コストコのトマト缶は野菜たっぷりでヘルシー！おすすめレシピも紹介！

コストコのトマト缶「オーガニックシチュードトマト」は、ただのホールトマト缶やカットトマト缶とは違ってトマト以外の他の野菜も含まれています。普通のトマト缶とは一味違ったコストコのトマト缶「オーガニックシチュードトマト」とは一体どのような商品なのかを徹底解説していくので、容量・値段・味などを順にみていきましょう。

「オーガニックシチュードトマト」は、コストコのプライベートブランドであるカークランドシグネチャーから出ているロングセラーの人気トマト缶です。こちらのコストコのトマト缶は、ミディサイズのトマトがスライス状になってトマトジュースに漬けられています。前述の通り、トマト以外に数種類の野菜や香辛料が入っていてそのどれもがオーガニックです。

カークランドシグネチャーの「オーガニックシチュードトマト」は1缶あたりの量が411gで、コストコでは8缶セットで販売されています。通常の値段は968円ですが値引きされていることもあり、コストコの店舗によっては200円引きで購入できる可能性もありますよ。通常価格であっても1缶121円ですし、割引時であれば100円ほどで買うことができ、オーガニック野菜やスパイスを使っているとは思えないほどの安さです。

人気のコストコのトマト缶にはオーガニック野菜が使用されていることはわかりましたが、具体的にどんな野菜が使用されているのか気になりますよね。「オーガニックシチュードトマト」には、トマト以外に玉ねぎ・ピーマン・セロリと3種類の野菜が入っています。そしてもちろんこれら全てがオーガニックです。

オーガニックの野菜や香辛料を使用していたとしても味が美味しくなければ意味がありませんよね。気になるコストコのトマト缶の味を一言で表すと大人向けの味です。セロリとピーマンが含まれていることで青っぽさが感じられ、ニンニクなどの香辛料も入っているのでスパイシーさもそこに加わります。トマトのみならず、その他の野菜と香辛料が相まってこの缶1本に大人なイタリアン味が凝縮されていると言えるでしょう。やや複雑な味とも言え、年齢の低いお子さんは受け付けない可能性もあり好みが別れます。

また、コストコの「オーガニックシチュードトマト」はその本格的な味わいもおすすめのポイントですが、すでに加熱処理がされているので缶を開けてそのまま食べることが可能な点も一押しの理由の1つです。プルトップ付きではないので缶切りを使用する手間はかかりますが、値段と手軽さを考えるとお得な商品と言えます。 

手軽に食べられて値段も手頃なコストコのオーガニックトマト缶を使ったレシピを紹介します。大人でイタリアンな味を活かしたレシピばかりですので是非試してみてくださいね。

トマトソースはパスタにも肉料理にも使える万能ソースと言えます。コストコのトマト缶を使えばこのレシピのままでも美味しいソースができあがりますが、ひき肉を加えてミートソースにアレンジするのもおすすめですよ。

1. 玉ねぎ（1/2個）をみじん切りにします。
2. オリーブオイルを引いた熱したフライパンに1の玉ねぎを入れて炒めます。
3. 2のフライパンにトマト缶（200g）・ケチャップ（大さじ1）・キューブコンソメ（1個）・塩胡椒（適量）を加えて蓋をし、3分ほど煮詰めれば完成です。

ラタトゥイユはフランス南部のニースの郷土料理で、夏野菜をふんだんに使った煮込み料理です。トマトの赤が非常に鮮やかで食欲をそそる見た目で、味も万人受けします。そのうえ、調理も簡単なレシピなので料理初心者にもおすすめです。

1. 鍋にオリーブオイルを入れて熱しておきます。
2. 輪切りにしたナス（2本）・ズッキーニ（1本）の他に、一口大に切った玉ねぎ（1個）・にんじん（1/2本）・パプリカ（赤と黄色を1/3個ずつ）を1の鍋に入れてよく炒めます。
3. 十分に野菜が炒められたら鍋にトマト缶（2缶）を入れ、20～30分煮込みましょう。
4. 煮込んだら一度味見をし、塩胡椒でお好みの味に調えてください。

老若男女問わずみんなから愛されている国民食のカレーも、ラタトゥイユと合わせることで一味違ったおしゃれで味わい深くなりますよ。コストコのトマト缶で作ったラタトゥイユとカレーで絶品のアレンジメニューを作ってみましょう。

先ほど紹介したラタトゥイユに少量の水を足してお好みのカレールーを入れましょう。加熱してルーが溶ければできあがりです。ラタトゥイユさえあればいつもカレーを作るのと変わらない手順でできるお手軽レシピです。

コストコのトマト缶はチキンのトマト煮込みにもぴったりです。チキンのトマト煮込みは調理が簡単な割に見た目が豪華なので様々なシーンでおすすめのレシピです。

1. 余分な皮や脂を取り除いた鶏もも肉（2枚）を大きめの一口大に切ります。軽く塩胡椒をし、小麦粉をまぶしておきましょう。
2. オリーブオイルを鍋に入れて焼き色が鶏もも肉の両面につくまで焼き、小さめの一口大に切った人参（1/2本）と2cm幅に切った玉ねぎ（1個）を加えて炒めます。
3. 2の鍋にトマト缶（1缶）・水（100ml）・砂糖（小さじ1）・キューブコンソメ（1個）・ローリエ（1枚）を入れて沸騰したら弱火で20分ほど煮込みます。
4. 乾燥バジルを入れてから味見をし、塩胡椒でお好みの味に調整しましょう。

トマトとチーズの風味が食欲を刺激するイタリアンなパンも、コストコのトマト缶とホームベーカリーがあれば簡単にできあがります。手作りパンに挑戦したい人はこの簡単レシピを参考に作ってみてくださいね。

＜材料＞
トマト缶　180g
国産強力粉　250g
ドライイースト（インスタント）　4g
オリーブオイル　大さじ1
バジル（乾燥）　大さじ1/2
砂糖　15g
塩　5g
ブラックペッパー　適量
シュレッドチーズ　適量
 

1. まずはシュレッドチーズ以外の材料をホームベーカリーに入れ、一次発酵まで行いましょう。
2. 一次発酵完了後、生地を6分割して丸め直して濡れ布巾をかぶせて15分放置します。
3. 2をガス抜きして再び丸め直し、クッキングシートを敷いた天板に生地を並べて電子レンジの発酵モード40℃で二次発酵を40分行いましょう。
4. 3の真ん中にナイフで深めのクープ（切り込み）を入れます。
5. 4にチーズをのせ、予熱した180℃のオーブンで18分焼けば完成です。

気になるコストコのトマト缶の賞味期限ですが、開栓しなければ1年ほど日持ちします。しかし、これは未開栓の場合のみで開栓後は缶のまま保存はできず、一度で使い切るか他の容器に移したうえで冷蔵保存をして早めに消費しましょう。すぐに全て消費できない場合は、トマト缶をそのままジップロックに移すか、トマトソースなどにして製氷機に入れて冷凍庫で保存すれば1か月ほど保存期間を延ばすことができますよ。

色々な料理に使えて容量が多いのに値段も安いコスパ良しのコストコのトマト缶ですが、使用する際には注意点もあるのでチェックしておきましょう。

まず前述の通り、コストコの「オーガニックシチュードトマト」は缶切りがなければ開栓できない商品です。最近はプルトップ付きの缶が多いので缶切りが家にないという人も多いでしょう。そのような人は缶切りを事前に用意しておく必要があります。

その一方、こちらのコストコのトマト缶は丈夫な箱に梱包されています。切り取り線が端にあり、そちらを切り取って取り出し口を作れば箱を立てたまま収納ができ、上部からも簡単にトマト缶を取り出せる作りになっているのです。缶を積み重ねて保存すると倒れる心配がありますが、箱のまま保存が可能なので安全にまとめて置けますし収納スペースの削減もできますよ。

コストコのトマト缶「オーガニックシチュードトマト」は手頃な値段にもかかわらず、量も多めでコストコでも特にコスパの良い商品の1つです。さらに保存期間も長いうえに、収納スペースが少なくても保管しやすい箱入りなのもプラスポイントと言えるでしょう。そのままでも食べられ、様々なレシピにも合うコストコのトマト缶を是非試してみてくださいね。