『友情』を意味する花言葉20選！絆が深まる花はどれ？

花言葉と聞くと、恋愛系の花言葉を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実は『友情』にまつわる素敵な花言葉を持つ花がたくさん存在するのです。

ここでは、誕生日に活躍する『友情』の花言葉を持つ花や、花言葉を意識した花束を贈るポイントをご紹介していきます。友情にまつわる花言葉を持つ素敵な花束を贈って、大切なお友達に感謝の気持ちを伝えてみませんか？

花束を贈る時、贈る相手の持つ雰囲気や好きな色、季節の花や誕生花などで花を選ぶ人が多いと思いますが、花に込められた素敵なメッセージを花束に託す、花言葉を意識した花束を贈る時、何をポイントにすれば良いのでしょう？

花言葉を意識した花を贈る時、素敵な花束を贈るための2つのポイントをご紹介します。

花束を贈る時、この組み合わせがダメというようなものはありませんが、間違いがないのは同じ科の花を合わせたり、同色系の花を合わせるということです。

ただし、グリーンや白はどんなものにでも合うので、組み合わせに悩んでしまった時は葉物やカスミソウを使うとよいでしょう。

花言葉を意識した花を贈る時、ひとつの花でも複数の花言葉を持つものが多く存在します。中にはポジティブな意味合いの花言葉を持つ一方でネガティブな印象の花言葉も併せ持つものは少なくありません。

複数の花言葉を持つ花を贈る時は、メッセージカードを添えると思いが伝わりやすくなるでしょう。

「友達でいてくれてありがとう」「これから先もずっと、友達でいようね」そんなストレートな気持ちを伝えてくれる花言葉を持つ花をご紹介します。

切り花やリースなどさまざまなアレンジメントに人気が高いミモザ（アカシア）は『友情』『優雅』の花言葉を持つ、濃い黄金色の花です。

その可愛らしい見た目や、花言葉から贈る花にとても適した花だと言われています。

花の色によって花言葉が異なるバラ。黄色のバラは『友情』『献身』『可憐』の花言葉を持ち、元気づけたい友達に贈る花としてぴったりの花ですが、想いを寄せる相手や恋人など、異性に贈るには不向きな花だと言われています。黄色いバラの花言葉には『ジェラシー』『恋に飽きた』、黄色いバラの花の蕾には『笑って別れましょう』という花言葉もあるからです。

ネガティブな印象の花言葉が気になってしまうという人は、メッセージカードに黄色い花が持つ友情の花言葉と、日ごろの感謝の気持ちなど、伝えたい気持ちを添えて贈るとよいでしょう。

また、バラの花は贈る本数によっても意味が異なりますので、下記も参考にしてみてください。伝えたい気持ちをバラの本数に込めるのも素敵です。

集まって咲くこというコデマリの特徴からつけられた『友情』の花言葉の他に『優雅』『上品』『努力』の花言葉をもつコデマリの花は特に女性に贈るのに適した花だと言われています。

贈られて嬉しい花言葉ばかりを持つコデマリは、同性の友達だけでなく、異性の友達や憧れの女性、いつも頑張っているあの人へ贈る花として。様々なシーンで活躍してくれます。

聖母マリアの黄金の花を意味する『マリーゴールド』は、その明るい黄色やオレンジ色の花に元気をもらえる花です。マリーゴールドは「友情」花言葉を持つ一方で「絶望」「別れの悲しみ」というネガティブな印象の花言葉も持っていますから、誤解を避けるためにもマリーゴールドを贈る時はメッセージカードを添えておくと安心です。

スプレーマム(キク科)などと一緒に花束にするととても可愛らしい印象の花束を作ることができます。

さらに深い友情や絆を意味する花言葉を持つ花をご紹介します。

赤やピンク、白、黄色など色鮮やかな花を咲かせるゼラニウムは深い友情や絆を伝えてくれる花言葉を持つ花で、虫を寄せ付けにくい花であることから、ガーデニングにも人気の花です。

ゼラニウム全体の花言葉は『真の友情』『信頼』『尊敬』ですが、色別に花言葉を見ると赤は『君あての幸福』、白は『私はあなたの愛を信じない』、深紅は『憂鬱』、黄色は『予期せぬ出会い』、ピンクは『決意・決心』というようにネガティブな印象の花言葉も持ち合わせています。

ゼラニウムの花束を贈る時にはメッセージカードを添えたり、色別に見てもポジティブな意味の花言葉を持赤やピンクを選ぶと良いでしょう。また、ダリアやガーベラと合わせると、とても華やかな花束に仕上がります。

フリージアは甘い香りで、花全体の『親愛の情』の他に、その香りが色によって異なることが由来となり花の色別に異なる花言葉を持つ花です。

たくさんの花色の中でも特に人気なのが『無邪気』の花言葉を持つ黄色のフリージア。白は『あどけなさ』、赤は『純潔』、紫色は『憧れ』、どれもポジティブな意味の花言葉を持っていますので、贈る相手のイメージに合った花色を選ぶと良いでしょう。カスミソウを合わせてシンプルな花束を作ると素敵に仕上がります。

たくましく太いつるを絡ませながら成長していく姿が由来となり『固い絆』という花言葉がつけられたアサガオは、感謝の気持ちをメッセージカードに添えて大切な友達に贈りたい花です。

白やピンク、紫、青、赤など様々な種類のあるアサガオ。葉の色も黄色に近い色の班入りのものや緑一色のものなど様々です。色別の花言葉もあり、紫色は『冷静・平静』、白色は『固い絆・あふれる喜び』、青色は『儚い恋・短い愛』の花言葉を持っています。

たくましさを感じさせるツルを持ちながら、その花の命が短いアサガオの儚い姿が悲し気な印象の花言葉も持ち合わせている理由なのかもしれません。

青紫色の綺麗な花を咲かせるツルニチニチソウは『生涯の友情』『幼なじみ』の花言葉の他に、『優しい思い出』『懐かしい思い出』という花言葉を持っており、昔からの友達に向けて親しみや感謝の気持ちとともに「これからもよろしくね」という気持ちを伝えてくれる、贈り物にぴったりの花です。

アルストロメリアは通年出回っており、花持ちも良いことからアレンジメントに人気が高い花です。

アルストロメリア全体の花言葉は『持続・未来への憧れ・エキゾチック』、色別には赤『幸い』白『清々しさ』ピンク『気配り』という花言葉があります。様々な色のアルストロメリアの中でも大切な友達に贈りたいのがオレンジや黄色の花を咲かせるアルストロメリア。オレンジのアルストロメリアの花言葉は『友情』、黄色のアルストロメリアの花言葉は『持続』です。

どちらも温かさを感じさせる色合いで、オレンジのアルストロメリアはあまりメジャーではない色ではありますが、贈る花として最適です。一緒に過ごした時間の長い相手に親しみや感謝のメッセージを添えて贈ると喜ばれそうです。

とても小さな直径8㎜ほどの花を咲かせる勿忘草(ワスレナグサ)は、さりげなく加えることで大切な友達への気持ちを伝えることができる『真実の友情・私を忘れないで』の花言葉を持つ花です。花の色は白、青、ピンク、黄色、紫など様々で葉は円形をしています。白のバラやユリととても相性が良い花です。

友情に関する複数の意味の花言葉を持つ花をご紹介します。

寒さに強く、綺麗な班の入った葉を持つアイビーは寄せ植えやアレンジメントに人気のつる性植物です。アレンジメントや花壇で目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

『友情・誠実・信頼・不滅・永遠の愛』どれも長く続く素敵な関係性を連想させてくれる複数の花言葉を持つアイビー。この花言葉の由来は、枯れることなくつるを伸ばし続けるその姿に由来するそうです。花束や季節のお花でのアレンジメントも素敵ですが、観葉植物として可愛い鉢植えを贈るのも素敵です。

開花期が長く、花の色や丈の種類が豊富なことから花束にもガーデニングにも人気のジニア(百日草)は、時間の経過とともに変わっていく花色も楽しむことができる花です。

ジニアのもつ『不在の友を思う・絆・いつまでも変わらぬ心』という複数の花言葉は、時間の経過とともにその姿を変えていくジニアの花姿が会えない友達への思いを募らせる姿に重ねられたことが由来となったそうです。

白、オレンジ、ピンク、黄色、赤、複色などのさまざまな花色は、贈る相手を笑顔にしてくれそうです。

優しい香りでアロマや香水の原料としてもよく使われるライラックは、小さなハート型の花が穂のように咲く姿がとても印象的な花で、『友情・思い出・大切な友達』の複数の花言葉を持つ花です。

紫色が主流ですが、ライラックにはピンクやマゼンタ、白など様々な花色があり、白色は『青春の喜び・無邪気』、紫色は『初恋・愛の芽生え』など、色別の花言葉も複数存在します。

フランスでは白色のライラックは『青春のシンボル』として親しまれ、青春の思い出にちなんで友情にまつわる花言葉が生まれたと言われています。友達や大切な相手に贈ると大変喜ばれる花として人気です。

親しみや親交を意味する花言葉を持つ『ガーベラ』『カモミール』をご紹介します。

可愛らしくて元気いっぱいのイメージで人気の高いガーベラ。ガーベラ全体の花言葉は『希望・前進』で、色別の花言葉も存在します。

友達に贈りたい黄色のガーベラの花言葉は『親しみやすい・究極美・究極愛』、ピンクは『感謝・崇高美』、赤は『神秘・冒険心』、白は『希望・律儀』。どれもポジティブな意味です。

可愛らしいカモミールは『親交』『あなたを癒す』という花言葉の他に『逆境に耐える』という花言葉を持つ花です。

新しいことに挑戦する友達に。いつも忙しくしているあの人に。体調に気を配って欲しい、ちょっと心配なあの人に。そして、親しい友達に。さまざまなシーンで贈ることができる花です。その可愛らしい見た目とハーブとしても使われる心地よい香りは、贈った相手をきっと笑顔にしてくれるでしょう。

友情の花言葉を持つ秋の花を3つご紹介します。

固い絆で結ばれた相手ほど、感謝の気持ちを言葉にして伝えたり、花を渡すことをなぜか恥ずかしいなと思ってしまうもの。そんな時におすすめなのが『心が通じる』の花言葉を持つ秋から冬にかけての花、ススキを加えたアレンジメントです。

ススキと同じ秋の花であるリンドウやキクと相性が良く、季節感を感じさせてくれる飾らない花束を、素敵な秋の花の友情にまつわる花言葉のメッセージに託して贈ることができます。

ブバルディアは秋の花ではあるのですが、秋にだけで回る珍しい花というわけではなく、温室栽培の切り花がほぼ通年で回っており、花嫁さんのウエディングブーケにかなりの確率で入っているジャスミンのような花の形をした白い小さな花です。

秋の花ブバルディアの花言葉には『交流・親交・情熱』の他に『夢・交際・憧れ・不屈の精神』などの花言葉があり、主に「交わり」の意味を持つその花言葉の多くは、ブバルディアにはこれまでにたくさんの交配種が生まれてきたことが由来しているそうです。

また、花の形はジャスミンによく似てはいるものの、香りはジャスミンのように強いものではなく、他の花の香りを邪魔しないので、蘭やバラなどといった主役となる花の邪魔をしませんから花束に足す花としても重宝される花です。

秋から冬にかけて咲く鮮やかな赤い花、マネッチアの花言葉は『たくさん話しましょう』。この花言葉はマネッチアの花が爆竹がさく裂する様子を連想させることが由来しているそうです。

また、マネッチアの花言葉には『楽しい語らい』というものがあり、この花言葉はマネッチアの花の先が口をぱくぱくさせながら楽しくおしゃべりしているように見えることが由来となった言葉です。

いつもおしゃべりをすると楽しくて仕方がない。そんな友達に親しみを込めて贈りたい、ちょっとユニークで愛らしい花です。

友情の花言葉を持つ冬の花、『プリムラ』『アングレカム』をご紹介します。

冬から春にかけて咲く、赤やピンク、白、紫、黄色、オレンジなど様々な花色があるプリムラは花の色によって花言葉が異なる冬の花です。

冬に咲き、夏を待たずに死んでしまうことからプリムラ全体の花言葉には『青春の始まりと終わり』『青春の恋』という花言葉がありますが、紫のプリムラの花言葉は『信頼』です。

可愛らしい中に上品さが感じられるプリムラは、信頼のおける友達に贈りたい冬の花です。

冬の花で、とても立派な花を咲かせるアングレカムの花言葉は『いつまでもあなたと一緒』。

とても鮮やかで大きな花を咲かせるアングレカムは、日本でも観賞用として栽培されていますが、なかなか見ることは出来ない花です。

贈り物として贈るととても喜ばれる花で、その場を賑やかにしてくれる、そんな力を持った花です。

友情にまつわる花言葉を持つ花をご紹介しましたが、大切な友達に贈りたい、お気に入りの花は見つかりましたか？

友情にまつわる花言葉を持つ花には、赤、黄色、オレンジ、紫など、色とりどりの花が存在します。

贈った相手がきっと喜んでくれる友情の花言葉を持つ花を、いつもは恥ずかしくてなかなか言葉にすることができない親しみの気持ち、感謝の気持ちと共に特別な日に贈ってみませんか？