2019年07月22日公開
2019年07月22日更新
縄跳びの長さの決め方と調節方法!子供におすすめの縄跳び9選も!
幼稚園や保育園で子供が縄跳びをするようになると家庭でも購入を考えますよね。そんな時の縄跳びの選び方について紹介します。おすすめの縄跳びの素材・長さ・調節の方法などや長さが長い縄跳びと短い縄跳びのデメリットなども解説しますので選び方の参考にしてみてください。
目次
縄跳びのちょうどいい長さが知りたい!
子供が縄跳びを上達させるためには正しい長さに調節しないといけません。適当な長さで合わせてしまうと、せっかく頑張って練習しても上達が遅れてしまいます。そのためその子供に適した長さの縄跳びに調節してあげましょう。縄跳びが上手になってきたり子供の発達段階によっても、縄跳びの長さを長いものや短いものにしなければいけません。この記事では長さの決め方や調節の方法、選び方やおすすめの縄跳びを解説します。
子供の縄跳びの選び方は?
子供の縄跳びの選び方として大切なポイントを解説します。縄跳びの長さだけでなく素材や持ち手についての選び方を解説しますので、子供にぴったりの縄跳びの選び方の参考にしてみてください。
縄の素材で選ぶ
縄跳びの縄の素材はおよそ2つのタイプに分かれます。1つはビニールタイプ、もう1つは綿などで作られたロープのタイプの素材です。ビニールタイプはとても軽量なので子供も回しやすく跳びやすい素材ですが、絡みやすくクセが付きやすいというデメリットがあります。そのため選び方のポイントとして初めて縄跳びをする子供には、ロープタイプの素材がよいでしょう。ビニールタイプに比べて少し重いというデメリットがありますが、ゆっくり回すことができるので幼稚園や保育園の年代の子供には最適な素材です。
持ち手の持ちやすさで選ぶ
持ち手の選び方もその素材が大きく分けて2種類あるので、どちらかから選びましょう。木かプラスチック素材の持ち手が多いのですが、プラスチック製は軽くて回しやすくなります。しかしデメリットとして汗をかくと滑りやすくなるので、縄跳びが跳んでいってしまうこともありますが、滑り止めが付いていれば問題ありません。木の素材の場合は手になじみやすいので、滑ったりせず子供も持ちやすいでしょう。デメリットとして少し重いですが、その分ゆっくり回すことができるので跳ぶ練習には最適です。選び方のポイントは早跳びを目的としている場合はプラスチック製、ゆっくりと跳ぶ練習をしたい場合は木の素材がおすすめです。
縄跳びの長さの決め方とは?
縄跳びの長さの決め方ですが2つの方法を紹介します。こちらでは小学生以上の子供が対象の長さの決め方を解説しますので、対象のお子さんのご家庭は参考にしてみてください。また長さを決めても二重跳びなどをするようになったら、少しずつ長さを短くしていきましょう。そのあたりについても詳しく解説しますのでぜひご覧ください。
体格で決める方法
縄跳びの長さの決め方の1つとして体格で決める方法があります。やり方はまず縄跳びのロープの中心を両足で踏みます。その状態で両肘を90度に曲げてみましょう。さらにそのまま手首を曲げずに左右に開きます。その状態がぴったりであれば子供に適した長さの縄跳びといえるでしょう。この方法で長さを決めると縄跳びを跳んだ時にちょうど頭の上を通り過ぎる長さに調節できているということなので子供も跳びやすくなります。
身長で決める方法
身長で長さを決める方法もあります。縄跳びの選び方として身長プラス55センチのものを購入すると適した長さになるのです。パッケージを見て、長さを数値として確認して選ぶことができるので安心ですよね。長い縄跳びや短い縄跳びを調節する時もこの計算で測ればいいので簡単に調節できます。注意点としてこの方法で決めた長さは持ち手を含まないので気をつけましょう。
幼児の縄跳びの長さの決め方は?
幼児や幼稚園児くらいの子供は、縄跳びの長さの決め方が小学生以上と異なります。長さの決め方はまず縄跳びを片足で踏みましょう。その状態で縄跳びを伸ばして、長さが胸の高さか脇の下までくる長さであれば適しています。だいぶ長い縄跳びになりますが短いと引っかかりやすくなってしまったり縄跳びが怖く感じてしまうので、少し長いと思うくらいが安心して跳ぶことができます。そのため長さを決めるときは余裕を持たせて長めにしましょう。
縄跳びの長さの決め方は超重要!長さを間違えるとどうなる?
縄跳びの長さを決めるのは縄跳びの選び方においてとても重要です。長さが適していないと跳びやすさだけでなく跳ぶ時の姿勢や上達の早さにも大きく関わってしまいます。短い縄跳びと長い縄跳びのデメリットについてそれぞれ解説しますので長さを調節する時の参考にしてください。
短い縄跳びのデメリットは?
短い縄跳びのデメリットは跳びづらくなるということです。縄跳びの長さが短いと手首にかかる力が増えてしまいます。さらに高く跳ぶ力も必要になるのです。そのため短い縄跳びで跳ぶと長い縄跳びと比べて運動量が上がってしまい、失敗したり姿勢を崩して正しく跳べなくなってしまいます。うまく跳べないと練習も続かず、さらに短い縄跳びは回転速度も速くなるためコントロールもしづらくなるというデメリットがあるので縄跳びを嫌いになってしまう可能性もあります。
長い縄跳びのデメリットは?
長い縄跳びのデメリットは長さが長い分、地面に接触している縄が多くなってたわんでしまいます。そうすると跳ぶ時に引っかかりやすくなってしまうのです。幼児や幼稚園児はゆっくりと回すことが縄跳びを跳ぶ最初の練習なのでたわんでも跳べればいいのですが、小学生以上になると回す速度も速くなるのでたわむと跳びづらくなってしまいます。コントロールがきかなくなるデメリットがあるので、長い縄跳びも調節しましょう。
縄跳びの長さを調節する方法は?
縄跳びの長さが自分に合っていないと分かったら長さを調節しましょう。やり方はとても簡単です。縄跳びの持ち手をどちらでもいいので片方外します。すると縄跳びの先端が現れるので余分な長さを切りましょう。留め具が付いている場合は少しずらして切ることができるので、調整が終わったら持ち手を戻して終了です。切らずに持ち手の中に縄跳びの縄を縛って入れておく方もいますが、この方法だと持ち手が重くなってしまうのであまりおすすめはできません。縄跳びの長さに余分を残して切るようにしましょう。
縄跳びの長さを調節する際の注意点とは?
縄跳びの長さを調節する際の注意点を説明します。注意点に該当してしまった場合は対処法も説明しますので参考にしてみてくださいね。
縄跳びの切りすぎに注意!
縄跳びの長さを調節する際の注意点として切りすぎないようにしてください。切りすぎてしまうと長さが短い縄跳びになってしまい跳びづらくなってしまいます。縄跳びの長さを調節する時に、いきなり長さを切って調節するのではなく少しずつ切りましょう。また余裕を持たせることを忘れないようにし、あとで細かい調節が必要になった時に対応できるようにしておきましょう。
縄跳びを切りすぎてしまった時の対処法は?
もしも縄跳びの長さを調節する時に切りすぎてしまった場合は、素材によっては調節することが可能です。ビニールタイプの長さが短い場合は繋ぎたい部分の表面をお互い熱して軟化させます。そして軟化させた部分を押しつけると接着することができ、長い縄跳びになるのです。火を使うため子供の前ではあまりやらないようにするか危険であることをしっかりと伝えましょう。また素材が縄でできている場合は接着させることができません。そのため再度購入する方がよいでしょう。
子供におすすめの縄跳び9選!
子供におすすめの縄跳びを9つ紹介します。それぞれの縄跳びの素材や特徴、選び方のポイントなどを解説しますので、これから子供に縄跳びを用意する予定のご家庭はぜひチェックしてみてくださいね。
なかよしジョイントなわとび
こちらの縄跳びは初めての子供にも使いやすい縄跳びです。持ち手は可愛らしい動物があしらわれプラスチック製なので軽くて回しやすく、縄跳びの素材は縄なのでゆっくりと回すことができます。全体の重さもとても軽いので小さいお子さんも回しやすい縄跳びです。持ち手をつなげて長くすることもできるのでお友達と電車ごっこなどもできます。
スポーツなわとびプニ
スポーツなわとびプニは名前の通り持ち手がプニプニしています。とても持ちやすく気持ちがよいので子供にも大人気の縄跳びです。持ち手がプラスチック製で握りやすいので初めて縄跳びをする子供にも向いています。縄の部分もビニールタイプなので軽くてとても跳びやすい縄跳びです。持ち手がスポンジなので手汗をかいても滑りづらく、子供向けに普通よりも小さめに作られています。そのため初めてでも回しやすく縄跳びを楽しむことが可能です。
綿ロープなわとび
綿ロープなわとびは身長が高めの子供向けの縄跳びです。長さが2メートル60センチととても長いので長さに余裕があります。また持ち手はプラスチック製で滑り止めが付いているので汗をかいても滑ってしまう心配がありません。持ち手の部分も桃・黄・橙・青・緑と豊富な色を揃えています。摩擦で切れるのを防ぐ保護リング付きなので長い期間使うことができるのもおすすめポイントです。
木柄カラーなわとび
木柄カラーなわとびは縄部分の色がカラフルでおしゃれなものになっています。縄部分が白いものが多いのですがオレンジやブルーなど子供にも人気なカラーです。色がはっきりしているので跳ぶときに子供も縄を意識しやすくなるというメリットがあります。持ち手が木製なので少し重いというデメリットがありますが重い方が跳びやすいお子さんには最適な縄跳びです。
瞬足なわとび
瞬足なわとびは縄部分に工夫が施されており、九面体のロープにすることで早くリズミカルに跳ぶことができます。持ち手も滑り止めが付けられているため滑りづらく跳びやすいです。縄跳びの長さが2メートル70センチととても長く、重さが125グラムととても軽いので早く跳びたい子供に最適なところです。そのため縄跳びがある程度跳べるようになり早跳びをしたい子供に向いています。調節も簡単で専用ケースと縄跳びカードも同封されているので楽しみながら上達することができます。
なわとびの達人
なわとびの達人も早く長く跳ぶことが目的の子供向けの縄跳びです。こちらも長さが2メートル70センチととても長く、長さの調節も簡単にできるように作られています。二重跳びだけでなく三重跳びもできる可能性があると言われているこの縄跳びはウェイト入りの持ち手があり回転が安定するのがおすすめポイントです。ある程度跳べるようになってからこちらの縄跳びを使うとたくさんの技にチャレンジできます。また縄部分もプラスチック製ですが保護チューブが付けられているので、切れにくく跳びやすく作られています。
スポーツなわとび
スポーツなわとびはスポーツとして縄跳びを楽しみたい人向けの縄跳びです。しかし持ち手も軽く滑り止めなども付いているので小さい子供にも跳びやすい縄跳びになっています。縄部分も切れにくく軽さを重視したプラスチック製なので跳びやすく使いやすい縄跳びです。また絡まりにくく縄の長さの調節も簡単なので子供の成長に合わせて長期的に使うことができます。
速トビプラス
こちらの縄跳びは持ち手がキラキラとしたデザインでとても可愛らしい縄跳びなので女子にも大人気の縄跳びです。しかしデザインだけでなく、軽くて回しやすく跳びやすいように工夫されています。二重跳びにチャレンジしたいという子供に最適な縄跳びです。長さも調節しやすくなっているので長く使うことができます。
JNF公認クリアートビナワ
JNFとは日本なわとび競技連盟という団体です。その団体公認の縄跳びなので初めてでも跳びやすく回しやすいように作られています。持ち手はプラスチックで軽く、滑り止めも付いているので手汗で滑ることを防いでくれます。また縄部分も切れにくく絡みにくい柔軟性のある新素材で作られているため早跳びしたい子供にも最適です。またカラーバリエーションが豊富でイエロー・ピンク・オレンジ・レッド・ブルー・ネイビー・グリーン・ブラックと8種類から選ぶことができます。
縄跳びをはじめたばかりの子供におすすめの練習法は?
縄跳びをはじめたばかりの子供におすすめの練習方法は、まずはとにかくその場でジャンプすることを覚えさせましょう。縄跳びはジャンプをしながらロープを回すという2つの動きを同時にする運動です。初めてではいきなり同時に動かすのはとても難しいので、その場で移動せずにジャンプすることを習得させます。また大きな音を立てて跳ぶのではなく、つま先を使って静かに真っ直ぐよい姿勢で跳ぶようにします。そして慣れてきたら縄跳びを持ったことを想定しながら手首で回す動きを教えましょう。
両方できるようになったら実際に縄跳びを持って回す練習をはじめます。いきなりぐるぐると回すのは無理なので縄跳びを回して足下で一度止め、その縄跳びを跳ぶという練習を繰り返して感覚をつかみましょう。
縄跳びの長さを調節して練習しよう!
縄跳びは子供の発達にとてもいい全身運動です。しかし長さを誤ってしまうと跳びづらくなり子供も縄跳びで遊ぶのを嫌になってしまう可能性があります。正しい長さで調節し、子供の跳びやすい縄跳びぶことで楽しく快適に練習を続けることができるでしょう。