インスタ映えへの執着はもはや病気!?SNS依存、あなたは大丈夫?
インスタが流行しだして、「インスタ映え」という言葉も生まれました。あなたは知らないうちにインスタ映えに執着しすぎてきませんか? インスタ映えに執着したりするSNS依存は一種の病気とみなされることもあります。病気レベルになっていないか見てみましょう。
目次
インスタ映えに執着する人は病気なの?
インスタは写真を共有できる、楽しいSNSのツールです。他の人の素敵な写真を見るのも楽しく、自分が撮った写真を見てもらうのも嬉しいものです。ところが、それがどんどん進んでいって、いわゆるインスタ映えばかりを気にするようになったらどうでしょう。そのことばかりを気にして本来のインスタの楽しみを越えてしまえば、病気と言われても仕方なくなります。
気をつけて!インスタは強い依存性がある!
インスタは手軽に写真がアップできて、手軽に周りから「いいね」をもらうことができます。この「いいね」をもらうことが嬉しくて、どんどんインスタ映えを気にして写真のアップを繰り返していきます。写真をアップして「いいね」をもらうことが快感になり、それを繰り返していくうちに、インスタから離れられない生活になっていくのです。
アルコールやギャンブルもそうですが、繰り返し快感を得ているとどんどん離れられなくなり依存症になってしまうのです。アルコールやギャンブル依存症のように、インスタにも強い依存性があることを知っておきましょう。
インスタ映えに執着する人の特徴とは?
病気のようにインスタ映えに執着する人には、共通した特徴があります。紹介しましょう。
自己承認欲求が強い
インスタ映えを気にしている人は、自分で自分を認めたい欲求が強いと言われています。インスタ映えを気にして撮った写真をアップして、それに「いいね」をもらうことで自分が認められた気持ちになります。そしてそれを快感に感じるのです。インスタにアップした写真にもらえた「いいね」で、自分を認めてもらっている喜びを感じる人が多いのが特徴です。
自己顕示欲が強い
インスタ映えに執着する人の2つ目の特徴として、自分の存在を多くの人の中でよりアピールしたい欲求が強い人があげられます。インスタは不特定多数の人に見てもらうことができます。そしてインスタ映えしている写真には、どんどん「いいね」がついてきます。それによって、多くの人に自分の存在をアピールしたいという欲求が満たされていくことに喜びを感じるのです。
インスタは人の心にどんな悪影響を与える?
大流行しているインスタですが、依存性が強いと紹介したように人の心に悪い影響を与えることもあります。どんな影響を与えるのでしょうか。
不安感・劣等感を感じやすい
インスタ映えを気にして撮った写真をアップしたのに、自分が思っていたほど「いいね」がつかなかったりすることも当然あります。それでも気にならないのならいいのですが、それが気になる人はどうでしょう。「いいね」がつかなかっただけで、自分の写真の撮り方は良くないのかと不安になったり、自分はダメ人間だと劣等感を感じたりする人もいます。不安感・劣等感を感じやすくなるのです。
うつ状態を引き起こす原因となることがある
インスタには強い依存性があることは紹介しましたが、そのためにうつ状態を引き起こす原因になることがあります。
頭でこれ以上依存していてはダメだと分かっていても、やめられないのが依存症です。インスタに依存している人も同じことが言えます。そのため、ダメだと分かっていてもやめられない自分をどんどんダメだと思ってしまいます。この負の連鎖が最後には、心の病気であるうつ状態を引き起こしかねないのです。インスタがうつ状態を引き起こす原因になることも知っておきましょう。
インスタをやめたい人必見!やめたい理由とは?
インスタをやめたい人の理由とは何なのでしょうか。こんな理由があるようです。
他人と比較して劣等感を感じる
インスタ映えを気にする人は、アップした写真につく「いいね」の数を気にする傾向にあります。そして自分が一生懸命インスタ映えを気にして撮った写真をアップしたのに、自分の友達の写真より「いいね」が少なかったら、やっぱり自分はダメなのかもと感じてしまうのです。すぐに他人と比較して劣等感を感じることは、心がどんどん病気になっていきますね。そんな劣等感を感じる人は、インスタを本当はやめたいと思っているのです。
フォローしてくれる人とのやりとりが大変
自分のインスタをフォローしてくれる人が増えるのは嬉しいものです。インスタ映えを気にしてアップをした写真をより多くの人に見てもらえるのは悪い気はしません。フォローしてくれる人がコメントを寄せてくれたりしたら、より嬉しさは増しますね。
ところが、それが毎回毎回続いていくと、いつの間にか楽しみから義務になり大変さを感じるようになります。いつの間にか、フォローしてくれる人とのやりとりが大きな負担になってしまうのです。そう感じ始めているとインスタを続けていくのが苦痛になってきます。
フォロワーが減って悲しい
一生懸命インスタ映えを考えて写真を撮り、アップしているのにフォロワーが減ってしまうことがあります。フォロワーは気まぐれですから、いちいち気にすることはないのですが、それがどうしても気になって気になって劣等感さえ感じてしまうことがあります。フォロワーが減って悲しい気持ちが強くなるのも、一種の病気です。酷くなればうつ状態にもなりかねません。そんな時、もうインスタをやめようかなという思いがわいてくるようです。
インスタをやめるためのコツはある?
依存性が強く、心の病気を引き起こす原因にもなり得るインスタですが、やめるコツはあるのでしょうか。自分自身がインスタに依存していることに気付いて、何とかやめたい時に気を付けてみたらいいことをあげておきましょう。
インスタを開く頻度を減らす
今までインスタに依存していた人がいきなりインスタをやめるのは、かなりハードルが高いでしょう。いきなりやめてしまったことで逆に不安が募り、精神的に追い詰められてしまっては元も子もありません。まずは、インスタを開く回数を減らしていくことをおすすめします。開きたくなったら2回に1回くらいは我慢してみるのです。そのうち、その間隔をどんどん長くしていけるようにするとよいでしょう。
徐々にアカウントを消していく
インスタを開く回数を減らしていく中で、それによって不安感もなく気持ちが落ち着いているのならば、アカウントを消してしまうことも考えましょう。これもいきなりではありません。徐々にでいいのです。徐々にインスタとの関わりを減らしていくようにしていくことがコツです。
インスタをやめられない理由3つ!
インスタを続けている人には、やはりやめられない理由があるようです。主な理由を3つあげてみます。
仲良くなったフォロワーとの繋がりがなくなる
インスタを続けていると、「いいね」をつけ合ったりコメントを残し合ったりして仲良くなるフォロワーが増えてきますね。インスタを通して、仲の良い友達ができていったりします。インスタをやめることは、そういう友達との繋がりがなくなってしまうということになってしまいます。せっかく仲良くなったフォロワーと繋がりが絶たれるのは、淋しくなり不安になってしまうことでやめられなくなるのです。
友達がやっているからやめづらい
普段一緒に過ごしている友達がインスタをやっている場合もやめづらくなります。何気ない友達との会話の中で「あのインスタ見た?」などと話題になった時、自分だけ見ていなければ友達との会話からおいていかれるような不安が生まれます。友達との会話にしっかり乗っていけるためにも、インスタが必要だとやめられないでいる人も多いようです。
ビジネスとしてインスタを使っている
個人の趣味としてインスタを使っている場合は、自分の意思さえ強く持てばやめることも可能ですが、ビジネスとしてインスタを使っている場合はそう簡単にはいきません。インスタを開くこと、インスタをアップすること、インスタをリサーチすることなどがビジネスになっているのなら、やめづらくなるのは当然です。
インスタをやめられない人へ!上手に付き合う4つのコツ!
インスタの依存性を感じ、インスタをやめたいと思っていてもなかなかやめられない人には、うまくインスタと付き合うコツを紹介します。やめたいと焦るばかりで不安が募ってしまう人は、まずはうまく付き合うコツを考えてみるのはどうでしょう。
受け流す能力を身につける
「いいね」が少ない、フォロワーが減ったなど、インスタをやっているといろいろな状況にぶち当たります。そのたびにやめたいと思うくらい悩んだりするのにやめられないのならば、受け流す能力を身につけましょう。インスタをやっていることで起こる、1つ1つの負の現状をいちいち受け止めていたらそれこそうつ病を発症してもおかしくありません。うまく受け流すことが大切です。
すべての情報を信じない
インスタを始め、SNSは非常に便利に情報を得やすいものです。いろいろな情報を得るとそれがすべてのように思えてきます。しかし、実際はそうではないことを心得ておきましょう。インスタなどで得られる情報を何もかも信じないことも大切です。
周りに流されないでマイペースを貫く
流行っているからとか、友達がやっているからとかいう理由でインスタをやり続けないことです。あくまでも、自分が楽しむためにインスタをやっているとマイペースを貫きましょう。周りの人や環境を理由にインスタを続けることは精神的にもよくありません。やめられない人は、できるだけ周りに流されないようにしましょう。
体を動かす運動を習慣に取り入れる
暇な時間があると、ついついスマートフォンを手を伸ばしてしまいますね。スマートフォンを持てば、インスタを見てしまうという人も多いでしょう。そんな人は、時間をうまく使って体を動かす運動を習慣に取り入れていきましょう。運動が習慣化されれば、うつなどの精神的病気からもうまく逃れられますし、暇な時間も少なくなります。少しずつでも運動を習慣にしていきましょう。
インスタは依存性が強い!上手に付き合おう!
本来、インスタは写真を共有できる楽しいツールです。そんな楽しいツールも使い方を1つ間違うと、劣等感を強くしたり、うつ状態を引き起こしたりすることがあります。共にインスタの依存性が強いことから引き起こされることだと紹介しました。それらを知った上で、上手にインスタと付き合いましょう。楽しく利用できることが1番です。