姑息な手を使う人の心理や特徴17選!具体例や上手な対処法も!
姑息な手を使う人の心理や性格、言動などにはそれぞれ特徴があります。姑息な手を使われて悔しい思いをしないためにも、姑息な手を使う人の特徴を知っておきましょう。また、姑息な手を使う人への対処法もご紹介いたしますので是非参考にしてみてくださいね。
目次
姑息な手を使う人にイライラしていませんか?
自分に都合の悪いことがあると、姑息な手を使って逃げる人にイライラしてしまったことはありませんか?今回はそんな姑息な手を使う人の性格や言動などの特徴、心理や対処法などについても詳しく解説していきます。あなたの周囲にいる姑息な手を使う人と是非照らし合わせて参考にしてくださいね。
姑息の意味とは?
姑息という言葉を聞くと「卑怯」や「ずるい」というイメージが多いのではないでしょうか。では、姑息という言葉は一体どういう意味なのか詳しく見ていきましょう。
本来は悪い意味の言葉ではない
姑息という言葉を聞くと卑怯なイメージを持つ人が多いですが、実は姑息は本来は悪い意味の言葉ではありません。
姑息の「姑」は「しばらく」という意味があり、姑息の「息」は「休む」という意味があります。この二つの言葉の意味から「一時の間に合わせ」や「その場しのぎ」という意味を持つのです。
現在は悪い意味に取られることが多い
本来は姑息な手を使う人は「その場しのぎの人」という意味だけでしたが、その場しのぎの行動があまり良いイメージを持たないことから、現在では「卑怯な人」「ずるい人」という意味で使われるようになっています。
姑息が間違った意味で広がってしまった理由とは?
姑息は本来は悪い意味の言葉ではないのに、なぜ「卑怯」や「ずるい」という間違った意味で使われるようになってしまったのでしょうか。その理由についてそれぞれ見ていきましょう。
言葉の響き
なぜ姑息が間違った意味で広がってしまったのかには、その言葉の響きが原因ではないかと考えられています。姑息(こそく)は言葉の響きが「こそこそ」という言葉を連想させやすく、その場しのぎという意味から、「こそこそとその場しのぎで逃げている」イメージが付いたようです。
時代と共に使われ方が進化した
本来は「姑息な手段」というと「一時的な手段」という意味で使われていましたが、その一時的な手段という意味が悪いように発展して、「その場しのぎの手段」から更に「卑怯な手段」というように時代とともに意味が変化していきました。
姑息な手を使う人の特徴【性格編】5選!
では、姑息な手を使う人には一体どのような特徴があるのか、まずは性格から一つずつ見ていきましょう。
1. 見栄っ張りでプライドが高い
姑息な手を使う人は、とても見栄っ張りでプライドの高い性格をしているという特徴があります。負けず嫌いな心理が働いて、わざわざ見栄を張る必要がないような場面であっても、見栄を張って他人より上であるというような言動をしてきます。
2. コソコソしている
コソコソして何かを企んでいる性格をしているのも姑息な手を使う人の特徴です。コソコソと裏で陰口を言ったりすることが大好きです。基本的に卑怯な手を使うので、ターゲット以外にばれないようにコソコソと行動しようとします。
3.人によって態度が違う
姑息な手を使う人は人によって態度がちがい、言動も人によって変えています。裏表がある性格なので、表では気さくに話していても、裏ではあなたがいないところであなたの悪口を言っていることもあるでしょう。平気で嘘がつける性格なので、人によって態度だけでなく、話の内容まで全く違うこともあります。
4. 粘着質
一度姑息な手を使って成功すると何度でもするという粘着質な性格をしているのも姑息な手を使う人の特徴です。姑息な手を使う人のターゲットにされた人は、様々な手段を使って姑息な手を使ってくるので注意が必要です。
5. 問題を根本から解決しない
姑息な手を使う人は自分自身を反省することがない性格なので、問題が解決することはありません。その場しのぎで謝ったり、更にはその場から逃れるために、嘘をついて逃れるという卑怯な手段を使うこともあります。
姑息な手を使う人の特徴【行動編】5選!
姑息な手を使う人は行動にも特徴があります。では、一体どういった特徴があるのか、一つずつ見ていきましょう。
6. ご機嫌取りをして相手の顔色を伺う
姑息な手を使う人の行動の特徴として一番わかりやすいのが、ご機嫌取りをしてくることです。ご機嫌取りをして顔色を伺い、どこまでが許容範囲なのかを相手の心理を見定めでいるのです。姑息な手を使う人は自分に甘いので、自分の甘さを受け入れてくれそうな人をターゲットにしています。
7. 保守的な態度をとる
保守的な態度をとるという行動をするのも姑息な手を使う人の特徴です。自分が悪者にならないように常に保守的な態度をとっているのです。他人の悪口を言う場合にも、「自分は被害者だ」ということを強調して自分を守る行動に出るのが特徴的です。
8. 手段を選ばずやり方が汚い
目的のためであれば手段を選ばず、嘘をついてでも自分の欲求を満たそうとする性格をしているのも姑息な手う使う人の特徴です。「卑怯者」と言われるだけあって、やり方が汚い傾向があります。自分の事が大好きで自分だけが得をすれば良いという心理なので、自分の目的のためなら平気で卑怯な手段も使ってきます。
9. 他人の評判を悪口で落とす
姑息な手を使う人は悪口を言うことが好きなので、他人の評判を悪口で落とすという行動をします。自分にとって気に入らない存在であったり、嫉妬の心理から、悪口を言って相手の評判を下げようとします。
10. 口だけで行動が伴わない
言い訳が多く自分に甘いので、口では大きいことを言っても行動が伴わないのも姑息な手を使う人の特徴です。自分が口だけであることを隠すように、様々な言い訳をして努力することから逃げているのです。
姑息な手を使う人の特徴【言動編】4選!
姑息な手を使う人には言動にも特徴があります。では、どのような特徴があるのか、それぞれ見ていきましょう。
11. 平気で人を売る
自分の身を守るためであれば、平気で人を売るのも姑息な手を使う人の特徴です。特に自分の立場が危うい時は、手段を選ばずに利用できるものは何でも利用して人を売る行動に出ます。
12. 言い訳をして誤魔化す
姑息な人は自分のプライドを守ることしか考えていないので、自分が悪い場合であっても、言い訳をして誤魔化します。自分の言動によって起きたトラブルであっても、言い訳をして反省しません。言い訳の為に責任転嫁されることもあるので注意しましょう。
13. 責任転嫁する
自分の言動によって起きたトラブルであっても、嘘をついたり他人に責任転嫁するのも姑息な手を使う人の特徴です。姑息な手を使う人は自分自身の言動に責任を持つことがありません。自分の身を守るために必死になって責任転嫁しますが、その言動によってますます周囲には卑怯者に思われることも多いようです。
14. いう事が前と違う
姑息な手を使う人は、自分の立場を守るためや自分のプライドの為に、平気で嘘をつくので、言っていることがころころ変わるという言動の特徴があります。嘘に嘘を重ねすぎていて、本人も自分が前と違うことを言っていることに気付いていない場合もあります。
姑息な手を使う人の特徴【心理編】3選!
姑息な手を使う人は一体どのような心理をしているのでしょうか。その心理について一つずつ見ていきましょう。
15. 謝ればいいと思っている
相手が怒っていることに対して、何に怒っているのかを真剣に考えず、とりあえず謝っておけば許してもらえると思っているのも姑息な手を使う人の特徴です。反省することがないので、謝ってもまた同じことを繰り返します。
16. 長いものに巻かれる
姑息な手を使う人は、自分の立場を守るために長いものには巻かれるという心理があります。長いものに巻かれることによって、自分の立場を安全なところへ置いておきたいという心理があるからです。
17. 上の立場の人にゴマをする
自分より立場が上の上司などに対してゴマをすって気に入られようとするのも、姑息な手を使う人の特徴です。上司にゴマをすって気に入られることによって、自分の立場も上になったような心理があります。しかし、賢い上司であれば、姑息な手を使う人の心理に気付き、逆に嫌われてしまう事もあるでしょう。
姑息な手を使われたエピソードを紹介!
では、姑息な手を使う人は、実際にはどのような手段で姑息な手を使うのか、いくつかエピソードをご紹介いたします。姑息な手を使う人は、人を選んで姑息な手を使うので、純粋で素直な人は姑息な手を使う人には十分に注意した方が良いでしょう。
エピソード①あり得ない言い訳!
友人にお金を貸したけれど一向に返ってこないので返済を迫ると「今振り込んだけど、土日を挟むから月曜日に入金される」と言われました。しかし、月曜日になっても入金されておらず、問い詰めると「銀行のトラブル」というあり得ない言い訳をされた。
エピソード②言動が怪しいと思ったら
最近できた彼氏の家に突然行ったら「散らかっているからちょっと待っていて」と言われ、しばらく待たされました。言動が怪しいと思い、彼氏が見ていない隙に洗面台の下を確認すると、メイク落としや女性用の化粧水などが出てきました。問い詰めると、逃げるように別れを切り出された。
エピソード③音信不通になって逃げられた!
気になってる男性に家に誘われたので拒否したら「ちゃんとするから」と言われ、てっきり「ちゃんと付き合う」という事だと思い家に行ってしまいました。しかし、体の関係を持ったその後は音信不通になり逃げられました。
姑息な手を使う人への対処法7つ紹介!
では、姑息な手を使う人に引っかからないためには、どのような対処法をとれば良いのでしょうか。効果的な対処法をいくつかご紹介いたしますので是非試してみてくださいね。
1. 相手にしない
とにかく相手にしないことは、姑息な手を使う人にとても有効な対処法です。姑息な手を使う人は自分の立場が悪くならないようにするために、様々な言動を起こして周囲の人を巻き込みます。少しでも関わっているとトラブルに巻き込まれる可能性が高いので、とにかく相手にしないようにしましょう。
2. 周りの人を味方につける
姑息な手を使う人は自分が悪者にならないようにするためであれば、平気で嘘をついて人を売る性格をしています。そんなトラブルに巻き込まれないようにする対処法として、自分の周りに味方をつけておきましょう。
どんな行動を起こしてきても、あなたの周囲にあなたの味方がいれば、姑息な手を使う人の立場は危うくなるので近づきにくくなるはずです。
また、周囲に味方を付けることで、姑息な手を使ってあなたを落としてこようとしても周囲の人が助けてくれる場合もあります。
3. 論理的に話す
その場しのぎの言動をするのが姑息な人の特徴ですが、そんな姑息な手を使う人の対処法は、論理的に話すことで、その場しのぎが出来なくなります。
様々な言い訳をしたり、卑怯な手段を使ってきますが、徹底的に論理的に追い詰めることで、逃げ場がなくなります。
姑息な手を使う人は言い訳しかしませんが、言い訳もその場しのぎでしか考えていません。そこを論理的に追い詰めることで逃げ場がなくなって、自然と離れていってくれるでしょう。
4. 嫌なことをはっきり伝える
他人からの嫌われることを苦手に感じる性格をしているのも姑息な手を使う人の特徴です。姑息な手を使われた時には、はっきりと嫌という事を伝えるのも効果的な対処法です。他人からの評判を落としたくないので、自然と離れていくでしょう。
5. 足元をすくわれないようにする
姑息な手を使う人は、相手の失敗を見つけることでターゲットを選んでいます。姑息な手を使う人には、必ず挨拶やお礼などを忘れないようにし、悪口やうわさ話なども言わないようにしましょう。足元をすくわれないように堂々とし、必要最低限の付き合いにしておくのが良い対処法です。
6. 証拠を残しておく
自分の立場を守るためなら卑怯な手段を使ってくるのも姑息な人の特徴です。一緒に行動していると、責任転嫁されることもあるので、姑息な手を使う人と行動するときは、後から説明できるように証拠を残しておくのが良い対処法です。
7. 責任の所在を明らかにしておく
自分に責任が降りかかることを嫌う性格をしているのも姑息な人の特徴なので、一緒に仕事をしていても一方的に責任を任されることもあります。
そうならないための対処法として、姑息な手を使う人よりも上の立場の人を巻き込むようにしましょう。上の立場の人に監視してもらい、責任の所在を明らかにすることによって、責任を丸投げされることを避けることが出来ます。
姑息な手を使う人かを見極める事が大切!
姑息な手を使う人は、あの手この手と手段を変えて、姑息な手を使ってきます。信用して深入りしてからでは、トラブルに巻き込まれる可能性も高いです。トラブルになって初めて「姑息な人だった」と気付く人もいるかもしれません。そうならないためにも、姑息な手を使う人かどうかは早い段階で見極めることが大事です。姑息な手を使われて悔しい思いをしないためにも、是非今回ご紹介した姑息な手を使う人の性格や行動の特徴、心理や対処法などを参考にしてみてくださいね。