コンビニで耳栓は買える?耳栓が買える場所や選び方・おすすめ商品を解説!
何だか外の音が気になって眠れない、そんな夜は耳栓を買いに行きたいですね。ふらっと買いものに行くにはコンビニが一番便利ですが、コンビニに耳栓は売られているんでしょうか。耳栓が買える場所や自分に合った耳栓の選び方を知って生活に取り入れてみましょう。
目次
そもそも耳栓はどんなときに使うの?
耳栓は防音・防水のために耳に詰める栓のことです。使用用途として一番一般的なのは、防音ではないでしょうか。大きな音や気になる音を聞こえないよう遮断して、ある行為に集中できるようにするのです。防水の用途で耳栓を使う人は、耳に水が入る可能性の高いスポーツをする人が大きい割合を占めます。
静かな環境で快眠したいとき
隣の部屋の物音や道路の車の走行音など、気になりだすと妙に神経が高ぶって睡眠の妨げになるという人は、耳栓を使って外の音を遮断すると快眠できるようです。同居人のいびきが気になるときにも効果的ですよ。
読書など一人の時間を静かに楽しみたいとき
読書を静かに楽しみたいときに、家族の話し声や気配、テレビやゲームの音が聞こえているとストーリーに集中できない。そんなときは「うるさい!」と家族に不満を言ってけんかになる前に耳栓を付けてみましょう。勉強するときにも耳栓の遮音性は集中力を高めるのに効果的なので、耳栓を付けて雑音をシャットアウトし集中して勉強しましょう。
スポーツなど耳に水が入るのを防止したいとき
水泳競技やシンクロナイズドスイミング、もっと手軽なスポーツだとアクアビクスなど水中で行うスポーツは耳に水が入ると競技に集中できないだけでなく、中耳炎を引き起こす可能性があります。スポーツ仕様の場合は防音用途ではなく、防水機能に着目するのが適切な耳栓の選び方です。
耳栓はコンビニに売ってる?
急遽耳栓が必要になったとき真っ先に駆け込みたいのはコンビニですよね。24時間欲しいときに欲しいものが手に入る便利なコンビニですが、耳栓は売っているのでしょうか。
結論から言うと、空港内など特別なロケーションにあるコンビニを除いて、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの大手コンビニ3社の通常コンビニ店舗では耳栓は売っていないことの方が多いのです。コンビニに売られていない生活雑貨があるとは驚きですね。
実は昨年2018年までは大手コンビニ・ファミリーマートで耳栓が買えました。なぜならファミリーマートは「無印良品」の商品を販売するコンビニだったからです。無印良品コーナーに約300円の耳栓がおかれていました。しかし2019年に入って無印良品を展開する良品計画は、2019年1月28日付でファミリーマートへの無印良品の商品供給を終了すると発表し、無印良品のコーナーがファミリーマートから消えてしまいました。唯一耳栓を販売していたコンビニだったのに残念ですね。そのため、現在では残念ながら街中のコンビニでは耳栓は売られていません。
耳栓を買うにはどこがおすすめ?
コンビニには売られていない耳栓。では、耳栓はどのようなジャンルのお店で探せばよいのでしょうか。
ドラッグストア
耳栓を購入しようと思ったら、真っ先に思いつくのはドラッグストアではないでしょうか。大型ドラッグストアは食料品から生活雑貨までそろえられている広い店舗が多く、耳栓という小さい商品を探すのが大変ですが、携帯用の歯磨きセットやシャンプーセットなどトラベルグッズを置いてあるコーナーや快眠グッズを置いてあるコーナーあたりをまず探してみましょう。ドラッグストアはコンビニほどではないにしろ、夜遅くまで営業している店舗が多いので急に耳栓が必要となったときにも助かりますね。
100円ショップ
今や100円ショップは、置いていない生活用品はないといっても過言ではない品揃えを誇ります。もちろん100円ショップでは耳栓も購入可能です。ダイソーやセリアといった各100円ショップブランドによって置いている耳栓に違いがあり、耳栓の入数の少ないものの方が品質や付け心地はよい傾向があります。耳栓は消耗品だから1回使用したら取り替えたいと、割り切って使用する人は100円ショップの耳栓で十分機能を果たします。同じ100円でも入っているペア数が違う商品がありますので、試しに使うなら入数の多いお得感のある商品にしてもよいのではないでしょうか。
ホームセンター
ホームセンターでも生活雑貨は取り扱われています。化粧品やせっけんなど生活用品の販売コーナーに足を向けてみましょう。または、寝具売り場に快眠グッズのひとつとして並んでいることもあります。
スポーツ用品店
水泳競技のときに使う防水機能の付いた耳栓や、モータースポーツ用の耳栓はスポーツ用品店で探すとよいでしょう。こういった特殊な機能を持たせた用途の限られる耳栓はドラッグストアやホームセンターでは置いていないことの方が多いです。
ドンキホーテ
様々な生活雑貨が所狭しと並ぶドンキホーテにも耳栓は売られています。ジャンルの垣根を越えて雑多に商品が陳列されているので耳栓を探すのに苦労しそうですが、快眠グッズやトラベルグッズコーナーが一番置いてある可能性が高そうです。
書店・本屋・文房具屋
読書や勉強の際に集中するためという用途で耳栓を使う人は多いので、文房具売り場が併設された書店では耳栓が購入できます。受験シーズンは受験生の学生たちに重宝がられそうです。
雑貨屋
Loftや東急ハンズなどの雑貨店に置かれている耳栓は、ドラッグストアやホームセンターよりも少しデザインが凝っていたり特殊な用途に特化していたりと、ひとくせあるおもしろい耳栓が見つかるかもしれません。
楽器店
楽器の演奏や、音楽を鑑賞するのになぜ耳栓で遮音するのかと不思議に思うかもしれませんが、楽器の演奏者が自分のパートの音程の練習に集中するため他の楽器の音を遮音したり、ライブハウスの大音量で耳や頭が痛くなるという人が音量を下げるため耳栓を使うことは意外に多いようです。完全に遮音する耳栓ではなく、ボリュームを下げるための耳栓という選び方をすれば、音楽シーンで使える耳栓が見つかるでしょう。
耳栓が置いてある売り場はどこ?
郊外のドラッグストアやホームセンターは店内が広すぎて、小さな耳栓を探し出すのに苦労しそうに思いますが、まずはマスクや絆創膏が売っている衛生用品コーナーに行ってみましょう。耳栓は使い捨てとまでは言わないですが消耗品ですので、マスクや包帯と同じ棚に陳列されている場合があります。飛行機や新幹線で遮音して快眠できるように使用する場面も耳栓の用途として一般的ですので、トラベルグッズのコーナーにも行ってみましょう。
耳栓はネット通販でも気軽に購入できる!
耳栓はネット通販でも購入できます。ネットの方が海外製品の取り扱いも豊富で、様々な商品を比較して選べます。ネット通販の良いところは口コミをチェックしながら選べることです。遮音性能や付け心地、おすすめの用途など確認しつつ賢い選び方ができます。ネット通販で気を付けるべきところは送料の問題でしょうか。耳栓だけ購入すると購入金額が送料無料の基準を満たさないとか、海外の商品を購入したら国際便の送料を請求された、なんてことにならないように気を付けましょう。
耳栓の上手な選び方とは?
耳栓は直接耳の穴の繊細な皮膚に触れるもので、用途によっては長時間装着することもあります。上手な選び方で、自分に合う耳栓を見つけましょう。
【耳栓の選び方①】遮音性で選ぶ
遮音性や防音性を基準にするのは耳栓の選び方として一番分かりやすいですね。まず、遮音性のレベルをどこで確認すればいいかというと、製品にほぼ必ず記載されているNRR、またはSNRという数値です。NRR(Noise Reduction Rating)はアメリカ合衆国環境保護庁で規定されている遮音性能で、SNR(Single Number Rating)は欧州連合で採用されている規格です。NRR、SNRともに数値が高いほど遮音性能が優れていることを示します。
【耳栓の選び方②】使う用途で選ぶ
耳栓の用途として一番一般的な、防音・遮音が目的の場合、遮りたい音が何かによってNRR値を確認することが大切になります。耳栓の選び方の基準を各周波数の遮音性能にするのです。例えばいびき対策や人の話し声を遮断したいならNRR22~25の低音域に強いものを選ぶのがおすすめです。子どもの叫び声やパトカーのサイレンは中音域、ピアノの高い音やガラスの割れる音は高音域になり、NRR値30以上の耳栓が効果ありです。
スポーツのときに使う用途でもどのスポーツかで求められる機能が違います。水中で使用する場合は、水の侵入を防ぐ機能や耐水性が重要であって、遮音性は逆に必要ない場合もあります。モーターサイクル用耳栓というものもあり、バイクのエンジン音や風の音を遮音することに重点を置いています。飛行機の気圧変化対策に耳栓を使う場合は、気圧をコントロールする機能が付いている耳栓を選びましょう。
ちなみにコンビニには耳栓は売っていないとお伝えしましたが、空港内のコンビニは特別です。これから飛行機に乗る人のために、気圧コントロール機能の付いた耳栓は空港内のコンビニで買うことができます。
【耳栓の選び方③】付け心地で選ぶ
付け心地が良くなくては、音が静かになったとしても集中はできませんね。遮音性だけではなくフィット感も重視するのが失敗のない選び方です。特定のスポーツや状況のためではなく安眠や集中が目的の人は、最もメジャーなスポンジタイプの耳栓を選ぶのがよいでしょう。スポンジタイプの耳栓は低反発マットなどに使用されるウレタン素材が使用されており、装着してしばらくすると膨らんで耳の内部の形にしっかりとフィットします。このタイプの耳栓は比較的価格が安く、様々なサイズや柔らかさがありますので、いろいろと試してみて自分の耳に合うサイズの付け心地の良い柔らかさの耳栓を見つけたいですね。
おすすめの耳栓7選!
たくさん種類があってどの耳栓を選ぶか迷ってしまったら、これらのおすすめ商品を参考にしてみてください。どれもネットで購入できて、口コミ評価も高いですよ。
スージーイヤーグミ
スージーイヤーグミの素材は形状記憶するシリコン・グミなので、スポンジ製のものより遮音性が高くピタッとフィットします。見た目もお菓子のグミのようで、プニプニした感触の付け心地がくせになります。
サイレンシア レギュラー
ポリウレタン素材特有の柔らかい付け心地で、耳に優しくフィットします。耳障りな高周波ノイズをカットしますが、人の声などの生活音は通すように設計されているので、広い用途で使えます。
ピップイヤーホリデイ
肩こり治療で有名なピップエレキバンの販売元であるピップフジモトの製品ですので、ドラッグストアに良く陳列されています。ソフトタイプで耳の穴が小さい人も痛みや違和感なく使えます。
Mack's Pillow ソフトシリコン耳栓
Mack's Pillowはアメリカでベストセラーを誇る耳栓です。ソフトキャンディーのような柔らかいシリコン素材の形を変えて柔らかくふさぐので、耳の形にフィットして付け心地がソフトで圧迫感がありません。ネットで購入可能です。
3M E-A-Rsoft Super Fit
3MのE-A-Rブランドは世界で人気の高い耳栓です。中でもスーパーフィットは特に柔らかく小型なので、耳の穴の小さい子どもや女性に向いています。NRR値が33dBと遮音性が非常に高いのに、1ペアが100円程度とコストパフォーマンスも優秀です。
MOLDEX お試し8種エコパック
モルデックスの耳栓は耳栓とは思えないおしゃれな色合いと性能の高さで人気の耳栓ブランドです。耳栓初心者には様々なタイプを試せて、ケースまでついてお得ですね。このお試しパックで気に入ったタイプをネットで購入するのもよいでしょう。
Hearos Ear Plugs Xtreme Protection
ヒーローズの耳栓はNRR値が33dBと非常に高い遮音性があり人気のアメリカ製品です。まるでガムのような鮮やかな色がアメリカっぽい雰囲気を出してますよね。少し大きめなので日本人の場合男性向きでしょう。
耳栓を使って快適な環境を手に入れよう!
耳栓には様々な用途があり、使ってみると生活を快適にしてくれる優れものであることが分かりましたね。カフェで読書をしようと思ったけど周囲の声が気になるとか、ライブ会場の音量が大きすぎるとか、急遽「耳栓があればな~」と感じる場面は意外に多いのですが、なぜコンビニで売られていないのでしょうか。こういった細やかなものこそ、ぜひコンビニに置いてほしいものです。コンビニで耳栓の販売が復活する日を期待しつつ、ネット通販やドラッグストア、手軽に100円ショップなどで自分の用途に合った耳栓を探してみてくださいね。