エマールの使い方!相性がいい柔軟剤・匂いの種類も!【衣類別】
皆さんは、柔軟剤とは違うおしゃれ着用洗剤「エマール」を使用したことがありますか?エマールは、ニットやスーツなどの家庭では洗いにくい衣類の洗濯に役立つ万能洗剤なのです。そこで今回は、エマールの基本的な使い方や柔軟剤・漂白剤との組み合わせの相性を詳しく解説します。
目次
エマールとは?
エマールの商品紹介
渡辺直美さんの出演するCMでもおなじみの「エマール」は、おしゃれ着用洗剤の中でも大人気の商品です。家庭では洗濯しにくいニットやスーツ、ワンピースといったデリケートな素材の洗濯も、エマールならダメージを最小限に抑えて洗濯することが可能なのです。そんなエマールには3つの特徴とその効果があります。
エマールの3つの特徴とその効果
①カタチコントロール洗浄
1951年に発売後、おしゃれ着用洗剤として長い歴史を残してきたエマールですが、改良されて2018年10月27日に新しいエマールとして生まれ変わりました。新たに改良されたポイントは「カタチコントロール洗浄」と呼ばれるもの。衣類の糸1本1本コーティングすることができるようになり、洗うたびにヨレを整えて形を長持ちさせてくれる効果が期待できるのです。
②洗濯によるダメージを最小限に抑える
ニットを通常の家庭用洗剤で洗ってしまうと、首回りや裾がヨレてしまったり、毛玉を作ってしまう原因にもなります。しかし、エマールと洗濯機のドライコースを組み合わせることによって、これらの原因を取り除く効果が期待できるのです。エマールには色落ちを防ぐ効果もあるため、柄物の洗濯にもおすすめですよ。
③皮脂汚れや嫌なニオイにも効果的
おしゃれ着を洗濯機で洗う場合は、柔軟剤を使ったりドライコースもしくは手洗いコースで生地を傷めないよう優しく洗濯しなければなりません。ただし、これらのコースは弱水流でゆっくりと回るため、汚れが落ちにくいという欠点があるのです。しかし、エマールなら衣類を洗浄する成分が繊維の奥まで浸透する効果があるので、衣類についた皮脂汚れやニオイもすっきりと洗い流すことができるのです。
エマールの匂いは2種類!
①リフレッシュグリーン
ほのかに香るエマールの「リフレッシュグリーン」は、グリーンシトラスがベースの爽やかな匂いが特徴的です。匂いのアクセントにはみずみずしさも感じられるグリーンアップルを組み合わせ、洗濯するたびに気分もすっきりとします。
②アロマティックブーケ
エマールの「アロマティックブーケ」は、ローズやミュゲといった花々の匂いをベースにして作られています。サボンの匂いを組み合わせた清潔感のあるアロマティックブーケは、柔軟剤のように香りが続くタイプなので女性から圧倒的な人気を誇る洗剤です。
エマールの基本の使い方①洗濯機で洗う場合の2ステップ
①衣類の洗濯表示を確認する
エマールの基本的な使い方ですが、まずは衣類についているタグの洗濯表示を確認しましょう。洗濯表示は全て取り扱い方の上限が書かれています。上限を超えた洗濯の仕方をすると、衣類にダメージを与えることになるので注意する必要があります。
②ドライコースで洗う
洗濯機での基本的な使い方は、エマールを記載された量通りに入れて洗濯機を回すだけです。柔軟剤を併用する場合は、最終のすすぎの段階で柔軟剤を入れてください。
ただし、エマールを使用して洗濯をするときは洗濯機のドライコースを組み合わせることが必須です。全ての洗濯機がドライコースという名称ではありません。手洗いコースやおうちクリーニングコースなどもあるので良く確認しましょう。
エマールの基本の使い方②手洗いする場合の5ステップ
①水にエマールを入れる
手洗い時のエマールの使い方は、洗面ボウルやバケツを使用しましょう。水4Lに対してエマール10ml入れるのが目安です。水温は30度以下に設定してください。
②たたんだ衣類を入れて優しく洗う
衣類同士をこすり洗いするのはダメージの原因です。洗濯する衣類は畳み、洗濯液の中で沈める→浮かせるを繰り返しましょう。衣類を傷めないよう優しく、20〜30回上げ下げするのが目安です。
③洗濯機で脱水する
衣類を畳んだ状態で洗濯ネットに入れ、洗濯機で30秒程度脱水します。完全に脱水するのではなく、軽く脱水する程度で大丈夫です。
④すすぐ
洗面ボウルやバケツに入れていた洗濯液を綺麗な水に取り替えたら、衣類を畳んだ状態で上げ下げしてすすぎます。15回程度上げ下げしたら水を新しいのに替えて、もう一度すすぎましょう。
⑤再度脱水して干す
もう一度洗濯機で脱水し、形を整えながら干しましょう。脱水時に水切れが悪すぎると、干したときに水の重みで衣類の形が崩れる原因となります。乾いたバスタオルを一緒に入れて脱水したり、平干しネットの上に衣類を干すなどして型崩れを防止しましょう。
エマールを使った洗い方を7種類の衣類別に解説!
①トップス
トップスを洗濯機で洗濯するときは、袖同士が他の衣類と絡まりやすくなるので、洗濯ネットに入れる必要があります。エマールを洗濯機で使うときは弱水流のドライコースを使うので、汚れが気になる面を表側にするのがおすすめです。
水の重みで形が崩れてしまうものは平干し、シャツ類は襟を綺麗に整えたらハンガーにかけましょう。どちらもシワを伸ばして陰干ししてください。
②ボトムス
ボトムスもトップスと同様に、洗濯機で洗濯するときは絡まりを防ぐために洗濯ネットに入れる必要があります。脱水後は叩いてシワを伸ばし、ピンチハンガーを使って陰干しすると乾くのが早くなります。
③ワンピース
ワンピースを洗濯機で洗濯するときは、畳んだ状態で洗濯ネットに入れます。ワンピースについているファスナーやホック、ボタンは全て閉じておきましょう。素材にもよりますが、脱水時間は短時間で大丈夫です。
④アウター
アウターは水洗いできるものとそうでないものに分かれていることが多いので、洗濯表示を確認するのを忘れないようにしましょう。中には色落ちするものもあるので、目立たないところで色落ちのチェックをするのがおすすめです。
汚れの気になる箇所を表面にして畳み、洗濯ネットに入れてから洗濯機に投入します。このとき、ボタンやファスナーを閉じることを忘れずに行いましょう。厚手のハンガー、もしくはハンガーにタオルを巻きつけたものにかけて陰干しします。
⑤小物
ストールやマフラーのほとんどは、洗濯ネットに入れることで洗濯機で洗うことが可能です。型崩れしやすいキャップ等は、30度以下の洗濯液で手洗いしましょう。キャップを干すときは型崩れしないよう、中に丸めたタオルや新聞紙を入れる必要があります。
⑥インナーウェア
インナーウェアの洗濯に使う洗濯ネットは、目の細かいものを選びましょう。洗濯ネットにはぎゅうぎゅうに入れ込まず、余裕を持つ必要があります。また、ランジェリーを洗濯するときは専用のネットを用意しておくのがおすすめです。
⑦浴衣
夏場しかほとんど出番のない浴衣も、エマールを使えば家庭で洗濯することが可能です。袖畳み→屏風畳みの順に浴衣を畳んだら、洗濯ネットに入れましょう。洗濯機での洗濯も可能ですが、色落ちやダメージを考慮する場合は手洗いするのがおすすめです。漂白剤の使用は避けてください。
エマールに柔軟剤は必要?
基本的には必要なし!
エマールと柔軟剤の併用は基本的にはしなくても大丈夫ですが、柔軟剤との組み合わせは相性が悪いということでもありません。エマールに含まれる非イオン系の洗浄成分は、柔軟剤が入ったかのような洗い上がりになります。そのため、エマールと柔軟剤を併用するかは洗うものによって分けるのがおすすめです。
他の柔軟剤との併用も可能
ただし、エマールだけでは使用感に満足がいかないという方は、柔軟剤を組み合わせた使い方もおすすめです。さらなる香りづけやふんわり感アップ等の効果が欲しいときは、最終のすすぎのときに柔軟剤を併用するようにしましょう。
柔軟剤を使う際の注意点
エマールと柔軟剤を併用すること自体に問題はありませんが、注意しなければならないのがエマールと柔軟剤それぞれの匂いです。エマールは2種類しかありませんが、どちらも匂いがあります。柔軟剤を併用するときは無香料の柔軟剤、もしくはエマールと似ている相性の良い匂いの柔軟剤を選ぶようにしましょう。
エマールと相性がいい柔軟剤3選!
①ハミングNeo(花王)
同じ花王から出ている柔軟剤「ハミングNeo」は、エマールと組み合わせることで相乗効果が期待できるほど相性が抜群の柔軟剤です。ハミングNeoは素肌を生地の擦れから守る作用があり、少量でふんわりと仕上げてくれる柔軟剤なのです。
②フレアフレグランス(花王)
着用中、12時間も香りの持続効果が期待できる柔軟剤「フレアフレグランス」を愛用している方も多いのではないでしょうか。フレアフレグランスとエマールを組み合わせるときは匂いが混ざらないよう、エマールの匂いを考慮しつつ柔軟剤の匂いを選ぶと相性が良くなりますよ。
③イロカホームリュクス(花王)
「イロカホームリュクス」も、花王から発売されている柔軟剤です。エマールもイロカホームリュクスも衣類に優しい成分から作られているので、おしゃれ着はもちろん、ランジェリーの洗濯にもおすすめの柔軟剤です。
エマールは漂白剤と一緒に使ってもいいの?
家庭洗濯できるものならOK!
家庭で洗濯ができるのかどうかを洗濯表示で確認し、「家庭洗濯できない」の表示がなければ漂白剤の使用も可能です。
おすすめの漂白剤
エマールと漂白剤を併用する際は、エマールと同じ花王から出ているワイドハイターやワイドハイターEXパワー等の液体酸素系漂白剤を使用するのがおすすめです。粉末タイプの漂白剤はウールや絹、中性洗剤使用の指定がある衣類には使用できないので注意しましょう。
エマールを使う際の3つの注意点
①型崩れしやすい衣類は洗濯ネットを使用する
おしゃれ着をエマールで洗濯するときは、型崩れに注意する必要があります。洗濯機での使用時には洗濯ネットを使用するか、手洗いで洗濯をするなどして型崩れには注意しましょう。
②汚れが気になる場合は洗う前に原液をつける
衣類の汚れが気になる場合は、洗濯をする前にエマールの原液を付けると汚れが落としやすいです。ただし、長時間漬けた状態にしておくと色落ちの原因となります。特に漂白剤や洗剤は洗う水の温度が上がると汚れを落とす力を強くするため、夏場に洗濯機の中で漬け置き洗いしたりお湯に衣類を漬けておくのは避けてください。
③色落ちしやすい衣類は他の衣類と分けて洗う
色落ちが心配な衣類は、他の衣類と分けて洗濯するようにしましょう。色落ちするのかしないのかを調べるときは、衣類の目立たないところにエマールの原液を付けて、5分後に白いタオルで拭いてみてください。タオルに色が移っていたら色落ちしている証拠です。
エマールの評判は?使った人の口コミ5選!
洗濯のダメージが減少した!
ちょっとしたお出かけ着にもエマールを活用されている人が多く、衣類を傷めることなく毎回活用できるとの声が多くありました。使い続けるうちに毛玉ができにくくなるのも嬉しいポイントですね。
ちょっといい服などをこの製品を使って洗濯するようにしたところ、傷みにくくなりました。
ニットやオシャレ着は、エマールを使用し洗濯機の上質おうちクリーニングで洗濯しています。使い続けると、毛玉が出来にくくなります。
オシャレ着はいつも2・3回着てから洗濯でしたが、CMを見て購入しました。生地も傷まず、毎回洗濯できるので、さっぱりと着れて気持ちがいいです。リピート決定です!
学生の制服にもエマールがおすすめ
エマールを使って洗濯をし、脱水後すぐにハンガーにかけるだけでシワが伸びるといった声が多数ありました!洗濯によるダメージやほつれも軽減されるため、学生のワイシャツに重宝している方も多いようです。
学校の制服ブラウスを毎日洗ってます。残り香もきつくないし 気に入ってます。
エマールで洗濯、脱水後に即ハンガーにかけるとビックリするくらいシワが少ない。そして明らかに洗濯によるダメージ、ほつれが軽減。ワイシャツにエマール。これがスタンダードにならないのは不思議。
エマールでお気に入りのおしゃれ着を洗おう!
「大切な洋服のカタチを洗うたび整える、洗濯用洗剤」と歌っているエマールですが、その効果を感じている人は多くとにかく高評価を得ています。使い方さえ間違えなければ、漂白剤や柔軟剤との相性も抜群のエマール。皆さんも是非おしゃれ着の洗濯に試してみてくださいね。