レモンの花や実の花言葉は?由来やレモンにまつわる神話も紹介!
皆さんよくご存知のレモンですがレモンの花って見たことがありますか?なかなか見る機会がないですよね。実は白くてとても可愛らしい花なんですよ。そんなレモンの花の花言葉を解説していきます。レモンの花言葉にはどのようなものがあるのか是非参考にしてみてくださいね。
目次
レモンの花ってどんな花?
レモンの特徴
レモンと聞いてまず思い浮かぶのは黄色い果実のレモンですよね。料理にお菓子などさまざまなもので使うことができる果実だと思います。そんなレモンですが、果実ですのでもちろん花を咲かせます。しかし育てたことがある方は少ないと思うのでレモンの花は見かけたことがない方が多いのではないでしょうか。
レモンには花と果実それぞれに花言葉があります。そんなレモンの花や果実の花言葉についてこれからご紹介していきます。
まずレモンとは、インドのヒマラヤ山脈原産の果実となります。現在はよくスーパーで並んでいるのを見かけるのはカリフォルニア産の物かと思いますが、実はインド原産ということでびっくりした人も多いのではないでしょうか?旬は5~10月頃といわれています。
レモンの木自体はあまり高くならず、虫もつきにくいためご自宅でも育てやすい果実となっています。暖かい気候で良く育つといわれていますが、真冬マイナスの気温だと木が枯れてしまうため注意が必要です。
レモンの種類は?
一言にレモンといっても実はいろいろな種類があります。有名どころでいうと「リスボン」「マイヤー」「ユーレカ」といった種類があります。その他にも種類はあり、「ジャンボレモン」「ビアフランカ」といった種類もあります。しかし最初にご紹介した3つの種類がご家庭でも育てやすいといわれている種類となっていますので、ご興味のある方は是非この3つの種類のレモンに着目してみてください。
レモンの開花時期はいつ?
香り高いレモンの花が咲くのは5~6月で、実際に実がなるのが秋口の10月頃となります。スーパーなどでは年中あるレモンなので旬がわかりにくいですが、実は秋頃が旬なんですね。
上記にて香り高いレモンの花は5~6月に咲くとは記載しましたが、実はレモンは年に3回も開花します。家庭菜園などに詳しい方は聞いたことがあるのではないでしょうか?ですので原産のインドのヒマラヤ山脈あたりでは年中レモンを収穫することができるようですよ。
レモンの花の名前の由来を紹介
レモンは何でレモンというんだろう?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
レモンの由来ですが、まず属名の学名では「Citrus(シトラス)」といいます。よくアロマオイルでシトラスの香りがあるかと思いますが、柑橘系の香りですよね。
そんな「Citrus(シトラス)」ですが、ラテン語でシトロンの木を意味している「Citrus(キトルス)」が由来になっているといわれています。
じゃあなんでシトラスがレモンなの?ということですが、原産のインドではヒンディー語で「Limbu」を語源としていて、西洋に伝わるときに変化していき、スペインにて「Limon」となり、更に英語で「Lemon(レモン)」に変化したといわれています。
要は元の語源はあったものの、どんどん変化を遂げてレモンになったということが由来です。
レモンの花言葉を紹介!花と実で違うの?
レモンの花の花言葉
ではレモンの花の花言葉についてご紹介します。
レモンの花の花言葉は「情熱」「香気」「愛に忠実」「誠実な愛」といった花言葉があります。花言葉を見る限り香り高いイメージや誠実な恋や愛などを連想させますよね。初めてのキスの味はレモンともいいますし、こういった花言葉からそのようなことがいわれるようになったのかもしれませんね。
なかなか見る機会がないレモンの花ですが、香り高いお花ですし、誠実な思いを伝えるのに好きな人や愛する人に贈るのにぴったりなお花ではないでしょうか?
レモンの実の花言葉
では次にレモンの実の花言葉についてです。
レモンの実の花言葉は「熱情(情熱)」「熱意」「陽気な考え」といわれています。とても情熱的でポップな花言葉ですよね。こちらはレモンの特徴の強い酸味にちなんでこのような情熱的な花言葉になったといわれています。
熱意を伝えるといった意味にもとれますので、とても情熱的な思いとして伝わるかもしれませんね。情熱的な思いを伝えるのに活用してみてもいいかもしれません。
レモンの英語での花言葉は?
レモンの英語での花言葉をご紹介していきます。
まずレモンの花の英語の花言葉ですが、レモンの花の英語の花言葉は「fifelity in love(誠実な愛)」「discretion(自由裁量)」といわれています。英語での花言葉でも恋愛を連想させ、そして誠実さをあらわすのでとても素敵ですよね。日本だけではなく世界的に誠実な思いを伝えることができるお花であることがわかります。誠実な思いを伝えるのに是非レモンの花を選んでみてはどうでしょうか?
次にレモンの実の英語の花言葉です。レモンの実の英語の花言葉は「zest(熱情、情熱)」といわれています。こちらも日本語とほとんど同じ意味になるようです。
レモンの和名や由来は?
レモンの和名をご存知でしょうか?レモンの和名は漢字は難しいですが、和名はそのまま「檸檬(れもん)」といいます。和名の檸檬は知っている方も多そうですよね。
レモンの和名「檸檬」の由来ですが、こちらは中国の生薬の「檸檬(ねいもう)」を英語での「lemon(れもん)」を音で表現したことが和名檸檬の由来といわれています。ですので日本に伝わったときにはすでに和名の「檸檬(れもん)」といわれていたようですよ。
レモンにまつわるギリシャ神話を紹介!
レモンには神話があるのをご存知でしょうか?ギリシャ神話でレモンのお話があります。どんな神話かご紹介しますね。
そのギリシャ神話では大神ゼウスとヘラの結婚式で大地の女神ガイアがヘラに対して黄金のリンゴとレモンを贈ったといわれています。
またその贈ったリンゴを守るためにヘラクレスがレモンを持ち帰ったという話もあるようです。
神話の世界でもレモンについて語られるということからとても古くからある果実ということがわかりますよね。
レモンは「子作り」にいい果物!「3つのレモン」の民話を紹介!
レモンには民話もあります。「3つのレモン」というお話のようですよ。
とある日にエジプト王に跡継ぎが誕生しました。王はそれはそれは喜んだそうです。そんな跡継ぎの王子はすくすく育っていきましたが、ある日手をナイフで切ってしまい赤い血があたりに広がりました。そんな赤い血の光景に王子は薔薇色の血の色と感じとても魅了され、この色の肌を持った女性と結婚したいと思うようになったそうです。
そして嫁探しに出かけました。その嫁探しの途中で3人の魔女に出会い、「生」「死」「誕生」という意味をもつ3つのレモンを王子に渡したといいます。そのレモンを順々に王子は慎重に切りました。「生」と「死」のレモンでは期待している結果が出ず、最後に切った「誕生」というレモンを切ったときにその「誕生」のレモンの中から薔薇色の肌の女性が現れ、結婚したといわれています。
この話からレモンは小作りに良いといわれる果実となったようですよ。
レモンは有名な絵画『最後の晩餐』にも描かれている!
レモンは西洋の宗教では聖なる果実として扱われていることが多く、有名な絵画である「最後の晩餐」でもレモンが描かれています。
「最後の晩餐」の絵画ではキリストと弟子の後ろにレモンの木が描かれているのですが、そのレモンの木はレモンの解毒の効果を救済という意味として描かれているといわれています。
また、西洋絵画の「パーンの神話」では愛の象徴としてレモンの木が描かれており、森の精エコーの悲哀をあらわしているようですよ。
【番外編】レモンの活用術3選!
レモンソルト
レモンにはさまざまな活用術があるのでご紹介していきますね。
まずレモンソルトですが、レモンの皮を削って塩コショウと混ぜるだけなのでとても簡単な活用術です。普通の塩コショウも香り高いものになるのでおすすめの活用術です。
レモンバター
お次はレモンバターです。レモンバター?と思われた方も多いかと思いますが、バターに刻んだレモンの皮を混ぜるだけなのでとても簡単です。ちょっと一味違うバターになりますので、是非試してみてください。
塩レモン
最後に塩レモンです。塩レモンは近年聞くことが増えてきたものではないでしょうか?
塩レモンの作り方ですが、レモンをスライスして塩で漬けて熟成させる、要は放置するだけなのでとてもお手軽ですよね。塩レモンはいろいろなものに使うことができますので是非試してみてください。
レモンの花は良い香り!家庭でも育ててみよう
いかがでしたでしょうか?レモンは家庭でも育てやすい果実ですので、ちょっとベランダで育ててみるなんていうことも良い植物といえると思います。スーパーでは国産のレモンは結構値段が張るものもありますし、これを機にレモンを育ててみるのも良いと思いますよ。
また、レモンの花や実の花言葉はとても素敵なものが多かったですよね。誠実や情熱など恋や愛を連想させるものが主でしたので、贈り物などにもそういった思いを込めて贈るのにぴったりではないでしょうか?言葉で伝えるのはなかなか恥ずかしいと思われる方も多いと思いますので、是非レモンの花を贈ってみてはいかがでしょうか?思いは伝わり、より深い愛情が芽生えると思います。記事を参考にして検討してみてくださいね。