と同じように優しいと安心できたり、反対にギャップも知れたりし結婚できる相手かどうか見極めることができます。

仕事などが忙しくてなかなかデートの時間を作ることができないカップルにとっては特に、2人で一緒にいる時間をぐっと増やすことができます。わざわざ恋人と会う約束をして時間を作らなくても毎日お互い顔をあわせることができ心理的にもとても満たされます♪

実家暮らしの人や料理などの家事があまり得意ではない人には同棲をする事はとても花嫁修行になります。

得意ではない料理も毎日自炊をしているうちにレシピを見なくても手際よく料理ができるようになったり、一通りの家事をこなせるようになるので結婚しても家事に対する負担を感じにくくなります。

同棲するとお金の節約意識も高まります。家賃や食費が抑えられ、特に男性は外デートが減る分何かと費用が抑えられるので貯金の目標がたてやすくなり、2人で一緒に結婚に向けて節約意識を共有することができます。

同棲をする意味5つ目は小さな幸せが増えるというとこです。一緒にご飯を食べたりテレビを見たりしているだけでも、恋人と毎日一緒に居られるからこその日々のちょっとした幸せを感じることができます。

恋人と同棲をすることでメリットはたくさんあります。同棲してうまくいかなかったらどうしようと悩んでいる人もいると思いますがまずは同棲することのメリットをご紹介しますので参考にしてみてください。

同棲するとデートしているだけではわからない相手の行動やその心理がよく見えてくるので、家でリラックスしている時の素顔やお金の使い方、生活力など結婚したらどんなパートナーになりそうかイメージがしやすいです。

同棲をして2人で一緒に生活することで家賃や食費などの生活費が抑えられるようになります。すでに結婚を決めたカップルがまずは結婚資金を貯めるために目標を持って同棲を始めることも多いようです。

同棲をしていると相手の予定が把握しやすくなるので恋人である男性が浮気する隙を作れないようにできます。その上、同棲している相手がいる男性には心理的に女性の方からも寄り付きにくくなります。

毎日家で好きな人が待って居てくれたり、帰ってきてくれるというだけで帰宅するのが楽しみになります♪一人暮らしの時は仕事で疲れても誰も居ない真っ暗な家に帰っていたのに比べ、灯りがついた家に帰るというだけで気持ちが癒されます。

同棲していると一緒にいる時間が長くなる分些細な喧嘩もありますが、その分仲直りもしやすいです。同じ家に住んでいるので謝るタイミングがつかみやすかったり、喧嘩をすると一緒に生活がしづらくなることからお互い気をつけやすくなります。

男性は特に一人暮らしの食事はコンビニ弁当や外食で済ませることも多いと思いますが、同棲していると外食がぐっと減り、不足していた野菜もとりやすくなり健康的になります。作る側も、一緒に食べてくれる人がいると思うと作り甲斐があります。

同棲することのメリットはたくさんありますが、もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。同棲のデメリットもいくつかご説明しておきますので合わせて目を通しておいてくださいね！

同棲のデメリット1つ目は恋人へのトキメキが薄れることです。同棲生活が長くなってくると心理的にトキメキを感じる事はどうしても薄れてきてしまうようです。毎日一緒にいて安らぐことができる相手になって行く反面、キュンとするようなこともなくなっていってしまうのがデメリットです。

外での待ち合わせのデートを時々するようにしたり、家でもできるだけ女を捨てているような姿は彼に見せないように気をつけましょう。彼女や奥さんにはいつまでも女性らしくいて欲しいと願っている男性は多いです。

同棲のデメリット3つ目は、同棲を長く続けていると親や友達からの結婚催促が多くなるということです。最近は結婚前の同棲に寛大な親は多くなってはいますが、それでも同棲がダラダラと続いていると早く結婚して欲しいと思うのが親なのです。特に女性側の親は同棲が長くなると男性がきちんとケジメをつけられるのか心配になるようです。

同棲のデメリット3つ目は友達などとの付き合いが減るということです。同棲していると休日も自然と恋人と過ごすことが当たり前になってくるため、友達との付き合いが少し減ってしまうかもしれません。相手が束縛するような人ではなくても、何となく夜遊びしづらくなったり相手の目が気になってしまうのがデメリットになります。

同棲のデメリット4つ目は別れる時が面倒ということです。同棲をしているともしも相手と別れることになった時は何かと面倒なのです。引っ越す必要が出てくるので新しく住む場所を探したり荷物をまとめたり、住所が変わることで色々と手続きも必要になってきます。一人暮らしの場合のように、はいさようなら！とあっさり関係を切ることが難しくなります。

同棲生活をするには費用の問題もはずせません。同棲を始めるにあたっての費用や、同棲生活が始まってからの費用などもご説明していきますのでチェックしておいてくださいね。

同棲生活を始めるために新たに部屋を探すという場合は、不動産屋への費用がかかってきます。敷金、礼金、仲介手数料といった初期費用がかかりますが、どれも借りる予定の部屋の家賃1ヶ月分と言うことが多いようです。クレジットカードが使えない事も多いので、ある程度の現金は準備しておいたほうが安心です。

引っ越す時の荷物の搬出を引越し業者に頼むのなら引越し費用もかかってきます。引越し先が近くならある程度自分で運ぶ事もできるかもしれませんが、大型荷物があったりして最低限の費用はかかってくるでしょう。引越し費用については彼氏か彼女どちらかの家に住むという場合もかかってくる費用ですね。

同棲をすると一人暮らしで住んでいた部屋よりも大きくなると思うので、その分月々の家賃もこれまでより高くなります。

目安としては1LDKで10万円前後と思っておいたほうがよさそうですが、これは地域によって大きく異なります。カップルで半分ずつ払うのか、家賃負担は彼が担当するのかなど2人でよく話し合いながらお部屋選びをした方がよさそうです。

毎月かかってくる光熱費や水道料のほか、食費や日用品にかかる費用なども生活費にかかります。2人で半分ずつ出し合うようになるので一人暮らしの時より安くなると思いますが、反対に2人になってからの方が生活費がかかるようになったカップルもいます。最初に生活費を設定するときに少し多めに見積もっておいた方がいいかもしれません。

パートナーとずっと仲良くいるためにも同棲前に2人でルールを決めておきましょう！男性の心理と女性の心理とは大きく異なるのですれ違いや、後から色々と揉めたりして後悔する事はなるべく避けたいですよね。決めておきたいルールを6つご紹介します。

お金関係については特にしっかりと話し合って決めておきましょう！毎月の家賃や生活費、貯金などお互いに半分ずつ出し合ったり或いは収入の割合で決めるのか、彼が家賃を、彼女は生活費を担当するのかなど費用の負担の仕方はきちんと話し合っておきましょう。

貯金は目標額を決め、2人で毎月同額ずつ出し合い貯めていくなどすると一緒に目標に向かって頑張りやすいです。

お金関係に続いて重要なのが家事分担についてです。男性より女性の方がどうしても家事を抱え気味になりますが、ゴミ出しとお風呂掃除は彼に分担してもらうなど最初から決めておいたほうが新生活のストレスも少なく、結婚してからも自然と家事を分担してもらえるでしょう。

同棲生活がダラダラと続いてなかなか結婚に踏み込めないカップルも多くいます。どのくらい同棲を続けたら結婚を考えるというように同棲期間を決めておくこともおすすめします。

幸せな同棲生活で余計な喧嘩を減らすためにも、お互いのプライベートゾーンをあらかじめ把握し合っておいたほうが良いでしょう。触れられたくないプライベートゾーンは男性と女性、人によってもまちまちなのできちんと伝えておいたほうがお互いストレスなく過ごせます。

仕事で疲れて帰った時に恋人の友達がいて飲んで騒いだりしていたらあんまりいい気持ちはしませんよね。友達を招く場合は何日前までに伝えるか、異性の友達は有りかなども決めておいたほうがいいかもしれません。

同棲しているとデートで会っていた時に比べ避妊に関して気が緩みがちです。結婚を考えているので避妊は必ずしも必要なく万が一妊娠しても良いのか、男性側がそのつもりでも女性側がまだまだ仕事を頑張りたいと考えていてその心理がお互い違っている場合、まだ同棲生活に慣れないうちに妊娠なんてしたら一気に関係がギクシャクするでしょう。避妊は必ずするのかどうかきちんと決めておいたほうがいいです。

同棲するのならできるだけ将来は結婚したいですよね。女性には結婚の適齢期があるのでなおさらです。同性から結婚へと繋げるコツをご紹介しますのでチェックしておいてくださいね！

結婚までの目標を決めることは結婚に繋げる大事なポイントです。貯金をいくら貯めたら結婚するなど、2人で何か結婚に向けての目標を設定しておくとダラダラと同棲生活が続く心配を減らせます。結婚に向けて2人の共通の目標があると心理的にも前向きに頑張れますね。

「価値観の違い」をなるべく目立たせないためにもお互いの心理を本音で話し合う時間は作るよう目標にしましょう。女性の「言わなくても察して」の心理は男性にはあまり通用しません。

少しでも何か不満や疑問を抱いた時には自分の心理をその都度話し合うようにしていきましょう。一度言葉を飲み込んでしまったからといって小さな不満でも積もり積もるといつか必ず爆発するときがやってきます。

同棲して2人でいる時間が長くなるとつい何でも当たり前のようになっていってしまいがちですが、些細なことでも「ありがとう」を伝える習慣を目標にしましょう。その方がいつまでもお互いに気遣いも忘れずにいられますし絆も深まります。

両親に余計な心配をさせないためにも、同性前にお互いの両親にはきちんと挨拶をしてケジメをつけておいたほうがお互いの心理的にも良いでしょう。特に男性側は女性の両親に挨拶しておくことで結婚を真剣に考えているというアピールにもなります。

同棲について色々とイメージは湧きましたか？同棲することはデメリットもありますがお互いをよく知ることができたり、2人での生活力も身につくので結婚してからの生活をよりスムーズにすることができたりと同棲することに意味はあると言えるでしょう。

しかし同棲は結婚に向けて必ずしも必要なものではありません。同棲しなくてもお互いをよく分かり合えていたり、2人に結婚への強い意志や目標があって前向きに考えられているのならとくに同棲する必要はないのではないでしょうか。

カップルにとって同棲は結婚に向けての1つのステップになります！同棲して一緒に生活していると様々な問題にぶつかる事もあるかもしれません。

しかし、ルールを決める事で同棲生活はより楽しく、幸せなものになりますよ。結婚の目標に向けて2人でしっかりと愛を育んでいってくださいね！