『あげまん』の意味や由来とは？あげまん女性の特徴や見分け方も！

あげまんの意味は、一緒にいるパートナーの運気を上げてくれる人のことをいいます。

カップルなら、男性の運気を上げてくれる女性を。夫婦なら、夫の運気を上げてくれる妻のことを指します。

では、『あげまん』の『まん』の由来とはなんでしょうか？2つご紹介します。

『まん』の由来の一つは、もともとは『間』という言葉が変わってついたものです。間とは、めぐり合わせや運気を意味します。

関西弁では「『まん』が悪い」と使うことがあります。それはタイミングが悪い、めぐり合わせが悪いという意味です。

人は、生まれてから亡くなるまで、たくさんの出会いや別れ...つまりは巡り合わせ・運気に左右されて生きています。だから「人間」なのかもしれませんね。

『まん』の由来のもう一つは、映画『あげまん』です。伊丹十三監督・脚本で、1990年公開の『あげまん』という日本映画があります。この映画の影響によって、『あげまん』という言葉が広まり、一般的に使われるようになりました。

それでは『あげまん』といわれる女性の特徴を4つご紹介します。

『あげまん』といわれている女性の特徴は、ほめ上手です。ほめられると、誰でも嬉しい気持ちになるものです。

「すごいね！」「頑張ってるね」などという言葉がけはもちろんのこと、具体的にさりげなくほめることも上手。

たとえば「○○くんが電車でお年寄りの方に席を譲ってあげてるの、見かけたよ。意味のある、優しいことをしたね」といったふうにです。

ほめ上手な女性は、男性の良いところを見つけてほめてあげることができます。まず良いところを見つける目が養われていないと、良さを感じることはできません。

その意味でほめ上手な『あげまん』女性の特徴は、ポジティブな意識をもつ女性ともいえます。

『あげまん』女性の特徴は、おだて上手でもあります。それがどんなに大げさでも、おだてられたら人間悪い気はしません。

男性をほめて喜ばせることからさらに一歩進んで、男性を良い気分にさせるのです。良い気分になった男性は「よし、頑張ろう！」と、元気と運気がみなぎるようになるのです。

それは男性にとって大きな意味をもちます。

声のトーンや表情・しぐさなど全体的なコミュニケーションを通して、自然でダイナミックにほめることのできる特徴のある女性は得します。

そのような女性は、『あげまん』女性の中でもとくに上級者の、おだて上手な女性といえるでしょう。

『あげまん』女性の特徴は感謝上手でもあります。

感謝上手とはいったいどういう意味のことをいうのでしょうか。

女性から男性に、妻から夫に。誰でも大切なパートナーに対して、感謝の気持ちをもっていることと思います。

ですが、それを普段から言葉や態度に出して伝えていますか？

残念ですが、以心伝心というのは存在しません。感謝の気持ちは、自ら表して伝えていかないといけないのです。

「ありがとう」と素直に伝えて感謝することのできる女性・妻には、男性・夫もまた「こちらこそありがとう」とやさしい気持ちで接することができます。

感謝することのできる人間には、運気が向こうから寄ってきます。

感謝上手という特徴をもっている女性は、究極の『あげまん』といえるでしょう。

『あげまん』女性の夫の特徴としては、年収が高いということがいえます。これはとくに、女性と男性のカップル以上に、生計を共にしている妻と夫にいえます。

もし妻でなく夫が家計の管理をしていたとしても、結婚した妻と夫は一番身近で、その後の運気を左右する存在だからです。

たとえば『あげまん』の妻といることで、夫の運気が上がるとします。

運気には健康運・金運・仕事運・愛情運などがあります。そのどれか一つだけ突出するのでは、あまり意味がありません。

たとえば、仕事では大成功しても家庭の中はぐちゃぐちゃ。といったありさまでは、年をとったときに後悔することの多いものです。

全ての運がバランス良く上がっていくことによって、人生がより彩り豊かになります。

総合的に上がるということは、自然に年収も高くなっています。

もし『あげまん』の特徴をもつ女性と結婚した男性が、最初は年収が低かったとしても、年月が経てば必然的に年収の高い男性となっているのです。

男性や夫がどうしたら『あげまん』女性を見つけることができるのか？『あげまん』女性の見分け方を、4つご紹介します。

『あげまん』女性の見分け方の一つは、いつでもどんなときも味方になってくれるかどうか、です。

長い人生、良いときがあれば悪いときも必ずあります。どんなに運気が良くなっても、それは自然の摂理ですから仕方ないのです。理不尽な目にあったりといった、嫌な出来事が起きることももしかしたらあるかもしれません。

「なぜ、自分がこんな目に」「意味不明だ」と嘆きたくなることでしょう。

そんなとき「私はあなたの味方だよ」「あなたのことをずっと応援しているよ」と、そばにいて味方になってサポートしてくれる女性がいたら、どんなに心強いことか。

良いときだけでなく、悪いときにも味方になってサポートしてくれる、そんな女性が『あげまん』女性といえます。

『あげまん』女性の見分け方には、話をしっかり聞いてくれるかどうかも意味をもちます。

『あげまん』女性の特徴である、ほめたりおだてたりといったことができる女性は、人の話を聞くことも上手です。

話すという発信だけでなく、聞くという受信のアンテナも張りめぐらされているのです。

男性の話す言葉にしっかりと耳を傾けて、たとえ女性が興味のない話でも聞いてくれて、男性の悩みとも真剣に向き合ってくれる。

そんなふうに接してもらった男性は、ホッと一息つくことができ、心の安らぎを得ることができます。

「無理をしてずっと頑張り続ける」ような極端な生き方は、いずれゆがみが生じます。長くはもちません。

リラックスすることができる男性・休むことのできる男性が、また頑張ることができて、長い目で見て結果的に成功します。

細く長く、を後押ししてくれる。そんな『あげまん』女性が、男性の人生に深い意味をもたらすのかもしれませんね。

否定する言葉を日頃よく使うかどうかも、『あげまん』女性かどうかの大事な見分け方であり、重要な意味をもちます。

否定する言葉を使わない、つまりは肯定的な言葉で話す女性が『あげまん』女性だといえます。

なぜなら、直接男性を否定していなくても「どうせ～できない」「なんで～してくれないの」「～しなければよかったのに」といった否定的な言葉を日常的によく使っている女性は、根本的にネガティブです。

人間ですから落ちこむときがあって当たり前ですが、ひんぱんなのは問題です。

いつも否定的な言葉や相手を否定する趣旨の言葉を使っている女性のそばにいたら、男性のほうもとげとげとした気持ちになってしまいます。

夫婦はお互いに影響し合います。結婚しても、妻が夫にネガティブな言葉を語り続けていたら、夫もまたネガティブな言葉を発するようになるでしょう。

否定する言葉をなるべく使わない、ポジティブな女性が『あげまん』女性といえます。

得意料理があるかどうかも『あげまん』女性の見分け方の一つ、意味をもつものです。

料理というのは、味付けや盛り付けなどで見た目も美味しさも変わる、センスが問われるものです。そして効率的に動き、複数の品を作るには同時進行で行わないといけません。

つまり、段取りが上手でないといけないのです。

段取りというのは、料理以外でも日々の出来事をこなすにあたって大切な能力です。予定をうまくコントロールできなければ、どこかにひずみが出てきます。段取りをとる力は、生きていく上で必須の生活能力なのです。

料理が上手で、そのうえ得意料理のある女性は、段取りがとても上手だということです。そのような女性は、他のことも器用に上手にこなしていくことができます。

基本的な生活能力がしっかり備わっている女性ですから、一緒にいる男性も安心して物事に取り組めます。

ですから得意料理がある段取り上手の女性は、『あげまん』女性です。

『あげまん』といわれている女性有名人を3名挙げます。

・菅野美穂（夫の堺雅人が結婚後俳優としてブレイク）

・里田まい（夫の田中将大が世界で活躍するプロ野球選手に）

・戸田恵梨香（お付き合いした綾野剛や勝地涼が、人気俳優になった）

『あげまん』と反対に、『さげまん』の女性も存在します。『さげまん』の女性とは、いったいどういう女性のことか説明します。

お付き合いした男性の運気が上がる女性のことを『あげまん』というのに対して、『さげまん』はその逆です。

お付き合いした男性の運気を下げてしまう女性のことを指します。

反対の意味をもつ『あげまん』の言葉が映画『あげまん』で普及したので、いっしょに『さげまん』も使われるようになりました。

『さげまん』女性の特徴は、『あげまん』女性の逆だと考えてもらえたら分かりやすいです。

話す言葉が否定的だったり、否定的な言葉が多かったり。人の話を聞かず自分のことばかり話していたり、人の悪いところを責めたてる。

また、自分の失敗はともかく、人の失敗は許せない。いつも人と比べて、ないものねだりをしている。自分が傷つけられことには敏感なのに、人を傷つけることは鈍感（または関心がない）。

つまりは、ネガティブな心をもった女性ということになります。女性として・妻としてというより、人間として未成熟な女性といえるかもしれません。

このような女性といると、男性の心もささくれだち、運気も落ちていきます。

もしあなたが『さげまん』女性にあてはまると思うなら、変わっていくように努力するのを勧めます。

誰が苦しいかって、『さげまん』の女性自身が、一番苦しんでいるはずだからです。

特別なことをしなくても、気づきはそこらじゅうに転がっています。

ぜひあなたの周囲の人たちに感謝してください。やさしい言葉がけや態度を心がけるだけで、すぐには変わらなくてもだんだんと『あげまん』女性になっていきます。

感謝は人を変えます。運気を変え、運命そのものを変えます。

人の価値観はさまざまです。よって、その人がもつ願望もさまざまです。

お金持ちになりたい、社会の中で成功したい、良い家庭を築きたい、趣味を楽しみたい、笑顔で暮らしたい...。

ですが、誰しも本当は「幸せになりたい」。その一言に尽きるのかもしれません。

パートナーのそばに寄りそい見守り、支えあうことができたなら。パートナーを育て、自分自身をも育てて、お互い育ちあって響きあうことができたなら。

きっと、たんに運気が上がるという以上に、豊かで素晴らしい毎日を送ることができることでしょう。

たとえすぐには『あげまん』になれなくても、心がけるだけでも未来は違ってきます。

心がささくれだったとき。パートナーを、男性を、夫を理不尽に責めたくなったとき。何度でもこの記事を読んでみてください。きっと何かが変わってくるはずです。

筆者もあげまんにはほど遠いですが、諦めずに努力していきます。お互いに素敵な『あげまん』を目指していきましょうね。