エッチの平均経験人数はどのくらい？初体験の年齢も！【男女・年代別】

気になっている男性、女性または付き合い始めたばかりの彼氏、彼女のエッチの経験人数や初体験の年齢などは気になるけど、なかなかズバリとは質問できませんよね。そして、自分の経験人数は人並みなのか、少ないのか多いのか、知っておきたくはないですか？今回は知りたいけれど、親しい人にもなかなか質問できない、エッチの経験にまつわるアレコレを調べてみました。

今回の統計数値は、コンドームを製造している相模ゴム工業が行った調査を基にしています。

エッチの経験人数を調査する前に、そもそもエッチの経験自体があるのかどうか、その割合を年代と性別ごとに見てみましょう。

近年、「草食男子」なんて言葉も生まれ、若い世代の男性が女性と付き合うことやエッチをすることに関心が薄れていると言われていますが、この6割という数字はその説をある程度裏付けているのではないでしょうか。10代後半から20代と言えば、男性が最も性的欲求が高まっている、毎日エッチなことばかり考えているような印象がありますが、意外と経験のない男性が多いのが驚きです。

20代男性に比べて、20代女性は約7割がエッチの経験がありという結果が出ています。こちらは同年代の男性が草食化しているために、女性が肉食化せざるを得ないという状況を物語っているのか、もしくは女性の方が初体験の時に「うまくコトが進まなかったらどうしよう。」といったプレッシャーが少ないため、いざという時に思い切れるのかもしれません。

30代を超えると、男女ともにほとんどの人がエッチを経験済みとなります。30代になると結婚を意識したお付き合いを始める人が増えるでしょうから、特別な雰囲気づくりなどを意識する必要がなく、必然的にエッチへと進展するのではないでしょうか。男性に関して言えば、社会人となって自分で稼ぐことができるようになり、少しさびしい気もしますが風俗関係の女性と経験するという人もいるかもしれませんね。

エッチの経験割合が分かったところで、男女別のエッチの経験人数の平均値を見てみましょう。

男女合わせた全体の平均経験人数は8.1人となります。この人数が多いのか少ないのか、人によって捉え方は様々だと思いますが、意外と多いと感じる意見が強いのではないでしょうか。男女別に見ると、どちらの平均が数値を上げるているかが分かってきます。

20代から60代の男性のエッチの経験人数平均すると11.1人と意外に多い結果になります。男性の平均経験人数は20～50代は年を追うごとに増加していきます。つまり男性の方が経験平均人数は多いのです。男性は経験人数を「男の勲章」のように自慢に思う人もいますので、数値が高くなるのかもしれません。

女性の場合、20代から60代までを通して全体で平均経験人数は5.1人となり、男性よりも少なくなります。やはり女性は社会的にも貞操観念が高くあるべきと考えられていますし、また望まない妊娠へのリスクなどもあるため男性よりもエッチに対し慎重になるのではないでしょうか。

男女合わせた、年代別のエッチの平均経験人数からどんな事が分かるでしょうか。

男女合わせた20代の平均経験人数は6.5人です。男女とも初体験の年齢は19歳という人が多いようです。エッチの経験がある人の割合では、女性が上回っている事から考えると、女性の方が初体験の相手が彼氏などステディな関係の男性で、その人との関係を長く続ける傾向にあるのかもしれません。

男性の場合は、若気の至りではないですが、勢いで付き合っているわけではない女性と関係してしまう、なんて確率が女性よりも高いのかもしれませんね。20代男性でエッチの経験がある人が約6割とお伝えしましたが、4割の男性が0人であるのに対し、経験がある6割の人はほとんどの人が20代のうちに複数女性と関係を持ったことがあると言えます。若い20代男性にとっては一度エッチを経験したら、無しでは物足りないとなるのでしょう。

30代のエッチの平均経験人数は、男女合わせると8.9人です。最近は男女ともに晩婚の傾向ですから、30代前半ですと独身という人が多いため、自由に恋愛を楽しめるのでしょう。女性のエッチの平均経験人数が一番多くなる世代ですから、女性の数値が全体の数値を上げている要因です。女性の社会進出が進んできた時期に就職し、仕事はバリバリとこなしお給料もそれなりにもらっていて、性的にも20代に比べ成熟してくる年代ですから、女性の肉食化が進んでいるのかもしれません。男性も20代の頃より遊び慣れてきてスマートに女性を誘えるようになっているのでしょう。

40代の男女合わせた平均経験人数は8.95人です。しかし、この年代から、男女の数値の差が広がってきます。男性は平均値が上がるのに対し、女性は減少していくのです。やはり女性は結婚して夫以外の男性と関係を持つことが基本的にはなくなりますし、年齢的にも性欲が減退していくのかもしれません。反対に男性は、社会的に地位が上がってお金も少し余裕が出てくる頃ですから、女性に比べ不倫に足を踏み入れる率も高くなるのかもしれませんね。

50代の男女合わせた平均経験人数は40代と変わらず8.95人です。しかし、ここには男女間に大きな差があります。男性が13.8人と年代別で一番多いのに対し、女性は4.1人とグッと人数が減るのです。50代は若い頃にバブルの絶頂を謳歌した年代です。バブルの時期に楽しんだのは男女とも同じですが、一方で女性は20代で結婚する割合がまだ高かった時代です。女性の方が家庭に入る時期が早かったために、奔放に遊べる時期が男性より短く、平均人数に差が出たのかもしれませんね。

理想の経験人数と言っても、男性女性どちら目線の理想かによって人数は変わってきます。

20代では、男性の目線から見た女性の理想の経験人数を探ってみましょう。男性が女性に対して抱く、理想のエッチの経験人数は全体の年代を通して4～5人という回答が多いようです。なので20代の女性に対しては、1～3人が理想的だと考えているのではないでしょうか。大学生の時に付き合っていた男性と初めて体験しその人とは卒業までお付き合いしていたので、あなたが二人目の男性です、というような状況が理想的だと空想していそうですね。あまり20代のうちに経験人数が多いと、遊びなれているというような印象を抱くようです。

30代になると、男性のわがままとも言えますが、女性に対し経験人数が多くはない方が良いが、少なすぎるのも少しガードが固すぎて面倒だなという印象を持つ人が多いようです。結婚をしているか否かでも変わってくるとは思いますが、2～5人を理想と考えているのではないでしょうか。一方男性自身が、男性としての理想の経験人数をどう考えているかというと、男のプライドなのか、それなりに経験してきましたよとアピールしたい気持ちがあるようで、10人以上を理想とする人が多いようです。

40代は女性と男性でエッチをめぐる状況に大きな差があります。女性は独身だったとしても、若い頃に比べて合コンや紹介での出会いがグッと減ってしまいます。肉体的精神的にも、エッチに対して積極的ではなくなってくる人も多いでしょう。一方の男性は、既婚者であっても仕事が落ち着いてきて大人の男の魅力が増す時期ですので、若い女性との恋愛のチャンスが意外にあるのです。男性の理想の経験人数が40代で15人ほどに増えるのはこういった取り巻く環境の違いからでしょう。

50代の女性は、若い頃バブル絶頂期を謳歌し、当時は奔放に楽しんだのに結婚して家庭に入りすっかり落ち着いてしまったという人が多いのではないでしょうか。実際の経験人数はあまり多くないのですが、もっと楽しめばよかったという気持ちがある人は、理想の経験人数として平均値より高い10人ほどを思い浮かべるかもしれません。

あなたのエッチの経験人数は平均と比べて、いかがでしたか。さて、年齢別の基準値が何となく分かったところで、もしパートナーがエッチの経験人数を聞いてきたら、正直に答えるべきなのでしょうか。男性が、エッチの経験人数の多い少ないによって、女性に対してどういう印象を抱くのが興味がありますよね。人それぞれではありますが、一般的に男性が抱きがちな印象をまとめてみました。

やはり、経験人数が多い女性と聞くと、男性の妄想がふくらんでしまうようですね。一概に人数の多さとテクニックのうまい下手が比例するとは言えませんが、男性一人ひとりでエッチの技法、進め方は違うわけですから、多くの男性と経験しているということは、それだけ色々なパターンを知っているということにはなります。

これは、かなり男性に都合よく解釈された印象ですね。女性側からすれば、相手の男性が誰でもいいというわけではないのですが、エッチの経験人数が多い女性は、ガードがゆるいという印象を持たれてしまうようです。合コンなどの席で安易に経験人数を答えると、エッチ目的の男性が勘違いしてしまいますので、気を付けましょう。

付き合っている男性に、正直に過去のエッチの経験人数を答えて、こんなふうに引かれてしまうのが一番嫌ですよね。しかも、同じ経験人数でもそれを多いと感じるか少ないと感じるかは、人それぞれ違いますので要注意です。自分では平均的だと思っていても、男性側は多いと感じて「結構遊んでるんだな」なんて悪い印象を持たれてしまいかねません。もし、気になっている男性や彼氏からエッチの経験人数を聞かれても、上手にはぐらかすのが結果的にお互いにとってベストなのではないでしょうか。

男性は自分のパートナーである女性にはあまり経験豊富ではあってほしくないと思っているものなので、エッチの経験人数が少ないことに関しては、ホッとすることはあってもガッカリすることはないでしょう。男性が許容範囲と考える人数の範囲内であれば、特別な感情は持たないようです。

経験人数をあえて女性に聞かない男性も多いようです。そんな男性の気持ちとしては、「過去にこだわっていない」や「知ったところで、どうしようもない」という今が大切という考えもあれば、「知りたいけど、もし自分以上に数多くの経験があったら、自信を無くしてしまいそう」というような、自分が結果的に傷つきたくないので聞かないことにしているという意見もあります。確かに、わざわざうまくいっている二人の関係にあえて水を差すような質問をする必要はありませんよね。

では、女性は自分の気になっている男性やパートナーの経験人数についてどのような印象を持つのでしょうか。

男性の経験人数が多いと感じた時、恋愛経験の豊富さに魅力が増す反面、過去の彼女たちへの嫉妬心が芽生える人もいるようです。嫉妬心が芽生えるということは、きっと女性が男性の事をとても好きで恋してしまっているからでしょう。

男性の過去の恋愛やエッチの経験に興味がない女性は、きっと彼が現在進行形で浮気をしているのでなければ、それでいいという気持ちなのでしょう。

男性は相手の女性が処女だとうれしい、というような傾向がありますが、女性の方は逆に相手の男性が童貞だと物足りないと思うようですね。きっと女性はエッチの時にリードしてもらいたいのに、男性の方があたふたする状況だとがっかりしてしまうのでしょう。

見た目やものごしからなのか、もっと経験している印象があったから単純に思っていたより少なくて驚いたという人もいれば、自分が好きな男性を長期間独占していた元カノに対して嫉妬が芽生える人もいるようです。

性の低年齢化が広まっていると言われますが、実際のところ初体験を何歳ごろに経験している人が多いのでしょうか。

初体験の平均年齢は男女合わせて20.3歳というデータがあります。60代は21.7歳、20代は18.7歳で、この結果からも低年齢化していることが分かります。また、50～60代は男性の方が早く、20～40代では女性の方が初体験が早いという結果があり、このことから女性が年代が若くなるにつれて古い貞操観念から解放されているとも考えられます。

都道府県別にみると、一番初体験の平均年齢が若いのは沖縄県です。印象として、南国の解放感や米軍基地があるためアメリカの習慣に触れる機会が多く、精神的に早熟な面があるのかもしれません。

一方、一番初体験の平均年齢が遅いのは茨城県です。のどかな風景が広がり、繁華街が少ないため深夜まで遊ぶような場所が少なく、初体験の機会を作れないのかもしれませんね。

初体験の平均年齢から考慮すると、男女とも大学生の時にエッチを経験し、そこから性遍歴を始める人が多いようです。大学生の平均経験人数を調査すると、女子大学生の方が経験値が高いことが分かります。なぜでしょうか。

理由の一つは、女子大学生は意外と社会人と合コンをしたりする機会があるという事があげられます。同じ大学生同士だと男子大学生は幼稚だしお金もないし、それに比べ社会人男性はお金に余裕があり、オシャレな店で飲み会の会費はもちろん男性側が負担、となるとつい女子大学生の気持ちは社会人男性の方へ傾いてしまいますよね。

二つ目の理由は、男子大学生が女子高生と付き合う機会が少ないため、女子大学生のように大学生以外の年代との経験値をあげられないからです。ほとんどの男子大学生は経済的に余裕がないですし、女子高生とお付き合いしてエッチをするということに後ろめたい気持ちがあるはずです。

いかがでしたか。自分やパートナーのエッチの経験人数が平均的なのか、もしくは多いのか少ないのか、分かりましたか。しかし、このデータや結果に対して経験人数が多い、少ないと一喜一憂する必要はありません。男性女性ともにお互いに満足できるエッチには、愛情が不可欠なのです。大切なのは過去の経験人数ではなく、今のパートナーとの関係ですよ。