浮気ではない！複数恋愛「ポリアモリー」が日本でも増えている⁉

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三人婚？少しずつ増えつつある「ポリアモリー」の世界

皆さんは「ポリアモリー」という言葉をご存知ですか？
ポリアモリーは主に複数愛という形で世界では認識が広がりつつあるのですが、日本でもこのポリアモリーという愛の形は広まりつつあります。

しかし、この言葉は世界では通用するところがあるかもしれませんが、日本ではまだまだ認知度が低く、受け入れがたい世の中となっています。

今回はそのような愛の形のひとつでもあるポリアモリーについてご紹介したいと思います。

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ポリアモリーとはいったい？

ポリアモリーとは日本ではまだまだ知られていないのですが恋愛の形の一つです。
というのも、簡単に言うと「複数愛」の形を指すのですが、多くの方がご存知のように日本では一夫多妻制です。
もちろん既婚者以外の話も同様なのですが、ポリアモリーは結婚相手がいるのにも関わらず、他の人に対しても同じように愛の形を育むことを指します。

しかし、日本ではこのような常識では最近特に敏感になっていると言っても過言ではなく、ポリアモリーは「浮気」や「不倫」なのではないのか？と考える人も多いです。

今後の未来としてはポリアモリーの人も増えると思いますが、今現在の観点で考えるとまだまだ受け入れられにくい愛の形であるということは分かります。

次は実際にポリアモリーの人々の特徴についてご紹介したいと思います。

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みんな好きな人である！

まず最初にご紹介するのはポリアモリーの特徴は「皆を平等に愛する」です。
これについてはもちろん言葉通りの意味で、ポリアモリーは複数愛であるのですが、全員好きな人で、全員大切にしたいという気持ちを持っている状態です。
この点だけでは浮気や不倫と変わらないのでは？と感じる方も多いと思いますが、具体的にご紹介すると三人の男女がいて三角関係になるのではなく、三人がお互いの事を平等に愛するという意味です。

そのため、ポリアモリーは「特にこの人が好き！」といった順番をつけない愛の形であるとされています。

あれね、ポリアモリー＝平等に接する
じゃなくて、何人か好きな時点で相手には迷惑かけてるから、せめて平等に接してあげなきゃって思いなんよ。

ある程度のルール作って守れなきゃ、ポリアモリーは最悪になりそうだからねぇw
— benzo (@garakuta_art) October 15, 2017

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関係を偽らない！

次にご紹介するのは「お互いの関係を隠さない関係」です。
というのも、この点が一番浮気や不倫とは違う点と言えるのですが、ポリアモリーの場合には彼氏や旦那、彼女や嫁がいる場合でも恋人がいることを告白してお互いが合意している状態です。
そのため、お互いがどのような関係なのかを隠さないので、やましい事もなく、罪悪感もないと言われています。
このような形がポリアモリーの大きな特徴とされています。

ポリアモリーというセクシャリティを知って以来、「不倫」をどう扱っていいものか考える時がある。「関係者全員が合意しているならいいじゃない。そうでないなら当事者たちで解決して」が正直なところ。
— いぬき (@oniyarai7) October 20, 2017

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平等だから体の関係も平等

次にご紹介する特徴は「体の関係も平等」という点です。
先ほどもご紹介したように、ポリアモリーは複数愛であってもお互いの事を隠さず、平等に愛していくことでもあるため、仮にどちらかと体の関係を持ってしまったとしても、もう片方とも体の関係を持つ場合があります。
というのも、片方だけには体の関係を許して、もう片方の人だけは許さないという状況だと既にポリアモリーとは違う形になっているので、不平等な状態になっているためです。
そのため、体の関係も平等に持っていることが多いと言われています。
これは片方が結婚している状態でも変わらないとされています。

ポリアモリーっていうめっちゃ素晴らしいセクシュアリティがあるということを今知った。でも昔いたな。チャットで知り合った外国人で、結婚してるけどお互い他の人ともセックスしてて、しかもその事を隠さないっていう。もともとそういう条件で結婚したんだろう。
— nobody (@honest_1925) December 29, 2016

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競い合うことのない愛のカタチ

ポリアモリーは複数恋愛でもあるのですが、周りの人も平等に愛していく形であるため、競い合うことの無い恋愛の形だともされています。
ポリアモリー自体はアメリカで造られた俗語なのですが、皆がみんな話し合って平等に愛することができる形であることから最高の愛の形でもあるとされているのです。

しかし、このポリアモリーは一見誰にも隔たりなく平等に愛する形だから良いように見えるものの、秩序のもつれが生じると泥沼する可能性が非常に高く、人によっては価値観の違いも当然あるため、現実的には全員が全員認めてくれるのは難しい愛の形とも言えます。

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嫉妬しない？

ポリアモリーの人たちを「ポリアモリスト」と呼ばれるのですが、このようなポリアモリスト達は複数恋愛をしているうえで、自分の好きな人が他の人と一緒にいて嫉妬しないのか疑問だと思います。
この点においては正確な回答は難しいのですが、ポリアモリストの人は嫉妬はしないと答えている人が多いです。
嫉妬は独占欲の表れでもあるのですが、お互いの関係を公認しているために、嫉妬が起こることはないとよく言われています。
しかし、現実的に考えるとポリアモリーの人でも、やはり自分が一番になりたいという潜在意識が人なのであるはずで、ポリアモリーだと自分で言っている人でもひょっとしたら自然的に嫉妬していることもあるかもしれません。
そういった点で考えると嫉妬がないというのはなかなか難しい話だと思います。

ポリアモリー自認でも嫉妬心強い人はいそう
— こむらさき (@korogaru_541) October 25, 2017

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複数愛においての問題は？

最近ではテレビやラジオのニュースにて報じられているのですが、恋愛のもつれによって犯罪や事件が起きることが世の中ではあります。
このような恋愛のもつれは、男女二人同士でももつれもありますし、第三者がいるような浮気や不倫によっての問題から恋愛のもつれが生じて、事件や犯罪になることが多いです。

複数恋愛であるポリアモリーはこのような複数恋愛における問題に発展しないのかどうかについては、いまのところ大きな問題は起きてないそうです。

複数恋愛は秩序の維持が難しそうですが、そこまで大きな嫉妬には発展していなく、全員が全員の事を平等に全力で好きであるがために維持できている関係だと思います。

しかし、恋愛面においては当事者間の問題なので、そこまで大きな問題はないのかもしれませんが、社会的に見たら大きな問題はかなりあるとされています。

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結婚についてはどうなっている？

次に気になるのが結婚についての結婚観が気になる人が多いです。
日本では皆さんもご存知のように一夫一妻であるため、結婚する上では男女一人ずつの結婚が許されています。
しかし、このような状態ではあまり平等とは言えないため、ポリアモリーにとっては現在のような結婚の形はかなり難しいとされています。

日本では一夫一妻制ですが、実は海外でも一夫一妻制の所が多く、これは世界でも同じ問題だとされています。
そのため、この点の愛の形については世界でも考えるべき問題でもあります。

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世界では3人婚をする人も多い

ご存知ない方もいると思いますが、実はもうすでにポリアモリーの人たちの間で、結婚している人は存在します。
というのも、上記の人たちがそうなのですが、タイでは結婚について一夫多妻制度ではなく、複数間での結婚が認められているとされています。

そのため、タイではポリアモリー同士の結婚が可能で、上記の画像のように男性の三人組が3人婚をあげています。
このようなことからも、世界では徐々にポリアモリーについて受け入れつつある国も存在しています。

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ポリアモリストのきのコさん

日本ではまだまだ知名度が低い「ポリアモリー」ですが、日本ではポリアモリストとして有名な方がいます。
それが「きのコ」さんという方なのですが、この方は昔は自分自身が一種の精神病なのではないかと不安を常に感じていたそうです。
やはり、日本では恋人同士では１対1という考え方が強く、周りの人もそうであるため、自分がそうでない事に違和感を常に持っていたそうです。
しかし、アメリカではすでに1990年ではこの「ポリアモリー」という形は徐々に知れ渡りつつあり、きのコさんは不安な状態でネットで調べていた際にこの「ポリアモリー」の存在を知ったそうです。

アメリカではこのような「ポリアモリー」について率先して研究されており、実際に出会いの場を設けたり、交流会を日本でも開いたりしているそうです。
ポリアモリーについて書かれた本も存在します。

そのようなアメリカでは認知されつつある「ポリアモリー」ですが、きのコさんは自分の恋人の人たちに勇気を振り絞って自身が「ポリアモリー」であることについて打ち明けたそうです。最初は周りも戸惑いがあったそうですが、次第にそのことについては打ち解けていったそうです。

きのコさん自身もポリアモリストの人と恋仲になっていたのですが、嫉妬についてのコメントも残しており、きのコさん曰くやはり、ポリアモリストであっても嫉妬する人もいれば嫉妬しない人もいるそうです。

ポリアモリーであるといってもやはり人間なので、人によっては多少価値観が違うそうです。

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ポリアモリストの赤坂沙世さん

日本ではポリアモリストとして一番有名なのがきのコさんとされているのですが、きのコさん以外にもポリアモリストとして有名な方がいます。
それが、赤坂沙世さんです。
この赤坂沙世さんは自身のインスタグラムに投稿した内容によってポリアモリーであることを公衆の面前で公開しているのですが、きのコさん同様にはっきりと自信がポリアモリーであることが言える人です。

赤坂沙世さんはモデル兼フォトグラファーをしている人で、赤坂沙世さんと今井雅之さん、なおさんという3人で恋愛をしていたそうです。
その様子をインスタグラムに挙げていたのですが、インスタグラム上では現在その投稿を削除されてみることができません。
しかし、日本でもしっかりとした意思でポリアモリーとして生きている人は存在します。
世間ではあまりよく思われないかもしれませんが、堂々としている姿はある意味カッコいいと思えます。

たまたま検索して出てきた赤坂沙世さんとパートナーさんのポリアモリーについてのを読んで、しみじみ感じ入る…一般的にはエキセントリックと思われるような関係性でも、当人たちの自己愛が高ければ成立するんだなあ。
— クローゼットまみ (@Closet_Mami) January 18, 2016

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世界でも多くの問題が

きのコさんや赤坂沙世さんについてご紹介しましたが、堂々としていながらもやはり問題は山積みとされています。
主に、ポリアモリーが問題と考えるのは「認知度」や「理解度」、「社会性」があり、それぞれは現状の世界では切っても切り離せない問題となっています。

次はこのようなポリアモリーの人たちが問題視している内容についてですが簡単にご紹介したいと思います。

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ポリアモリーに対する認知度の低さ

ポリアモリーの人たちで問題視されているのがまずは「認知度」です。
アメリカではこのポリアモリーについて研究している人もいるため、全員が知らないにしても徐々に知れ渡っている愛の形であります。
しかし、このような研究を大々的にされているのは現在はアメリカぐらいで、まだまだ日本では認知されていないと言っても過言ではありません。
この点については世界の他の国も同様ですが、ポリアモリーについての認知度の問題も大きな課題となっています。

私がポリアモリーであることに理解があってメンヘラじゃない人とお付き合いしたあ〜い
— はこ (@hako8ko) October 29, 2017

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人によっては理解できない人も

次に問題視されているのが「理解度」です。
これはポリアモリーの人たちにとっては最大の問題点なのですが、やはりポリアモリーについては全員が受け入れられるものではなく、賛否両論です。
全然大丈夫だと感じる人も多いですし、どこかしら気持ち悪いと感じる人がいるのも実際の話です。
そのため、このポリアモリーが多くの方に理解してもらいたいと考えている人たちにとってはかなり大きな課題・問題となって現在も考えられています。

“バイ差別がすこしある”っていうのは分かるかもしれない
バイ関連の文献の少なさはそれを可視化した形になってる例だけど。

それよりも私が思ったのは
『バイ＝ポリアモリー』
みたいな感じで見られるような差別、絶対あるありまくる
— 奈津季 (@hk_na_0624) October 29, 2017

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社会性がゆるさいないとも？

最後に問題視されてい点は「社会性」です。
社会性と言っても、先ほどの問題点である「認知度」と「理解度」が合わさったようなものなのですが、社会性的にも受け入れてもらえないとやはり、日本人はこのような世間体や社会性を気にする人が多いので大きな問題となります。
これは日本だけでなく世界の他の国でもそうらしいのですが、やはり社会的にも受け入れてくれる環境下でない限りｌポリアモリーであることを公表しても芯が強くないと傷つく人が多いとされています。
そういった点から考えてもやはり社会的にこの「ポリアモリー」を受け入れてくれる環境下でないと。中々難しい問題が多く起きるとされています。

ナンパしたりポリアモリーでセックスしてる人達が社会性を持ち合わせていないと断言してる点がまず偏見くせえBBAだし、生物としての人間で止まってる男性って何笑　みんな人間なんだから人間でとまるのは当たり前では
— わがままチンポあつむちゃん (@atumuchan) November 27, 2016

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日本ではどうなる？

世界でもこのポリアモリーについては問題が山積みでもあるのですが、日本でもやはりこのポリアモリーについての意識、社会性解決はまだまだ先の話になりそうです。
というのも、日本は現在東京オリンピックでの問題も抱えてますし、多くの芸能人等が浮気や不倫問題ですっぱ抜かれている人が多いです。
その影響もあり、このような難しい恋愛の問題は現状では受け入れてくれというのは難しい環境下である事は間違いないです。
そういった事を考えても日本では解決するに至ってまだ先の話になりそうです。

出典: http://yaplog.jp

今回はポリアモリーについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
恋愛面については人によって大きく価値観が異なるため大変難しい問題です。
そのため、全ての人が同じことを受け入れることは難しいと思いますが、時代の流れもより恋愛面について受け入れやすい方向性になっているため、今後の変化によってもまた変わると思います。
皆さんも自分が一般的であると考えていても、周りの方が自分とは異なる場合、受け入れれそうならぜひ受け入れれる態勢で対応していただけたらと思います。