2019年05月16日公開
2019年05月16日更新
映画館に飲食物を持ち込み出来ない理由は?バレたらどうなるの?
映画館に飲食物を持ち込みたいという人は多いですが、持ち込みはよいのでしょうか。もし映画館へ飲食物を持ち込んでしまったらどうなるのか、持ち込みできない理由と現状を交えながらご紹介します。今後の映画鑑賞の参考にしてください。
目次
映画館で食べ物の持ち込みが禁止されている理由とは?
映画鑑賞と言えば、ホームシアターではなくやはり映画館でという人が多いのではないでしょうか。そして映画館で鑑賞するなら、ポップコーンを抱えて見るのが習慣になっているという人もいるかもしれません。
さて、映画館への食べ物や飲み物の持ち込みが禁止されているのはご存知でしょうか。「知っているけどバレなきゃいいんじゃない?」「黙認されるから大丈夫」などと思っている人もいれば、「持ち込みしている人がいて、不快な思いをした」というように実体験のある人もいるでしょう。
今回は、知っているようであまり意識しない、「映画館に飲食物を持ち込みできない理由」についてお伝えします。
映画館に持ち込みが禁止されているもの5選!
では早速、映画館に持ち込みが禁止されているものを見ていきましょう。
①飲食物
映画を見ながら何か食べたいけど、映画館のフードメニューに好きなものがないからといって、食べ物の持ち込みはいけません。おにぎりが好きだし、暗い映画館の中でも食べやすいからと、バレないようにかばんに忍ばせてもいけません。手作りのおにぎりの持ち込みもダメです。同じように、映画館への飲み物の持ち込みも禁止されています。
②スナック菓子
映画を見ながらのおつまみと言えば、スナック菓子ですね。手軽に食べられて、飲み物との相性も抜群です。持ち込みたくなる食べ物の代表格ですが、もちろん映画館への持ち込みは禁止です。
③お酒
飲み物として、お酒を片手に映画鑑賞をしたい人もいると思います。しかし、お酒の持ち込みもいけません。お酒を飲みながら鑑賞したい人は、映画館の売店で購入しましょう。
④クッション
クッションの持ち込みは、多くの映画館で認められているようです。長時間、なれない椅子に座り続けると腰が痛くなる人や、一日に何本も映画を見るという人にとっては、便利なグッズだと思います。
しかし、厚みのあるクッションに座ると、後ろに座る人の視界を妨げ迷惑をかける恐れがあります。周りの人のことを考えて使用しましょう。映画館で貸し出されるブランケットを工夫すれば、クッションの代わりになるので、クッションの持ち込みは必要ないかもしれませんね。
⑤撮影機器
映画館への撮影機器の持ち込みは禁止されています。映画が始まる前に、必ず盗撮行為を禁止するCMを見かけますね。映画の盗撮行為には、10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方が課せられます。持ち込みが許されるかどうかではなく、盗撮行為は犯罪です。
禁止されてるのに映画館に飲食物を持ち込みする理由2選!
禁止されているのに、実際は映画館への飲食物の持ち込みは多々あるようです。なぜなのか、その理由を見ていきましょう。
①売店で買うと高いから
ポップコーンやホットドッグ、チュロスなど、手軽な食べ物なのに高いと感じる人は少なくないようです。特に映画館の飲み物は、氷ばかりで中身が少ないと、さらに割高感を感じやすいです。持ち込みは安く済むからと、バレないように映画館の外で買ったものを持ち込む人がいるようです。
②ペットボトルくらいなら許してほしい
ペットボトルならフタを閉められるし、手軽に持ち運びできるから持ち込みたいという人もいます。最近は、普段からペットボトルの飲み物を持ち歩く人も増えました。そういう人たちは、あえて映画館にペットボトルの持ち込みをしようとしているのではなく、いつも持ち歩いているから黙認してほしいと思っているようです。
映画館で持ち込みが禁止されている4つの理由
なぜ映画館への食べ物や飲み物などの持ち込みが禁止されているのでしょうか。それには、映画館側の切実な事情があるからです。では、どういった理由で持ち込みを禁止しているのか、4つの理由をご紹介します。
①映画館の売店を利用してもらうため
持ち込みを禁止する一番の大きな理由がこちらです。映画館には、チケット売り上げ収入以外にも、グッズ販売収入、売店の収入、PR関連での収入があります。これらの中で、売店の収入が映画館の収入の大きな割合を占めています。
飲食物の原価はとても低いので、大きな利益を上げることができます。しかし、飲食物の持ち込みを許可してしまったら、映画館にとっては大きな収益源を失ってしまうことになります。
②ゴミの処分を簡略化するため
何か食べたり飲んだりすれば、当然ゴミが出ます。このゴミの処分を簡略化することも、持ち込みを禁止することの理由の一つです。
映画を鑑賞した後、シアターから出たところでスタッフが飲食物の容器を回収していますよね。映画館の売店で販売されているものですから、容器のサイズは決まっています。サイズがそろっているから、回収をスムーズに行うことができるのです。
③食中毒やアレルギーを防ぐため
もし、映画館の中で食中毒やアレルギーによる体調不良者が出た場合、飲食物が持ち込まれていると、原因の究明に時間がかかります。しかし、売店で販売されたものであれば、製造元やアレルゲン物質などがきちんと管理されているので、販売された商品のどこに問題があったかすぐに特定ができます。
また、暑い時期の飲食物の持ち込みは、食中毒の危険性が高くなります。そういった点からも、持ち込みを禁止しているのです。
④他の客への迷惑になるから
映画館への飲食物の持ち込みは、周りの客の迷惑になることがあります。それは、臭いと音です。臭いがきつい食べ物を持ち込んだ場合、周りの客にとっては迷惑でしかありません。また、スナック菓子の袋をガサガサさせる音や、バリバリと食べる音も、他人にとっては迷惑な騒音です。
映画館で持ち込みがバレたらどうなる?
持ち込みしようとしているのがバレた場合、通常は「ロビーで食べてから入場」か「映画館で一旦預かり」になるようです。ファーストフード店で買ったものであれば、映画館側が預かるわけにはいかないので、「食べてから入場してください」と言われるでしょう。とにかく、手に飲食物を持っていれば声をかけられると思ってください。黙認されることはないでしょう。
映画館への持ち込みの現状は?ペットボトルもダメ?
実際には、入場するにあたって手荷物検査があるわけではないので、かばんに入れてあればそのまま持ち込みができてしまうようです。特に、ペットボトルについては黙認されることが多いようです。また、食べ物の中でもアメやガムなどの小さなものは確認が難しいため、そのまま持ち込めてしまうことがほとんどです。黙認ではなく、そこまで管理できないということのようです。
映画館の売店を利用するメリット2選!
持ち込みがバレるかな、黙認されるかなとドキドキしながら入場するよりも、積極的に売店を利用してみませんか。せっかく映画館に来たのですから、映画だけでなく売店のフードメニューも楽しみましょう。
①フードメニューはとても美味しい
映画館のフードメニューも進化してきました。ポップコーンやホットドッグなど、メニューは以前から大きく変わらないものの、味は確実に進化しています。東宝シネマズの「ジョンソンヴィルホットドッグ」は、特におススメです。全米No1ソーセージブランドであるジョンソンヴィルのソーセージを使用しています。ポップコーンにも様々な味がありますので、気分によって味を変えるのもいいですね。
②映画をより楽しめる
映画館のフードメニューは美味しいというだけでなく、映画を見ながら食べることも考えられています。そのため、フードメニューをのせるトレイが工夫されています。食べ物や飲み物がきれいに収まって、映画を見ながら飲食がしやすいなあと感じたことはありませんか。そういった「おもてなし」の心を感じながら好きな映画を見ると、いつもより楽しめますよ。
映画館に持ち込みする人への周囲の意見3選!迷惑だからやめて!
映画館に食べ物や飲み物を持ち込みする人を、周りの人はどう思っているのでしょうか。
実際の声を紹介します。
映画館にマックを持ち込むってどうなんでしょう、、、?
今日行った映画館で隣の女性たちが映画鑑賞中にマックを食べ始めて臭いも音も気になってしまって、ちょっとマナーがなってないんじゃないかなぁ、、と思いました
映画館へのハンバーガーやポテトの持ち込みは、においがきつくて迷惑だという意見はたくさんあります。
バレずに持ち込みをしたとしても、近くの客には気付かれています。自分が気付かないだけで、周りの人をイライラさせているかもしれません。持ち込みをした人に直接注意したり、映画館のスタッフへ苦情を言ったりする人もいるようです。
映画館でスナック菓子持ち込んで、袋から出るパシャパシャ音たてている人、ものすごく煩かったんですが、皆さんは気になりませんか?
高音だからとても響いてるし。
音で迷惑している人もたくさんいます。スナック菓子は、袋から出す音も食べる音も、周りの人にとってはかなり気になるようです。
また、ペットボトルの炭酸飲料のフタを開けた時の「プシュッ」という音が気になるという意見もありました。
「持ちこみはご遠慮ください」
って映画館側がアナウンスしてるのに、
「それでも持ち込む」っていう、あの神経がどうにも気になって。
においや音がどうなのかという以前に、映画館から「持ち込み禁止」と言われていることに対して、それを守らない行動が気になるという意見です。
黙認されるから気軽に持ち込もうという気持ちになる人もいれば、持ち込み自体が許せないという人もいるのですね。
ルールを守って映画鑑賞を楽しもう!
映画館への持ち込みの実際について、おわかりいただけたでしょうか。ペットボトルなどの飲み物は、黙認されることが多いようですが、そもそも映画館は持ち込みを禁止しています。映画館は、その場にいる人たちみんなで一つの空間を共有し、映画の世界に浸るところです。お互いに映画館のルールを守って、気持ちよく映画鑑賞をしたいですね。