ニートから起業した成功例＆失敗例を紹介！成功の秘訣は何？

ニートという言葉はイギリスで生まれた言葉だといわれています。ニートの意味は学校や仕事にも行かず、就職訓練も受けていない人を指しています。日本ではニートと言っていますが、イギリスの本来の意味は、学校も仕事も行かず無気力で打ち込むものがない人を意味しています。

社会から一定時間離れて生活したニートが、いきなりどこかの組織に属して働き出すことは難しいことです。そんな生活が難しいからニートになった人もいるくらいです。そんなニートだからこそ、自分たちの都合に合わせた仕事を作ってしまいます。つまり、ニートが起業するのです。ニートが起業して成功した例を見てみましょう。

有名な起業家も、実はニートだったことを知って驚かれるかもしれません。ニートから企業して成功した例を3選ご紹介します。

フリーターとして働くようになった安田隆夫氏ですが、毎日麻雀に明け暮れ、気づいたら所持金5円になっていました。そんな時、質屋のおじさんが一人で店番をしているのを目にします。「この程度なら自分にもできるだろう」と雑貨店を倉庫で開始します。ある夜、お店を閉めずに店内整理をしていたところ、閉店とは気付かないお客が入り買い物をしていきました。このことがヒントとなり、深夜営業のドンキホーテが誕生しました。成功の秘訣は、状況を見抜くことができるかです。

兼元兼任氏は、起業する前はホームレス生活をしていました。ホームレス生活に抵抗を感じなくなって約2年、知人の社長にノートパソコンを使ってウェブやデザインの仕事をもらい仕事をしていました。ある日仕事上の不明点をインターネット掲示板に質問しましたが、結果は追い出しにあってしまいます。そんな時、気軽に尋ね、教えてくれるサイトの必要性を感じたのがOKWaveの始まりです。自分の必要から生じた発想が成功の秘訣でした。

J・K・ローリング氏は離婚が原因で貧困、うつ病を経験しています。そんな中、持っていた古いタイプライターを使って、以前からのアイデアを執筆し始めました。それが世界的に大ヒットとなる「ハリーポッター」の誕生につながります。失敗を転機と思ったのが、成功の秘訣ですね。

ニートが起業して失敗したこともあります。その失敗例を3選ご紹介します。

ビジネスパートナーと共同で資金を作り会社を設立したとしても、すり合わせの準備ができていなかったために倒産する例もあります。お互いの認識を合わせていないなら、失敗に終わる例がたくさんあります。

ビジネスの立ち上げがうまくいき、仕事が順調に進んでいるように思えた時に失敗する例もあります。無謀な拡大や設備投資をしすぎることで、サービスの質が下がりお客が離れてしまうのです。発逆転思考は大成功につながるものもあれば、失敗に終わることも。その場合は、一気に資金が枯渇して倒産することになります。

起業する際に土地や建物にこだわり過ぎて、本来仕事が軌道に乗ってからやるべきことをやってしまい、失敗する例もあります。事前に知識がなかったため、運転資金が残らず倒産するのです。その場合、借金だけが残る例もあります。

ニートが起業して成功する秘訣は何でしょうか？5つの秘訣をご紹介します。

起業はアイデア勝負と勘違いする人が多いですが、ニートの起業に本当に必要なのは知識です。知識がないのにアイデアだけで勝負しようとするので、失敗する人が出てくるのです。起業知識があってアイデアが浮かび、初めて起業して成功するのです。

ニートが起業する際に、多少の投資も必要になります。ニート生活からはたくさんの資金が出せないとしても、最初は数万円から多くても20から30万円のお金を準備する必要があります。投資準備ができている場合の方がリターンが大きいのです。

起業すると大きな仕事をして儲かりたいのは、誰しもが持つ考えです。大きな利益がありそうな話に飛びついてしまうより、コツコツと確実に実績を残す仕事を選ぶなら成功につながります。一発勝負は本当に一発だけで、それが失敗に終わると終わりになってしまうからです。

起業して失敗や問題を抱える時に、どう対処するかも成功に繋げるためにやるべきことです。失敗や問題の原因を突き止めて、それを改善しようとするならば、起業成功への道が開かれていきます。

ニートの最大限の強みは時間がたっぷりあることです。その強みを活かして、たくさんの知識を得て準備しましょう。じっくり物事を考えて行動するのです。知識を活かした行動は、起業成功に導いてくれますよ。

起業に向けてニートの立場で行える準備が2つあります。失敗しないためにも、起業に向けて準備しましょう。

起業後のしばらくは、収入ゼロの生活になることがあります。収入があったとしても、ほんのわずかなお金しか手元に残らないこともあります。現時点で出来ることは、その期間の生活費等を確保することです。

スキルを身に付けるのは大切なことです。起業してから問題を対処するのではなく、問題にぶつかる前提でスキルを身に付けておくのです。そうすればおのずと起業は成功します。

ニートが起業のために資金を集めるのは難しいことです。現実をしっかり知って、対処方法を考えましょう。

起業したいと思っても、偉業資金に融資が必要な場合は、ニートの立場からいくと困難な状況が発生します。融資してもらえる場所として、日本政策金融公庫や銀行があります。これらの場所でもニートの返済能力を考えると、融資を受けるのは極めて難しいと言えるでしょう。

融資を考えているならば、信用な収入の柱がないニートにとって担保を考えることでしょう。担保から融資を得ようとするのです。でも、実家などを担保に入れて融資してもらったとしても、失敗した場合を考えると最善の方法ではありません。

ニート歴があったり、現在ニートであることから融資を受けるのが難しい場合は、資金なしのビジネスモデルを考えましょう。資金が0円であったとしても、起業できるビジネスは存在するのです。

ニートの起業としておすすめの就職先はどんなものがあるでしょうか？資金なしで起業できるビジネスアイデアをご紹介します。

フリーランスやアフェリエイトで起業したいと思っている場合には、ウェブサイトの制作会社への就職がおすすめです。ウェブ制作会社であれば、仕事の種類が広範囲なので、求人の内容を見ながら自分で仕事を選ぶことも可能だからです。

「せどり」とは転売目的の商売といえます。このせどりビジネスは人手不足の業界なので、ニートが正社員として就職しやすい場所です。このビジネスは不要なものを預かり、代わりに売ってあげます。利益の一部を会社の利益とするビジネスなので、興味のある人にとっては面白い仕事になります。

SE（システムエンジニア）やプログラマーのパソコンスキルがあれば、起業スキルを活かした就職ができます。これらの会社は人手不足の状態なので、高い確率で就職できます。

資金が集まったとして、実際にニートにおすすめの起業はどのようなものでしょうか？アイデアを8つピックアップしました。

クラウドソーシングとは、デザイナーやウェブクリエイターなど、専門のスキルを持っているがそれぞれのスキルを使って仕事をする働き方です。パソコンスキルの分野や個人事業主になるフリーランスで働くなら、自宅で資金なしでも簡単に起業することができます。

ニートが起業しやすい仕事の中に、アフィリエイトもあります。アフィリエイトとは、自分でブログなどの機能を使ってホームページを作成し広告を載せ、その広告を見た人が商品を購入する度に報酬が発生する仕事です。スキルが必要な仕事なので、ニートがアフィリエイトをやりたいと思った場合には、アフィリエイトで成功している人から成功の秘訣を教えてもらうのが一番です。

商品を安く買い入れ、それをオークションサイトやフリーマーケットサイトを利用して売買してももうけるせどりも、ニートが起業しやすい職業です。数をこなしていかないと収入につながらないので、せどりで起業する前に成功者の秘訣を聞くことをおすすめします。

フリマアプリを使ってニートが起業することもあります。不必要なもので売れそうなものを集めて、それをフリマアプリにアップし収入を得るのです。この方法だと、資金がほとんどなくても起業することができます。

高い値がつきそうなものや、今流行のものがあれば、オークションで売買する起業もニートだからこそできる仕事です。オークションの場合は値が少しずつ上がっていくので、焦らずにじっくり売買に力をかける必要があります。その点ニートの起業は、時間を関係なくしてじっくりものを売ることができます。

You Tuberはクリックされたり表示された分を報酬として受け取る仕事です。好みの動画を取って編集し、それをアップするには時間が必要です。その点時間があるニートであれば起業しやすい職業となります。

自分のアイデアを書き綴る作家の仕事もニートができる起業です。じっくり物事を考え、その思いを作品にするには時間が必要です。ゆっくりじっくり自分のアイデアを物語にする点で、ニートにピッタリの仕事です。

株式投資の仕事は一発勝負のところがありますが、パソコンが扱えるニートであれば簡単に起業できます。儲けや損が激しいので一定の収入を得るには賭けがありますが、儲かっている人は一日で数十万円を手に入れることもできます。

知識とやる気で成功しているニートの起業例もたくさんあります。起業を本気で考えている人は前向きに行動してみてくださいね。思わぬ成功が待っているかもしれません。