Tシャツの"重ね着"はアリ？ナシ？おしゃれな着こなし方

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TシャツとロンTの組み合わせ、裾をまくるのがポイント

皆さんはTシャツの重ね着をしたことがあるでしょうか？文化祭とかでやったことあるかも・・・でもTシャツの重ね着ってダサいんじゃない？と思われている方も多いかもしれませんが、実は今Tシャツの重ね着ブームが再来しつつあることをご存知でしょうか？

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またやりたくても組み合せが難しいという方も、Tシャツの重ね着はやり方さえ覚えてしまえば誰でも簡単にできるファッションなのです。そこで今回はTシャツのおしゃれな重ね着の着こなし方についてご紹介したいと思います！

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以前までは、Tシャツの重ね着と言えば、いわゆる「古着系」と言われる人々がファッションのテクニックとして利用していました。古着系の人々はサイズの大きめな長袖と半袖を重ねているファッションを好み、パンツもワイドなものを着たものがオシャレとされていました。

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だぼついた半袖の長袖の組み合わせはもうそれだけでダサいですね・・・

しかし現在のおしゃれの基準に照らし合わせると、古着系の人々の着こなしは少しだらしなく感じダサいファッションに見られてしまいます。現在のファッション基準ではコーデの中にメリハリをつけてゆるい部分と締める部分を分けることを重要視しています。また、2010年以降は海外ブランドなどで体のラインを細く見せるファッションが主流となり、その流れは現在もあることから、Tシャツの重ね着もスマートに着こなす必要があるのです。

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先ほども触れたように、サイズの合っていないインナーで重ね着をしてしまうと、だらしなく見えてしまいダサいファッションになってしまいます。またブランドによっては同じSサイズでも全くサイズの大きさが異なることがよくあります。海外などのハイブランドはよりその傾向が強いので、違うブランドのTシャツの重ね着をする場合には注意してください。

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ロング丈のタンクトップ

Tシャツの重ね着をおしゃれに着こなしたいのであれば、原則として同じブランドの商品で行うようにして下さい。同じブランドであれば1サイズ大きなTシャツの下にぴったりしたサイズのTシャツを着れば大抵のTシャツは着こなすことが可能になります。これはタンクトップやポロシャツと合わせるような場合でも同様です。

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どちらもぴったりしたサイズなのでオシャレに見えます

まずは定番の白×黒・ネイビーの組み合わせです。この組み合わせの場合画像の様にTシャツにロゴがある場合はいいのですが、無地の場合は全体がのっぺりに見えてしまうので、アクセサリーなどを使って華やかにしましょう。

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画像で使われているロンTはブラックで、インナーのピンクは非常に濃いので派手な印象を受けます

次はブラック系の暗めの色をトップに持ってきて、インナーのTシャツやタンクトップをピンクなどの華やかな色で差し色にするコーデです。ただし、画像の様にインナーを濃いピンクなどにしてしまうと、男性は特にチャラい印象を受けてしまうので、おすすめとしては、インナーを薄目のピンクにして、上に着るTシャツやロンTをネイビーにするなど、どちらも少し色を薄めることでオシャレに着こなせます。

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レディースのロンTですが、首回りに色を重ねることで立体感が生まれています

次は同系色の中で濃淡で組み合わせるコーデです。こちらはどちらをインナーにしても綺麗に着こなせるコーデです。色が同系色であるために、初心者でも合わせやすく、自然になじみます。また、この組み合わせは原色の鮮やかな色でやってしまうと戦隊物の戦闘服に見えてしまうので、アースカラーや原色の中でも色が暗めのもので行いましょう。初心者の場合は茶色系や緑系から始めてみると組み合わせやすいかもしれません。

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こちらは長袖のシャツを使ったコーデ

以前流行ったコーデでは、このロンTなどの長袖の上にTシャツなどの半袖を重ね着する着こなしが流行りました。現在ではダサいと言われるコーデですが、サイズ感さえ間違えなければ今でも十分にオシャレに着こなすことが可能です。ポロシャツと重ね着をする場合はポロシャツの裾が見えてはいけないと言われていますが、それは半袖×半袖の組み合わせの場合で、長袖×半袖の場合は裾は見えても問題ありません。

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長袖×半袖の組み合わせでポイントとなるのは、長袖の袖をまくることと袖の形状です。長袖の袖はスエットなどのような絞りになっているものがおすすめです。なぜ長袖の裾の部分が絞りの方がいいかというと、普通のTシャツや長袖は着ているうちに袖がよれてしまい、重ね着をしても引き締まって見えなくなくなるためにあまりオシャレに見えなくなるからです。また、絞りのあるものの方が、袖もまくりやすく、ずり落ちにくくなります。

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現在ではロンTなどを使ったコーデよりも七分丈とTシャツの重ね着が一番主流かもしれません。先ほどのロンTをインナーにするタイプではロンTに絞りがあるものがいいとの話でしたが、実際絞りがある長袖自体が多く売っていません。しかし、七分丈であれば絞りはいらないため、ロンTなどのインナーとの組み合わせよりもやりやすさがぐっと上がります。

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七分丈の場合は腕がある程度見える分ゆるめの物を着用してもおしゃれに着こなすことが可能です。七分丈の場合はスマートさを出すよりも七分丈やTシャツを少し大きめのサイズでカジュアルに見せる重ね着がおすすめです。

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こちらはどちらかというと上級者向けのスタイルです。先ほども少し触れたように、ロンTなどはよれやすくなってしまうためそのよれ具合をうまくオシャレに見せなければいけません。抜け感を出すにはアイテム選びが非常に難しくなってくるコーデです。パンツも9分丈にするなどの外しをうまく活用してトータルコーデで考えていきましょう。

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ポロシャツをインナーにする場合は袖は見せずに首回りと裾部分だけ重ね着に見えるように着こなしましょう。袖も見えてしまうと、よく重ね着風になっていて実は裾や袖だけ布を付けているような安っぽい服に見えてしまうので注意して下さい。そのため、サイズの違う別ブランドでコーデを作ると袖が見えにくくなって着こなしやすいです。

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夏などにはタンクトップとTシャツの組み合わせなどもおすすめです。ラウンド型のような少し長めのタンクトップを使えばインナーとして上に着たTシャツの裾から出すこともできますし、画像のようにTシャツをインナーにした場合とは違うチラ見せでさりげないオシャレが楽しめます。

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また、タンクトップはサマーニットなどの肌着としてチラ見せするスタイルもオシャレに見えます。サマーニットは今風にゆるっとしたシルエットの物を使って肩や裾からタンクトップを見せるコーデなどもおすすめです。その場合、パンツなどは細身のものを使ってコーデを引き締めて下さい。

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昨年女性ファッション誌ViViに紹介されたTシャツの重ね着画像

昨年2016年の9月に紹介された女性ファッション雑誌ViViでは、いくつかTシャツの重ね着について紹介されていました。このように、レディースファッションでも現在Tシャツの重ね着が再ブームの兆しを見せているのです。女性のTシャツの重ね着では、Tシャツの中にレーストップスをインすることでラフになりがちなTシャツをランクアップする着こなしが紹介されていました。

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また、その他にも、ハイネックをTシャツにインすることでハイネックTシャツに見せて見たり、パーカーの上に重ねてカジュアルさを強調したり、インナーのロンTをあえてカラフルな色にする着回しなども流行してきているようです。男性では派手になりがちなスタイルも女性には華やかさを添えることもあるようです。男性では中々真似しづらいものばかりですが、女性側でもTシャツの重ね着が流行していることは間違いなさそうですね。

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以前流行したTシャツの重ね着は、現在ではダサいと思われがちですが、現在また流行の兆しを見せており、着こなし方次第でとてもオシャレに見せられることが分かりました。慣れていない人にTシャツの重ね着は中々難しいコーデかもしれませんが、サイズ感の法則さえわかってしまえば誰でも気軽に楽しめるファッションですので、興味のある人はぜひ試してみて下さい。