ケチな人の特徴や心理14選！ケチな人の見分け方や上手な付き合い方も！

ケチな人と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、お金に細かいことだという人も多いでしょう。お金に細かいことは決して悪いことではありませんが、その度合いが普通の人よりも激しすぎるためにケチな人と呼ばれてしまいます。そんなケチな人は、残念ながら嫌われてしまう傾向が強くあります。今回はケチな人の特徴や心理、見分け方や付き合い方について紹介していきます。

ケチな人は、お金に対する執着が凄いのは共通認識として持っていると思いますが、そのために行動にケチと思われるような特徴が見られます。まずはケチな人の特徴から紹介していきますので、ケチな人への理解を深めて、見分け方や付き合い方の参考にしてみてください。

ケチな人の特徴として代表的なものといえば、1円単位までシビアであることです。飲み会などのお勘定の際にはすかさずスマホの電卓アプリを起動し、1円単位でひとりあたりの支払額を計算します。しかし、器の大きい誰かが「俺が少し多く出すよ」と言おうものなら、自己中心的なケチな人は謙遜する気もなく、そこからさらに割り勘額を計算します。

自分勝手であることも、ケチな人の特徴として挙げられます。もしもケチな人が飲み会に平然と何時間も遅刻してきたとしても、「まともに飲食していない」と理不尽な理由をつけて、飲み会のお勘定を払うのを渋ったり減額するように交渉してきます。飲み会がコースであれば頭数分の料理が出てきているのに、そんなことはお構いなしの自己中心的な性格がケチな人の特徴です。

無料や値引きという、自分のお金を減らさなくて済むようなことが好きなのもケチな人の特徴です。普通の人であっても無料や値引きは好きかもしれませんが、ケチな人はその好きの度合いが段違いです。しかし自分にメリットがないものに関しては全く興味を示さないため、ある意味で冷静に物事を判断できる性格なのかもしれません。

周りにケチな人がいる場合は「お金がない」が口癖である場合があるかもしれません。この言葉には2つのパターンがあり、ケチな人の性格によってその意味は変わってきます。

1つ目は、浪費家な性格であるために、本当にお金がないパターンです。2つ目は、本当はお金を持っているけれども、必要以上にお金を使うことはもったいないと考えているパターンです。いずれにせよ「お金がない」が口癖になっている人は、ケチな人と思われてしまいます。

上記で紹介したように、ケチな人はお金を持っているか持っていないかに分けられます。しかしどちらのパターンでも共通することとして、自分以外の人にはお金を使うという考えは持っていない、自己中心的な性格をしています。人にお金を使うのならば、美味しいものを食べたり自分の欲しいもののために使うのがケチな人の特徴です。

ケチな人は計算や請求がとにかく好きです。自分の車で友達とどこかへ出かけたとしたら、ガソリン代を計算して細かい金額まで請求してきます。他にも、過去に恩を売ったことがあれば、その恩を返せと言わんばかりにお金を請求をしてくることもあります。

ケチな人は自分で計算と請求をすることは好きですが、他人に計算と請求されることは大嫌いで、請求されると自分のケチな人ぶりをアピールしてその場を乗り切ろうとする特徴があります。

ケチな人の計算好きは、数字だけでなく行動にも表れてきます。「ここで恩を売っておけば後で見返りが期待できる」と計算するのが当たり前であり、わざとらしく恩を売るような打算的な性格の持ち主です。友達同士であっても、そこに商売のような感覚を持ち込んでしまうのが、ケチな人の特徴です。

ケチな人は、貯金が好きという特徴も挙げられます。貯金をするために節約に励むことはしっかり者と捉えることもできますが、節約とケチが混同してしまっているのは珍しいことではありません。お金が貯まった預金通帳を見てニヤニヤと笑うのも、ケチな人の特徴です。

お金に細かい性格のケチな人は、普通の人には考えられないような心理を持っていて、その心理は中々理解されることはありません。ケチな人の特徴と同様に心理についても理解することで、見分け方や付き合い方の参考にしてみて下さい。

自己中心的な性格であることは何度か前述したためにおさらいとなってしまいますが、ケチな人は自分が大好きな心理を持っているために、自己中心的な性格をしています。他人のためにお金を使わずに、自分が得するのならばそれで構わないと本気で思っているタイプであるために、他人の目を気にして行動することは基本的にありません。

もったいない精神があるのは非常に素晴らしいことです。しかしケチな人のもったいない精神は過剰に働きすぎているために、値引きされているだけで無条件に購入してしまう場合もあります。この場合は、「今使うものでなくても、いずれ使うことがあるだろう。安いし今のうちに買ってしまおう」という心理が働いているためであり、お金に対してもったいない精神が働いています。

ケチな人は損得勘定を中心に行動しているため、自分が損をするような場面はどうしても避けたいという心理が働きます。前述した通り自己中心的な性格の持ち主なので、もしも友人が困っていたとしても、打算できる何かがない場合は自分を犠牲にして行動に移すことはありません。常に頭の中で計算を怠らない、ある意味で要領のよい人なのかもしれません。

自己中心的であるということは、周りへの配慮が足りないと言い換えることができます。ケチな人の行動の例としてよく挙げられることですが、定期券やクーポン券を他人から借りたり貰ったりすることが多いようです。定期券を借りるなんて常識はずれと思うかもしれませんが、前述した通りケチな人は自己中心的であり、他人の目よりも、もったいない精神を優先するためにこのような行動をします。

ケチな人はお金が残っていればそれでいいという心理を持っているために、お金に関する全てのことへの考えが非常に細かいです。前述したような1円単位で細かい割り勘の計算をするのもそうですし、車の燃費や光熱費、銀行の手数料、食費を極限まで切り詰めるなど、ありとあらゆるものに対して細かい考えを持っています。

基本的にポジティブ思考であるケチな人ですが、ケチな人のポジティブ思考は少々厄介な考え方となっています。何度もお伝えしていますが、自己中心的なケチな人は自分が大好きな心理を持っています。つまり、世界は自分を中心に回っていると本気で思っているのです。そのため、自分がゴネれば相手が必ず折れてくれるなどの歪んだポジティブな考えを持ち、他人の迷惑を考えない性格となります。

ケチな人の中には、過去に多額の借金などでお金に困ったことがあるからケチになってしまった人もいます。もしかしたら1円の出費でさえ、もったいないと思うような爪に火を灯すような生活を経験したのかもしれません。また苦しい思いをしたくないという心配がたたり、ケチな性格を作り上げていったことも考えられます。

友達が結婚したり子供が生まれたときや、恋人の誕生日やクリスマスなど、お祝いやプレゼントを贈る機会は意外とあるものです。普通の人であれば祝福の気持ちと共にお祝いやプレゼントを贈りますが、ケチな人はお金がもったいないとしか感じることができない「損」なイベントとしか捉えることができません。

ケチな人の特徴や心理は上記のようになりますが、それを踏まえた上でケチな人の見分け方について確認していきましょう。この見分け方が全てではありませんが、あながち間違ってはいないと思います。ケチな人を見分けることができれば、その後の付き合い方を考えるきっかけにもなるでしょう。

どちらかといえば女性よりも男性に見られる傾向ではありますが、恋人であっても割り勘の計算して細かい金額を請求するようであるかどうかは、ケチな人の見分け方として的確なものになります。普通の人であれば男性が100%奢るまではいかなくても、細かい金額を男性側で払ったりなど、女性側の負担を減らしてくれます。

ケチな人の見分け方として、服装や食事などのお金の使い方の傾向を知るのも有効です。ファストファッションが決して悪いわけではありませんが、そのような安い服ばかり選んでいるようであれば、ケチな人かもしれません。食事も安い店であったりクーポン券を欠かさず使うようであれば、ケチな人である可能性はさらに高まります。

ホテルには使い捨てのクシや、1回きりの化粧水や整髪料など、持って帰るには都合のよいものが置いてあります。持ち帰ることは犯罪ではありませんが、もったいないからと持ち帰っている人は、ケチな人の見分け方からすれば完全にクロです。ケチな人である以前に、人として間違った方向に進んでいるとも捉えられます。

「前に奢ったことがるんだから今回は奢ってよ」というセリフを例として挙げた上での見分け方です。毎回奢ってくれる上でこのセリフを言うのならば全く問題はありませんが、たった1回ちょっとしたものを奢っただけでこのセリフを言うのであれば、ケチな人という見分け方をしてもよいでしょう。

ケチな人も節約家も、お金に細かい感覚を持っていたり、もったいない精神を持っている点では同じように感じます。ケチはネガティブな意味で捉えられますが、節約は前向きでよい印象として捉えられます。捉え方が違うだけで同じような意味に感じますが、その違いについて紹介します。

ケチな人というのはこれまで紹介した通り、自己中心的でお金に関してとにかく細かい人のことを表し、お金第一主義の「金の亡者」と言い換えることもできます。対して節約家というのは、自分にとって大切なものを見極める力を持っていて、その必要なものは友達や家族など、人である場合もあります。自分だけにお金を使うか、人のためにお金を使えるかが大きな違いです。

あなたの周りのケチな人を見分けられたのならば、上手な付き合い方についても考えていかなければなりません。ケチな人の思うがままにさせておくと、自分自身が損ばかりしてしまう可能性もあります。ケチな人との上手な付き合い方について紹介します。

そもそも論ですが、ケチな人にプライベートで会わないようにすれば、ケチな人の影響を受けることはありません。職場の仲間がケチな人ならば職場のみで、学校の友達がケチな人ならば学校のみで会うようにしましょう。必要以上に干渉しない付き合い方をすることが大切です。

相手をケチな人と感じてしまうのは、普通の人と同じような付き合い方をしているからかもしれません。ケチな人に対して「この人はケチな人なんだ」と自分に言い聞かせることで、相手に過度な期待を持たないようになります。ケチな人とは一線を引いたような付き合い方を心がけましょう。

相手がケチな人であるということは、言い換えれば必要以上にお金を使わなくてよいということです。時にはあなたにもお金がもったいないと思う機会もあるでしょう。そのような時は、ケチな人の意見を尊重したお店選びなどをすることで、あなた自身のお財布が必要以上に寂しくなることもありません。もちろん、奢らないことは最初に宣言しておきましょう。

ケチな人との付き合い方は上記のようになりますが、どうしてもケチな人と付き合いたくない場合や、ケチなところだけを直してほしいという気持ちもあると思います。その際に使える対処法について、相手別に紹介します。

恋人というのは、基本的には自分と対等な関係にあります。そのため、相手に物怖じせずにストレートに自分の意見を伝えても問題ありません。もしも将来を考えているのであれば、ケチなことを指摘した程度で腹を立てるのでは、パートナーとしては不十分だと思います。

家族がケチな場合は他人という関係にはなれないために、見限るという選択肢はありません。しかし、家族はある種の運命共同体であり、そこに上下関係はあったとしてもそれ以上に強い関係で結ばれています。恋人に指摘するのと同じように、家族にもストレートに意見を伝えても問題ないでしょう。

同僚も職場という関係で繋がっているために、ある種の運命共同体です。自分よりも地位が低い人にはズバっと言えば問題ありませんが、自分の同僚や目上の人であるならば直接的な対処法は難しいかもしれません。なるべく関わらないようにするか、しつこいようであれば上司や人事部に相談するのも、ひとつの手段です。

芸能界というと多額のお金が飛び交う華やかな世界のように感じますが、芸能人の中にもケチな人は少なからず存在します。ケチだと思われている芸能人を、ケチエピソードと共に紹介します。

オードリーの春日さんといえば、テレビでもそのケチさを取り上げられるほどにケチで有名な芸能人です。ブレイクしてからも阿佐ヶ谷の家賃39,000円の風呂なしアパートに住み、貯金に勤しんでいます。飲み物も2リットルのペットボトルに水とキャンディを一粒入れて溶けたものをジュースとして飲んでいるなど、とにかく強烈なケチエピソードを多数持っています。

知らない人はいないほど有名な芸能人である松本人志さんですが、実はケチなのではないかというエピソードがあります。ある芸能人宅で行われた新年会に松本さんも参加し、「一番年上の松本さんからお年玉を貰おう」という流れになったようです。

その際に「なんで後輩にお年玉やらなあかんねん」という当たり前の流れとなりましたが、ゲームで勝ったらお年玉を渡すというルールが決まりました。後輩芸人が見事にゲームで勝ってお年玉をゲットしましたが、その際に松本さんはほぼ無言で舌打ちするのみだったようです。

自己中心的なケチな人に1から10まで付き合っていると、自分のお金だけが着々と減っていってしまうかもしれません。そのままお金がない状態が続くと、今度は自分がもったいない精神に溢れたケチな人になってしまう可能性さえ考えられます。そうならないためにも、ケチな人を見極めて人となりを知り、上手な付き合い方をするように心がけていきましょう。