2021年07月01日公開
2021年07月01日更新
フツ族によるツチ族の「ルワンダ大虐殺」とは?悲劇の内戦の原因や被害まとめ
フツ族によるツチ族「ルワンダ大虐殺」をご存知でしょうか?ルワンダ大虐殺とは、ルワンダで起きた内戦によるジェノサイドで、三ヶ月の間に80万人が殺されたと言われています。フツ族とツチ族の違いとは?なぜ悲劇的な内戦が起こってしまったのでしょうか?
目次
- 1ルワンダ大虐殺とはどんな内戦だったのか?
- 2ルワンダ大虐殺・内戦がどういう戦いだったのかが分かる動画
- 3ルワンダ大虐殺・内戦が起きた原因は大統領の死
- 4ルワンダ大虐殺・内戦はフツ族によるラジオで激化した
- 5ルワンダ大虐殺でのツチ族の被害者はおよそ80万人
- 6ルワンダ大虐殺・内戦で使われた武器は「山刀」
- 7フツ族とは?
- 8ツチ族とは?
- 9ルワンダ大虐殺・内戦の年表
- 10ルワンダ大虐殺では特にツチ族の女性や子供が狙われた
- 11フツ族の子供達はツチ族が殺されるのを喜んでいた?
- 12ルワンダ大虐殺・フツ族とツチ族の内戦が行われた場所は?
- 13ルワンダ大虐殺・内戦が分かる映画「ホテル・ルワンダ」
- 14現在のルワンダは大虐殺・内戦を繰り返さないと誓いを立てている
- 15現在もルワンダに帰れていない難民が存在する
- 16まとめ~ルワンダ大虐殺・内戦を忘れてはいけない~
ルワンダ大虐殺とはどんな内戦だったのか?
ルワンダ大虐殺とはフツ族によるツチ族への報復
出典: http://nozawa22.cocolog-nifty.com
ルワンダ大虐殺とは歴史に残るルワンダ内での内戦。ルワンダ大虐殺が起きている100日の間は本当に画像のような光景になっていたのだそうです。
ルワンダ大虐殺とは、文字通りルワンダで起きた悲劇の大虐殺、ジェノサイドです。
ジェノサイドとは種を絶滅させる為の大虐殺のことを指します。
ルワンダ大虐殺では割合の多いフツ族が少ない割合のツチ族を凄惨な手段で虐殺しました。
フツ族は貧しい暮らしをしており、ツチ族は裕福な暮らしをしていた為、恨みがつのって爆発したことが原因でした。
ルワンダ大虐殺ではフツ族がツチ族をジェノサイドしようとした
出典: http://www.tomotabi.net
ルワンダ大虐殺でフツ族により殺されたツチ族の写真やミイラは今も沢山残っています。
フツ族は国民の80%ほどを占める多数はでありながらも、ツチ族の方が裕福な暮らしをしていました。
また、ツチ族の方が顔つきも富裕層のような顔つきだった為、外人の受けもよかったということもあり、より恨みの対象となったようですね。
しかし、仲良くとまでは言いませんが、隣同士、隣人として暮らしていたフツ族とツチ族がいきなり悲劇の内戦に至るには様々な原因がありました。
隣人と殺しあうとなれば居場所なんてあってないようなものですね・・・。
ルワンダ大虐殺・内戦がどういう戦いだったのかが分かる動画
フツ族が暴徒化する様子が分かる動画
こちらの動画では、事件が起きる前から起きた直後の様子が収められています。
動画の途中で大統領が殺されてしまう事件が起き、フツ族が暴徒化している様子が分かります。
山刀を持ち、行きかう車をじっと見つめ、ツチ族なら殺そうとしていますね。
自分達のトップが殺されてしまったのですから、恨む原因となるのは分かりますよね。
とても貴重な動画です。
フツ族がツチ族を殺している様子が収められた動画
こちらの動画の中盤では、山刀を使って実際にフツ族がツチ族を殺している様子が分かります。力の限り、叩くように山刀を振り降ろしていますね。
映画などで見る、フツ族がツチ族を殺しているシーンは作り物だから見ていられますが、この動画は本当に殺している最中です。
人間ってこんなに恐ろしいことが出来てしまうのですね。
虐殺を行ったフツ族へのインタビュー動画
ルワンダ大虐殺を煽動したラジオの音声と、虐殺を行ったフツ族のインタビューが収められている動画。
沢山の人が虐殺を行った容疑者として捕まっている様子が動画になっています。
動画内では多くの人がやっていないと言い張っているようですが、一日一万人ものツチ族が悲劇の被害者になったことを考えると、嘘をついている人たちが沢山いるということになりますね。
動画の最後では自供し、子供達を殺したことを自白するフツ族の青年が現れています。
ルワンダ大虐殺が起きた瞬間はやはり狂っていて、冷静に考えればおかしなことだったと気づくのでしょう。
周囲の空気が原因で暴徒化してしまうということは、世界的に見てもよくあることのようです。
ルワンダ大虐殺・内戦が起きた原因は大統領の死
フツ族大統領がツチ族により殺されてしまったことが原因
出典: https://ja.wikipedia.org
飛行機に乗っていたところを撃墜された当時のルワンダ大統領「ジュベナール・ハビャリマナ大統領」。フツ族大統領が殺されたことにより、フツ族がツチ族に対して怒り狂ったことにより悲劇が始まります。
ルワンダ大虐殺・ジェノサイドが起きたキッカケは大統領が乗っていた飛行機が撃墜されたことにあります。
当時、フツ族の人が大統領をしていましたが、ツチ族がフツ族の大統領を暗殺したということになってしまったのです。
事実は分かりませんが、これによってフツ族は激怒。
ツチ族はジェノサイドするべきだという思想になってしまい、悲劇の大虐殺が起こったのです。
フツ族大統領を本当に殺したのはフツ過激派かツチ族か?
出典: https://ja.wikipedia.org
フツ族大統領が乗っていたダッソーファルコン50の同型機。この飛行機が撃墜されたことにより悲劇の事件が始まってしまいます。
しかし、実際に大統領を殺したのは誰なのか具体的にはわかってはいません。
最初に言われていたのはフツ族の過激派なのではないかということ。
フツ族過激派がツチ族をジェノサイドするキッカケを作るために飛行機を撃墜し、フツ族を煽動したのではないかと言われていました。
しかし、後に大統領になったツチ族の人間が撃墜を指示したといった話しもあったそうで、原因を作ったのは誰なのか分からないままとなっているようです。
ルワンダ大虐殺・内戦はフツ族によるラジオで激化した
出典: http://ason-de-kurasu.com
フツ族は貧しかったため、字の読めない人も多かったそうです。ですが、ラジオで情報をバラまくことで、すべてのフツ族に声をかけることが出来ました。
ルワンダ大虐殺事件で一番興味深いのはラジオを使った煽動です。
恨みがつのっていたフツ族に、大統領の死を伝えたあと、ハイテンションでツチ族を殺そうと呼びかけたのがラジオ。
大麻を使って、良い気分でツチ族を全員殺してしまおうという呼びかけに、多くのフツ族が支配されてしまいました。
ラジオなら場所に関係なく、一瞬で沢山の人に伝えられ、空気を変える手段としては最適だったのでしょうね。
ルワンダ大虐殺でのツチ族の被害者はおよそ80万人
隣人同士で殺しあう内戦は地獄となった
出典: http://hkennedy.hatenablog.com
あまりにも大量の人々を毎日殺すため、ツチ族の被害死体はそのまま放置。イヌや鳥に遺体は貪られたそうです。
ルワンダ大虐殺での被害者総数はおよそ80万人と言われています。
これは性格な数が分かっていないため、大体らしいのですが、もしかしたら100万人までいってるかもしれないという話しもあるようですね。
ここまでの大虐殺が起こってしまったのは恨みだけが原因ではなく、計画的な煽動によるもの。
大統領暗殺をキッカケに、ラジオを使ってフツ族の心を上手く動かしたことが原因で起こった事件です。
草を刈るように隣人を殺す内戦
出典: http://hkennedy.hatenablog.com
草を刈るようにどんどん殺していくフツ族と、道路に山になるツチ族の被害者。ジェノサイドが起きるとこんな恐ろしい悲劇の光景が広がるようです。
ツチ族は草を刈るように殺されたといいます。
どれだけ願い、乞うても、フツ族は無表情で山刀を振り下ろし、頭でも胴体でもバサバサと切り下としていったそうです。
殺すことが普通となった状況では、人を殺すことがどれだけ悲しいことなのか麻痺してしまうようです。
死んだ被害者はゴミのように積み上げられた
出典: http://fusigi.jp
邪魔なツチ族の被害者達は道端に山にしておきます。ジェノサイドがいざ起きてしまえば、こんな光景にも慣れてしまうのでしょうか。
一日一万人ペースで殺されたツチ族。
その遺体は全ていちいち処理することは出来ないため、道端に放置され、邪魔になるので山のように積み上げられたようです。
そんな山のような遺体を見ても何も思わないなんて、本当に異常事態ですよね。
ルワンダ大虐殺・内戦で使われた武器は「山刀」
山刀で悲劇の被害者を大量に作り出した
出典: https://ameblo.jp
マチェーテと呼ばれる山刀。本来の用途は木などを力強く切り倒す為のものだが、この山刀が悲劇の事件の凶器となりました。
ルワンダ大虐殺で使われた主な武器は山刀。
マチェーテと呼ばれており、安く手に入り、攻撃力もあるため、大虐殺にはもってこいの武器だったようです。
ルワンダ大虐殺がはじまるとき、多くの山刀が配られ、一斉に切りかかったようですね。
山刀は切れ味が悪いため、被害者は地獄を見た
出典: http://subterranean.seesaa.net
ずさんな扱い+使えば使う程切れ味が悪くなるため、山刀を一度振り下ろすだけではな中々殺せず、フツ族は何回も振り下ろして殺したそうです。その間、当然ツチ族被害者は大変な苦しみを受けます。
ルワンダ大虐殺で大量に使われた山刀ですが、頭などの固い部分も叩くようにして使っていたため、刃の部分はボロボロだったはずです。
いくら大虐殺が始まった当初は新品だったとしても、元々切れ味の良い刀ではないので、一撃で殺すのは容易ではなかったそうです。
何回も切りつけてやっと殺す感じだったそうなので、ツチ族は相当苦しんだものと思われます。
フツ族とは?
出典: http://fusigi.jp
フツ族はツチ族と比べてずんぐりしていて鼻が低い。角張った顔立ちをしています。労働者感のある顔と見られていたようで、ほとんどが貧しい暮らしをしていたようです。
フツ族かツチ族かは鼻を見れば違いが分かります。フツ族は鼻が広いのが特徴です。
ルワンダ大虐殺の際、フツ族かツチ族かはそういった顔つきで判断して殺していたようですね。
出典: http://tabinootoko.web.fc2.com
確かに、フツ族の人の方が鼻が大きくて低い感じがしますね。
また、フツ族は鼻が広いだけではなく、背も低いのが特徴。背が高くて鼻が細く高ければ、ツチ族とみなされ殺されます。
ツチ族とは?
出典: http://fusigi.jp
ツチ族は面長で長身、目が大きく鼻が高いため、支配者層として見られていた。事実、フツ族より良い生活をしていたようです。
大虐殺で殺されたツチ族は端正な顔つきが特徴。
鼻も高くて細い、身長も高いと、かっこいい人種ですね。
出典: http://livedoor.blogimg.jp
有名映画「ホテルルワンダ」の登場人物。夫がフツ族役で、妻がツチ族役を演じました。夫は鼻が大きく、妻はスラっとした印象があり、これがフツ族とツチ族の違いを表しているようです。
大虐殺が起こるまでは、ツチ族優位の社会で、ツチ族の方が海外の人からも受けが良かったはずです。
そんなツチ族に恨みがつのっていたでしょうね。
ルワンダ大虐殺・内戦の年表
外務省HPにあるルワンダの略史年表。問題の1994年にルワンダ大虐殺が起きています。実はこの年表にはかかれていませんが、1900年頃にもツチ族大虐殺が起きていたという話しもあります。
中々年表を作っている人が少ないようで、年表を探すのに苦労したのですが、外務省が年表を作ってくれていました。
外務省の年表にはざっくりとしたルワンダの歴史が書かれており、ルワンダ大虐殺事件が起きた1994年のことももちろん、年表には書かれていました。
年表を見ていて興味深いのが、11世紀頃にフツ族が先に定住していることです。
その後14世紀頃にツチ族も定住となっているため、この年表が真実ならば、フツ族からすればツチ族は後から入ってきた邪魔者のような存在だったのではないかということです。
そして1世紀後にはツチ族の王国が建国されていますので、完全に支配されていた様子が伺えます。
年表を見ていても、フツ族が様々な点においてツチ族を恨む原因があるのだと思わされますね。
そして、実は1900年頃にツチ族虐殺が起きていたという噂もあるのですが、もみけされたのか、年表には書かれていないところも気になるところです。
ルワンダ大虐殺では特にツチ族の女性や子供が狙われた
出典: http://fusigi.jp
ジェノサイドの目的は、種を絶滅させること。絶滅させる為に、子共を生む女性と、未来を担う子共は好んで殺されたそうです。
ジェノサイドを行う上で大切なのが、女性や子供まで殺し尽くすこと。
何故なら、ジェノサイドとは種の絶滅をさせなければいけないからです。
女性や子共がいると、また社会が出来てしまう可能性があるため、フツ族は女性や子供まで躊躇なく殺しました。
主に山刀で殺していましたが、小さな子供は壁に頭をぶつけて頭蓋骨を割ったり、非力な女性を血の海に押し付けて窒息死させたりしたそうです。
フツ族の子供達はツチ族が殺されるのを喜んでいた?
フツ族の子供達はツチ族から貴重品を奪うのが楽しみだった
出典: http://blog.livedoor.jp
フツ族の子供達は大虐殺で次々と殺されていくツチ族の被害者から服や貴重品を楽しそうに奪っていたそうです。
子供達にとって、大虐殺はお祭りだったのかもしれません。
次々と殺されていくツチ族の遺体から、まだギリギリ生きている者を探し出して大人に報告したり、金品を遺体から奪ったりして駆け回っていたそうです。
子供達も、大虐殺の異様な空気に狂ってしまっていたのですね。
ジェノサイドの状況が人を混乱させてしまった
出典: http://lainfo.es
きっとその場にいたら誰しもが狂ってしまう状況だったのでしょう。全ての人を責めることは難しいですね。
上記のように、子供達までもが大虐殺の空気に狂ってしまっていたようです。
今まで隣人として生きて、友達家族もいたはずなのに、途端に殺し合いになり、しかしそれをおかしいと思わないなんて、洗脳って凄いですね。
ルワンダ大虐殺・フツ族とツチ族の内戦が行われた場所は?
出典: https://ja.wikipedia.org
ルワンダ大虐殺が起きた場所はルワンダ全土です。ルワンダはとても小さな国で下にはジェノサイドが数回にわたって起きたブルンジがあります。
ルワンダの場所は中部アフリカ。首都はキガリという都市で、イギリス連邦加盟国です。
人口は2014年の時点で1210万人と、日本の十分の一ほどの規模の国家です。
そんな小さな国で80万人ものツチ族が死んだジェノサイド。
ルワンダ大虐殺が行われた場所はルワンダ全土といっても過言ではありません。
ルワンダ大虐殺・内戦が分かる映画「ホテル・ルワンダ」
フツ族が1200人のツチ族を守った実話の映画「ホテル・ルワンダ」
出典: http://shotaharada.com
フツ族ですがツチ族の奥さんを持ったホテル経営者が、最終的に沢山のツチ族をホテルに抱え、大虐殺から守った実話映画です。
ルワンダ大虐殺は世界的に有名な大虐殺事件ですが、それを更に有名にしたのが映画「ホテル・ルワンダ」です。
フツ族のホテルオーナーがツチ族を守るという、本来ならやってはいけないことをしてしまったオーナーですが、最終的に守りきり、伝説の人となりました。
沢山のツチ族が救われた「ミラコスタホテル」
出典: http://www.tomotabi.net
ホテルルワンダの元になったミラコスタホテルの画像。綺麗な雰囲気ですね。
オーナーが営んでいたのは高級ホテル。部屋も沢山ありましたが、さすがに1200人の部屋はありませんので、ホテルにぎゅうぎゅう詰めとなったようです。
現在のルワンダは大虐殺・内戦を繰り返さないと誓いを立てている
フツ族によるツチ族大虐殺が全て分かるキガリ記念センター
出典: http://ason-de-kurasu.com
画像は現在もあるキガリ虐殺記念センター。館内の入場は無料。中には虐殺の様子が一切隠さずすべて公開されているようです。
現在はもちろん、ルワンダ内で内戦は起こっていません。
しかし、いつ何時起きるとも分からない民族間の内戦ですから、悲劇の事件を忘れないように虐殺記念センターがいくつも建てられています。
場所は首都のキガリにある虐殺記念センターが一番有名です。
その他の場所にもあり、ムランビ虐殺記念館というところも有名ですね。ギコンゴロという場所にもあるようです。
事件から時間が経った現在も多くの人が訪れ、その被害の凄まじさや、そうなった原因などに触れています。
出典: https://ameblo.jp
日本人も沢山、このキガリ虐殺記念センターに訪れています。一度は訪れ、悲劇の事件に触れておきたいですよね。
日本人にとって遠い国で起きた事件であるルワンダ大虐殺ですが、今はネットの情報も進んでいるため、どんな情報でも得られますよね。
そうしたネット情報で触れた日本人が、現在も沢山、虐殺記念センターに足を運んでいます。
キガリ虐殺センターは首都キガリにあるため、場所的にも行きやすいです。
絶対に風化させないように、世界中の人の心の中に、この事件を留めておきたいですね。
現在も苦しむ、ツチ族の被害者達
出典: https://readyfor.jp
ルワンダ大虐殺で足を失ったツチ族の被害者達。義足支援が行われていますが、まだまだ足りていないようです。ルワンダ大虐殺の被害は今も残っているのですね。
現在はルワンダ大虐殺当時のように争ってはいません。
争ってはいませんが、当然傷跡は残っており、現在も苦しんでいる人たちが沢山いますが、主に手足を失った人たちです。
日本から多くの義足が送られていますが、被害者はそれを圧倒的に上回る数存在しますので、現在も杖で生活をする人たちが多いのです。
障害を持っていると中々居場所がなくなってしまうものですから、早く支援が届くといいですね。
杖もない、足を失ったツチ族被害者達
出典: https://readyfor.jp
杖もない被害者達は、手にサンダルをつけて移動しているのだそうです。当然仕事も出来ません。現在も被害は残っているのですね。
ルワンダ大虐殺から24年も経ちますが、幼かった時に被害を受けた被害者がちょうど大人になっている年数。
ですので、現在も画像のように、被害に苦しんでいる人たちが多数います。
杖があればいいのですが、杖さえも持てない、仕事も出来ない人は沢山いて、居場所がないのが実情です。
現在もルワンダに帰れていない難民が存在する
出典: http://ys2001hp.web.fc2.com
ルワンダの難民キャンプ。ルワンダの難民キャンプには未だ帰れていない人が多数いるそうです。
ルワンダは今は内戦はしていませんが、大虐殺の恐怖からか帰れていない人、また帰っても居場所がないため帰るに帰れなくなった人も沢山いるようです。
早く帰れるよう、支援がいきとどくと良いですね。
まとめ~ルワンダ大虐殺・内戦を忘れてはいけない~
出典: http://fis.takushoku-u.ac.jp
拓殖大学の生徒とルワンダの子供達。まだまだ上手く成り立っていないルワンダをなんとかしたいと考える人たちが沢山います。
今回のルワンダ大虐殺まとめはいかがでしたでしょうか?
悲しい歴史となってしまったルワンダ大虐殺ですが、悲しむだけではなく、絶対に繰り返さないように対策を練っていただきたいところですね。
人間が狂ってしまうのはほんの少しのきっかけと、大多数の空気だということがよくわかる事件でしたので、いつでも冷静な判断が出来るよう心がけたいところです。