2021年03月30日公開
2021年09月28日更新
女性の「朝濡や朝勃起」とは|エロいことばかり考えている?
女性の朝のお悩み。朝濡れ、朝勃起というのをご存知でしょうか。「私だけかな?」「エッチなことばかり考えているのかな。」など、悩んでいる女性は多いのに、他人には相談しにくいところ。でも、恥ずかしいことではありません。女性なら誰でも起こり得ることなのです。
女性の朝濡れとは
女性には、朝濡れする時があるのをご存知ですか?実際かなり多くの女性が経験しているようで、こんな声がありました。
「朝起きるとたまにアソコが濡れていることがあります。エッチな夢を見たときに多いようです。これって、朝濡れって言うんでしょうか?皆さんも経験ありますか?」(30代女性)
「朝起きて濡れていることがある方いますか?私、病気でしょうか…大丈夫でしょうか?」(22歳 女性)
「朝濡れている女性はいますか?彼女がいつもそうなのですが?」(23歳 男性)
女性は、こういった話が周りにしにくく悩んでる方も多いみたいです。「私だけなのかな?」「欲求不満だからかな?」など、そういった女性の悩みの声も多かったです。
ですが、この朝濡れという現象はみんなあることだそうです。
朝起きた際に自然と愛液が分泌している「朝濡れ」も起こります。これは、副交感神経の働きで女性器周辺の血流がよくなり、愛液の分泌量が増えることによって引き起こされると考えられています。
ということは、朝濡れは健康な女性なら誰でもあるかもしれないということ。エッチなことを考えているから、考えていないからではなく、副交感神経の働きで血流が良くなり、朝濡れするのです。
もちろん、女性によって量も違うので気づきにくい人、気づきやすい人がいるはず。でも、悩んだり、気にしたりする必要はなく、女性ならば、誰でもあるかもしれない事なのです。
女性の朝勃起とは
では、女性の朝勃起というのはご存知でしょうか。「男だけの現象でしょう!?」と思われそうですが、実は女性にもある朝勃起。
「朝起きると、朝立ちするのですが・・なんかの病気でしょうか?ほぼ毎日、朝起きるとクリが起ってます」(28歳・女性)
「朝起きた時に、気になるんです!私、知らない間に変な夢でも見ているのでしょうか?」(22歳・女性)
など、悩んでいたり、不思議に思っている方も多いのです。ただ、男性と違って見た目ですぐにわかるわけではありません。なので、知らない方も多い様子。本当は、男性特有のものではなく、実は女性にも関係ある話だったのです。
では、なぜ女性の朝勃起という現象が起こるのでしょうか。
睡眠リズム
実は、人間の睡眠には「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」があります。そして、その二つの睡眠を交互に繰り返して、朝の目覚めを迎えています。
そのレム睡眠中は、体は寝ていても、頭は起きている状態なので、目がキョロキョロ動いたり、目が覚めたりという現象もおきます。自律神経の働きが活発になって、脈拍、呼吸などが不規則になったりすることもあるそうです。
朝勃起するのも、「レム睡眠中」で、脳がすごくリラックスした状態になるそうです。そして副交感神経が刺激され、勃起に至るそうです。
色々諸説ありますが、男性と同じ理由で女性も朝勃起することがあるみたいですね。女性は、男性と違ってわかりにくいので、気づかない方も多いのであまり知られていませんね。
本当は、女性にも朝濡れや朝勃起と、男性のように色々あるのですね。
朝濡れや朝勃起しやすい女性の特徴
女性なら誰にでも、起こるかもしれない朝濡れや朝勃起。では、朝濡れや朝勃を起しやすい女性というのはいるのでしょうか?
夢でもエッチな事を考えている
夢でも、エッチなことを考えていることありませんか?好きな人のこと、気になる人のこと、中には、全然知らないイケメンの男の人が出てきた!という方も。そんな時は、ワクワクドキドキとした、普段味わえないような気持ちで目が覚めますよね。
「好きな芸能人の夢を見て楽しみました…」という女性もいるそうです。夢の中じゃないとなかなか楽しめないことですし、そこはぜひ堪能していただきたいところ。
でも、そんな夢を見た時はやはり朝濡れ、朝勃起している方が多いといえます。欲求不満の方もいれば、心が不安で寂しい時にそんな夢を見てしまうこともあるそうです。
「最近、エッチな夢ばかり見て朝濡れしてしまう・・」などと悩まずに、その夢も楽しんでしまいましょう。
リラックスをして睡眠をとれている
男性の朝勃ちは、溜まった尿が前立腺を圧迫し、その刺激によって起こるのが一般的とされています。しかし、女性は男性のように前立腺が発達していません。そのためクリトリスの朝勃ちは、溜まった尿ではなく「レム睡眠」によって引き起こされます。
人間は睡眠時に、深い眠りであるノンレム睡眠と、浅い眠りであるレム睡眠を交互にくり返しています。レム睡眠のときは、脳が最もリラックスした状態にあり、そのため副交感神経が機能して勃起に至るのです。
気になって悩んでいる女性も多い、朝濡れと朝勃起。
ですが、メカニズムとしては副交感神経の働きで、血流が良くなり朝濡れしたり、朝勃起するように指示が出ているそうです。
ということは、しっかりとリラックスして、充実した睡眠時間が確保できているということ。朝濡れ、朝勃起は良質な睡眠の象徴となるのではないでしょうか。
逆に、ストレスや忙しくて良質な睡眠が取れていないときは、濡れにくくなってしまうこともあるかもしれません。男性も、疲れている時や体調不良の時は朝勃起しにくい方もいるそうです。
生活習慣が整っている
生活習慣が整っていないと、乱れやすいのが自律神経とホルモンバランス。
しっかり仕事のオンとオフが切り替えできたり、良質な睡眠をとるには生活習慣が整っているの事はとても大切です。
そんなきちんとした生活の女性は、女性ホルモンのバランスもしっかり整っているので、朝濡れしやすい体であると言えます。
生活習慣が乱れてしまうと、女性ホルモンのバランスも乱れやすく、逆に濡れにくい体となってしまいがちです。忙しくても、生活習慣は整えて、カサカサ女子にはなりたくないものです。
年齢や経験を重ねている女性
「若い思春期の頃は、全然なかったのに30代になってから朝濡れを経験しました。私は、欲求不満なのでしょうか。皆さんは経験ありますでしょうか?」(35歳・主婦)
このように、10代の若い女性よりも、30代や40代など、年齢や経験を重ねた女性が悩んでいるケースが多いようです。
まだまだ体が未熟な10代より、経験を積んで女性としても成熟した30代、40代。そんな女性の方がどうしても経験が多い為、反応しやすく朝濡れしやすくなるようです。
朝濡れには生理周期も関係ある!?
女性にも、エッチなことを考える時、エッチがしたくなる時があります。そこには、生理周期も性欲に深く関係あると言われています。
排卵前には、「エストラジオール」という卵胞ホルモンの上昇により、子宮頸管腺から精子を受け入れやすい状態にする粘液が分泌されるため、腟内が潤います。これも妊娠しやすいタイミングの一つの目安になります
女性の体は、しっかり排卵日前後になると受け入れる準備をしています。女子会でのそんなH
な話にでも、排卵日周辺にエッチをしたくなるというのはよく聞く話です。
そんな時は、心も体も準備ができているタイミングです。エッチの時は、もちろん朝濡れもしやすい時期と言えます。
それを理解していると、朝濡れしやすいタイミングや時期もわかやすいので安心ですね。
お酒を飲んだ翌日は朝濡れしやすい?
朝濡れをしやすい女性の方、お酒は好きではないですか?
朝濡れは副交感神経が刺激されて、血流が良くなり起こりやすいとありましたが、お酒を飲むことで、体の血流がよくなります。血流が良くなるということは、やはり朝濡れもしやすくなるということです。
他にも、お酒を飲むとエッチな気分になるという女性も多いので、それも関係しているのかもしれません。
肌が乾燥していない女性は濡れやすい
男性が魅力的に見える女性は、潤っている女性と言われています。濡れにくいのは水分の量も関わっていることもあるそうです。
肌も、瞳も、唇も、あそこもそうです。女性に潤いは大切で、朝濡れしやすい女性というのは、しっかり水分も取れていて、体全体的に潤いに満ちている女性です。
女性の魅力としてはとても大切なこと。カサカサした女性より、水分をしっかり取れていて肌も唇も潤った、魅力的な女性は素敵と思われるはず。
ストレスを溜め込んでいない
もしかしすると、あなたは日々感じるストレスや疲れをうまく処理して、眠りにつけているのではないでしょうか。
ストレスを溜め込んで、気分が落ちてしまうと自律神経が乱れたり、女性ホルモンのバランスも乱れがちになります。そうなると、もちろん良質な睡眠もとりにくい状態です。朝濡れや、朝勃起も起こりにくくなるはずです。
朝濡れも女性としての魅力
どうしても、朝濡れや朝勃起という現象がおきると、「自分がエッチなことばかり考えたのではないか。」「もしかして、病気なのかな?」「もしかして私だけ?」などを考えてしまいます。女性は、特に他人に相談できずに、一人で悩みがちです。
でも、朝濡れや朝勃起自体は生理現象で、みんなが起こり得る可能性があること。濡れやすい女性というのは、男性からも魅力的に見えます。エッチの時も感じやすく、男性が見ていて嬉しい女性は、全体的に潤いに満ちた女性ということなのではないでしょうか。
なので、気にする必要は全くなく、むしろ女性としての素敵な魅力の1つだと考え、自信を持って日々を過ごしていきましょう。