親子喧嘩の原因・仲直りする方法・注意点とは?どっちが先に謝るべき?

親子喧嘩の経験があるという人は少なくないでしょう。仲が良くても喧嘩になってしまう原因や、注意しなければならない点について紹介します。また、親子喧嘩をしてしまったときの仲直りの方法についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

親子喧嘩の原因・仲直りする方法・注意点とは?どっちが先に謝るべき?のイメージ

目次

  1. 1親子喧嘩について徹底調査!
  2. 2親子喧嘩の原因でよくあるものは?5つ紹介!
  3. 3親子喧嘩をしたときはどっちが先に謝るべき?
  4. 4親子喧嘩をしたときに仲直りする方法3つ!
  5. 5親子喧嘩をしたときの注意点4つ!
  6. 6【おまけ】親子喧嘩をするのにはメリットもある?2つ紹介!
  7. 7親子喧嘩をして、親と子の絆を更に深めよう!

親子喧嘩について徹底調査!

怒る女性

親にとって子供の成長は嬉しいものですが、成長と共に増えるのが親子喧嘩です。決して親子喧嘩が悪いというわけではありませんが、できれば回数は減らしたいものでしょう。こちらの記事ではどうして親子喧嘩になってしまうのか、その原因だけでなく仲直りの方法についても紹介します。親子喧嘩の際には注意点もあるので参考にしてみてください。

親子喧嘩の原因でよくあるものは?5つ紹介!

親子喧嘩になるのには必ず原因があるのですが、その原因が何であるかは家庭によって違います。親子喧嘩でよくある原因とは何なのでしょうか。こちらでは、よくある親子喧嘩の原因について5つ紹介していきます。

①勉強や宿題しない

ノートとペン

学校から帰ってきた子供がなかなか宿題をしなかったり、休みの日に全く勉強しなかったりすると親は腹が立ち「早く宿題をしなさい」「いつになったら勉強するの」と注意をしてしまうでしょう。しかし、子供には自分なりのタイミングがあるので、親に注意されることによって腹が立って親子喧嘩になってしまうのです。

②片付けをしない

ブロックが置かれた部屋

子供が片付けをしないというのも親子喧嘩の原因の1つとなります。食べた後も食器はそのまま、服も脱ぎっぱなしで部屋が散らかっていると掃除した親としては怒りたくなるのも当然です。片付けをするように子供に注意し、それが実行されないと親子喧嘩に発展するということも少なくありません。

③ゲームを止めない

パソコンで遊ぶ子ども達

親としては、子供が何時間もゲームしていることに対して黙っているわけにはいかないでしょう。ゲーム依存という言葉もあるくらいなので、ゲームに夢中な子供が心配で注意をするのは当然です。しかし、ゲームが好きな子供は親に注意されたところですぐには止めません。ゲームを止めないというのも親子喧嘩の原因の1つと言えます。

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④ダラダラしている

窓の外を見る男の子

子供がダラダラしているというのも親子喧嘩の原因となります。寝転びながらテレビを観たり、ずっとスマホを触っているのは親からすれば子供がダラダラしているように見えるでしょう。宿題や勉強もせずにテレビやスマホを触ってダラダラしていることに腹が立ち、注意することによって親子喧嘩になってしまうのです。

⑤反抗的な態度をとる

拳を握る男子

小さな頃は注意すれば素直だった子供も、成長すると親に反抗的な態度をとることが増えていきます。態度だけでなく言葉も反抗的になってくるでしょう。そのため、今までは喧嘩にならなかったような些細なことでも反抗的な態度や言葉が原因で親子喧嘩になってしまいます。

親子喧嘩をしたときはどっちが先に謝るべき?

クエスチョンマーク

親子喧嘩をしたときに、自分が先に謝るべきなのか、相手が謝るのを待っておいたほうが良いのか悩む人も少なくありません。親からしてみれば、喧嘩の原因が子供の反抗的な態度や言葉であったり、勉強もしないでダラダラしていることであったなら子供から謝るのが当然だと思うでしょう。ですが、喧嘩をしたときにどちらから謝るべきかは決まっていません。

反抗的な態度や言葉を使うようになる思春期の子供であれば、自分が悪いと思っていたとしても素直に謝ることができません。そのため親子喧嘩をしたときには大人である親から先に謝って仲直りのきっかけを作ってあげるのも1つの方法です。

親子喧嘩をしたときに仲直りする方法3つ!

普段は仲が良くても、様々なことが原因で親子喧嘩になってしまいます。いつまでも喧嘩したままでは、お互い気持ちの良いものではないのでできるだけ早く仲直りしましょう。親子喧嘩をしたときに仲直りする方法を3つ紹介します。

①悪いことは素直に謝る

謝罪

先述したとおり、親子喧嘩の原因は子供の反抗的な態度や勉強もせずにダラダラしているといったようなことがほとんどです。しかし喧嘩になると親も冷静さを失い、子供を傷つけるような言葉を使ってしまうこともあるでしょう。親子喧嘩の原因が子供にあったとしても、自分が悪いと思った点があったのなら素直に謝るようにしてください。そうすれば、子供も自分の悪いところを認めて謝りやすくなるのです。

②気持ちを伝えてくれたことに感謝する

感謝の言葉

親の一方的な注意であれば、親子喧嘩にはなりません。お互いの意見がぶつかることによって親子喧嘩になるのです。そのため、喧嘩をすることによって普段は知ることのない子供の気持ちを知ることができるでしょう。たとえそれが受け入れられない意見だったとしても、自分の気持ちを伝えてくれた子供に感謝してください。親に感謝されることで子供は「気持ちを伝えたことは間違いじゃなかった」と思えるのです。

③喧嘩の後は気分転換をする

親子喧嘩をしてしまった後に気分転換をするというのも仲直りの方法の1つです。喧嘩した後はお互い腹が立ちイライラしているため、買い物に出掛けたり食事に行くなどすると気持ちの切り替えができて仲直りしやすくなるでしょう。お互いのイライラがなくなる気分転換の方法を見つけてくださいね。

親子喧嘩をしたときの注意点4つ!

子供の成長と共に起こってしまう親子喧嘩ですが、喧嘩になったときに注意しなければならないことがいくつかあるということを覚えておきましょう。それでは親子喧嘩をしたときの注意点を4つ紹介していきます。

①言葉遣いに気をつける

女性の口元

1つ目の注意点としては、言葉遣いに気をつけるということです。些細なことが原因だったとしても、意見をぶつけ合っていくうちに感情的になることもあるでしょう。暴力的な言葉はもちろん、相手を否定するようなことを言わないように注意しなければなりません。親から自分自身を否定されてしまうと、自己肯定感の低い子供になってしまう可能性があるのです。

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②昔の話は蒸し返さない

たくさんの時計

親子喧嘩の途中で昔のことを思い出して更に腹が立つこともあるでしょう。「昔も○○なことがあった」というように言ってしまうと、子供は「今は関係ない」と更に反抗的な態度になってしまいます。また、子供自身もかつて注意されて気を付けている部分もある可能性があるので、「何も分かってくれていない」と思ってしまうのです。どんなに腹が立っても昔の話は蒸し返さないという注意点を覚えておきましょう。

③暴力は振るわない

暴力に怯える子

注意点として最も忘れてはいけないのが、決して子供に暴力を振るわないということです。暴力を振るえば、親子喧嘩が止まるかもしれません。しかし、それは子供が恐怖を感じているだけであり、解決したわけではないのです。親子喧嘩で親が子供に暴力を振るうことにより、子供も友達との喧嘩で暴力を振るうようになってしまう可能性があります。

④無視しない

親子喧嘩をしたときに無視をしないというのが4つ目の注意点になります。腹が立って口を利きたくないという気持ちにもなるでしょう。しかし、無視すれば仲直りどころか関係が悪化してしまう可能性があります。また、親に無視をされると子供は自分の意見を言えなくなってしまうので親子喧嘩で腹が立っても無視はしないようにしましょう。

【おまけ】親子喧嘩をするのにはメリットもある?2つ紹介!

なるべくなら親子喧嘩なんてしたくないと思うのは当然です。しかし、親子喧嘩をすることは悪いことばかりではなくメリットもあります。一体どんなメリットなのか見ていきましょう。

①親子の仲が更に深まる

親子

親子喧嘩をすると、普段思っていてもなかなか言えないことを言ってしまうことがあります。そのときは「言わなければよかった」と思うかもしれませんが、自分の気持ちを正直に伝えるというのは大事なことなのです。親子喧嘩をすることによってお互いの本音が分かり、更に親子の仲が深まるというメリットがあります。

②大人になったときに親に感謝ができる

感謝

子供の立場からしてみると、ガミガミ注意ばかりしてくる親や親子喧嘩することを鬱陶しいと感じることも多いでしょう。その気持ちから反抗的な態度になってしまうのですが、思春期が過ぎて大人になったときに自分のことを想って注意してくれた親に感謝できるようになります。特に、自分が親になったときに親の気持ちが分かり感謝するはずです。親に感謝できるようになるというのも親子喧嘩をするメリットの1つになります。

親子喧嘩をして、親と子の絆を更に深めよう!

笑顔の親子

親子喧嘩というのは気分の良いものではないので、できることなら避けたいと思うものです。しかし、お互いが意見をぶつけ合うことでお互いの想いに気付くことができます。言いたいことを我慢せずに親子喧嘩をして、きちんと仲直りすればきっと親と子の絆が深まっていくことでしょう。

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この記事のライター
mooeit
男の子2人の母です。

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