男性脳と女性脳の違いとは?性格や恋愛傾向など徹底解説!
カップルや夫婦間で会話をするとき、お互いに相手の思考が理解できずイライラすることがありますよね。その原因が、性別の違いではなく男性脳と女性脳の違いだとしたら?男性脳と女性脳の違いを知って、喧嘩になる前に理解できなかった男女間の謎も解けるかもしれません!
目次
- 1そもそも『男性脳』『女性脳』って何?
- 2男性脳と女性脳の決定的な違いは『脳の構造』にあった!
- 3男性脳と女性脳を見分ける方法の真相とは?
- 4男性脳な女性と女性脳な男性の割合を検証!
- 5男性脳の性格と特徴4つ!
- 6女性脳の性格と特徴4つ!
- 7会話でわかる男性脳と女性脳の決定的な違いとは?
- 8男性脳と女性脳の違いを4つの具体例で比較!
- 9男性脳と女性脳ができたルーツを解説!
- 10男性脳と女性脳!それぞれの得意分野を検証!
- 11上手に付き合うための男性脳と女性脳それぞれの対処法とは?
- 12男性脳には理解できない?女性脳の恋愛傾向2選!
- 13女性脳にピッタリ!相性のいい男性の性格3選!
- 14それぞれの特徴を知って上手に対処しよう!
そもそも『男性脳』『女性脳』って何?
夫婦やカップルで会話している時に、「なんで彼は私の言いたいことを理解してくれないんだろう?」とか、「感情的にならずに、ちゃんと分かるように理屈で説明してくれよ」と言われたりとか、二人の意見が全く交錯せず平行線の時ってありますよね。そんな時、女性は「どうして男の人ってこんな思考回路しかないの!」と腹が立ち、一方で男性は「女の人はすぐ感情的になって困るな」と呆れているかもしれません。そんな思考のすれ違いはなぜ起こるんでしょうか。
男性と女性では、そもそも脳の仕組みが違うと言われています。つまり、男性的な思考回路の特徴を持つのが男性脳で、女性的な特徴を持つのが女性脳なのです。大きくは性別どおりの脳のタイプを持つのですが、割合は低いけれど男性脳を持つ女性もしくは女性脳を持つ男性、という方もいますので性別で区別するのではなく思考方法の違いで「男性脳」と「女性脳」に分けられます。
男性脳と女性脳の決定的な違いは『脳の構造』にあった!
男女の脳の構造の違いで注目すべきは、左右の脳を結ぶ神経の束である脳梁の部分です。 脳梁とは、左右の大脳皮質をつなぐ神経線維の束で、言語や知脳といった情報が流れるパイプの役目を果たしている部分で、この脳梁の太さを比べると、女性脳は男性脳よりも太いのです。この差が男女の違いを生む要因なのです。
左右の脳を結ぶ脳梁が太い女性脳は左右の脳神経の結合が強く、左右の6~7ヶ所に言語中枢がちらばっているため、絶えず右脳と左脳の情報を交互にあやつりながら複数のことを同時に処理しています。しかし男性脳は、言葉をつかさどる領域が左脳にしかないため、左右の脳をそれぞれ前後に使って情報を行き来させています。男性脳の方が情報を行き来させる距離が短いと言えますね。なので、即座に判断する能力が求められる車の運転や、初めての場面に遭遇したときなど、動物的な直観力を発揮するのは男性脳なのです。しかし、複雑な感情や言葉のあやなどを理解する情緒的な場面になると、一転して女性脳の直感力が威力を発揮します。
男性脳と女性脳を見分ける方法の真相とは?
あなたが男性脳か女性脳かを診断する方法をご紹介しましょう。指で見分ける方法と、ある画像がどのように見えるかで診断する方法が有名です。
指の長さで見分ける方法
男性脳と女性脳のどちらが強いかを診断する方法の1つ目は、指の長さです。指を真っ直ぐに伸ばしたときに人差し指と薬指を比較します。薬指の方が長ければ男性脳が強く、人差し指の方が長ければ女性脳が強いと言われています。これなら簡単に診断できますね。
人差し指と薬指の長さの対比で診断する理由は、母親の胎内にいる時に男性ホルモンであるアンドロゲンもしくはテストステロンを多く受けると、薬指が長くなるという研究結果からきているようです。
性別に関わらず、指の長さは胎内にいたときの男性ホルモンの量によって決まると科学的証明がされています。
— ちえ♡ (@chienolovely) October 4, 2018
男性脳💗薬指の方が長い人は協調性があり、収入が多い人といいます。
女性脳💗人差し指が長い人は人の心を惹きつけ他人の感情に敏感な人が多いそうです。 pic.twitter.com/NNvljYyN6i
画像テストで見分ける方法
ツイッターで「男性脳、女性脳、画像診断」として検索するとヒットした画像です。これは男性脳か女性脳かを見分ける有名な画像診断テストのひとつです。パッと見た瞬間に、あなたは男性が真正面を向いているような画像に見えましたか?それとも、横向きの画像に見えたでしょうか?画像の男性が真正面を向いているように見えた場合は女性脳の割合が強く、画像の男性が横向きに見えた場合は男性脳の割合が強いと診断されます。
こんなだまし絵のような画像で診断できるなんて不思議ですが、有名な心理学者の提唱する画像診断のようです。他にも類似の画像がネットでヒットするので試してみると興味深いですね。
この画像横顔に見えたら男性脳。正面に見えたら女性脳なんだって! 両方なら…(笑) pic.twitter.com/bDgXSiLxgO
— りーち (@ree2525) February 5, 2019
男性脳な女性と女性脳な男性の割合を検証!
メンタリスト、DaiGoさんによれば、女性でも男性脳の傾向が強いと診断される人は約10%、男性でも女性脳だと診断される人は約15%もいるようです。男性の友達だけど、一緒にいて和むし会話も弾むなあ、でも恋愛関係になるにはちょっと物足りないような気がする、そんな男性はもしかして女性脳が強い性格の男性なのかもしれません。
また、女性の先輩なんだけど、バリバリ仕事をこなして営業数字も抜群、いやな上司から女性社員を守ってくれる素敵な人は男性脳が強い女性かもしれませんね。
男性脳の性格と特徴4つ!
男性脳が強い人はどのような性格の特徴があるんでしょうか。
①論理的
男性脳の特徴は、論理的で目的が無いと動けないところ。何よりも目的達成を重視しているため、効率的な思考をして無駄がない動きをしたいと考えます。そのため、女性のとりとめのない話を聞くのは苦手な性格になります。「で?何が言いたいの?」と男性はよく言ってきますよね。それがまさに男性脳の特徴です。
②性欲型
男性の方が女性より性交を持ちたがる割合が高いですよね。男性脳は性欲が強めの傾向にあります。これはやはり太古の昔から続く種の保存という本能が男性の方に強く刷り込まれているからかもしれません。
③シングルタスク
ひとつの事にのめり込む割合が高いのも、男性脳の特徴です。仕事に没頭してデートの約束を忘れてしまっていたり、こだわりの部品を集めて趣味のモノづくりを一日中していたり。そういった性格は女性よりも男性に多い傾向です。集中力が強い分、周りが見えなくなることが多いのです。
④効率重視
自分で目的を達成することに重きを置いているのが男性脳の特徴です。自力でかつ最短で物事を解決したいと考えるため、あまり人に相談をしません。周りの、特に女性からのアドバイスを雑音ととらえがちな性格は男性脳的です。
女性脳の性格と特徴4つ!
女性脳が強い場合の性格の特徴を見てみましょう。
①感情的
女性脳は感情の情報量の割合が多いため喜怒哀楽がはっきりしていて、感情的になりやすい特徴を持っています。喧嘩になったときに途中ワッと泣き出したりするのは、圧倒的に女性の方が割合が高いですよね。それはまさに女性脳の特徴です。
②物欲型
女性は男性よりもショッピングが好きな割合が圧倒的に高いですよね。恋愛関係になる男性に経済力の高さを条件とする人が多いのも、物欲が高いからといえます。女性脳は男性脳のように性欲に走るのではなく、物欲に走る傾向が高いようです。
③マルチタスク
ひとつのことにのめり込むよりも、色々なことを同時に、並行的にこなすことが得意なのは女性脳の特徴です。家庭生活はまさにいろいろなことが同時進行で行われます。煮込み料理をしつつ、洗い物を片付け、テレビを見ながら洗濯物をたたみ、といった具合です。家事をする場面というのは女性脳の独断場と言えますね。
④協調性重視
友人との会話についていくために流行りの音楽を聴く、ドラマを見るという行動をとるのは女性の方が割合が高いように思います。これは、周囲と同調したり自分に共感されたりすることを喜びと感じる女性脳の特徴です。自分がどう思うかよりも相手からどう思われているかに重きを置く協調性重視の性格になります。
会話でわかる男性脳と女性脳の決定的な違いとは?
夫婦やカップルで会話しているとよく起こる展開として、女性はその日の出来事を喋り、男性は気のない相槌を打つだけ、途中で女性が「ねえ、私の話聞いてる?!」と感情的になり、男性側は「聞いてるけど、結局何が言いたいのか、したいのかが分からないよ。」と応え、女性が「もういい!」と会話を打ち切る。あなたも経験がありませんか?
男性脳の思考としては、女性が何を望んでいるのか、例えば相談事があり解決方法を探しているならば真剣に解決法を考えてあげるつもりはあります。しかし女性の話が色々な内容に飛ぶため、結局会話の本題が見えず次第に面倒になってくるのです。論理的思考を進めたい男性脳がここに作用しています。
一方女性脳の思考としては、雑多な日常に起こったことを誰かに話して「分かる分かる」と共感を得たいだけなのに、本題が何かと迫られ会話の腰を折られてしまい、女性側としては本題があるわけではないので、じゃあもういい、となってしまうのです。
論理的思考を好む男性脳と感情的で論理的思考が苦手な女性脳の決定的な違いが原因なのです。
男性脳と女性脳の違いを4つの具体例で比較!
男性脳と女性脳の違いが明らかになる場面を想定して比較してみましょう。
①相談する時の男女の思考の違い
男性脳と女性脳では、そもそも「人に相談する」という行動を起こす目的が違うようですね。
男性脳の思考パターン
自分が誰かに相談する場合は、最善の解決策をできる限り早く教えてほしいと考えています。それができないのであれば、自力で解決するので分からないなら、いいよとあっさり引き上げてしまいます。
自分が相談を持ち掛けられたら、最善の解決策を提示してあげるつもりはあるが、結局何が困っているのかどうしたいのかを分かりやすく相談してほしいので、とりとめのない相談をされるとイライラしてしまいます。
女性脳の思考パターン
自分の悩みについて、もやもやを吐き出したいので、ただ聞いてほしい。そして、「大変だったね、分かるよ気持ち。」と共感してほしいのです。そこで、「あなたのこういうところが良くないんじゃない?」なんて批判されたら、一気に興ざめしてしまいます。
②道に迷った時の男女の思考の違い
デートで新しいスポットに出かけたけれど、道に迷ってしまった!そんな時も思考回路は男性脳と女性脳では違います。
男性脳の思考パターン
自分で目的を達成することに、重きを置いている男性脳。道に迷った場合も、自力で解決したいと思っています。女性が横からアドバイスしてきますが、正直うるさくて集中できないから黙っていてほしいと思ってしまうのです。
女性脳の思考パターン
2人で協力し合って解決したいと思っているので意見を出すがことごとく却下されるため、さっさと人に尋ねればいいのにと思いつつ次第にイライラしてきます。
③喧嘩した時の男女の思考の違い
ただでさえ、思いのすれ違いがあり喧嘩になっているのに、男性脳と女性脳の思考の違いによってますます関係がこじれてしまう事があります。
男性脳の思考パターン
今回のケンカの原因を突き止め、一番早い解決法を考えたい。怒っているわけではなく考えに集中しているのに、なんで黙ってるのかとか、そういえばこの前も、と今回の喧嘩と別の件を持ち出してくる女性に困惑してしまいます。
女性脳の思考パターン
感情が爆発してしまい、とにかく思いを全てぶちまけずにはいられない状態になってしまいます。相手にももっと感情をさらけ出してほしいのに、押し黙ったままなので余計に不安になり突然泣き出したりしてしまいます。
④ストレス解消法の違い
男性脳と女性脳のストレス解消方法は、真逆のようですよ。
男性脳の場合
男性は何かに一点集中するか、もしくは本当にぼーっとするかで、他の余計なことを何も考えない時間がストレス解消になります。趣味のプラモデル作りに没頭して休日を過ごしたり、黙々と公園をジョギングしたり、喫茶店でぼーっと煙草をふかしてコーヒーを飲んでいたり。これも大事なストレス解消の時間です。
女性脳の場合
カフェでおしゃべりに花を咲かせている女性たち、話の内容はお互い自分の事を好き勝手に話していて、噛み合っていないように思う時もありますが、感情を吐き出してかつ、批判されないことが重要なのです。お互いの話をしたあとはスッキリして、楽しかったね!となるのです。
男性脳と女性脳ができたルーツを解説!
太古の昔、男性は狩りへ出かけ、女性は巣である家と子供を守るという位置づけでした。
遺伝子レベルで染み付いてしまった役割や習慣により、男性脳と女性脳に違いが出てきたと言われています。
男性脳ができた過程
狩猟の現場では常に死と隣り合わせの危険が待ち構えています。敵に襲われたときに躊躇している時間はありません。即座に判断し応戦することが必要だったため、無駄を省き、目的達成重視の脳になっていったのではないでしょうか。
女性脳ができた過程
男たちが狩りで家を留守にする間、子供を守がるのが仕事なので周りの人間と協力しあい、いつ襲ってくるか分からない侵入者に備えることが重要です。そのためにはコミュニケーションを取り信頼関係を築くことが大切なので協調性重視の脳になったと言われています。
男性脳と女性脳!それぞれの得意分野を検証!
男性脳と女性脳はそれぞれに得意分野も違います。
男性脳な人の得意分野
男性脳は空間認識能力にたけていて、自動車の車庫入れや地図を読むのが得意です。理数系の科目に強い割合が高いです。運動では、小脳の活動が優れているため、水泳や短距離走など瞬発力がともなう競技で力を発揮します。エンジニアや研究者に比較的男性が多いのは、高い集中力を発揮するからでしょう。
女性脳な人の得意分野
言語能力に優れていてコミュニケーション能力にたけているので、相手が求めるものが感覚的に分かるのが女性脳です。国語や英語の教科が得意科目の人が割合多いでしょう。看護師やCA、保育園の先生に比較的女性が多いのも、相手の求めていることが理解できて希望に沿った対応ができるからでしょう。
上手に付き合うための男性脳と女性脳それぞれの対処法とは?
たくさんの違いのある男性脳と女性脳ですが、対処法を知っていれば、無駄なトラブルやけんかを避けられますよね。
男性脳な人への対処法
論理的に物事をすすめたいので、男性に意見をいう時は、順序だてて、結論や要望を端的に話をすると聞き入れてもらえやすいでしょう。その人が仕事や趣味などに集中している時は邪魔されることを嫌いますので、その間はそっとしておきましょう。
また褒め言葉に弱く、賞賛されるのは大好きなので、彼が何かの説明をしているときは、きちんと最後まで聞き褒めてあげるとよい人間関係が築きやすいでしょう。
女性脳な人への対処法
感情的に話し出したときは、ひとまず聞いてあげることです。その気持ちわかるよと言ってあげてください。間違っても、話の途中で君も悪いよね、なんて批判的なことは言ってはいけません。自分は君の味方であると伝えてあげると安心します。平常心に戻れば、アドバイスを素直に聞いて受け入れる気持ちになります。
男性脳には理解できない?女性脳の恋愛傾向2選!
恋愛中に、「どうして分かってくれないの」と女性は思い、「なんで怒ってるんだろう?」と男性は意味が分からない。そんなすれ違い経験がありますよね。男性脳には女性脳の恋愛観がなかなか理解できないのです。
①なんでも聞きたがる
女性脳の恋愛観は、喜びや悩みは共有し、二人の親密な関係を作りたいというもの。今日私の一日はこんなだったけど、あなたは?とお互いの日常生活の様子も知りたいのが女性脳の恋愛観です。しかし男性脳は一緒にいるときならともかく、離れている時に何をしていたかなんて報告義務はないと思っていて、知ったところで役に立たないことをなぜ知りたがるのかと不思議に思うのです。
②考えていることがわかりにくい
相手の表情や声のトーンなど少しの変化にも敏感に反応できる女性脳と違い、男性脳は相手の感情にとても鈍感です。表情やしぐさで腹を立てている、落ち込んでいることを表現しても、「なんか変だな」と思うだけで深く考えようとはしません。なんで「これが原因で怒ってます」と分かりやすく言わないんだろう、と思うのです。
女性脳にピッタリ!相性のいい男性の性格3選!
なかなか分かり合えない男性脳と女性脳ですが、次のような性格の男性なら、女性脳のあなたとの恋愛関係をうまく築けそうですよ。
①積極的に行動できる
自分の得意分野については自慢ばかりするのに、自分の未体験のことに対しては尻込みしたり、けなしたりする男性は恋愛対象としておすすめできません。積極的に新しい事にチャレンジする男性ならば、二人で新しい楽しみや幸せを見つけて共感できる人です。
②他人の指摘に素直
女性脳は彼氏に何か起こったときに、アドバイスをして助けたい気持ちであふれています。しかしその時に聞く耳を持たない彼氏ではがっくりしてしまいます。男性でも周囲の忠告や意見を素直に取り入れるタイプの人となら、助け合ってよい恋愛関係が築けるでしょう。
③喜怒哀楽を表現できる
男性は女性ほど感情表現が上手ではありませんが、一緒にいるときに感情表現を見せてくれなくては、私といても幸せじゃないのかな、と不安になるのが女性脳です。喜怒哀楽を表現してくれる男性なら、疑心暗鬼にならず信頼関係のある恋愛ができるでしょう。
それぞれの特徴を知って上手に対処しよう!
いかがでしたか?男性脳と女性脳の思考の違いは、日常のコミュニケーションで「すれ違い」を生む原因になっていますが、それぞれの特徴を理解していれば、無意味なストレスやケンカはなくなり、よい関係が築けるはずですよ。