コストコで買えるプロジェクターの性能は?【BenQ GS1・ViewSonic】
コストコにはホームシアターなどを楽しめることで人気のプロジェクターが販売されています。なかでもBenQ GS1はコスパ最高ということで評判です。そこでBenQ GS1を始めとするコストコのプロジェクターを詳しく紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
コストコで便利なプロジェクターが買える!
今、場所を取らずに映画館のようなスクリーンで美しい映像を楽しめるプロジェクターが人気となっています。そしてコストコでは家庭でも手軽に使うことの出来る便利なプロジェクターが販売しているのです。自宅で映画のような映像を楽しみたいという人におすすめしたいコストコのプロジェクターを紹介します。
プロジェクターを選ぶ時にチェックしたいポイント4つ!
コストコでプロジェクターを買う際に、どんな基準で購入を決めたら良いのか迷うのではないでしょうか。そこで、プロジェクター選びに大切なポイントを解説します。性能や価格も大切ですが、設置する場所やスクリーンに合ったプロジェクターを選ぶことが大切です。ポイントをチェックしてコストコで目的に合ったプロジェクターを選んでみましょう。
パネルタイプ
プロジェクターのパネルというのは投射するための映像を内部で映し出す部分になります。このパネルに映った映像をスクリーンにそのまま投射するという仕組みです。そのため、パネルタイプはそのまま映像の美しさに影響します。
現在の主流となっているパネルは「LCOS反射型液晶パネル」「3LCD透過型液晶パネル」「DLPパネル」の3種類です。映像の美しさでトップクラスなのがLCOS反射型液晶パネル、カラーがくっきりと映えますが寿命が短いのが3LCD透過型液晶パネル、本体がコンパクトで映像も美しく寿命も長いのがDLPパネルとなっています。
解像度
画面に映し出される映像は全て光の点によって出来ています。プロジェクターの解像度というのは、この光の点が縦横にいくつあるかということを示しているのです。当然光の点が多ければ多いほど映像は表現力の高い美しいものとなるので、解像度は高いほうが良いということになります。
ただし出力元となるパソコンなどの解像度が低い場合は、プロジェクターだけの解像度が高くてもあまり意味がありません。逆にプロジェクターのほうが低い場合は映像がぼんやりとしてしまいます。出力元とプロジェクター両方の解像度を合わせるのがポイントです。
映像の見やすさ
プロジェクターで表示される映像の見やすさは解像度だけでは決まりません。輝度とコントラスト比という基準が見やすさの1つの指標となります。輝度というのはそのまま明るさのことです。映し出される映像の明るさは、プロジェクターにとってかなり大切な基準となり、コントラスト比は明るさの違いの比率です。具体的には白と黒の明るさの違いになります。
輝度は「ルーメン」という単位で測ることが出来ます。部屋を暗くして観る場合は輝度は低くても問題ありませんが、明るい部屋で観る場合は輝度も高くないと画面が見えません。家庭用のプロジェクターの場合は1,000ルーメンから2,000ルーメンが標準となります。コントラスト比は比率が高いほど明るいところと暗いところの差がはっきりとします。ただしコントラスト比が高すぎて逆に違和感のある画面になる場合もあるので注意しましょう。
設置場所
プロジェクターの設置場所は原則としてスクリーンの正面です。距離は近いほど画面は小さくくっきりと、遠いほど画面が大きくぼんやりと映ります。ただし、スクリーンを設置出来る場所には限りがあります。それはスクリーンを設置するには壁が大きく空いている場所が必要だからです。そして、その正面の適切な場所にプロジェクターが設置出来る環境にあれば良いのですが、条件が合わないこともあるでしょう。
プロジェクターをスクリーンに対して適切な場所に設置出来ない場合に便利な機能があります。それが補正機能です。プロジェクターを正面以外から投射した場合、画面は歪んでしまいます。そんな時に画面を修正してくれるのが補正機能です。ズレた場所からプロジェクターを投影した場合は画面が台形になります。そこで台形の画面を本来の四角にしてくれるのが台形補正です。補正には縦方向の補正と横方向の補正があります。コストコでプロジェクターを買う場合には、必ず設置場所を確認して補正機能もチェックしておきましょう。
コストコのプロジェクター①【BenQ GS1】
BenQ GS1は、コストコ専売モデルのプロジェクターです。コンパクトで軽量、持ち運んでいろいろなところで使えるという多用途なプロジェクターとして注目されています。そんな人気のコストコ専売プロジェクターBenQ GS1の詳しい性能と価格を確認しましょう。
性能
コストコ専売のプロジェクターBenQ GS1は、ホームシアターとして自宅で使用することはもちろんですが、キャンプなどに持ち出して野外で動画などを楽しむことも出来ます。コンパクトな形状と付属品のポータブルバッテリー、さらには防水機能のあるカバーがついていてアウトドアにぴったりなプロジェクターとなっているのです。そのコンパクトボディにもかかわらず、BenQ GS1は性能も高くいつでもどこでも映画館にしてしまえるプロジェクターとなっています。
BenQ GS1は軽量
幅146mm×奥行き139.2mm×高さ46.5mm、重さ570gというかなりコンパクトで軽量設計となっていて、持ち運びに便利です。
BenQ GS1は野外使用に便利
ポータブルバッテリー・防水ラバーケースが標準付属となっていて、野外での使用に便利です。ポータブルバッテリーは付け外しがスライド式で簡単なのも使い勝手のよさとなっています。
BenQ GS1はスマホと接続可能
Wi-Fi接続が出来てAndroidベースOS内蔵なので、YouTubeなどの動画を単独で観ることが可能です。さらにスマホとBluetooth4.0でミラーリング接続も出来ます。
価格
コストコ専売のプロジェクターBenQ GS1の気になる価格は時期と店舗によって差がありますが、だいたい4万円前後となっているようです。これだけの性能のプロジェクターとしてはびっくりするぐらいの低価格と言えるでしょう。BenQ GS1は使い勝手がよくて高コスパなプロジェクターなのです。
コストコのプロジェクター②【BenQ HT2050 DLP】
コストコで販売されているプロジェクターBenQ HT2050 DLPは、同じBenQブランドでもBenQ GS1よりさらに本格派向けのプロジェクターとなっています。BenQ GS1は持ち運びをメインに考えられた商品でしたが、BenQ HT2050 DLPは価格を抑えつつもフルHD対応のプロジェクターです。じっくりご家庭で映像を楽しみたい場合にぴったりのコスパの良いプロジェクターと言えるでしょう。
性能
コストコで購入出来るプロジェクターBenQ HT2050 DLPは、手軽さを売りにしているBenQ GS1と比べると、その性能は本格的なホームシアター向けとなっています。輝度が高いので部屋を明るくしたままでも映像を楽しむことが出来るのが特徴でしょう。BenQ HT2050 DLPは、リビングなどで何かしながら映像を楽しみたいという場合にぴったりなプロジェクターとなっています。
BenQ HT2050 DLPの本体サイズ
横幅380.5mm×奥行277mm×高さ121.7mm、重さ3.3kgとなっていて、据え置きプロジェクターとしては軽量小型です。
BenQ HT2050 DLPの画面
解像度1,920X1,080、輝度2,200ルーメン、コントラスト比15,000:1となっていて、十分にきれいな映像を明るい部屋でも楽しめます。
価格
プロジェクターBenQ HT2050 DLPの価格は、時期やコストコの店舗による差はありますが、だいたい8万円前後、安い時には約7円で売っているようです。BenQ GS1が気軽に使えるポータブルプロジェクターとすると、BenQ HT2050 DLPはコスパの良い据え置きプロジェクターと考えると良いでしょう。
コストコのプロジェクター③【ViewSonic PX727】
迫力ある美しい映像で評判の4Kの画面を楽しめるのが、コストコで同型が販売されているプロジェクターViewSonic PX727です。正式名称はPX727-4Kと言って、商品名のなかに4Kと入っています。つまり4Kの美しい画面がこの商品の1番の特徴なのです。コストコで購入出来るプロジェクターにはBenQ GS1やBenQ HT2050 DLPなどのいろいろな場面に対応出来るものが揃っています。そのなかでも4K画面の高画質プロジェクターとして臨場感のある映像を希望する場合には、ぜひこのViewSonic PX727-4Kの同型機の購入を検討してみてください。
性能
プロジェクターのなかでも高画質を誇るViewSonic PX727-4Kは、その高画質を活かして100インチの大画面まで対応しています。さらに平置きではなかなか適切な置き場所を作れないという場合には天井吊りで設置することも可能です。ViewSonic PX727-4Kは、本格的なホームシアター用プロジェクターと言えるでしょう。
ViewSonic PX727-4Kの映像
DLPパネルで4KHDR対応の美しい深みのある映像を楽しめます。解像度3,840×2,160、輝度2,200ルーメン、コントラスト比12,000:1の高い表現性が4Kの画像を支えているのです。コストコの専売となっている同型機は輝度がさらに高い3,500ルーメンとなっています。明るい部屋でもくっきり映し出すことが可能です。
ViewSonic PX727-4Kは迫力の大画面
投射サイズは60インチから120インチをカバーしていて、100インチの大画面でもくっきりと鮮やかな画像を楽しめます。
ViewSonic PX727-4Kの設置
場所を取らない天井吊りが可能です。設置補正機能も台形補正があります。さらに平置き用角度調整ネジもついているので安心です。
価格
プロジェクターViewSonic PX727-4Kの価格は時期と店舗によって変化しますが、12万円から14万円の範囲で販売されているようです。同型で輝度が3,500ルーメンと高いViewSonic PX747-4Kも同じ価格帯でコストコで販売されています。4K対応プロジェクターとしては驚くほど低価格で購入することが出来るので、評判となっている人気商品です。
【番外編】プロジェクターで綺麗な映像を映すためのコツ4つ!
コストコでプロジェクターを購入する際に、より美しい映像を楽しめるコツを紹介します。せっかくの高画質のプロジェクターも設置方法や投影のやり方が間違っていると楽しめません。きちんとコツを覚えてきれいな映像を堪能しましょう。
周囲を暗くする
プロジェクターは高輝度のものなら明るい部屋でもきれいな映像を映し出してくれます。しかしよりくっきりと映像を美しく観たいなら周囲を暗くすることが大切です。映画館のような環境を作れれば、コストコで購入したプロジェクターで臨場感に溢れた美しい画面を楽しめるでしょう。
スクリーンと距離を合わせる
プロジェクターは距離によってピントを合わせます。どのぐらいの距離ならどのぐらいのサイズというプロジェクターごとの指標があるので、コストコで購入したら必ずチェックしてピント合わせをしましょう。基本的に短い距離なら小さい画面で、遠く離して設置するほど大きい画面になります。大きい画面と言っても、プロジェクターごとに限界があるので確認しておいてください。
解像度を合わせる
プロジェクターの解像度は画像の繊細さと同時に縦横の比率にも関係しています。そのため、プロジェクターと出力元の機器の解像度が合っていないと画面が歪んだり、ぼやけてしまうことがあるのです。プロジェクターの解像度は大きいほうが良いというのはもちろんですが、比率も必ず確認しましょう。具体的には1024×768は4:3の比率で、1280×800はワイド画面の16:10の比率となります。コストコで購入する前にプロジェクターに繋ぐ機器の解像度を確認してください。
設置補正機能を使う
プロジェクターを設置する場所は家庭ではなかなか思うように確保出来ない場合があります。そのため、高性能なプロジェクターには台形補正という設置補正機能がついているのです。コストコで販売されているプロジェクターにはこの設置補正機能がついています。プロジェクターの置き場所を決めたらスクリーンに投影してみて、設置補正機能を使って歪みを直しておきましょう。
コストコのプロジェクターを使いこなそう!
コストコで販売されているプロジェクターには、BenQ GS1のようにどこにでも持ち運べるものから、ViewSonic PX727のように定位置に設置して据え置きのホームシアターとして楽しむものまで幅広く揃っています。コストコで手軽に購入出来るプロジェクターで、観たい場所で好きな映像を楽しめる環境を整えることが出来るのです。ぜひコストコでプロジェクターを購入して、憧れのホームシアターを実現してください。