いとこが好き!恋愛はあり?付き合う前に知っておくべき事9選!
いとこの男性が好きな女性が知っておきたい、いとことの恋愛・結婚のメリット、デメリットを紹介。親族の反対や子供への影響など、いとこ婚の問題点も赤裸々に取り上げています。世間の意見・体験もあわせて、いとこのことが好きな女性はチェックしましょう。
目次
いとこが好き!恋愛するのはあり?
イケメンのいとこや、知的ないとこに惹かれていつの間にか好きになっていた場合、いとこ同士の恋愛は許されるのでしょうか?法的に結婚することはできるのか、また、相手がいとこだからこそのメリットやデメリットも気になります。いとこ同士の恋愛・結婚について、詳しく知りましょう。
いとこが好き!結婚することはできる?
いとこのことが好きで、実際に恋愛に発展した場合、気になるのが結婚のこと。いとこ同士が恋愛になった場合、結婚することはできるのでしょうか?法律上の扱われ方について、知っておきましょう。
いとこ同士の結婚は法律上OK
結論から言うと、いとこ同士の結婚は法律上問題ありません。日本の法律において、結婚が認められないのは3等親までの肉親と決められています。さらに、自分と直接血が繋がっている直系血族は親等数に関わらず、結婚することができません。いとこの場合は傍系血族の4等親にあたるため、結婚することができるのです。
昔はいとこ同士の結婚はよくあった
現代ではかなり数が減っているいとこ同士の結婚ですが、昔はよくありました。特に貴族や武家などの家系では身分の高い男性と女性が結婚する必要があったため、限られた親族の中でいとこ同士の結婚が積極的に行われていたようです。
いとこ同士で付き合うとメリット2つ
自分にとって親族にあたるいとこは、他の男性とは違った存在です。いとこのことが好きで付き合った場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?いとこ同士で付き合うメリットについて、紹介します。
①昔からよく知っているから親族関係が楽
他人同士の男性、女性が結婚する場合、結婚によって今まで自分とは全く関係のなかった人々が親族になります。配偶者の親族と関係が上手くいかず、悩む人も多いでしょう。
いとこ同士の場合、お互い昔からよく知っている仲だというメリットがあります。いとこの両親は自分にとって叔父、叔母にあたるため、幼いころから自分を知っていて好きな人たちだという安心感があるでしょう。
②お互いのことを長く深く知っている
いとこと兄弟のような関係で育ってきた、という人も多いはず。いとこのことを好きになる前から自然と一緒に過ごしてきた仲なので、お互いのことを長く深く知っているというメリットがあります。
いとこを好きになった理由も、自分をよく理解してくれているところが大きいかもしれません。長い付き合いのある幼馴染などは別ですが、他の相手にはないメリットと言えるでしょう。
いとこが好き!付き合う前に知っておきたいデメリット3つ
いとこのことが好きだけれど、なかなか一歩を踏み出せずに悩んでいる女性もいるでしょう。いとこは他の男性にはないメリットを持っていますが、付き合うとなるとデメリットもあるようです。いとこと付き合う前に知っておきたいデメリットを紹介します。
①子供の遺伝子への影響とリスク
いとこが好きな女性にとって知っておきたいデメリットの一つが、子供の遺伝子への影響。いとこ同士の結婚はいわゆる近親婚にあたり、両親の血縁が近いことで遺伝子に悪影響をもたらすリスクが高まります。
なぜ血縁が近いことで影響が出るのかというと、両親が異常遺伝子を共有している確率が高くなることが理由です。家系内に遺伝病の人がいる場合、両親ともにその原因遺伝子を受け継いでいる可能性が高いことから、一般婚よりも子供に先天性の病気や障害が起きやすいのです。
子供に障害が起きる確率はいとこ婚が1.69%、一般婚が1.02%と言われています。リスクが一般婚よりも高いことは確かですが、数字的に見るとそれほど高くはないといった捉え方もできるかもしれません。いとこが好きな人は遺伝子への影響というデメリットも考慮したうえで、最終的な判断をしましょう。
②親族が反対する可能性
いとこ同士で付き合う場合、親族に反対される可能性が高いのもデメリット。いとこ婚は一般的ではないことから世間体を気にして反対されるかもしれません。また、先述したとおり、子供の遺伝子への影響を理由に親族から反対されることもあるでしょう。
実際、いとこ婚をした人で親族から反対され続け、結婚式に親族が来てくれなかったということもあるようです。いとこ同士だと男性と女性、双方の親族が同じということになるため、最悪の場合、親族全員を敵に回すことになるかもしれません。
③世間の目が厳しい場合も
昔はよくあったいとこ同士の恋愛ですが、現代ではかなり少数派。親族であるいとこのことを好きになる感覚がまるで理解できないという人も多く、世間の目が厳しいのがいとこ同士で付き合うデメリットです。
近親婚による子供への影響はよく知られていることなので、友達や同僚など親しい人から反対されることもあるかもしれません。世間体がよくないといったアドバイスを受け、辛い思いをすることもあるでしょう。法的には問題がないいとこ婚ですが、世間の目を気にする男性、女性にとっては考えどころです。
いとこを好きになったらどうしたらいい?4つのアドバイス
恋に悩む女性は多いですが、好きになった相手がいとこだからこその悩みもあるでしょう。いとこを好きになった女性はどうしたらいいのか、気持ちの持ちようや行動について4つのアドバイスを紹介します。
①好きになった気持ちを否定しない
いとこに限らず、人が誰かを好きになる気持ちは自由です。好きな気持ちは抑えようと思ってどうにかなるものではありませんし、否定すると自分が辛くなってしまうでしょう。
魅力的な男性だから好きになったけど、それがたまたま自分のいとこだっただけのこと。いとこを好きになった気持ちを否定しないようにしましょう。
②周りの男性にも目を向けてみる
なぜ、あえて親族であるいとこのことを好きになったのか、それを知るためには周りの男性にも目を向けてみることです。他に魅力的な男性が見つかることもあるかもしれませんし、やはりいとこが男性として一番だと気づくこともあるでしょう。きちんと周りを見たうえでいとこを選ぶのであれば、自分の好きな気持ちに自信が持てるでしょう。
③本当に好きなら気持ちを打ち明けてみよう
好きな気持ちを隠したままいとこと関わっていくのは、恋する女性として辛いものです。相手のことを困らせてしまうかもしれないと心配になるかもしれませんが、いとこに限らず、相手の男性との関係によっては誰でも持ちうる悩みです。本当にいとこのことが好きなら、気持ちを打ち明けてみましょう。
④結婚へのデメリットはしっかり考えておこう
いとこのことが好きで恋人として付き合う分には問題ありませんが、結婚となると話は別。子供の遺伝子への影響があるかもしれないこと、親族に反対される可能性があること、世間の目が厳しいことなど、デメリットも考えたうえで決断しなければいけません。
いとこ婚は法的に認められていますが、一般婚と比べてデメリットが大きのは確か。二人の子供にも関わってくることなので、当事者同士でよく話し合って決めましょう。
いとこ同士の恋愛・結婚への世間の意見や体験談は?
いとこ同士の恋愛・結婚への世間の意見はどういったものなのでしょうか?また、実際にいとこと付き合った人やいとこ婚した人の体験談も気になります。OK派とNG派、双方の意見について見ていきましょう。
いとこ同士の恋愛・結婚OK派の意見
いとこ同士の恋愛・結婚OK派の意見としては、法的に問題ないなら特に何とも思わない、知り合いにいとこ婚がいたので気にしないといったもの。
実際にいとこ婚した人は、小さいころから相手のことを知っているので、仲良く暮らせる、親族に気を遣わないで済むといったメリットを挙げています。デメリットを覚悟のうえで結婚しているため、結婚してから世間体を気にしている人は少ないようです。
いとこ同士の恋愛・結婚NG派の意見
いとこ同士の恋愛・結婚を反対する人の多くは、子供への影響を心配した意見が多いようです。遺伝上のリスクがあるなら止めたほうがいい、いとこ婚の知り合いの子供が障害児だったなど、はっきりと反対派を示す人が多い様子。
知り合いなら普通に祝福するけど、自分の子供だったら反対するといった意見もありました。近親相姦のようで嫌という生理的な抵抗もあるようです。
いとこを好きでもOK!恋愛を楽しもう♪
いとこ同士の恋愛・結婚は少数派のため、世間から反対されることもあるでしょう。しかし、法的には何の問題もないことなので、いとこを好きになってはいけないと自分を責める必要はありません。
昔からよく知っているいとこのことを好きになったのは、とても素敵なこと。相手がいとこだからこその悩みもあるかもしれませんが、いとこにしかない魅力もあるはずです。
結婚については、当事者同士が話し合って最終的に決めるべき。周りのことを気にせず、いとこを好きな気持ちを大切にして恋愛を楽しみましょう。