ピン札の作り方!大根おろしが大活躍!?ピン札が必要な場面も紹介!
ピン札の作り方と聞いて少し驚かれるかもしれません。結婚式など急にピン札が必要になる時があり、とても困った事はありませんか?そんな急な時でもある方法を用いれば簡単にピン札を作ることができます。今回はピン札の作り方をご紹介致します。
目次
ピン札は家で作れる!銀行が閉まっていても安心!
ピン札や新札が必要なのに休日で銀行が閉まっている、ということはありませんか?「明日友人の結婚式なのに新札が用意できない」「新札を用意したけど足りなかった」と銀行が閉まっているのにピン札や新札が必要な時はあると思います。仕事をしているとなかなか銀行にいく時間もなく、ピン札を用意しておくというのはなかなか難しいと思います。ですが、家にあるもので通常のお札をピン札に変えることができます。
今回はピン札が必要だけど用意できなくて困ってしまった、銀行が休日で両替ができなかったという方でもすぐに入手できる方法をご紹介したいと思います。
そもそもピン札と新札の意味の違いは?
「そもそも新札とピン札の違いって何?」と思っている方もいると思います。新札とピン札は同じような意味で使われますが、実は違います。新札は完全に未使用のお札、ピン札は使用しているが、しわのない綺麗なお札といった意味の違いがあります。ご祝儀に使う際はどちらを使用してもいいのですが、新札を用意したほうが確実といえます。月謝やお年玉ならピン札でも大丈夫なのですが、ご祝儀に神経質な方にピン札を渡すと細かいしわを気にされたり、旧札と勘違いされることもあります。なのでなるべくなら慶事の際は新札を用意しましょう。
ピン札が役立つ場面をご紹介!新札の代わりになる?
慶事は基本的に新札を使うのがマナー
慶事にはなるべく新札を使用するようにしましょう。ご祝儀に使われる新札には「新しい門出をお祝いする」という意味があり、結婚式に使われる際は「あなたの結婚式を楽しみにしていたので、前もって用意していました」という気持ちを表す意味で使用されます。
お年玉や月謝などではピン札でもいいのですが、新札のほうが気持ちが伝わります。「たかがピン札か新札の違いじゃないか」と思う方もいますが新札かピン札かどうかだけでもその人となりを見られることもありますので、なるべくなら新札を用意しましょう。
新札の用意が出来なかった時にピン札を使おう
新札のほうが好ましいですが、どうしても休日で銀行がやっていなくて両替ができなかったり、新札を用意したけど足りなくなってしまったという際にはピン札を使用しましょう。細かいしわを気にするような方であればピン札とわかってしまいそうですが、パッと見ただけではピン札と新札の違いがわからないので、どうしても用意できない際はピン札を用意しましょう。
仕事が忙しくて銀行に行く暇もなく新札が入手できなかったり、新札があったけど足りなかった、という際にはピン札を使用しましょう。
新札やピン札がNGの場面は?きちんと使い分けよう
一方で、ピン札や新札がNGの場面もあります。お悔やみの際は新札やピン札ではなく、旧札を使用しましょう。新札が「新しい門出の祝い」という意味があるため、お通夜や葬式の香典に使用すると「不幸を待っていました」という意味になり失礼にあたるので、その際は新札やピン札ではなく、旧札を使用しましょう。冠婚葬祭だと新札がいいのではないか、と思われますが、実はそうではないので新札の意味を理解し使う場面に注意して使用するお札を使い分けましょう。
ピン札の作り方4パターン!休日でも材料が入手できる!
【作り方①】大根おろしを使う
まず初めに紹介するピン札の作り方が大根おろしを使用した作り方です。大根おろしを作り、キッチンペーパーで挟み、そのキッチンペーパーでお札を濡らして低温のアイロンでしっかりしわを伸ばすとピン札の完成です。どうして大根おろし?と思う方もいると思いますが、お札の印刷用紙にはでんぷんが塗られていて、大根おろしの成分ででんぷんが柔らかくなり、その状態でアイロンをかけるとでんぷんが固まってピン札のような状態になるのです。
【作り方②】ヘアアイロンを使う
ヘアアイロンを使用するピン札の作り方もあります。「家に大根がない」という方でも簡単にピン札を作ることができる作り方です。ティッシュや布に水を含ませてお札を濡らし、ヘアアイロンを低温でかけるとしわが伸びてまっすぐなピン札になります。この作り方なら手軽にできるので、この方法で簡単にピン札を作ることができます。
大根おろしを使用したほうがきれいなピン札になるそうですが、「大根を用意する暇がない」という方でもこちらの作り方だとすぐピン札を用意することができます。
【作り方③】アイロンを使う
他にも、アイロンを使用したピン札の作り方もあります。できるだけきれいなお札を、霧吹きなどで湿らせ、あて布をしっかりとしてアイロンをかけると、ピン札になります。お札にアイロンをかけて燃えないの?大丈夫?と思う方もいますが大丈夫です。紙幣は高い耐熱性があるのである程度なら大丈夫です。(日本銀行が「アイロンのかけすぎには注意してください」と呼び掛けているので安心してこの方法を使ってください。)
あまりやりすぎると「焦げてしまった」などの失敗するケースもあるので注意してこの作り方を実践してみてください。
【作り方④】洗濯のりを使う
水ではなく洗濯のりを使用する作り方だとよりしわ伸ばし効果が出て、パリッとした仕上がりになります。洗濯のりと水を混ぜ合わせ、(水80mlに対し洗濯のりは小さじ1杯)混ぜ合わせたものをスプレーボトルに入れ、タオルの上にお札を置き、その上から作った混合液を直接両面にスプレーして全体に液をいきわたらせたら、水を使ったピン札の作り方と同じように低温で優しくアイロンをかけるとピン札の完成です。
これらのピン札の作り方なら、休日でもピン札が手に入るのでどうしても新札が必要な時はこれらのピン札の作り方を実践してみてください。
ピン札を作る時はホログラムに注意しよう
アイロンでピン札を作るのは1つの方法としていいのですが、気を付けなければならないポイントがあります。偽造防止のために導入されたホログラムは熱に弱い耐性があります。ホログラムは新10,000円札と新5,000円札の左隅に入っており、角度によって模様が浮かび上がる仕組みです。アイロンをかけることでホログラムの模様が浮かばなくなったり、下地が出てきてしまう恐れがあるので、アイロンを用いたピン札の作り方を実践する際にはホログラムに注意してアイロンをかけましょう。
家で作るのは心配な人向け!休日にピン札を入手する方法とは?
【方法①】ホテルのフロントに聞いてみる
土日祝日や銀行に行けなかったり、上記のピン札の作り方が不安な場合には、大きめのホテルのフロントに聞いてみるのも1つの方法です。高確率で両替してもらえますが、ビジネスホテルでは両替できなかったり、結婚式の会場となっているホテルのフロントに聞いたけれど両替ができなかった、ということもあり得るので、事前に問い合わせておくと安心です。電話で「こういった理由があり新札が必要なのですが」と問い合わせてみたください。たいていの場合は快く両替してもらえます。
【方法②】コンビニのATMでお金をおろしてみる
この方法は確実にピン札が入手できるわけではなく、若干ギャンブルの要素がある方法です。コンビニのATMは大量にお札を詰めるため、なるべくきれいなお札を用意するというルールになっており、まとまった金額を下すと数枚はピン札や新札が入ってる、ということもあるようです。確実ではなく、手数料もかかってしまいますが、銀行のATMでおろすよりは新札が入手できる確率が高いようです。休日でも利用できるので、ご祝儀に使うお札をコンビニのATMでおろした際に運が良ければ新札を入手することができます。
【方法③】デパートのサービスカウンターに聞いてみる
大型デパートや百貨店では、レジやサービスカウンターで新札との両替を行ってくれる場合があります。ただし、お店によっては「ご祝儀袋を購入したお客さまに限る」などの条件がある場合があるため、事前に問い合わせてから来店するようにしましょう。お店にご迷惑をおかけしないように丁寧に頼みましょう。近くにデパートや百貨店がない場合は、スーパーやコンビニに問い合わせてみるのもいいと思います。両替なら断られるかもしれませんが、交換なら対応してくれる可能性もあります。
ピン札は新札がない時の助っ人になる!
新札の用意はついつい忘れがちです。いざ必要になったけど新札がないということに気づいて焦った経験はあると思います。そういう時に焦らないためにも、前もって新札を準備できればいいのですが、新札が入手できなかった場合には紹介したような作り方や方法でピン札や新札を用意してみてください。しわを伸ばしてピン札にする方法は、あくまで最終手段と考えておきましょう。日曜日に新札が必要だけど両替もできずに困ってしまった、休日のため銀行で両替ができない、という際はしわを伸ばしてピン札にする、という方法を使いましょう。