ウーパールーパーの成体はどんな姿?変態させる方法や条件とは?
ウーパールーパーの大人の姿である「成体」とはいったいどのような姿なのでしょうか?憎めないかわいさが魅力のウーパールーパーの成体について、様々な角度から詳しくご紹介していきます!大人になったウーパールーパーを知りましょう。
目次
ウーパールーパーは大人になるとどうなる?!
「ウーパールーパー」は、ペットショップでも人気の高い動物です。プニッと柔らかそうな肌の感じやつぶらな眼差し、水の中にいるのに足が生えていて親近感が沸きます。今回はウーパールーパーの大人の姿である「成体」についてご紹介していきます!
まずはウーパールーパーについて
ウーパールーパーの大人の姿である「成体」についてご紹介していく前に、ウーパールーパーの基本的なことについて学んでいきましょう。ウーパールーパーを飼育していきたいと考えている方には、とても必要な知識でしょう。大人のウーパールーパーについて「かわいい」以上の知識を身につけましょう!
ウーパールーパーの生態
かわいい見た目で人気の高いウーパールーパーは、「オオサンショウウオ」です。主にメキシコ産などが日本では流通しています。幼体から大人である成体へと変態する前は、肺呼吸が出来ません。しかし幼体から大人である成体に変態すると、肺呼吸や皮膚呼吸が出来ます。
ウーパールーパーの種類
ウーパールーパーには、たくさんの種類があることをご存知でしょうか?ウーパールーパーの種類は主に、ウーパールーパーのカラーや模様で分けられています。まれにウーパールーパーの大きさでも分けているペットショップがあります。種類が異なっても基本的な餌や飼育方法は同じです。
ウーパールーパーの幼体はかわいい!
ウーパールーパーが大人である成体になる前の、「幼体」はとてもかわいいです。日本で主に見かけるウーパールーパーはほとんどが「幼体」です。幼体のウーパールーパーは、つるっとした質感で、つぶらな瞳を持っています。幼体から成体には変態しないと言われていましたが、成体へと変態する方法があるので、のちほどその方法もご紹介します!
ウーパールーパーの大人はどんな姿?!
それでは、まずはウーパールーパーの大人の姿である「成体」のときの情報をご紹介していきましょう。大きさや肺呼吸について学んでおいて、大人の「成体」であるウーパールーパーを飼育していく正しい方法を知りましょう。
成体のサイズ・大きさ
ウーパールーパーの成体を飼育する上で重要なのが「大きさ」でしょう。大きさにあった飼育方法を選ばなくてはいけません。大人であるウーパールーパーの成体の大きさは、25センチから30センチです。大人のウーパールーパーの大きさに合わせた飼育方法を考えましょう!
変態して肺呼吸になる
ウーパールーパーが大人の成体になったときの大きな特徴は「肺呼吸」です。ウーパールーパーは幼体のときのえら呼吸から、大人である成体になったとき「肺呼吸」が出来るようになります。飼育環境を考えて、大人であるウーパールーパーの成体にふさわしい飼育環境を用意しましょう!
幼体を育て続けると成体になるの?
かわいいウーパールーパーを大人である「成体」にしたいと育てていても、いっこうに大きさも変わらずに肺呼吸にもならない、というお悩みを持つ人がいます。幼体もかわいいですが、実はある方法を試さなくてはウーパールーパーはずっと幼体のままです。
ウーパールーパーを大人に変態させる方法
かわいい幼体のウーパールーパーを大人の成体のウーパールーパーにするために出来る方法をご紹介していきましょう。ウーパールーパーはいったいどのような方法で、かわいい幼体から大人の成体へと変態していくのでしょうか?
①水位を下げる
ウーパールーパーは水位を下げる事によって、大人の成体になっていきます。これはなぜかというと、ウーパールーパーは環境に合わせて肺呼吸に適応出来る動物だからです。一度大人である成体になってしまうと幼体には戻れませんので、注意してください。どの程度水位を下げたら良いのかは、個体差があります。
②ホルモンを注射する
ウーパールーパーにホルモンを注射することによって、成体になることもあります。変態に必要なホルモンが満たされるからです。しかし、過剰な注射は寿命を短くします。寿命は餌の種類や飼育方法によって変わってきますが、ホルモン剤などに頼りすぎるとあまり良くありません。
ウーパールーパー成体の寿命は?
ここでウーパールーパーの大人である「成体」の寿命についてご紹介していきましょう。いったい、ウーパールーパーは大人である「成体」に変態してからどのくらいの寿命なのでしょうか?あまり知られる事が無い、ウーパールーパーの大人の「成体」の寿命について、ここではくわしくご紹介していきます。
ウーパールーパーが大人になった「成体」の寿命は短いと言われています。1ヶ月から5年の寿命が一般的です。
幼体のままの寿命
ウーパールーパーが大人にならず幼体のままだと、野生では30年程度生きると言われています。ペットのウーパールーパーでも幼体のままだと10年程度は生きてくれます。しかし命には個体差がありますので、大人にならなくても5年程度で寿命をまっとうするウーパールーパーもいます。あまり長いとは言えませんが、人間の寿命から考えると、しっかりとお世話が出来る寿命だと言えます。
成体になると寿命は縮む?!
ウーパールーパーは成体になると寿命が縮みます。もともとの半分程度の寿命になるケースもありますので、成体に変態させるときには覚悟をしておいた方がいいでしょう。自然に成体へと変態する可能性はとても低くて、1パーセント以下とも言われていますが、どのような成長をとげるかは未知数でしょう。
ウーパールーパーの成体を飼う方法
続きましてはウーパールーパーの成体を飼育する方法についてご紹介していきましょう。はからずしも成体に変態をとげたウーパールーパーを飼育していて、困っている方はぜひご覧ください。幼体のときのままの飼育環境ではいけませんよ!
大き目の水槽を用意
まずは水槽の大きさについてです。30センチほどまで成長することがある成体のウーパールーパーのために、大きい水槽に変えてあげましょう。自由に泳げたり、陸地を歩ける飼育環境が望ましいです。
肺呼吸できる環境を作る
丘を作ってあげて、苔を用意しましょう。肺呼吸を安心して行なえる飼育環境でないといけません。成体のウーパールーパーはえら呼吸から肺呼吸になっていますので、かならず用意しなくてはいけません。ウーパールーパーが成体になったら、すぐに用意しましょう。
ウーパールーパー成体の餌は?何を食べるの?
ウーパールーパーの餌はいったいどのような餌か、ご存知でしょうか?あまりウーパールーパーの餌については知られていませんよね。一般的なペットと違って、コンビニエンスストアなどにもウーパールーパーの餌は取り扱いがありません。餌の種類を知りましょう!
生エサ
生餌は「生きている餌」という意味です。メダカやエビなどを好みます。しかし胃腸に負担がかかったり、コストがかかるので本当にたまにしか与えないという飼い主さんが多いです。
冷凍エサ
冷凍餌は「赤虫」が一般的です。とても栄養価が高いため、メインの餌として与えるよりも餌の種類を増やすためや、飽きがこないようにおやつ餌として上げる飼い主さんが多いです。
乾燥エサ
乾燥イトミミズや乾燥エビは、ドライにしてあるので腐りにくいです。水に入るとふやけて大きくなるので、しっかりとウーパールーパーが食べきれる分だけを与えるようにしましょう。目が悪いウーパールーパーのために目の前に出してあげると良いです。
人口飼料
ウーパールーパーのために人工的に開発された餌です。1番コストが安くて、食べさせやすいです。ウーパールーパーの大きさ(年齢)に合わせて餌を選ぶ事も出来るので、ウーパールーパーの体調などに合わせてみてはいかがでしょうか?
虫
ウーパールーパーは虫を食べる事もあります。特に、肺呼吸となって陸の生活を送る大人のウーパールーパーは、コオロギなどを生きたまま与えると良いでしょう。
ウーパールーパー成体の繁殖について
ウーパールーパーの大人の姿である「成体」はいったいどのように繁殖していくのでしょうか?生き物にとって「繁殖」はとても大切なことです。今回はなかなか知る機会の無い、ウーパールーパーの繁殖についてご紹介していきます。ぜひご覧ください!
繁殖時期
ウーパールーパーの繁殖時期は、冬から春の移り変わりの季節です。冷たかった水の温度が温かくなっていくのを感じ取って、繁殖に入ります。ウーパールーパーにストレスがあまりかからないように、3月頃に始めてみてはいかがでしょうか。
繁殖時の注意点
繁殖のときの注意点は、水の温度でしょう。あまりにも寒い時期や暑い時期は、産卵が終わった後などにもウーパールーパーにストレスを与えるので、平均気温が落ち着いている季節にしましょう。しかし、完璧に水温が調整出来れば、どの季節に行なっても問題ありません。
ウーパールーパーは成体も販売している?
ウーパールーパーは成体も販売されています。インターネットで「ウーパールーパー・成体・販売」などで検索して、お近くのショップに問い合わせてみましょう!
ウーパールーパーが大人になるには条件が必要!
いかがでしたか?ウーパールーパーは大人になるには条件があります。しっかりと飼育環境を整えて、かわいいウーパールーパーと楽しい生活を送ってください!