『インスタ映え』の意味や由来とは?類語や今更聞けない使い方も!
インスタ映えという言葉の意味をご存知でしょうか。こちらの記事では、インスタ映えの読み方から由来、類語対義語まで詳しく紹介していきます。読み方・由来・類語・対義語を知ることで、インスタ映えの本当の意味を理解していきましょう。
目次
『インスタ映え』の意味って、そもそもどういう意味?
「インスタ映え」は、写真共有SNS「インスタグラム」で使われる言葉ですが一体どんな意味があるのでしょうか。10代から20代を中心にビックブームが訪れたインスタグラムの影響もあり、世界中で当たり前のように使われる言葉となりました。そんな流行り言葉のインスタ映えの意味を詳しく紹介していきます。
そもそも『インスタグラム』って何?
インスタ映えの説明に入る前に、そもそもインスタグラムにあまり馴染みのない人もいるでしょう。インスタグラムとは、iPhoneやAndroidを中心に使えるアプリであり、TwitterやFacebookのように画像や動画を簡単にシェアできるSNSを指します。まずは、インスタグラムの名前の由来や意味、類語、対義語、使い方を紹介していきます。由来を知ることで、インスタグラムがどんなところからきたのかを理解し、類語や対義語を知ることで、イメージを頭の中に浮かびやすくしてくれますよ。
『インスタグラム』とは?どういう意味なの?
インスタグラムという言葉の意味は、英語表記"Instagram"にすると明白になってきます。実は、Instagramは"Instant Telegram"の造語なのです。"Instant(読み方:インスタント)"には、インスタントヌードルでお馴染みの、「即席の」という意味があります。また、"Telegram(読み方:テレグラム)"は「電報」という意味です。インスタントの対義語は、"everlasting"や"permanence"ですが、どちらも即席の反対で長続きするといった表現です。
『インスタグラム』の由来
インスタグラムには言葉の由来がしっかりとあります。インスタグラム(Instagram)は、Instant Telegramからなる造語でした。言葉の由来には、InstantにTelegramできるというものがあります。「即席で気軽に撮影した写真を、電報のように発信する」という意味が込められおり、この考えが中心となる由来なのです。
『インスタ映え』の意味とは?
インスタグラムがどんなものなのか、どんな意味があるのかを理解したところで、インスタ映えに関しても掘り下げていきましょう。インスタ映えの意味から対義語、類義語まで詳しく紹介していきます。どれも知っていると役立つ内容なので、しっかりと頭に入れておきましょう。
『インスタ映え』の意味
インスタ映えには、インスタグラムに投稿する目的で、食べ物や景色などを素敵に見栄え良く撮影するという意味があります。ちなみに「インスタ」は、インスタグラムの略語であり、映えるとは「写真映えする」という意味で使われます。言葉の由来は、ある日突然若者が使い始めたことしか分かっていません。そんな未確認要素が多い言葉ですが、2017年には流行語大賞に選ばれたという実績もあります。これがきっかけとなり、さらにインスタ映えという言葉が広まったといっても過言ではありません。
『インスタ映え』の読み方
インスタ映えの読み方は「いんすたばえ」です。映えには、引き立つという意味が込められているため、この漢字が使われています。ちなみに映え単体だと、読み方が違ってきます。映えは「はえ」という読み方ですので間違えないようにしましょう。
『インスタ映え』の使い方
若者はインスタ映えという言葉をこんな感じで使っています。
使い方1「今度の日曜日、インスタ映えスポット探索しない?」
使い方2「このオムライスめっちゃインスタ映えしそう……」
使い方3「もえちゃんの撮ったこの写真まじインスタ映えなんだけど(笑)」
かなり柔軟な使われ方をされるため、慣れるまで時間がかかりそうですね。
『インスタ映え』の類語
インスタ映えには、「非日常感」「レトロ」「フォトジェニック」という類語があります。ちなみにフォトジェニックもインスタ映えのように使用されることが多い言葉です。言葉の由来は、photo(読み方:フォト)とgenic(読み方:ジェニック)が組み合わさってできました。photoは「写真」という意味があり、genicは「~によって生成される」という意味があります。
『インスタ映え』の対義語
インスタ映え自体が造語なので、公式な対義語はありません。そんな中でも唯一使われている言葉に、インスタ萎えがあります。インスタ映えには、見栄えが良くて素敵という意味がありましたが、インスタ萎えには見栄えが悪くがっかりしてしまうという意味があります。しかし、色々な主張があり、一説によるとインスタ萎えという言葉の由来は、SNS上での発言がきっかけです。「何でもかんでもインスタ映えで萎える」という他人の投稿に対する感情をそのまま出した結果、インスタ萎えという言葉ができたと言われています。つまり、意味と由来が一致しないという現状から造語らしい部分を持つ言葉です。
『インスタ映え』の問題とは?
インスタ映えという言葉の広がりとともに、色々な問題点も上がってきています。10代から20代を中心に流行していることもあり、レッドラインを超えてしまう危険なケースもありました。そんなインスタ映えの問題を紹介していきます。
ユーザーの使い方のマナー違反
インスタ映えするスポットを巡ってたくさんの人々が訪れた結果、道を塞いでしまい迷惑行為へと変わり果ててしまったという問題などがあります。また、そもそも足を踏み入れてはいけないスポットへと冒険して足を踏み入れてしまったり、撮影禁止エリアでの写真撮影など、問題は多々あります。
中毒性がある
インスタ映えすることで色々な人に反応してもらえることに気持ち良くなってしまい、やめられなくなってしまうという問題が多く見受けられます。また、何もすることがないのにインスタグラムをブラウズすることで時間を無駄にしてしまうなどということも起っているのです。
『インスタグラム』の『#(ハッシュタグ)』機能とは?
インスタグラムのハッシュタグを使えば、自分のことを知らない人たちに写真を検索させることができます。フォロワーを増やしたかったり、共感できる友達を増やしたい場合に、ハッシュタグ+言葉で最大1投稿30個までつけられる便利な機能です。
例えば、フォトジェニックな写真に「#フォトジェニック」とつけることで、インスタグラムの検索機能を使い「フォトジェニック」と他人が検索した先に、画像が表示されるのです。ハッシュタグの由来は、IT用語のハッシュ関数とは関係ありません。
正しい由来は、電話の#マークが北米以外の地域で"hash sign(読み方:ハッシュサイン)"と呼ばれることからハッシュタグと呼ばれるようになりました。
【番外編①】『インスタグラム』の歴史を知ろう!
インスタ映えの言葉の由来や類義語、読み方などを学んできましたが、ここからはもう少しインスタグラムに関して掘り下げていきます。実はインスタグラムはかなり前から存在する歴史的なSNSだったのです。インスタグラムの歴史を一緒に振り返っていきましょう。
インスタグラムの歴史とは?
インスタグラムの歴史を簡単に振り返ると、初版がリリースされたのが2010年10月6日です。開発元はマーク・ザッカーバーグのFacebookという割と知られていない事実があります。2020年で10年の歴史を持つSNSへと変容するため、日本で流行が来るよりもかなり昔から存在していたのです。日に日に増えるフォトジェニックな写真たちがインスタグラムを彩っています。
インスタグラムが現代に普及した理由とは?
インスタグラムが普及した理由の一つに「いいね機能」があります。TwitterやFacebookよりもいいねボタンが押されやすいよう、インスタ映え写真の真下に大きく表示されています。同じように歴史あるSNSのTwitterやFacebookよりも気軽にいいねが押せる、押してもらえることから承認欲求をしっかりと満たしてくれるところに普及の鍵があります。
【番外編②】『インスタグラム』から生まれた文化『インスタミート』とは?
歴史あるインスタグラムというSNSには、インスタミートという名のオフ会があります。公式に行われているわけではなく、同じ興味を持つユーザーや一緒にインスタ映えする写真を撮りたい人たちが集まることで、ミートアップするというのが目的です。インスタミートの由来は、Insta meetからなるもので、meetは会うという意味の使い方をします。みんなで一緒にフォトジェニックな写真を撮影したり、交流したりと一種の出会いの形ともなっています。
今更聞けない『インスタグラム』について理解を深めよう!
インスタ映えの言葉の意味から、言葉の由来、類語や読み方など色々な視点から掘り下げてきました。また、インスタ映えを狙った結果起きる問題や歴史まで細かく学べましたね。フォトジェニックな写真を撮影したいからといって、問題を起こすのでは元も子もありません。こちらの記事で取り上げたことを知識として入れておくことで、インスタグラムに関して豊富な知識があると言えるので、更に理解を深めて楽しくインスタグラムを使っていきましょう。