100均でおすすめのチェーン14選！ハンドメイドやDIYに活用しよう！

DIYが大流行中の今、ダイソーやセリアなど100均のチェーンが色々な場面で使えて便利と話題です。「チェーン」とひと口にいっても、アクセサリー用からインテリア用まであり、素材も金属製だけでなく、プラスチック製のものもあり、それらを使って幅広く色々な場面で活用されています。

ですが、チェーンは100均でもよく見かける事もあり、使う目的が決まっていても目についたものを手に取りがちなのではないでしょうか。案外見逃している100均チェーンもあるかもしれませんので、ぜひ参考にしてください。

それではまず、アクセサリーとしてや、アクセサリーパーツとして使われるチェーンと、バッグやキーホルダーなどをハンドメイドした時に使うチェーンを紹介します。「こんなに種類があるの？」と100均の底力を改めて感じさせられる商品ばかりです。

ダイソーのアクセサリー用チェーンは、標準タイプと極細タイプ、2種類の太さから選ぶ事ができます。長さは標準タイプが約１ｍ、極細タイプは約50cmで、標準タイプの方がボリュームがありお得感もあるのですが、極細タイプは2重から3重のブレスレットとして使ったり、カットしてネイルパーツとしても使えたりするのでとても人気があります。

どちらも好みのペンダントヘッドを通したり、標準タイプのチェーンなら丸カンで好きなチャームをいくつか繋げたりすることもできるので、オリジナルのアクセサリーが簡単に作れます。

セリアのアクセサリーチェーンは、留め具付きで、好きなパーツをプラスするだけでネックレスが簡単に作れるチェーンです。荒目と喜平は、チェーンのコマが上を向いているデザインで、違いは、喜平の方がやや太めで存在感があります。ベネチアンチェーンは、四角いコマが繋がっているデザインで、ボックスチェーンとも呼ばれています。

セリアにはこの他にも、一般的ないわゆる鎖のようなあずきチェーンのアクセサリーチェーンもあります。セリアのアクセサリーチェーンは、どのデザインもそれぞれゴールドとシルバーがあります。

ラインストーンがとてもきれいな、セリアの「ストーンチェーン」です。このチェーンは、他のアクセサリーチェーンと違い、留め具は付いていません。このチェーンはそのまま使うよりも、使いたい長さにニッパーでカットしてアクセサリーパーツとして使ったり、ピアスやペンダントヘッドの縁取りに使ったりするのがおすすめです。

なお、このチェーンを他のパーツと繋げて使いたい場合は、エンドパーツと呼ばれる金具を準備する必要があります。

キャンドゥのシンプルなゴールドのチェーンです。メッキですが「18金」の文字が目に飛び込んでくると、つい手に取りたくなりますね。こちらは、留め具の付いていないタイプのチェーンなので、ネックレスやブレスレットにする場合は、留め具も準備する必要があります。

なお、キャンドゥの18金メッキのチェーンは、画像のデザインの他に、長いコマと短いコマを組み合わせた「フィガロチェーン」と呼ばれるデザインのチェーンもあります。ですが、店舗によって取り扱っている商品が変わるため、手に入らない事もあるようです。

プラバンやレジンなどで作ったパーツを、ストラップやキーホルダーにするために使われるチェーンといえば「ボールチェーン」ですよね。ボールチェーンはその名の通り、ボール状の金属が繋げられたもので、ダイソー・セリア・キャンドゥそれぞれの店舗で販売されるほど人気のあるチェーンです。

ダイソーのボールチェーンは、金と銀を合わせた10本セットとピンクとブルーを合わせた8本セットがあり、どちらも長さは12cmです。

セリアのボールチェーンは、ダイソーのようなセットはありませんが、オレンジ、ピンク、ブルー、グリーン、レッドとカラーバリエーションが豊富です。長さは12cmで4本入りです。

キャンドゥのボールチェーンは、現在は王道のシルバーのみのようですが、他の100均と比べると太さがありしっかりとしています。長さは12cmで7本入りです。

本数のみでみるとダイソーが一番お得ですが、カラーで選ぶならセリア、しっかりした太さのボールチェーンが使いたいならキャンドゥと、使用目的に合わせて選び分けるとよさそうです。

バッグを作る時、どういったデザインで作るのか、素材はどうするのかだけでなく、持ち手をどうするのかで悩む事があります。ハンドメイドの場合、ナチュラルな感じに仕上がりがちですが、もしお店で売っているようなバッグを作ってみたいならセリアの持ち手チェーンはピッタリです。

シルバー、ゴールド、アンティークのカラーがあり、どの持ち手もほどよい光沢があるので高級感があります。チェーンを変えるだけで、バッグの雰囲気を変える事もできるので、全てのカラーを揃えておいてもいいですね。

シンプルな服装や持ち物に加えるだけで雰囲気を変えてくれるチェーン。そんなファッション用のチェーンも見逃せません。100均でもファッションにプラスしたいチェーンが何点かあります。

ウォレットチェーンは、財布とベルトを繋げるのが目的で、男性が使用するイメージが強いですよね。ダイソーには、一般的なあずきチェーンのウォレットチェーンもありますが、ブロック状の金属が繋げられた、ちょっと変わったデザインのウォレットチェーンもあります。このデザインなら女性でも使いやすいのではないでしょうか。

アクセサリー用チェーンのコーナーでも紹介した、ベネチアンチェーン、もしくはブロックチェーンとも呼ばれるチェーンもウォレットチェーンで見つけられるのは、さすがダイソーといえそうです。

電話やメールだけでなく、支払いからポイントまで今やスマホで何でも済ませられるようになりましたが、それだけにバッグの中でスマホが見つけられず、困ってしまう方におすすめなのが、ダイソーの「モバイルチェーン」です。

チェーンが付けられるスマホケースである事が条件になりますが、このチェーンを付けておくだけで、子供を抱っこしたままでもサッとスマホが使えて便利と、子育て中のママにも人気のアイテムです。カラーはホワイトとピンクの2色です。

肌寒くなってくると上着を羽織る人もいますが、気温が変動しやすい時期はストールを1枚持っていると便利ですよね。何気なく羽織ってもおしゃれに見え、防寒にもなりますが、困るのはだんだんずれてしまったり、肩から落ちてしまったりすることですよね。そんな悩みを解決してくれるのがダイソーの「ストールクリップチェーン」です。

クリップで留めるだけなので使い方はとても簡単。こちらの商品は、ストールだけでなく、マフラーにも使えます。なお、人気商品でもあるので、売り切れ店もあるようです。

キャンドゥの「クラッチチェーン」は、色々なものに合わせやすいシンプルなデザインです。全長約62cmの長さがあり、大きなカラビナとナスカンが付いており、付けたいものに簡単に装着できます。

カバンやベルトのアクセントとして使うのもいいですが、ウォレットチェーンとして使う事もできます。フックは、画像のシルバーの他、ブルー、ブラック、レッドがありますので、いつもの服装にアクセントを付けたい方にもおすすめです。

チェーンは、アクセサリーやおしゃれアイテムとしてだけでなく、インテリアにも活用できます。色々なタイプのチェーンがありますので、ぜひ参考にしてください。

ダイソーの「デコレーションチェーン」は、クリスマスシーズンになると店舗に並び始まる商品です。ボールチェーンのように見えますが、ポリスチレン素材で軽く、ツリーに飾りつけたり、クリスマスグッズの周りに置いたりする事で一気に華やかになります。

通年手に入る商品ではないので、欲しい時に手に入らないもどかしさはありますが、今はハロウィングッズと一緒に販売される事もありますので、気になる方や手に入れたい方は、クリスマスシーズンだけでなく、早めにダイソーのイベントコーナーをチェックしてみてください。

セリアの「インテリアチェーン」は、落ち着いたブロンズが、インダストリアルなインテリアにもナチュラルなインテリアにもピッタリです。フックなど、引っ掛けたり留めたりする金具がないので、壁にも取り付けやすく、リメイクにも使いやすいです。

長さは1mあり、そのままぶら下げて使うのもいいですが、好きな長さにカットしてラックに取り付けるなど、工夫次第で色々な場面で使える優れものです。

セリアの商品はDIYに使いやすい事でも人気がありますが、こちらのチェーンフックも人気で色々な場面に使われています。先ほどのインテリアチェーンと違い、チェーンの両端にフックが付いているので、リビングの電気の設置に使ったり、キッチンではキッチンツールなどの収納に使われたりしています。

なお、チェーンフックはフックの形がアルファベットのJのような形で、チェーンが短いタイプもあり、そちらはアンティーク風なカラーも展開しています。

プラスチックチェーンは、収納グッズとしてや、さびないので園芸用として外で使用したりなど色々な場面で使用されています。ジョイントフックも付いているので、長さを簡単に伸ばす事もできます。カラーは黄色や赤や白をダイソーではよく見ますが、セリアには、ジョイント部分も黒いプラスチックチェーンもあります。

プラスチックチェーンは、なんと小さな子供のおもちゃにもピッタリ。適当な容器に入れて振って音を楽しんだり、おはじき代わりに使ったりと子供によって遊び方は無限大のようです。

100均にどういったチェーンがあるのかがわかったところで、どのように活用する事ができるのかを見て行きましょう。真似したくなる活用アイデアから、「こんな使い方があったのか」と目からうろこの活用アイデアまで色々とご紹介します。

100均の手芸コーナーのアクセサリーパーツの中には、「どうやって使うの？」と考えてしまうものもありますよね。こちらのネックレスの中央部分のパーツは「ヒキモノパーツ」と呼ばれるもので、自由な発想で好きなように使えばいいのですが、基本的な使い方は丸カンやCカンなどで繋げて使うパーツです。

ランダムにパーツを並べて、丸カンで角同士を繋げて、12cm長さにカットしたアクセサリーチェーンと丸カンで繋げて、留め具が付いていないチェーンならカニカンや引き輪とアジャスターを付ければ、ネックレスになります。

「ここまでやるのは面倒」という方は、ペンダントヘッドを通すだけでも十分素敵なネックレスになりますよ。

糸や紐で作ったタッセルのピアスやイヤリングも可愛いですが、チェーンで作るタッセルは華やかで豪華な仕上がりになります。

作り方は、好きな長さにアクセサリーチェーンをカットし、3本をCカンもしくは丸カンでまとめます。好みのビーズやチャームのまとめたチェーンを丸カンで繋げて、ピアスフックやイヤリング金具に繋げればでき上りです。

チェーンをまとめた部分を隠したい場合は、「カツラ」とよばれるキャップを被せるとよいでしょう。なお、カツラを使ってチェーンタッセルを作る場合は、画像よりもチェーンの本数を増やすとカツラがブカブカせずにピッタリ収まります。

極細のチェーンで作る指輪も素敵です。チェーンを短くカットして、レジンで硬化させてチャームにしたものを、丸カンで繋いだアクセサリーチェーンから下げて揺れるデザインに仕上げています。

自分の指に糸などをぐるりと巻いて長さを測る、もしくは直接チェーンを指に巻いて丸カンの分を引いてカットし、チャームの分のチェーンもカットしたら、好きな形にレジンで硬化させます。でき上ったチャームに丸カンを通したら、指輪用のチェーンの両端も通して閉じれば指輪の完成です。

画像はチェーン1本で指輪部分を作っていますが、本数を増やしたり、もう少し太めのチェーンに変えたりするとしっかりとした指輪になりそうです。

チェーンは、「何かを繋ぐために使うもの」と思い込んでしまいがちですが、ビジューやスパンコールなどのように、アクセサリーを装飾するために使う使い方もありですね。セリアの「ストーンチェーン」も、カットして装飾用に使ったりしますが、ボールチェーンも同じようにこんな風にブレスレットの装飾用として使うと、表情が変わっておもしろいですね。

100均には、多目的ボンドや金属用ボンドなど、素材別の接着剤もあるので、ボールチェーンを何かに貼り付けたい場合は、そういったボンドを選ぶとよいでしょう。

100均のバッグも色々な種類があり、持ち手をチェーンに変えるだけでもいいですが、ザクザク編めるTシャツヤーンでポーチを編んで、それにチェーンを付ければオリジナルのポシェットになります。

毛糸のバッグは、裏地を付けないとモノを入れた時に伸びてしまって使いにくいですが、Tシャツヤーンならその心配がありません。糸が太いので、割と玉数を使いますが、ポシェットくらいなら3～4個あれば足りるでしょう。

チェーンの持ち手は、編み目を利用して差し込んでも大丈夫なので、その日の気分でポーチとして使ったり、ポシェットとして使ったりするのもいいですね。

ダイソーやセリアのプラスチックチェーンや、セリアのインテリアチェーンは、洋服の収納に便利です。壁や鴨居からチェーンがさげられるようにフックなどでぶら下げ、後はハンガーにかけた洋服やスカートをチェーンに引っ掛けるだけです。

場所を取らず、何が掛かっているのかが一目でわかるので、洋服を探す手間と時間がはぶけるので、収納場所に困っていたり、洋服を探すのに手間取っていたりするなら、ぜひ取り入れたい収納アイデアです。

また、壁などに横にチェーンを張り、適当な箇所にフックをつければ、帽子の収納にも使えます。

壁にポスターや写真などを飾りたいと思っても、ピンをたくさん使うのが嫌だったり、賃貸であまり使えなかったりするなら、インテリアチェーンを使ってみませんか？飾りたい壁にインテリアチェーンを少したるませるように取り付けたら、ピンチをぶら下げて写真やポストカードなどを挟みます。

チェーンが落ちないように耐荷重のしっかりしたフックを利用する必要はありますが、それさえ気を付ければ、カードを飾るだけでなく、アクセサリー収納としても使えそうです。

カーテンタッセルは、どんなデザインのものを使うかで部屋の雰囲気が変わる事もあるので、選ぶのに迷う事がありますよね。もし、男前インテリアやインダストリアルなインテリアが好きなら、フック付きチェーンでカーテンタッセルを作るのはいかがでしょうか？

作り方は、フック付きチェーンを半分にカットして2本にしたら、それぞれのフックを外して2本のチェーンをまとめます。1本のチェーンに、セリアのミニガーランドを分解したものを付ければ、オリジナルタッセルの完成です。

ガーランドではなく別なチャームに変えたり、面倒なら何もつけなくてもカッコいいカーテンタッセルになりますよ。

セリアのインテリアチェーン、網、100均の木材を使った、インテリアにピッタリなワイヤーハンギングです。木材を使わず、セリアのワイヤーラティスを使うと、さらに簡単にワイヤーハンギングが作れます。

まず、インテリアチェーン1本を4本にカットし、ワイヤーラティスの四隅に取り付けたら、もう1本のインテリアチェーンでワイヤーラティスに取り付けたチェーンをまとめます。でき上ったワイヤーハンギングは好きな所に吊るし、ドライフラワーやフェイクグリーンを乗せるだけで、空間をおしゃれに演出してくれます。

画像のような大きなワイヤーハンギングは、網の周りを木材で囲み、洋灯吊りを四隅に付けてインテリアチェーンを引っ掛けるとよいでしょう。

商品紹介のコーナーでもふれましたが、プラスチックチェーンはおままごと遊びにピッタリなんです。適当な長さにしたプラスチックチェーンを色別に器に入れるだけで、ご飯やスープに見えたり、黄色を中心にして、その周りに白のプラスチックチェーンで丸く形を整えるだけで、目玉焼きに見えたりします。

チェーンをガチャのカプセルなどに入れれば、卵を割るような遊びもできるので、本物の卵も上手に割れるようになるそうです。また、プラスチックチェーンのカシャカシャとした音も子供にとってはおもしろいらしく、容器に入れて振って音を楽しんだらジャラっと出し、また容器に入れて振って遊ぶを何度も繰り返すようです。

中には振り回して遊ぶ子供もいるようですが、そういった子には短めのチェーンを持たせて危なくないように配慮してあげるとよいでしょう。

100均には色々な種類の商品がある事はみなさんもよく知っているとは思いますが、チェーンの種類がここまである事をご存知の方は少ないのではないでしょうか。アクセサリー関連から生活に役立つチェーンまで、目的に合わせて選ぶ事ができ、しかも、その中でもさらに自分の好みに合うチェーンが選べるのに驚かれた方もいるのではないでしょうか。

アクセサリーもチェーンを使うと、グッと本格的な仕上がりになり、ハンドメイドの腕が上がったように見えそうです。また、チェーン1本使うだけで収納に活かせたり、おしゃれなインテリアに変える事もできます。

チェーンで何かを作ってみたい方や、ハンドメイドを楽しみたい方は、ぜひ100均店舗に出掛けてお目当てのチェーンをゲットしてください！