凧の簡単な作り方!身近にある材料でよく飛ぶ凧を作ろう!

むかし懐かしい凧ですが、簡単な作り方でよく飛ぶ凧を作ることができるのは知っていますか。身近にある材料を使ってどのような凧が作れるのでしょうか。今回は、手作り凧の作り方と、凧揚げのコツや注意点について詳しくご紹介していきます。

凧の簡単な作り方!身近にある材料でよく飛ぶ凧を作ろう!のイメージ

目次

  1. 1簡単でよく飛ぶ凧の作り方が知りたい!
  2. 2よく飛ぶ凧を作る3つのポイント!
  3. 3簡単でよく飛ぶ凧の作り方①ビニール袋を使った凧
  4. 4簡単でよく飛ぶ凧の作り方②コピー用紙を使った凧
  5. 5簡単でよく飛ぶ凧の作り方③画用紙を使った凧
  6. 6知っておくと便利!凧の糸と糸巻を簡単に分けられる結び方を紹介!
  7. 7凧揚げをする際のコツや注意点とは?
  8. 8手作り凧で凧揚げを楽しもう!

簡単でよく飛ぶ凧の作り方が知りたい!

親子で凧揚げ

お正月遊びの定番として楽しまれてきた凧揚げですが、簡単によく飛ぶ凧を手作りすることができます。種類や作り方も様々で、親子で楽しめる凧がたくさんあります。今回は、その中でも簡単に作れて、よく飛ぶ手作り凧について詳しくご紹介していきます。

よく飛ぶ凧を作る3つのポイント!

よく飛ぶ凧を作るためには、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。よく飛ぶ凧を作るためには、3つのポイントが欠かせません。ここでは、よく飛ぶ凧を作る3つのポイントをご紹介します。

軽い材料を使う

色画用紙

凧は、風を受けて空高く揚がるので、軽く丈夫な素材で作ることが大切です。軽い素材で凧を作ることでバランスが取りやすく、よく飛ぶ凧を作ることができます。手作り凧を作るには、ビニール袋や画用紙などの紙などの軽い素材が適しています。

また、手作り凧に折り紙などを切って模様を貼り付ける際には、付けすぎないようにすることが大切です。たくさん付けると、凧が重たくなり中々飛ばなくなってしまうので注意が必要です。

糸を結ぶ場所・糸の長さ

糸

よく飛ぶ凧を作るためには、凧に糸を結ぶ位置は、凧の縦の長さの1/3程度の場所が適しています。また、糸の長さを凧の縦の長さの2倍の長さにすることが、よく飛ぶ凧を作るコツです。

また、紙やビニールに直接穴をあけて糸を付けると、凧揚げをした時に穴をあけた部分が風の強さで破けてしまうことがあります。穴をあける前に、穴をあけたい部分にセロハンテープやビニールテープを貼り、その上から穴をあけるとテープを貼った部分が補強され、穴が破れにくくなるのでおすすめです。

バランスが重要

やじろべい

凧が安定してよく飛ぶには、左右のバランスが取れていることが、とても大切です。バランスが取れていないと、凧がぐらついたり、上手く揚がらず、すぐに落ちてしまう原因になります。バランスが取れていない時には、凧の骨の位置を修正して、バランスを整えるようにしましょう。また、凧の本体になる部分の形も、左右対称になるように切ることが大切です。

簡単でよく飛ぶ凧の作り方①ビニール袋を使った凧

簡単でよく飛ぶビニール袋を使った「ぐにゃぐにゃ凧」の材料や作り方について詳しくご紹介していきます。この凧は、工程の多い作り方で、飛ばすのも少し難しいので4歳児や5歳児、小学生におすすめの手作り凧です。

材料

・ビニール袋
・竹ひご又はストロー2本
・たこ糸
・はさみ
・セロハンテープ
・千枚通しや爪楊枝など先のとがったもの

作り方

  1.  ビニール袋を六角形の形に切ります。この時に凧の縦の長さの1/3の所に左右の角(凧をひもでひっぱる位置) がくるように切ります。
  2. 竹ひご又はストローを縦向きにして、バランスよく左右対称になるようにまっすぐセロハンテープで凧の骨をしっかり止めます。ストローを使う際は、曲がるストローではなく、まっすぐなストローを使いましょう。ストローの長さが足りない時は、一方のストローに2~3か所切り込みを入れ、もう一方のストローを切り込みを入れたストローの中に入れ込み、外れないようテープで止めます。
  3. 凧の左右の角に千枚通しや爪楊枝など先のとがったもので穴をあけ、凧の縦の長さの2倍の長さの糸を付け、真ん中で一度結びます。真ん中に糸巻の先を結び付けます。
  4. 凧の下の部分に余ったビニールや紙テープなどでしっぽを付け、お好みで凧に模様を付けて完成です。 

簡単でよく飛ぶ凧の作り方②コピー用紙を使った凧

簡単でよく飛ぶコピー用紙を使った「さんかく凧」の材料や作り方について詳しくご紹介していきます。この凧は、ぐにゃぐにゃ凧に比べて工程が少ない作り方なので、糸通しなどは少し難しいですが、他の工程であれば3歳児でも作ることが出来ます。飛ばし方も簡単で、3歳以上であればどの子も楽しめる手作り凧です。

材料

・コピー用紙
・糸
・はさみ
・セロハンテープ
・千枚通しや爪楊枝など先のとがったもの
・ビニールひも

作り方

  1. コピー用紙を縦向きにして、上を2回折り曲げます。
  2. 縦半分に折り目を付けて広げたら、2回折り曲げた方が三角形の底辺になるように、三角に折ります。
  3. 折り目に沿ってはさみで切り、三角形を作ります。
  4. 2回折り曲げた方を上にして置き、縦の長さの4/5の位置に千枚通しや爪楊枝など先のとがったもので穴をあけ、糸を通して先をセロハンテープで止めます。
  5. 凧が安定しバランスが取れるよう、ビニールひもを1mほど切って凧の下の部分にしっぽを付けます。
  6. 凧にお好みで、絵や模様を描きます。
  7. 凧を少し後ろに反らせたら完成です。後ろに反らせることで、凧が風をとらえてよく飛びます。

簡単でよく飛ぶ凧の作り方③画用紙を使った凧

簡単でよく飛ぶコピー用紙を使った「くるくる凧」の材料や作り方について詳しくご紹介していきます。くるくるとうずまきを書いて切るだけというとても簡単な作り方の凧です。くるくると回りながら飛ぶ凧で、1歳児や2歳児など年齢の小さい子どもでも簡単によく飛ばすことができ、年齢問わずに楽しめるのでおすすめです。

材料

・画用紙
・ペンや鉛筆
・はさみ
・糸
・千枚通しや爪楊枝など先のとがったもの
・セロハンテープ

作り方

  1.  画用紙にペンや鉛筆でうずまきを書き、うずまきの線に沿ってはさみで切ります。
  2. うずまきの中心部分に千枚通しや爪楊枝など先のとがったもので穴をあけ、子どもが持ちやすい長さに切った糸を通し、裏にセロハンテープで止めたら完成です。

知っておくと便利!凧の糸と糸巻を簡単に分けられる結び方を紹介!

タコ糸

様々な種類の凧をたくさん作る時に知っておくと便利なのが、凧の糸と糸巻を簡単に外せる結び方です。この結び方を知っておけば、揚げたい凧にすぐ付け替えることが出来てとても便利で、用意する糸巻も1つで済みます。

結び方

ひも

  1. 凧の糸には1つの輪、糸巻には大小2つの輪を作ります。
  2. 糸巻の大きい輪に親指と人差し指を入れて指を返し、大きい輪を2つの輪にします。
  3. その輪を重ね、そこに凧の糸の輪を入れてゆっくり糸巻の輪を小さくしていきます。
  4. 最後までしっかり引っ張ると完成です。

ほどき方

ロープ

ほどき方はとても簡単で、凧の輪と糸巻の小さい方の輪をひっぱると、結び目がするっと簡単にほどけます。

凧揚げをする際のコツや注意点とは?

様々な手作り凧についてご紹介してきましたが、自分で作った凧で楽しく凧揚げをすためには、どのようなコツや注意点があるのでしょうか。凧揚げをする際のコツや注意点を3つご紹介していきます。

程よく風が吹いている日がおすすめ

綿毛

凧揚げをする上で、とても大切になってくるのが風の強さです。凧は、風を受けることでバランスを保って高く揚がっていくので、程よく風が吹いている日に凧揚げをするのがおすすめです。風のない日だと全く飛ばずにすぐ落ちてしまったり、中々空高く揚がりません。逆に風が強すぎると、手作りの凧が壊れてしまったり、飛んでいってしまったりするので注意が必要です。

電線や木のない場所で凧揚げする

凧あげ

凧揚げは、必ず電線や木のない広い場所ですることが大切です。万が一凧が電線に引っかかってしまったら、停電やショートする原因になるので、必ず電力会社に連絡して取ってもらうようにします。自分で電線に絡まった凧を取ろうとすると、感電の恐れがあるので絶対にやめましょう。

また、子どもだけで凧揚げする場合は、電線などに凧が引っかかってしまったら、自分で取るのではなく、必ず大人に知らせるよう約束することも大切です。

周りに人がいないことを確認する

公園

凧揚げは空高く安定した状態に揚げるまでに、長い距離走り続けなくてはいけません。揚げ始める前には必ず周りに人がいないか確認してからするようにしましょう。人が多い場所で凧揚げを行うとぶつかっってしまい危ないので、なるべく広い場所で行うのが安全です。人が多い場合は、場所を譲り合って遊ぶことも大切です。

手作り凧で凧揚げを楽しもう!

凧揚げと犬

様々な種類の簡単にできる手作り凧についてご紹介してきましたが、お気に入りの凧は見つかりましたか。手作り凧の魅力は、自分の好きな絵を描いたり、折り紙などで好きな模様を貼ったりして、世界で1つだけの凧を作れることではないでしょうか。親子で手作り凧を作り、子ども達と様々な思いを共有して楽しいひと時を過ごしましょう。

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この記事のライター
guri-gura
元保育士☆一児の母です(*´ω`*)

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