迎え舌はNGマナー!原因や与える印象・改善方法など徹底解説!
迎え舌というのをご存知ですか?食事のマナーの一つですが知らない人も多いようです。無意識のうちにやっていると相手に下品な印象を与えてしまう行為なので改善が必要です。今回は迎え舌になってしまう原因から取り組みやすい改善方法までご紹介します。
意外と多い迎え舌!あなたは大丈夫?
迎え舌といのは多くの人に不快感を与えてしまいますが、自分ではなかなか気づけないものです。なぜならマナーというのは他人が注意しづらいものだからです。今回は自分が迎え舌になっていないかチェックすると同時になっていた場合の改善方法をいくつか紹介します。
そもそも迎え舌とは?
迎え舌とは、口の中に食べ物を入れる前に舌が食べ物を迎えに行ってしまう事です。大きく口を開けて舌を出して食べているような状態ですので、あまり気持ちの良いものではありません。時には咀嚼していた中身が見えてしまう事もあるので一緒に食事をしている人に不快感を与えてしまいます。
迎え舌になってしまった原因7選!
どうして迎え舌になってしまったのでしょうか?普段の生活から子供の時の癖等色々な所に原因は隠れています。自分が迎え舌になった原因は何かを突き止めて改善に方法を見つけましょう。
親のしつけが原因
子供の頃に食べ物をこぼさないように食べる方法の一つとして舌で迎えて食べていたり、顎の発達が未熟で舌が出てしまう事があります。それを親がしつけしないままだと大人になってもその癖が残ってしまい迎え舌になってしまう事があります。
迎え舌になってしまうと大人になってから苦労するので子供の時から舌を出して食事をする事はマナー違反だと伝え、しつけをしましょう。
おしゃぶりや哺乳瓶が原因
生まれてすぐに口に咥える哺乳瓶の乳首の形やおしゃぶりの形が赤ちゃんの口の動きに合っていない事があります。合っていないと顎の発達や舌の動きに支障が出てしまい迎え舌の原因になってしまう事があります。
人気のベビーグッズを買ってあげても赤ちゃんに合っていなかったら悪い癖をつけてしまう原因になるので赤ちゃんに合ったベビーグッズを与えてあげましょう。
やわらかいものばかり食べている
柔らかいものばかり食べると顎の力が減少します。顎の発達は舌の動きと連動しているので顎の力が弱いままだと舌をしまう力が弱くなってしまいます。その結果として迎え舌を引き起こしてしまう事があります。
現代は柔らかい食べ物で溢れているので、ついつい柔らかい食べ物を食べてしまいがちですがたまにはしっかりと顎を動かして顎の力をつけたり、衰えたりしないようにしましょう。
舌を動かすのが下手
舌が口の中で正しい位置にいないと迎え舌になってしまう事があります。正常な位置は上顎に舌先がくっついている状態ですが、舌を動かすのが下手な人は前歯の裏にくっついていたり、もっと前に出ていたりしています。
一口の量が多すぎる
一口に運ぶ量が多いとこぼさないように意識が集中してしまい、迎え舌になりやすくなります。食事をしている時は自分では気付きづらく、そのまま癖になっている事があります。
自分が迎え舌になっているかもしれないと感じる人はいつもの一口を少なめにする事で解消されるかもしれません。
口で呼吸をしている
口で呼吸している人は口が常に開いている状態です。口が開いている状態だと舌が前に出やすくなり迎え舌の原因になってしまいます。鼻炎等で口呼吸じゃないと難しい人もいますが、そうでない人は鼻呼吸を意識する事で迎え舌が改善されるかもしれません。
よく噛まないため
食事の時によく噛まずに飲み込んでしまうと顔周りの筋肉や舌の動き等が発達しづらくなります。そうなると舌を口の中で収める事が難しくなり、前に出やすくなります。
よく噛まないのは消化に悪いという理由でよく聞きますが迎え舌の改善方法としてもよく噛む事が推奨されます。
迎え舌が与える印象4つ!
迎え舌は本人には気づかないことが多いのですが、周りの人にはどういった印象を与えているのでしょうか?下品だと感じるマイナスな印象から可愛いなと感じるプラスの印象まであるようですので、いくつかご紹介します。
迎え舌はNGマナー!
そもそも迎え舌はマナー違反な行為です。ですので、食事マナーに厳しい日本人からすると迎え舌を見ただけでもマナーがなっていない、親はしつけをしなかったのか等のマイナスな感情を持たせてしまいます。
不快、気持ち悪い
舌は内臓の一部ですので、それを食事中に見てしまうという事で気分が悪くなってしまう人もいます。しかも口の中の食べ物が見えてしまうと下品に見えますし、中にはイラッとしてしまう人もいます。少なくとも人の食事中の口内を見てしまうのは気持ちが良いと感じる人はほとんどいないでしょう。
下品
舌を出して食事をしている様子が犬を連想させてしまい、下品に見えてしまいます。また、食事中に舌を出しているので口の中に入ってる食べ物が見えてしまう事もありすごく不快感を感じます。
また、この人はマナーを守らないんだなという見方もされてしまいますので、そういう意味からも下品と捉えられてしまいます。下品な食べ方は色々とありますがその中でも迎え舌は相手を不快にさせやすいものです。
セクシーかもと思う人も
今までマイナスの意見を紹介しましたが、中には舌が見えることがセクシーだと感じる人もいます。舌の動きが見える事で官能的に見えるみたいですね。他には舌を出している所が可愛いと感じる人もいるようです。
このように良い方に捉えてくれる人もいますが、やはりマナー違反ですので不快感を覚える人の方が大多数のようです。
迎え舌の改善方法6つ!
周りに悪い印象を与えてしまう迎え舌ですが、ちゃんと改善方法もあります。癖になっているのですぐに治す事は難しいかもしれませんが、意識して食事をする事で確実に改善できます。いくつか紹介するので、ぜひ実践してみて下さい。
地道に正しい食べ方を身に着ける
迎え舌は顎の発達が未熟でなってしまうという人を除けば、一口の食べ物の量が多すぎたりよく噛まなかったりと他の部分で食事のマナー的に褒められたものでない事をしている人が多いです。
ですので、迎え舌を治したいけど改善方法が分からないという人は、よく噛む事を意識する事から始めてみる等、自分の中で一番取っ掛かりやすい癖から意識して改善すると自然と迎え舌がなくなっていたという場合があります。
一度に口にいれる量を減らす
迎え舌になりやすい原因として、一口で大量の食べ物を入れてしまう食べ方があります。この食べ方だと食べ物がこぼれないように自然と迎え舌になってしまいます。一口でいれる食べ物の量を少なくすることで食べ物がこぼれてしまうかもしれないという心配がなくなり、舌で迎えに行く動作がなくなりやすくなります。
ゆっくりと食事をすることを意識する
ゆっくり食事をする事で気持ちに余裕が生まれ、丁寧な食べ方がしやすくなります。丁寧な食べ方というのは一口に入れる量が減るので大口を開けて食事をする事がなくなったり、よく噛む事で食事自体を楽しむ事ができるようになります。
これぐらい心に余裕が出てくると迎え舌になっていないかという意識も持ちやすいので迎え舌にならないように気を付けて食べられるようになります。
よく噛むことを意識する
よく噛む事で顎の発達や顔周りの筋肉、舌の使い方等が鍛えられます。顎や舌の使い方が上達すると舌が前に出にくくなり、迎え舌の予防になります。それによく噛む事で味わって食べられるので食事自体が楽しめられるようになります。
口を閉じる癖をつける
これは食事だけでなく日常生活の時から気を付ける事ができる改善方法の一つです。迎え舌は食べ方の問題ですが、原因の一つとして舌先の位置が迎え舌をしない人に比べると前に出ているのが原因の一つです。迎え舌をしない人は舌先を上顎あたりにつけている事が多いのですが、日常生活から口が開いている人は上顎に舌先は付けづらいです。
ですので、自然と舌先が前に出てしまい、食事の時に迎え舌になりやすくなってしまいます。日常生活から口を閉じる癖をつけて舌先の位置の上顎につけるように意識すると迎え舌を改善できる一つの方法になります。
子どもの迎え舌の改善方法
大人になっても迎え舌が治らない原因の一つとして子供の頃にしつけされなかった事が一つあります。そもそも迎え舌というのを知らない人もいるので、親が迎え舌を知らずにしつけできなかった場合もあります。
ただ、知らなかったからしつけできなかった。では、子どもが大きくなってから可哀想なので、気づいたら注意してあげて舌がでている事はみっともないことだと教えてあげましょう。
改善方法は言ってあげて子供自身に意識させる事でほとんど改善されます。それでも中々治らないようだったら顎の発達等の関係があるかもしれないので、よく噛んで食べる事やたくさんお話しして口を動かす事で舌の使い方が上手になり迎え舌が改善する事ができます。
迎え舌は印象が悪い!癖になっている人は改善しよう!
迎え舌はほとんどの人の印象がマイナスです。一部を除いてセクシーと感じる人もいるみたいですが、少数派の意見になりますので、わざと舌を出している人は注意しましょう。相手に不快感を与える食べ方だけでなく下品な人だというレッテルも張られてしまう可能性もあります。
また、小さいお子さんがいる方は子供が迎え舌をしていると思ったらすぐにしつけしましょう。毎日の積み重ねが大事ですので根気よくしつける事が大事です。
改善方法は一口の量を減らしたりよく噛んでみたりとすぐに実践しやすい事なので迎え舌かもしれないと思った人はすぐに実践してみてみましょう。