【男女別】手を後ろで組む人の心理11選！ビジネスでは失礼なの？

そもそも、どうして人は手を後ろで組むのでしょうか。手を後ろで組むときは、リラックスしているとか、手を隠すように後ろで組むことで、相手に自分の手の内を見せないようにしようとする心理が働いているなどと、言われていますが実際はどうなのでしょうか。

男性が手を後ろで組む時は、嫌悪感を感じています。「なんか合わない」「近づかないで」と言う相手に対する心理が働いています。相手が手を後ろで組んでいて顔も怒りに近い表情であるならば、あなたに心を開いておらず、関係を持ちたくないと威嚇の心理が込められていることがわかります。もしくは、警戒しているのかもしれません。

「触るな」の気持ちをさりげなく伝えるために、男性は手を後ろで組む仕草をするようです。壊れやすいものだから触れてほしくないと言う時もあれば、喧嘩してイラッとした時に、触れて欲しくないと言う心理から、手を後ろで組む姿勢をします。

特に先生などによく見られる仕草なのですが、生徒の前で手を後ろで組む事で「先生はできる」「どんな質問にでも答える能力がある」という地位や実力がある事を誇示しています。また、あえて手を後ろで組む事で、生徒が自ら考える発想力を身に着けるために、後ろで見守る姿勢をとっていたりします。

手を後ろで組む仕草には、人を上から目線て見る心理が隠されています。「俺とお前は違う」「俺の方が優れている」だから、一緒になることはないのだという事を手を後ろで組むことで伝えています。

プライドや自尊心の高い、男性は手を後ろで組むという特徴があるようです。自分のやり方を突き通し、出来ないことはないのだと言う、自信たっぷりな様子を後ろ手を組むことで表現しているのだと言えます。

深く考え事をしている時に、男性は手を後ろで組む特徴があるようです。手を後ろで組む仕草で悩んでいる顔をしている時は、今後の計画を立てていたり、リスクについて考えていたりなど、難しい事を深く考えている時のようですよ。

男性が手を後ろで組む時は、緊張していたり、プレッシャーを感じている時である可能性があります。緊張している気持ちを、手を後ろで組むことで落ち着かせようとしているのかもしれませんね。

相手と気が合わないと感じた時に手を後ろで組むのと同じで、もう「これ以上話したくない」という心理から手を後ろで組む仕草をします。

男性は手を後ろで組む事で、嘘をついてしまったのがバレてしまう不安で震える手や腕を隠します。また、後ろ手を組む事で、冷静な態度がとれるように保っていたりします。

女性が手を後ろで組む行為は、リラックスしている証拠とも言えます。女性は楽しいなと感じるとリラックスするのが特徴で、手を後ろで組む仕草をして左右に揺れるなど、体全体で楽しい気持ちを表現します。

相手を信頼し心を許している時に、女性は手を後ろで組む仕草をします。相手を好意的に思っていて、手を後ろで組むことでオープンになっていることを表現し、心から受け入れていきたいという女性の心理を表現しているとも言えるでしょう。

手を後ろで組む癖がある人は、冷静で落ち着いた性格をしています。行動を起こす前に、手を後ろで組むことで、冷静にじっくりと考えます。集中して考え落ち着いて行動していくのが、手を後ろで組む癖のある人の特徴です。

不安な気持ちや困った時にも、まずは冷静にどうすれば良いのかを考えることの出来る人が、手を後ろで組む癖のある人には多いです。そうして、上手く感情をコントロールできるので、焦ってパニックになることがないのが特徴です。

ビジネスシーンで話を聞いている時など、やり場に困った両手を無意識に後ろにまわしてしまう「手を後ろで組む」行為は、ビジネスマナーとしてどうなのでしょうか。

手を後ろで組む行為「後ろ手」はビジネスマナーとしては良くない行為となります。その気は無くても、手を後ろで組む行為を目にした相手には、「偉そう」「何様？」と悪いイメージを与えてしまうようです。日頃、無意識に手を後ろで組む姿勢をしてしまう人は、ビジネスシーンではマナー違反となってしまいますので、手を後ろで組むことのないように注意しておきましょう。

ビジネスでは、気持ちや考えを隠さず相手に見せる事で、信頼関係を築いていく事ができます。そんなビジネスシーンでの「手を後ろで組む」という行為は、手の内を隠す行為として見られ、相手には「隠し事」をしているように映ってしまいます。手を後ろで組む行為ひとつで、マナー違反と言うだけではなく、「怪しい」と相手に疑念を抱かせるキッカケとなってしまいます。

ビジネスシーンで後ろ手がNGになった由来に、ヨーロッパの王侯貴族の在り方が関係しているとされています。王侯貴族内では、主人への信頼を証明するために、剣を持つ利き手を反対の手で抑える「手を前で組む」行為が良いとされていたからです。なので、反対に手を後ろで組む行為「後ろ手」は、暗殺や敵意があるものとみなされていました。

ビジネスシーンでは、手を「前に組む」事で相手に安心感を与え前向きな気持ちが伝わります。また、手を「横にまっすぐ付ける」姿勢も、ビジネスマナーが良く、相手に真摯なイメージを与え信頼感を得られるようです。ビジネスシーンでは、手を組むときは後ろ手ではなく「前に組む」を無意識に出来る様にしておくと良さそうですね。

腕を上げている場合、ポジティブな心理状態にあることがわかります。楽しい時や嬉しい時など、人は喜びを感じると、つられて腕を上げる姿勢をしています。相手と一緒にいて腕が胸より高い位置で動いているのだとすれば、相手はあなたと居る時間を楽しんでいるという事が言えますよ。

腕を下げている場合は、ネガティブな心理状態であることがわかります。怒られたり、失敗をして肩を落としている状態です。腕がダランと垂れ下がり体にくっついている姿勢の時は、強いストレスを感じていたり、不快感が現れている証拠だと言えます。

腕を高い位置で組む場合は、威嚇や権威を主張していることがわかります。腕を高い位置で組む人と接するときは、相手のプライドを刺激しないように丁寧に接する方が良さそうです。

腕を低い位置で組む場合は、無意識に自分を守ろうとしているのが特徴です。また、考え事に深く集中しているときにも、腕を低い位置で組んで集中しようとすることもあります。相手の状況を観察すると、どちらなのか見極められそうですね。

警察官などによく見られる腰に手を当て肘を張るポーズは、力強さをアピールする仕草だと言えます。また、無意識に「自分は周囲より優位な立場にある」のだという事を伝えているのかもしれませんね。

腕を引っ込める場合は、危険や恐怖を感じているのかもしれません。日常でも、自動ドアの閉まる瞬間などに手をサッと引くあの動作と似ているところがあるのかもしれませんね。本能的に危険や不快感を感じている可能性が高いです。

手を頭の後ろで組む場合、自分の存在を大きく見せていという心理が働いています。また、あなたと一緒に居る事で、快適さを感じているのだとも言えそうですよ。

腕を広げている場合は、自信があり、権威を主張しようとしている心理状態であることがわかります。クレームを言う人に多い仕草だと言われています。

自分の腕を相手の腕に近づける場合、好意の現れだと言えます。好きな相手に触れたいという思いが無意識に行動に現れてしまっているのでしょう。

「手を後ろで組む」行為であっても、男女で違う心理が働いているという面白い結果となりましたが、いかがでしたでしょうか？手を後ろで組む相手の様子など、特徴を考えじっくり観察しながら付き合っていく事で、お互いを理解するキッカケにもなりそうですね。また、ビジネスシーンでは、特に後ろで組むことはマナー違反になりますので、「前で組む」ように気を付けておきましょう。