ドレスコード『カジュアル』ってどんな服装?男女別コーデ10選も!
パーティーへ呼ばれたものの、ドレスコードがカジュアルと指定され悩んだことはありませんか。この記事ではカジュアルのドレスコードを男性・女性ともに紹介していきます。服装のポイントに加え、男性・女性別のコーデも紹介していくので、是非参考にしてください。
目次
ドレスコードは「カジュアル」!何を着ていけばいいの?
結婚式や同窓会、パーティーなどでドレスコードを指定された際「カジュアル」といわれると何を着ていけばいいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。今回は「カジュアル」のドレスコードでは何を着て行けばいいのかを男性・女性別に詳しくご紹介していきます。ドレスコードで悩んでいる人はこれを参考にコーデを考えてみてください。
そもそも「ドレスコード」とは?
服装のルール
ドレスコードとは、「服装のルール」を指します。時間や場所、催し物の格式などに合わせてドレスコードを示すことで、よりその場に合う服装のマナーを明確にしています。身近なものとしては学校の制服もドレスコードの一種です。
ドレスコードのパターン
ドレスコードのパターンは複数あり、もっとも格式が高い服装とされる「フォーマル」や平服ともいわれる「インフォーマル」から「スマートエレガンス」「スマートカジュアル」などなどがあります。この記事ではドレスコードのなかでも特に「カジュアルエレガンス」と「スマートカジュアル」にスポットを当てて紹介していきます。
ドレスコードの「カジュアル」は2種類ある!
ドレスコードでのカジュアルは2種類あるので、それぞれの詳細を説明していきます。
カジュアルエレガンス
カジュアルエレガンスとは、結婚式の二次会シーンなどに選ぶようなドレッシーな装いよりも少しカジュアルな要素が加わったドレスコードです。男性であればジャケットスタイル、女性であれば華やかなワンピースにボレロを羽織るなど、あまりかしこまり過ぎていないコーデを指します。
スマートカジュアル
スマートカジュアルとは、普段着のカジュアルな服装よりも少しフォーマルな要素を取り入れたドレスコードです。しかし、タンクトップやジーンズなどを選ぶのはNGなので気を付けましょう。また、カジュアルといっても普段着とは異なりルールがあります。
ドレスコード「カジュアル」の基本【男性編】
ドレスコードをカジュアルと指定された際の男性の基本コーデを紹介します。
テーラードジャケット
男性のカジュアルコーデではジャケットを羽織ることで、全体のコーデにメリハリときちんと感が出ます。カジュアルコーデの場合は、黒のジャケットだと少々堅苦しい雰囲気になりやすいので、紺やグレーのジャケットがおすすめです。また、インナーやボトムがシンプルな場合はシーンに合わせて柄物のジャケットをコーデすると個性が光ります。なお、夏場などは気温が高いためジャケットなしの服装もOKです。
ドレスシャツ
ドレスシャツというと特別なシーンで着用するシャツとというイメージがあるかもしれませんが、基本的にはワイシャツ・カッターシャツと同じ物を表す言葉でパーティーやビジネスシーンで着用できるシャツのことです。なお、言葉のニュアンスにより、シルクやニットなどの高級素材を使ったシャツやデザイン性のあるシャツを指してドレスシャツと呼ばれることが多く特別感を演出してくれるコーデに一役買います。なお、男性は夏場であれば、ポロシャツもOKです。
ウール素材のスラックス
ドレッシーな男性の服装に合わせるボトムの定番といえば、ウール素材のスラックスです。シンプルな無地のスラックスでも、ウール素材であればスマートなシルエットに高級感のある素材でスタイルよく見せてくれる効果もあります。また、カジュアルパンツの中でもきれい目な印象を与えてくれるチノパンもOKです。チノパンを選ぶときは太めのタイプではなくタイトなものを選ぶとより洗練された印象になります。
ネクタイ&チーフ
シンプルなジャケットを羽織る際は、男性はネクタイやチーフで服装にアクセントを付けるとより華やかな装いになります。ネクタイやチーフを選ぶ際は明るい色の物や、シルク素材などの光沢がある生地を選ぶことをおすすめします。
革靴
おしゃれは足元からといわれるように、カジュアルという少しラフなドレスコードの場合でも男性の場合は革靴が基本です。タイプはレースアップシューズやローファーなど色々ありますが革靴であればOKです。また、スニーカーであってもオールレザーの仕様であればOKなので、革靴はあまり履き慣れないという人はそういった靴を選ぶのもおすすめです。
ドレスコード「カジュアル」の基本【女性編】
ドレスコードをカジュアルと指定された際の女性の基本コーデを紹介します。
ワンピース
女性がきちんとした服装をする際、ワンピースを選ぶという場合が多いのではないでしょうか?上下のコーデがすでに完成していますし、ワンピース自体に女性らしいイメージがあるのでパーティーシーンなどにはぴったりですね。カットソー素材やスウェット生地などは避けて、きれいめなワンピースを選びましょう。また、ドレスコードがある際はマキシ丈のワンピースはNGなので避けましょう。
パンツスタイル
ハンサムなイメージに仕上げたい場合はパンツをコーデするのもおすすめです。ドレスコードがあるシーンにおいて女性の服装はワンピースやスカートが多くなりがちなので、個性をアピールできます。また、パンツを選ぶ際はセンタープレスの入っているスラックスや落ち感のある柔らかな素材がスマートです。カジュアルとはいえ、見るからにゴワゴワしている綿素材のパンツなどは普段着感が強いのでNGです。
カーディガン・ボレロ
ノースリーブのトップスを選ぶ場合や、温度調整のための羽織が必要な場合は、カーディガンやボレロがおすすめです。厚手の生地は避け、ラメ糸などが織り込まれた光沢のある物やオーガンジー素材の物、装飾などが付いた物がより華やかです。
小ぶりのアクセサリー
パーティーシーンにおいては欠かせないアクセサリー類ですね。迷うときは上品な印象のパールなど、大きな石がゴロゴロ付いた物より小ぶりのアクセサリーがおすすめです。また、バッグも服装に合わせて小ぶりな物を選びましょう。どうしても荷物が多くなってしまう場合はパーティー中に必要でない物は他のバッグに入れ、クローク等に預けておきましょう。
パンプス
ドレスコードがカジュアルの場合でも足元はなんでOKというわけではありません。女性は基本、3cm~7cmヒールのパンプスです。ブーツやサンダル、オープントゥの靴はNGです。また、フラットシューズもパーティーシーンにはNGなので避けましょう。
シーン別!ドレスコード「カジュアル」のおすすめコーデ【男性編】5選!
シーンごとにドレスコード「カジュアル」のおすすめ男性コーデを紹介していきます。お買い物のご参考にしてはいかがでしょうか。
結婚式の二次会
結婚式の二次会であれば、男性はダークトーンのスーツを選ぶのがおすすめです。黒いスーツを選ぶと間違いないですが、少し堅苦しい印象になってしまいます。ドレスコードがカジュアルであればグレーなどを選ぶと、印象が軽やかになります。
ネイビーのスーツも黒などに比べると軽やかさがありながら、きちんと感のある色です。インナーのドレスシャツを柄ありやカラーシャツにしてもコーデの幅が広がります。
高級レストラン
ドレスコードがある高級レストランでは、その場にあった品格を保ちつつおしゃれを楽しみましょう。男性はスーツにネクタイやポケットチーフなどで華やかさを演出してもいいですし、チェック柄やストライプ柄などのスーツもおすすめです。
ホテルでの同窓会
ホテルでの同窓会ですと、同級生の集まりですのでスーツをベースにしつつ遊び心のあるアクセサリーやポケットチーフなどを選ぶのもOKです。また、色をワントーンで控えめにした場合は形や素材で遊んでみてもいいでしょう。フロント部分に存在感のあるダブルのジャケットや、シューズをエナメル素材にするなどしてスマートにまとめるのもおすすめです。
パーティー
パーティーといってもシーンは様々ですが、男性はジャケットがあればOKです。カジュアルのドレスコードであれば、インナーはドレスシャツもいいですがシルエットがきれいなハイブランドのカットソーなどもOKです。
シーン別!ドレスコード「カジュアル」のおすすめコーデ【女性編】5選!
シーンごとにドレスコード「カジュアル」のおすすめ女性コーデを紹介していきます。お買い物のご参考にしてはいかがでしょうか。
結婚式の二次会
ドレスコードをカジュアルで指定された場合の二次会シーンではジーンズなどのカジュアル過ぎる服装や、露出度が高い服装を避ければ堅苦しくないコーデでOKです。しかし、あくまで新婦とかぶらないようにオールホワイトのコーデは避けましょう。
シンプルなワンピースやセットアップに、ジャケットを羽織るコーデもおすすめです。上着を一枚羽織ることで、ドレスコードのあるシーンにふさわしいコーデに仕上がります。
高級レストラン
高級レストランであれば、そのお店のグレードごとにドレスコードが異なりますが、カジュアルと指定されれば普段着よりも少しエレガントな印象の服装が好ましいです。かといってセクシー過ぎる服装はNGです。また、レストランはドレスコードを守れていないと入店を断られる場合もあるため初めて行く場所であればあらかじめドレスコードを確認しておきましょう。
ホテルでの同窓会
ホテルでの服装はドレスコードのみでなく、そのホテルのグレードによっても多少異なりリゾートホテルなどはドレスコードが少し緩めです。また、同窓会であれば立食形式であることが多いので、動きやすい服装であることも大切です。引っかかりやすい生地や、ボリュームのあるスカートなどは避けたほうがスマートです。
パーティー
パーティーの内容にもよりますが、ドレスコードがカジュアルの場合、女性のコーデはワンピースだけでなくパンツスタイルもおすすめです。エレガントなフレアパンツであれば女性らしい柔らかな印象となります。シンプルなデザインの服ならば、モチーフ付きのバッグ、靴などでアクセントを加えるとより華やかになります。
ドレスコード「カジュアル」でNGな服装は?
ここまではOKなコーデを紹介してきましたが、男性・女性ともにどのような服装がNGなのでしょうか。以下では具体的に避けるべき服装やアイテムなどを紹介していきます。
短パン・ミニスカート
いくら良い生地でもエレガントなデザインでも、短パンやミニスカートはNGです。ドレスコードがカジュアルとなっていても、砕け過ぎた服装となってしまうので男性・女性共に丈の短いボトムは避けましょう。
デニム
現在はデニムといっても一見するとデニムに見えないなどの様々なタイプがありますが、基本的にドレスコードが存在する場では男性も女性も避けた方が無難です。特にダメージデニムやブルーのデニムなどは見るからにカジュアルな要素が強いためNGと考えましょう。
肌の露出が多い服
フォーマルが指定される夜会のドレスコードは、イブニングドレスなどセクシーなデザインがベーシックですが、それ以外のドレスコードはあまりに肌の露出が多い服装はNGです。胸元の空き具合が気になる場合はショールやボレロなどを羽織り、素肌の露出を控えるようにしましょう。また、素肌が出ていなくても、ボディラインがくっきりと出るシルエットもNGですので避けましょう。
生足
男性・女性に共通しますが、ドレスコードがあれば生足はNGです。女性はパンツスタイルやワンピースなど、どのような服装であっても必ずストッキングを着用しましょう。できれば自分の足の色に近いヌードタイプがコーデの邪魔にもならずスマートです。男性は靴下が必須です。
カラータイツ
生足がNGだと紹介しましたが、生足でなければなんでもいいということはありません。カラータイツですとカジュアルになり過ぎてしまいNGです。基本的にはベージュ系のストッキングが適しています。また、黒いタイツなら良いのかと思う人もいるかもしれませんが、おめでたい席ではお悔やみを連想させる黒も避けるべきですのでNGです。また、昨今はカジュアルスタイルで定番化しているレギンスもNGなので注意しましょう。
つま先の出る靴
つま先と、かかとがでる靴はドレスコードがある場合NGなので、両方が覆われているパンプスを履きましょう。特に結婚式ではつま先の出る靴は縁起が悪いとされ特に不向きですので、注意しましょう。
ロングブーツ
ロングブーツもドレスコードのある場ではカジュアルすぎてNGです。マナー面だけでなく、エレガントさのあるワンピースとのコーデの相性もあまり良くないので避けるべきです。女性の足元はプレーンなパンプスが間違いありません。
スニーカー
女性はスニーカーNGです。普段着では華やかなワンピースとスニーカーのコーデはおしゃれですが、カジュアル感が強くなるのでNGです。ただし、男性はオールレザーのスニーカーであればOKです。
これでもうドレスコードの「カジュアル」で迷わない!
ドレスコードでカジュアルと指定されるとなかなかピンと来ないかもしれませんが、何がOKで何がNGなのかポイントを押さえていれば慌てることはありません。
また、ドレスコードのルールだけでなくトレンドを押さえたコーデを目指すなら、フォーマルもカジュアルも取り扱っているセレクトショップ等で相談するのもいいかもしれません。ドレスコードを意識しつつ、普段とは違う雰囲気のおしゃれをスマートに楽しみたいですね。