いい加減な人の心理・特徴・対処法！嫌われる前に直す方法を知ろう！

いい加減な人は、見た目が真面目そうな人でも、仲良くなっていくうちにいい加減な部分が見えてくることがあります。自分が悪いと自覚をせずに、約束を守らなかったり、適当な言動で周りを困惑させたりすることも多いはずです。そのようないい加減な人は、周りから嫌われる原因にもなります。

いい加減な人は、なぜ悪気がないのにいい加減な言動を繰り返すのでしょうか。いい加減な言動をしてしまう心理を5つご紹介します。

自分のいい加減な言動によって、周りがどう感じようが気にしないという心理傾向があります。一見、人の目を気にしないというプラスなイメージでもありますが、相手の気持ちを考えないという意味ではマイナスでしかありません。自己中心的な人と付き合いを重ねると、だんだん相手のペースに持って行かれることも多いでしょう。

いい加減な人の心理傾向は、感情的になりやすいという特徴があります。自分が相手に対していい加減なことをしたにも関わらず、自分が同じ状況になった場合には怒りを露わにすることがあります。自分のことを棚に上げ、相手が間違ってると責任を全て押し付けてしまいがちです。

自分が失敗した出来事に対して、謝罪より言い訳を先行してしまいがちです。これは「自分は間違っていない」と責任転換し、自分を守るために働く心理傾向です。このようないい加減な人は、相手が正論を述べたとしても、自分の意志を折らない頑固さも持ち合わせています。

自分の生活においてあまり努力しない心理傾向があります。努力が必要な場面でも、いい加減な人は自分が一番楽で安全な生活が送れる方法を選ぶためです。楽天的な性格とも捉えられますが、物事を後回ししすぎてしまい、努力すれば得られるものも手に入れられないままです。

いい加減な人はストレスに弱いため、苦難な道を避けたがります。言い訳が先行してしまうように、自分のことは棚に上げて責任逃れをする心理傾向があるためです。仕事場での人付き合いも上手ではないため、頻繁に転職することもあるのではないでしょうか。

いい加減な人だと気付くには、付き合いを重ねないとなかなか分からないものです。いい加減な人の典型的な性格を5つまとめたので、周りにいる「いい加減かも？」と思う人物と照らし合わせてみましょう。

いい加減な人は自分に甘い傾向があります。努力をあまりしたくない、面倒事を避けたいという性格なので、大事な局面で信用を失うことも多いでしょう。周りの人の行動をあてにしたり、やるべき仕事や掃除などもついつい後回しにしがちです。

待ち合わせ時間などに遅刻する人は、毎回同じように遅刻することが多いはずです。遅刻してもまともに謝罪せず、悪びれる様子がない人もいるでしょう。いい加減な人は他人に同調しないので、罪悪感もなく、だらだらと自分の好きなように時間を費やす傾向があります。

浮気をしたり金銭的にだらしない人も、いい加減な人の特徴に当てはまります。他人の気持ちや後先を考えない性格のため、周囲から嫌われてしまうことも多いでしょう。また物を購入したにも関わらず、開封せず部屋に放置するのもいい加減な人によく見られる特徴です。

いい加減な人には、身の周りの整理整頓ができないという大きな特徴があります。これから使うもの、捨てるものの区別がつかず、部屋やデスクの上は散らかっていることが多いでしょう。仕事に必要な書類もどこにしまったか分からず、上司から叱られるということもあるのではないでしょうか。

借りたものを返さないのは、いい加減な人によく見られる特徴です。「今度持ってくるから」と口にはしても、約束通り返ってくることなどほぼありません。本人は平気なようですが、貸した本人は損をした気分になってしまいます。

どの職場でも一人はいる、いい加減な人の仕事ぶりとはどんなものなのでしょうか。

いい加減な人は、仕事に対して「まぁいいや」で済ましてしまうことが多いようです。たとえミスを指摘されても、仕事内容を自分で考えることを怠るため、ミスを何度も繰り返すことがあります。勝手な自分の思い込みで仕事を進め、面倒なことは他の人に任せるなど自己中心的な行動が目立つでしょう。

自分が楽な方法を選ぶ性格のため、いい加減な人が真面目に仕事に取り組むことは少ないでしょう。表面上で努力することもなく、誰でもできるような楽な仕事しかしません。その上、面倒事は他人に任せることも多いため、いつまでも仕事仲間から信用を得ることはないでしょう。

自分が仕事のミスをしたとしても、他人に責任を押し付けることが多いでしょう。いい加減な人は自分に甘い性格のため、自分の代わりに周りがどんなに困ろうと関係ありません。例えお互い悪い立場になったとしても、本人から「お互い様」という言葉が出ることはないでしょう。

状況によっては、いい加減な人にうまく対応しなければならないこともあります。今回は、いい加減な人と関わる上で私たちができる3つの対処法をご紹介します。

いい加減な人に対して、最初から言動に期待をしてはいけません。もし物を貸しても毎回返してこないのなら、「貸したら物は返ってこない」と割り切って考える必要があります。最初から妥協する姿勢になることで、こちらが損をすることは少なくなります。

人のだらしなさは、付き合いが長くなるにつれて徐々に見えてくるものです。そのため、親交を深める前に、相手がどの程度いい加減なのかを見極める必要があります。もし、毎回待ち合わせの時間に遅れてきても、他の言動が気にならないのなら「そういう人なんだ」と割り切って接することができます。

いい加減な人の特徴には、度が過ぎるとどうしても嫌われる要因ばかりです。どうしても我慢できないようなら、いい加減な人との付き合いをやめてしまいましょう。いい加減な態度に振り回され、自分がストレスを抱え込む必要はありません。

いい加減な人がもし身近にいる場合、避けたくても距離を置くのはなかなか難しいですよね。上記の対処法を元に、さらに人物別でいい加減な人への対処法をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

もし恋人が「いい加減な人かもしれない」と感じた場合、まずどの程度いい加減なのかを見極める方法がおすすめです。付き合い初めはいい加減な部分に気付かず、付き合いを深めていくうちによく見えてくることもあります。もし恋人が繰り返し浮気をするいい加減な人なら、根本の性格は変わらないと理解をしつつ、別れるのも一つの方法です。

もし家族の中にいい加減な人がいるなら、最初から期待しないようにするのが最善の対処法です。家族となると長い間一緒に生活をする関係なので、ある程度割り切って接することが必要です。いい加減な性格は変わらないと諦めて、適度な距離をとってストレスを溜めないようにしましょう。

もしも友達がいい加減な人の場合、嫌になったら付き合わないように距離を置く方法がおすすめです。血の繋がった家族とは違って、友達は何人でも作ることができます。よほど我慢できない原因があるなら、いい加減な友達とは距離を置き、良い付き合いができる友達と過ごしましょう。

もし自分がいい加減な性格だと自覚しているなら、大切な友達や恋人に嫌われる前に直してしまいましょう。良い人間関係を築くために、いい加減な人が心がけるべき3つのことをご紹介します。

いい加減な人は逃げ腰になる癖、責任転換する癖などがついてしまっています。もし自分に思い当たる失敗や原因があるのなら、きちんと自分の言動に責任を持ちましょう。自分に対して責任を持つことは、他人に良い与える影響だけでなく、自分に自信を付けることもできます。

よく物を失くしてしまったりするのなら、まずは身の回りの持ち物を管理するようにしましょう。出掛ける前は持ち物を必ずチェックしたり、物をあるべき場所に戻すようにすると自己管理しやすくなります。自分の物に限らず、誰かに借りた物はしっかり管理し、責任を持って返すように心がけましょう。

自分の言動に責任を持つように、しっかり他人の発言に耳を傾けましょう。「知らなかった」「聞いてない」などの無責任で自己中心的な態度が積み重なると、周りから嫌われる原因になってしまいます。親しい仲にも礼儀があるということを忘れないよう、相手の発言をしっかり受け止めるように心がけましょう。

最後に、「いい加減な人」に特徴が似ている類語を3つご紹介します。

そそっかしい人と聞くと、「落ち着きがなくせっかち」「行動が雑」というイメージがありますよね。丁寧な行いができず、せっかちで感情的になりやすいという面では、いい加減な人と似た性格なのかもしれません。

いい加減な人の特徴にあるような「無責任な人」という表現の仕方もできます。自分の言動に責任を持たない、相手に面倒を押し付けるような人に多いのではないでしょうか。

「適当な人」もまた、いい加減な人と表現が近い類語です。発言によく「多分」「～だと思う」などを口にすることが多いのではないでしょうか。あいまいな表現ばかりするので、このような発言にはあまり期待しないほうが良いでしょう。

いい加減な人の特徴や対処法などをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。いい加減な人の特徴には、周囲から嫌われる原因となるものがたくさんあります。相手の対処法はもちろん、自分がいい加減だと思うことにも進んで対処するよう心がけましょう。また、いい加減な人の言動に振り回されないよう、自分を信じて行動してくださいね。